6/21 三重県
雲出川
梅雨の合間の久々の晴れの日、雲出川へやってきた。
しかし暑い。暑すぎる。溶けそうだ(脳みそが)
普段、ただでさえ稼働率の低い思考回路が、さらに半分程に落ち込んでいる。ボーっとしたままウェーダーをはいて川に降りると、目の前に餌釣りの人が立っていた。
いきなりやる気を奪われ場所移動。ココならいないだろうという入渓点まで移動・・・車が1台停まっている。
川に着いて30分で、今日の計画が全て水泡と帰す。
あちこち入渓点を探してたどり着いた場所は、支流との合流点。しばらく迷ったが、釣りにくそうな方へ突入。
水量が多い
数十m程釣り上がって、所々で切れたクモの巣を確認。先に入った人がいるようだ。#16のフライをくわえる事ができないような、小型の反応はかなりあるが・・。
100m程すすんで、ようやくロッドが曲がった。
これ以上は期待できそうになかったので、普段はあまり行かない、かなり上流へ車で移動。
入渓直後、1投目でフライに魚が飛び出す。20cmクラスの良型だったが、”ククッ”とわずかな手ごたえ残し、さようなら。これはいけると思って張り切って釣り上がるが、カエルが1匹釣れたのみ(足にフッキング)
川から上がり、車で下流へ。どうも先行者の気配がするので、林道と川が離れている所を探し、70mほど薮を掻き分けて川へ入る。雲出川で釣りを始めて8年。初めて入るポイントだ。
まるで別の川に来たような錯覚を覚えながら釣りを開始。ブラックアントを流れのど真ん中に浮かべたら、ゆっくりとアマゴがフライをくわえた。
『全然スレてない』見た瞬間思った。
寄せてきたアマゴは、雲出川ではまぁまぁのサイズ。この魚を釣ってからは、反応が少なくなった。
木イチゴ
近くに実っていた木苺を、5〜6個ちぎって口に放り込む。ちょっと酸っぱい。
ちなみに、家に帰ってから気づいたが、コレが今日の昼飯だった(泣)
さらに1匹追加して川から上がる。そろそろウェーダーをはくのは辛い時期になってきた。梅雨が明けたら、あのスタイルで釣りをしようと思う。
↑あのスタイル(2002 8/5釣行記参照)