狂犬病について


日本では1950年に狂犬病予防法が施行されからは、国内での
狂犬病は1956年の犬の発生が最後。
1970年に海外で犬に咬まれて、帰国後発病し死亡した例1件。
2006年にフィリピンより帰国した男性が感染して、国内で
発病し死亡した例が1件。

遠い昔のことで日本にはあまり関係のない感染症だと
思っていましたが、世界では毎年3万人~5万人の死亡例が
報告されているようです。
特にアジアの国の発生が多いようです。
死亡率がほぼ100%ということなので怖い病気ですが、
ワクチンを接種すれば、咬まれても、ほぼ100%発病を
防ぐことが出来るようです。

症状
・特徴は水や風を怖がる。
・興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱など

治療
発病後の有効な治療法はない。
※予防接種で発病を防止。咬まれてからでも有効。

病原体
狂犬病ウィスル

感染源
狂犬病に罹患した動物の唾液に含まれるウィルスが傷口などから侵入。
犬等に咬まれて感染することが多い。
*通常、人から人への感染はない。

潜伏期
人の場合は、1~3ヶ月間程度
犬の場合は、2週間~2ヶ月間程度





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    日本では1950年に狂犬病予防法が施行されからは、国内での狂犬病は
    1956年の犬の発生が最後。1970年に海外で犬に咬まれて帰国後発病死
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◇参考文献
インターネット
厚生労働省HP内
狂犬病
www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/index.html
フィリピンからの帰国後に狂犬病を発症した患者(輸入感染症例)について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/11/h1122-1.html
フィリピンからの帰国後に狂犬病を発症した患者(輸入感染症例)(続報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/12/h1207-2.html





開設日:2008/?
最終更新日 : 2010/4/16
リニューアル: 2017/08/26