雲出川

対象 アマゴ(たまにニジマス、ごく稀に岩魚)
日券 ¥2000(解禁日のみ¥3000)  年券 ¥5000(支流によって若干異なる。年券のみの支流もある)
遊漁期間 3月下旬〜4月下旬(支流によって異なる。統一してほしい)〜9月30日
解禁日 坂本川:3月末(3月最後の日曜日) その他支流は漁協の支部によって異なる
※漁協解散(雲出川漁協の支部?)又は漁協権権利放棄のため、一部支流で遊漁料金が無料となったとの情報あり。
 2013年7月、三重県水産室に確認したところ、近鉄鉄橋より上流全ての川(長野川・榊原川など支流も全部)に、雲出川漁協の漁業権が(再?)設定されたとのこと。どう見ても増殖活動を行っていない支流が多く、有料河川である表示もない場所が大半だが、こんな大雑把なことで良いのか?
漁業権を承認するということは、知らずに釣った人への罰則も認めるという事なんですが。周知徹底が全く成されていません。

釣り場周辺の地図
 名古屋・津方面からは国道23号線〜国道165〜雲出川本流沿いの名松線に沿って進んでください。間違っても国道368から来てはいけません。国道っていうより一部区間はグネグネ道の
林道です。
地図の場所は美杉の道の駅近辺。きれいな公衆トイレはここしかないので、家族やカップルで行かれる方は、ここを拠点に各川へ行くのがベストかと。
釣り場の天気情報
雨量 水位情報

釣行記 2002年 5/25 6/14 7/15 8/5 8/15 9/11
釣行記 2003年 3/30 4/13 5/18 6/14 6/21 9/24
釣行記 2004年 3/28 4/11 4/25 7/4 8/27
釣行記 2005年 3/27 4/2 4/9 4/29 5/2 5/21 6/4 6/18 7/9 7/17 9/3
釣行記 2006年 3/26 4/1 4/16 6/24 9/2
釣行記 2007年 3/25 3/31 5/4 5/12 6/17 7/22 8/4
釣行記 2008年 3/30 4/12 4/28 6/28
釣行記 2009年 3/29 4/29 8/14
釣行記 2010年 3/28 4/29  5/8 7/10 9/23
釣行記 2011年 8/5
釣行記 2012年 4/1 4/28 7/14
釣行記 2013年 5/12 8/3
釣行記 2014年 3/30・5/17 7/5
釣行記 2018年 3/25 4/21 6/7


管理人のメインフィールドです。



 川の規模的には大きいのですが、アマゴが釣れる上流域では流れも水量もかなり貧弱です。

ただし水質は抜群

普通にワサビがはえてるぐらいですから。
近くに民家が点在してる里川にしてはかなりのレベルじゃないでしょうか?

 使用するロッドはせいぜい4番まで。個人的には2番ぐらいがベストと思っています。

とかいいながら自分はこの川では4番使ってるんで、もしかしたら何か裏があるかもしれません。(まぁその事は自分のフライのスタイルにも関係してるんで、気が向いたら一言二言のコーナーに書くと思います)


(クリックで拡大)  


それ程大きくないし稚魚放流の魚だと思いますが、
個人的には一番気に入ってる写真です)

アマゴが釣れる場所は上流部の各支流。(本流にもいると思います)
遊漁証は各支流によって異なる
ので注意してください。


具体的にオススメの支流を紹介してもいいんですが、それ程たくさんあるわけでもなく(坂本川・太郎生川・八手俣川等、五箇所程度)みなさんの『探す』楽しみまで奪ってしまいそうなんでここでは伏せておきます。
二時間もあれば大体の支流見て回れるんで、気に入った川に入ってください。

『河川名は公開とか言いながら、出し惜しみするなよ。チッ!!』

なんて声がどこからともなく聞こえてきそうですが、さすがにこの規模の川で
『○○橋の20m上流のプールで尺上三匹釣りました!』なんて書いたら、次の日には監視員が整理券配るような事態になりかねないので、そこまで詳細なことは書きません。


長良川などの大河川なら人がいれば別のポイントへ移動できますが、この規模の川だと移動できるポイントが限られてますんで。
て言うより、ある程度は皆さんの足使ってください。

それの方が絶対楽しいです。



左上 北緯 : 34度30分30.6秒 東経 : 136度18分37.6秒 右下 北緯 : 34度30分29.7秒 東経 : 136度18分43.6秒 Y方向 : 25.448m X方向 : 152.776mの区間でたくさん釣れます!! って公開の仕方やろうと思えばできます。パソコンの一つの機能ですから。
でもこれって釣りじゃなくて宝探し大会ですよね?



でもまぁ、一応の目安はあります。

雲出川の流れる美杉村(現在津市と合併して津市美杉)はアマゴの養殖や釣り産業に力入れてるんで(杉以外に特に名物が無いって言ったら、それまでだが)アマゴの釣れる所は立て看板とか出てます。


『ようこそ!アマゴの里へ』とか左の画像みたいな『有料河川』ていう看板があるところなら90%釣れます。




残りの10%は何かって? 決まってますよ


テクニックとです


 解禁日が通常の川より1ヶ月ほど遅く(4月1日前後)ミッジに頼る事はあまり無いです。解禁から#16ぐらいのドライで十分釣りになります。
水深が深いところもほとんど無く、ニンフの出番も少なめ。

点在する淵を丹念に攻めるより、どんどん釣り上がったほうが釣果は期待できます。
夏からは鮎釣りでフライは肩身が狭くなるので、上流部の藪沢に逃げましょう。



ちなみに『美杉』ってぐらいですから周囲は杉だらけです。


自分は花粉症なんで,、毎年シーズンになるとポリタンクにガソリン入れて焼き払いたくなる。(←オイ)

ただ、美杉で釣ってる時より津市市街に戻ってきてからの方が花粉症の症状は酷くなる気がする。車の排気ガスが花粉症の症状を悪化させるってのは、本当かも知れない。



一般的に杉山(人工林)は保水力が低くて川は貧弱と言われてますが、美杉の山はよく手入れされていて、土砂が流出していたり木が川に倒れこんでるような所はほとんどありません。

かなりの雨降っても濁りが出ることは滅多にありませんので、管理がしっかりしてる山は、人工林でもかなりの保水力があるようです。



釣りに関しては解禁日が4月1日前後と他に比べて遅め。5月ぐらいまでは成魚放流の魚が釣れます。
それに混ざって去年の稚魚放流の魚(12〜3cmぐらい)が多量に釣れます(釣れてしまう)

当然ながらこれらのチビアマゴは必ずリリースしていただく事を、キープ派の方々には切にお願いします。


しかし、梅雨が明けて夏になると、去年の稚魚放流の魚もヒレが回復し、一番上の写真のようなすばらしいコンディションになって楽しませてくれます。

 個人的にこの川は夏に面白い所だと思っています。

(←クリックで拡大)
左のアマゴは、おそらく稚魚放流2〜3年の魚だと思います。
こんな魚がいつでも釣れる川になってほしいと心底思います。
キープされなければ、雲出川にはこんな魚を育む力があるのでしょう

 

最後に支流・坂本川の上流部にはニジマスやアマゴの料理を出してくれる所があり、家族連れで行くならこちらがお勧め。

各所にあるこれらの川魚料理屋が、魚の養殖も手がけてるのですが、他の地域から卵を持ってきて養殖してるのではなく、雲出川産のアマゴを養殖してるそうなんで、その事も管理人がこの川を気に入ってる要素です。

私が個人的に行っている地元・安濃川での発眼卵放流も、この川から卵を仕入れています。


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