2018年3月25日 三重県
雲出川(坂本川)


 久々に解禁日にホームリバーである坂本川へ出撃しました。
 ホームリバーとはいえ、子育てと仕事で忙しく、また、この2〜3年は工事の影響で濁り・泥の堆積があり、すっかり足が遠のいていました。
まともに釣るのは4年ぶり(!)だったりする。

 とはいえ、この川での解禁はあまりいい思い出がない。前日からテント張ってる人や釣った魚でバーベキューしながら酒盛りする人、人だらけ・ゴミだらけで、魚の持ち帰りに命を懸けてそうな人達がやりたい放題。

早朝から早起きする気にもならず、お昼過ぎに現地到着。「誰もが覗き込む」と言われる魚末アマゴセンター近くの橋の下のプール。

見ている目の前で餌師が1匹釣り上げる。いや、ちょっと待て。なんだこの人の少なさは??

1人しかいない。置き竿置きクーラーなし。解禁日でこの人の少なさは異常だ。

しかも、放流されたアマゴがかなり残っている。昼過ぎにはうんともすんとも言わなくなったアマゴ数匹が残る事はあるが、明らかに釣り人の数が少ない。

とりあえず、タックルを準備して川へ入る。最初少しだけドライを使っていたが、ハッチも少なかったので早々にニンフに切り替える。

爆・釣★


いや、もう本当に止まらん。GRHニンフ、ミッジピューパ、ピンク色の管理釣り場チックなニンフ。底付近に沈めればかなりのアタリがある。
100m移動しない間に10匹以上を釣り上げ、動画やら水中撮影に興じる。

 上の動画の方が分かりやすいが、橋の下のポイント以外にもアマゴは結構残っており、放流を相当頑張ったか、釣っている人が相当少ないのは明らか。

 時折、ヒレの伸びた野生っぽいアマゴも釣れる。ここまで釣って気付いたが、毒々しい濃い朱点のアマゴは放流が減ったようで、釣れた魚は以前に比べかなり綺麗になった印象だ。
 また、魚のサイズも平均20cmを超えている印象で、今後もこの状況が続くな非常に魅力的な釣り場になるだろう。ただし、いつの間にやら日券が¥2000に増額されたけどな(汗)

 気温の上昇と共にハッチが増え、今度はドライで連発。最初は#18のCDCミッジピューパなど、それなりに真面目なフライでないと見切られたが、大型のメイフライが出てくると何でもよくなった。

移動した距離は300m足らずで40匹を超える。
別の場所も見たかったので上流へ移動すると、養魚場のオバチャンがいたので挨拶。

「スゲー釣れます。川も綺麗やし魚も綺麗。過去最高のコンディションちゃいますか?」

「やっぱりそう?雨降って水が良くなったし、他の人もようけ釣れたて喜んでるわ」

「一時に比べ、人がメッチャ少ないんですけど、ここ数年こんなもんでした?」

「そりゃー、昨年は全く釣れんかったからな!今年は誰も来やんやろ!」



・・・すごく納得した。


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