2010年9月23日 三重県
雲出川(坂本川)


今年最後の渓流釣行は、雨に降られて少々テンション低めの釣りとなりました。


 午後からは曇りとの天気予報を信じ、12時ごろに坂本川に到着したものの、普通に雨が降っている。おまけに風が強く、しかも気温がかなり低め。ついでに、半袖1枚の服装と、完全に夏の猛暑を引きずった失敗をやらかし、1時間ほど車で待機する羽目になった。
少なくとも防水のパーカーぐらいは持ってくるべきだった・・・。

 暇つぶしに掃除がてら車をゴソゴソあさっていると、以前100均で買った合羽が出てきた。多少は雨と風をしのげるだろうと、安物合羽を羽織って釣り開始。

川辺には、そこ彼処に秋の気配が漂っています。秋っつーか、一気に初冬になったような?

正直、9月に良い釣りをした記憶はほとんど無い。また、発眼卵放流をしている者として、この時期に大量に釣れてしまう、もうすぐ1歳になるであろう魚(12cmサイズ)が多いのも、あまり気が乗らない理由の一つだ。

フライを流すと、そこら中からチビがフライを突っつきに飛び出してくる。

あまりにも反応が多いので、フライのサイズを普段使っている#16から#12に大きくした。
これでチビのフッキングも減るはずだ。



・・・案の定、フッキングは減ったが、反応そのものが無くなった気もする(汗)
フライを戻そうかとも思ったが、野暮なことはやめた。

雨が降っているにも関わらず、減水状態の川。この夏の猛暑と雨不足で、山がカラカラに乾いていたのでしょう。反応がないまま、水の少ない渓を釣り上がる。

特に何もしていないのに、パックリと裂けた合羽・・・。 指で引っ張ると「紙でできてんの?」と疑いたくなるほど簡単に、折り目に沿ってぺりぺり破れる。
ダメだ。やっぱ、緊急用でも、ある程度信頼できるメーカーの物を準備しておくべきだと反省。

その後、たまに釣れてくるのはやっぱりこのサイズ。午後から曇りとの予報は完全に外れ、オート撮影だとフラッシュが焚かれるほど暗くなってきた。

続けてもあまり期待できそうになかったので、一気に上流まで移動し、いかにも魚がいそうなポイントだけに絞って、動画撮影をしながら釣り上がる。
少し雲が減って、明るくなってきた。

どうってことのないポイントでフライを投じると、一発でヒット!そして横っ飛び。

頭上に枝が張り出した場所だったのでランディングに苦労したが、今シーズンの〆として納得の一匹となった。

帰り道、川岸が崩れた場所でキノコを大量に発見。なめこのような・・・?でも、なめこって、木に生えるキノコだったような・・?

小さいキノコの頭の部分はヌルヌルしており、匂いもなんか食えそう。
「食えるのだろうか・・・。でも、なんか怪しい・・・」

ヌルヌル・・(←指でつついてる)

ヌルヌル・・・


ヌルヌル・・・・・・


ヌルヌル・・・・・・・・・・・・





Σ( ̄□ ̄;) はっ!なんか変な絵面になってる気がする!!


渓流釣りの道中、キノコを見かける事が多いが、来シーズンまでに少しはキノコの勉強でもしてみようと思う。


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