2009年8月14日 三重県 雲出川上流
坂本川


忘れない内に、夏の記憶を少しだけメモ書き。


 結婚・子供誕生・お家建設。どれも大変だ。丸一日釣りに行ける時間ってのは、本当に貴重なんだとシミジミ実感。
多分ね、今が人生で一番大変だと思うんですよ。

 夫と呼ばれ、パパと呼ばれ、営業担当者にはご主人と呼ばれ、職場では肩書きで呼ばれる。気が付かないうちに、自分の肩には色々面倒なものが乗っかっていたみたいだ。

地元の渓で丸一日過ごせる。それだけで満足な一日。数日前の雨によって、岩は綺麗に洗われていた。

足首にデジカメを固定するとか、釣りに行けない間に考えたアイディアを色々試しつつも、反応は多数。

しかも、そこそこのサイズも時折顔を出す。
梅雨が明けて、鮎釣りが始まったぐらいからが一番楽しめる川だと以前からお伝えしているが、高速道路1000円効果で遠征している人が多いのが原因かと思う。

実際、アマゴ釣りの人は数名しか見なかった。

20枚ぐらい撮影して、ようやく撮れた水中写真がこれ。アマゴは、やっぱり水の中に居る姿が一番美しい。

夏の渓。明るくて、暗くて、何故だか分からないけど自分が子供の時を思い出す、不思議な空間。

釣れてくるアマゴは、緑色を纏っている。

見上げれば、そこには緑色の屋根がある。盛夏・真夏と呼ばれる時期。だけど、何となく物悲しい、秋の雰囲気を感じる光景。
花火の大輪が咲いた後を見届けるような心境。そういえば、2月のミッジングではこんな感情は抱かない。

この川で見たいアマゴ。朱点がほとんど無いタイプ。薄っすらとサビが出てきている。

ビックリする様な美形アマゴも登場。真夏の釣りとしては上々の釣果。


来年こそは、何度か足を運びたい。短時間でこれだけ釣れるのに、3回しか行けないなんて、5年前の自分ならあり得ない(泣)


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