5/25  三重県 雲出川



 いい加減、釣行記をUPしないと 『Fly High Fisherの管理人、実は管理釣り場しか行った事がないんだろ!』 とか誹謗中傷のメールが届きそうなんで、皆さんに楽しんでもらうために、また、三重県のフライフィッシャーの未来のため、デジカメ首からぶら下げると邪魔でしょうがネー!と思いながら釣行にむかいました。



        夏です。

目ん玉に突撃かましてくる、小さい黒い虫も準備万端でお出迎えです(マジ泣)


数日前にそこそこの雨が降ったため、川の状態はアマゴ狙いに絶好のコンディションです。


三重県ではアマゴのことをアメゴ(雨後)と呼ぶように、雨の後よく釣れる魚として、釣り師の間では認識されています。







別に三重県だけじゃネーヨ

と、思ったあなたは渓流釣りレベル中より上です。



え? そうなの? 知らなかったよ母さん!

と思ったあなたは、今日から自分のフライの腕を『中の上かな?フフン』 と他人に言うのは即刻止めましょう。


経歴詐称で訴えられます!(んなわけない)




とりあえず、今日はサイトの更新が目的なんで、釣った魚を全て写真に収めることにしました。
もう・気分は釣り雑誌のカメラマン。
一人で勝手にプレッシャー感じてます。


実は、自分自身一回の釣行で何匹ぐらい釣ってるのか、きちんと数えたこと無いんですよ。
雲出川なら半日で10匹ぐらいは必ず釣ってるとは思うんですが(※別にうまいとか魚が多いって事じゃなくて、ポイントを知り尽くしている)

 カメラ持って行く時も、2〜3匹写真撮ったら邪魔なんで車に置いときますからね。
ある意味『自分は何匹釣ってるのか?』という日頃の疑問が判明する、良い機会だと思いました。


ボウズだったらどうするの?

そんなことは頭の片隅にも無かった事から、自分の自信過剰には驚かされる(汗)



5/25  本日は土曜日。AM8時にポイントに付近まで来ると、餌釣り師が二人帰ってきます。
入溪しようとしたスペースには『なにわ』ナンバーの車が…。
今日はダメか…・・・・・。とはなりません。それどころか


全く動じません。いつものことです

何故かここは大阪方面からの遠征者が多いんです。
いつも思うのは『奈良とか滋賀にイイ川あるのになぜこんな所まで…』て事なんですけど、遊漁証買ってくれてる良識ある方々が多いみたいで、『おいでやす。三重県へ』て感じです。


とりあえず、いつもの場所から川へ。

最初に断っておくと、自分は秘密のポイントとか、幻の支流なんかで釣りはしてません。普通にみんなが釣ってる区間の一部で、フツーに横の道を軽トラが走ってく場所です。
ただし、普通の人が川から上がる所(進行方向が野バラの藪やチャラ瀬が続く所など)からが自分にとっては釣り開始場所です。


人が釣りたくなさそうな所で釣る。釣りにくい所で釣る。脇道こそが本道










男は黙ってわき見運転!(わけわからん…)


とりあえず以前紹介したアントで釣り開始。


しばらく釣り上がるが、釣れるのは・・・



                   少し小さい…



このままではは『Fly High Fisherの管理人って
『実は20cm以上の魚を釣ったことが無い

なんていう
チェーンメールが出まわりそうなので、フライをチェンジ。



#14の、X-カディスに代えてキャスト











よし!(泣)


このままじゃいかんと、ポイントを移動することに。
しかしプールを見ると、とにかく稚魚が多い。
今年放流されたものか、天然魚かはわかりませんが、どちらにしろ来年が楽しみです。

右の写真に何匹も写ってるんですが…小さすぎてわかりませんね(笑)



 場所を変えて釣りあがる。藪沢なんでこの時期は既に蜘蛛の巣が多い多い。キャストは全てサイドキャスト。ここなら餌釣り師は入れないだろと思ってると・・・

ヒレがかなり回復してます
かなり綺麗な魚体です。
拡大して見れるようにしたかったのですが
サイズが…ねぇ
水は思った以上に冷たい
魚の撮影時は、手を冷やすってのは当然。
バーブレスならなおよい

一気に平均サイズがアップしました。魚体もなかなか綺麗です。これが梅雨明けになると、銀色のすばらしいプロポーションになって楽しませてくれます。

どんどん釣り上がる。すると目の前2mの所でライズ。

?こんな所に魚が付いてるのか? って感じの場所です。とりあえずキャスト

一発で出ると同時に、下流にダッシュ! 『デカイ? いや・それほどでもない』
あえて言うなら、引きが鋭い。 寄せてくるとなにやら変わった魚体。

虹鱒だ

今年二匹目のニジです。しかし、もう7年近く通ってるこの川で、虹鱒が釣れたのは今年が初めてです。放流してるんでしょうか?それにしては数が少ない。って事は、養殖場から逃げた可能性もありますね。
釣る時は楽しいんですが、釣れた後に『なんだ・虹鱒か』ってなるのはなぜなんでしょう。


この心理状態は、暇なときにメールが来て確認すると男友達からだった時に

『なんだ。ヤローかよ』
って感覚になんとなく似ている気がするのは、自分だけか?(←お前だけだよ)


そのまま堰堤まで釣り上がる。


さらに4匹追加して、川から上がる。

ビール冷やしてた所まで降りてきて一服。当たり前のことだが
ゴミは持ち帰ろう!特に餌釣りの方、ミミズの入ってた箱は必ず捨てる規則でもあるんですか?

100%落ちてます。とりあえず本日の釣り終了。朝8時から1時までの半日の釣果です。よほど先行者が多くなければ、これぐらいは釣れると思います。

今回使用したフライはアントが8割。季節はもうテレストリアルのシーズンです。


初めての釣行記ということもあり、気合入れて書きすぎました。量的にはこれからは半分ぐらいに減らすと思います。だって疲れるんだもん


最後に、遊漁証をキッチリ買ってくれる、ゴミを捨てないつまり『普通にルールを守れる』フライフィッシャーの方々、是非一度辺境の地三重県の川にお越しください。
フライフィッシャーの交流が増えることを切に願っています。


追記

釣り終了後、ビール片手にその辺を散歩。閉め切られた状況になってる小さなプールを覗き込む。

やはりいた・・・悠に30cmは超えている。いつも一瞬姿を見せて、人の気配を察知するとすぐに隠れてしまう。この写真がどことなく盗撮っぽいのはそのためです。

気になるのはこの魚の種類。拡大したんで見てほしいんですが・・

白の斑点。それもビッシリと規則正しく並んでいる。体側面にはオレンジの帯
ニジマス? でもこんな白点なんて無かったような。
岩魚? 雲出川に岩魚はいないはず。養殖場もアマゴと虹鱒だけだ。
たまたま養殖の虹鱒に紛れ込んで、それが偶然逃げ出して、ここまで成長した?
あまりにも偶然が重なりすぎている。

一体こいつは何なのでしょうか?魚種だけでもいいのでわかる人、メールください。


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