6/14 三重県 雲出川
朝、目が覚めた。というよりほとんど寝られなかった。
なぜなら今日はワールドカップ日本決勝進出が決まる大事な一戦。夜遅くまでテレビ見てたら目が冴えて、気付いたらそのまま朝になってしまった感じだ。
時計を見るとAM5:00。雨は降ってない。
今日はバイト休みだしキックオフは三時過ぎからだし、梅雨だからしばらく釣り行けないだろうから、思い切って釣りに行くことにした。
天気予報を見ると降水確率50%
今は降ってないけど、なんなんだよこの中途半端な確率は。
チュニジアの選手は雨に慣れてないらしいから、どうせ降るならザバザバ降れよ。
以前宮川に行った時、確率40%で見事遭難しそうな大雨に見舞われたので、少々悩む。
悩んでたら6時30分になっていた(←アホ)
ようやく決断して荷物を詰め込み、一路雲出川へ。この時間なら小一時間のドライブだ
到着するとやっぱり降りそう。
今風に言えば『今にも泣き出しそうな空』
えぇい!降るなら降れよ!
先生は中途半端が一番嫌いです!(←いつから先生になったんだよ)
まぁ釣りにはいい条件なんで、釣り上がり用のパラシュートを8Xのティペットに結んで釣り開始。
若干渇水気味の川をいくと、いるわいるわ鮎の大群。
『ヌウ・・・あの流れの岩の片隅にフライを右斜め78度の角度で送り込めば・・・』
なんて戦略練っていると、足元を大量のアユがそのポイントめがけて泳ぎ去っていきます。
それも200匹ぐらいの大群で。
いくら同じ魚同士でも、背後からこんな大群が押し寄せてきたらアマゴだって
『こりゃ何かやべぇぜ!兄貴!』
『ずらかるぞサブ!』
『ヘイ!』ってなるわな(なるのか?)
フライ流す前からすでに敗北決定です。
それにしても雲出川の鮎釣りはまだ解禁していないとはいえ、こんな数のアユ見たこと無いぞ。
なんとか小さなスポットで肩身の狭い思いをしてたであろうアマゴを二匹ゲット。
鮎の大群のせいで、8割以上のポイントはフライ流す前にあきらめる羽目に・・・
ああ・・くそ。投網投げてえぇ
画像を圧縮してるんで見難いですが、右の写真の中だけでも、20匹以上います。
時々アマゴの稚魚も混ざってるんで
彼らの将来が先生心配です(←だからいつから先生になったんだよ)
こいつらがみんなアマゴだったらなぁ、なんて叶わぬ夢をみながら、今後の戦略を考える。
第一回 鮎の多い川でアマゴを釣るための 戦略会議 |
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おそらくこの鮎は放流魚
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放流したのは人間だ
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これを釣るのも人間だ
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釣りにくい所には放流すまい
↓
鮎がいなけりゃアマゴが釣れる
↓
ポイント移動だ
↓
そうしましょ
戦略会議終了(オイ)
『エーット 鮎釣りってのは囮鮎泳がせて釣るわけで、使う竿はフライロッドに比べたらすごく長くて・・・
うーん うーん 困ったな。よくわからん。生まれて今までに鮎釣りしたことって一回しかないからな(正確には20分ぐらい)
とりあえずあの長い竿を振れることが条件だから、上を木が覆ってるような所には放流しないだろう。
川幅が狭くて木が覆ってるようなポイントに移動だ。
よし!結局いつもと同じだ!(泣)
本流から藪沢にポイント移動。足元に鮎の姿は無い。
すぐに小型ながらアマゴの反応がある。
途中20cm程の良型をヒットさせたが、写真撮る寸前に逃亡(泣)
ネットは邪魔になるんでほとんど使わないんですが、カメラ持って行くときはネットも持っていったほうがよさそうだ。
緩い流れにフライを落とすと、スポッて感じでフライが消える。
反応がかなり遅れて合わせると、なにやらモタモタした手ごたえ。
寄せてくると前回に続きまたもやニジマス。
そして一匹目を釣ったポイントから数十mの範囲で、さらに二匹ニジマス追加。
右のニジの胸鰭なんか、ほとんど擦り切れて無くなってるんで、100%ごく最近放流された魚だと思います。
それにしても今年の雲出川はどうなってんでしょう? 鮎の異常な多さやニジマスが釣れたり。
一度漁協の人にでも聞いてみようかなと思います。
結局雨は降らず、サッカーのキックオフの時間まで後2時間だったので引き上げることに。
エ? なんでいきなり花の写真なんだ、ですって?
ココ見た友人に『日記サイト作ったんや』って言われて、『ハッ! そう言われたら文章が多い』て気付いたんで
日記サイトじゃないやい!! というのをアピールするためです。
どうですか? K君。君にはわからないだろうなぁ。この花の写真の芸術性の高さは。
撮った本人は花の名前なんて知りませんがね