9/3 三重県
雲出川


 8月の太田切川以来、しばらく釣りに行ってない・・訳ではなく、先週、先々週と安濃川へ発眼卵放流の調査がてら釣りには行っていました。
水温が想像以上に高く(25度近い)心配ですが、アマゴは泳いでたので何とかなるでしょう。秋に向けて、近日中に発眼卵放流の新ページをアップ予定です。

さて、釣行記の前にアイテムを一つ紹介。

C&Fの3in1クリッパーです。


C&Fデザイン CFA−42 スリーインワンクリッパー

詳細はこちら。でかく見えるけどそうでもない。

毎回買っていたTMCクリッパーが寿命になり、太田切川の帰りに立ち寄ったラストホープで品物を手にして考えてしまった。

このクリッパー、ご存知の方も多いと思うが替え刃が3枚付いてるんです。刃はC&Fお得意のマグネットによる磁力固定式。と言う事は、¥2200出しても実質クリッパー4個買ったことになり、長い目で見れば¥550程度の買い物か・・?。

しかも、取り外し可能なスレッダーが付いてくる。

思い切って購入し、早速フィールドで実験。

  

最も気になったのは右上の写真の刃の部分。
両刃ではなく、TMCセラミッククリッパー同様片刃で”押し切る”タイプ。従って、フライを結んで余分のティペットをカットする時などは、ギリギリで切るのが苦労する。・・・・かと思ったが、刃が結構先端ギリギリに付いてて気にならないレベル。
しかも、刃の部分を下にして使えば、さらにギリギリでカットできる事が判明。スレッダーは回転式でうまいこと収納できます。

ちょっと使い辛かったのはアイクリーナー。
慣れの問題かもしれないが、いちいちスレッダーと一緒に出さなくてはならない。しかし、針はかなり鋭く、#30フックのアイでも通せるような気がする。最も重要な切れ味は、片刃とは思えないぐらい良く切れる。

もう少し使ってみて、詳細を後日報告します。



++++

秋の気配が漂い始めた初秋の雲出川に11時前に到着した。水量はやや回復し、透明な水が流れている。
昨年の台風の影響で平坦な流れになっていたポイントは、少しずつ深みなどの変化が出てきている。

まず最初の流れ。いかにも釣れそうな雰囲気だが良型の反応は無かった。
キャンプ客も姿を消し、快適に釣りあがる。6月上旬には小指サイズのアマゴが群れていたポイントへ移動。3ヶ月でどれ程成長したか楽しみだ。

ピピピピッ・・・。指サイズが沢山釣れる。意外と早く成長するようで、倍ぐらいの体長になっていた。が、それでも中指+3センチクラス。

来年の解禁には15センチぐらいにはなっているのだろうか。

大きくてもこのサイズ。夏休みを生き抜いただけあって、フライへの出かたは神経質そのもの。さらに疑り深い魚はこの時間、フライを見にも来ていないだろう。

最初、乾いた風で心地よい釣りだったが次第に気温が上昇してきた。
一気に上流へ移動。

ブッシュが濃く、釣りにくいためこの時期でも魚が残っている区間・・・のはずが、かなり厳しい。途中やや大物を掛けたが流木の下に逃げ込まれそうになり、一気に抜きあげたらプリンッと針が外れて帰っていってしまった。

やはりこのサイズしか相手にしてくれなかった。もう少し水量が増えて気温が下がれば、今シーズン最後の釣りが楽しめそうだ。
今年の雲出川は解禁から終盤まで、意外なほど魚が多く残っていた。

小型が大量に残っていることからも、来年は期待できるかもしれない。


途中、普段は行かない支流へ入る。急勾配の斜面を登っていくと、「こんな所に・・・」と思わせるに十分な存在感を持った堰堤がそびえ立っていた。おそらく鋼製治山堰堤の一種。

写真を撮影したらオーブが多数写ってしまった。こわいよー。・・・・な訳が無い。

一時コレを心霊写真だと騒いで放映したバカテレビ局があったが、間違いなくレンズの汚れか微小な水滴又は塵の反射による影響です。

 以前、煙草の煙でモウモウとなった飲み会の席上で写真撮ったら、豪華にも100個ぐらいオーブが写ったことがあります
あれが全部霊だったら、管理人とっくに呪い殺されてますがな。


トップメニュー釣行記> 9/3三重県 雲出川