釣行メモ
8/27 三重県
雲出川


金曜日に休みが取れたので、当然釣りに行くことにしたのですが、ここ最近不安定な天気が続いている上に、台風まで接近している。

岐阜まで行って大雨に見舞われるのは御免なので、手堅く近場の雲出川に出かけることにした。


普段よりやや大目の水量だったが、反応は渋く、釣れてくるのはこのサイズばかり。

夏とはいえ、平日の朝にこの状況はおかしい。しばらく釣りあがっていくと、その理由が少し分かった。

写真中央に見えるのは、田んぼに水を引くための水門。以前なら木の下に幅2m程の流れがあるのだが、完全に埋まってしまっている。
どうやら、かなりの大水が出た模様。

そして、すぐ後ろには大型重機がスタンバイ。農家の人にとっては生活に直結する問題だから仕方ないが、これが川の中に入るのかと思うとちょっと憂鬱になる。
そこからさらに上流へ行くと、渋い反応の理由がようやくハッキリした。







長さ100m程にわたって、地滑りがあったらしい。写真下に写っている、倒れた木の真下が川。この様子だと、かなりの土砂が川へ流れ込んだのだろう。

これらの修復工事の事を考えると、もしかしたら向こう数年間は雲出川での釣りはかなり厳しいものになるかもしれない。本当に残念だ。

ついでに、美杉村の田んぼには最近、鉄線が巻き込まれた電気柵が使用されるようになった。米泥棒が出没するのだろうか?
荒れる山、物々しい電気柵で守られる田んぼ。

古き良き日本の田舎の風景が、少しずつ失われていくのは本当に悲しいことだ。




p.s 電気柵、マジで電気流れてますので触らないように! あ、スイマセン。触ってみたんですけどね(汗)
触った瞬間は、冬にドアノブ触って静電気が飛んだときのような「バチッ」って衝撃ですが、その後、触ったほうの腕が痺れてダルくなるぐらいの威力があります。多分、肩こりは治らないと思う。


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