人はいつか介護者となりそして介護される側になります。その日のためにきょうから少しずつ心の準備を始めてみませんか? |
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・長時間の圧迫による血行障害 ○床ずれが出来やすい原因は? ・栄養不良、貧血、皮膚の異常(湿疹、傷など)、麻痺 など ○圧迫の原因は? ・運動制限や自力では体を動かせない方が長時間同じ姿勢でいる。 ・重たい寝具類 ・湯たんぽなどが同じ部位にずっと触れている。 ・シーツのしわ・オムツの圧迫 など ●このページのトップに戻る ![]() ![]() ○褥瘡(床ずれ)の予防 ・圧迫などの軽減・除去 ・栄養状態を整える ・皮膚の清潔 ・血行を良くする など 詳細は ⇒ 「褥瘡(床ずれ)について」 ●このページのトップに戻る ![]() ![]() ○褥瘡予防の補助具について 圧力を分散する寝具類には、エアーマット、ウォーターマット 体圧分散マットレス、ムートン製のシーツ、抱き枕 などあります。 床ずれ防止用の寝具類がいろいろ販売されています。 ★ 介護用品を利用する場合は、お近くの市役所や在宅介護支援センター などで情報を提供してもらえると思います。又、介護保険で 介護サービスを受けている方は、レンタルできる介護用品もあります。 まずは、担当のケアマネジャーなどにご相談ください。 ●このページのトップに戻る ![]() ![]() マッサージの効果の一つに「血行を良くする」、があります。 皮膚が健康な状態であれば、床ずれの予防にもつながります。 ただ、マッサージをすることにより、悪化させる場合もあります。 それは、皮膚の発赤部位や床ずれになっている創部及びその周囲を マッサージすると組織をさらに傷めることになるためです。 弱っている組織に摩擦と圧迫を加えることで、 さらに組織を傷めることになります。 赤くなっている部位の対処法は、圧迫を避ける、又は圧を減らすことです。 その為には、頻繁な体位交換、エアマットなどでの減圧があります。 ●このページのトップに戻る ![]() ![]() ○バリデーション療法とは? 認知症の方とのコミュニケーション方法の一つです。 介護の分野で使用されているバリデーションの意味は、 認知症の方に尊敬と共感をもって関わることを基本にした、 コミュニケーションスキルになります。 ○具体例 肩や手に触れたりします(タッチング) 低い声で、はっきり、ゆっくりと優しい声で話します。 本人の思い出話をします(レミニシング) 本人の言ったことを繰り返します(リフレージング) 本人の好きな音楽を流します。 親しみのこもったアイコンタクト など 他にもいろいろあります。 *認知症の方に限らず、高齢の方をお世話する時にも、役立つ介護技術にもなると思います。 ●このページのトップに戻る ☆参考サイト 「公認日本バリデーション協会」 http://www.clc-japan.com/validation/index.html ![]() ![]() ○医療介護福祉士とは? 日本慢性期医療協会が創設。 介護福祉士の将来を考えた時に、キャリアアップや経済的面などから、 ケアマネジャーや准看護師を目指す人が多くなり、 経験豊富な介護福祉士の減少が懸念される為に創設されたようです。 介護福祉士の役割が今後も重要になっていくことから、 介護面だけではなく、医学的知識も充分備えた介護福祉士を 養成する目的で、今年(2010年2月10日〜15日)に 第一回目の「医療介護福祉士認定講座」が実施されました。 ●このページのトップに戻る ※参考サイト (日本慢性期医療協会HP内) http://jamcf.jp/symposium/091228annai.pdf (厚生労働省HP内) http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/12/txt/s1211-20.txt ![]() ![]() ○特定高齢者とは? 65歳以上の方で、要支援及び要介護状態になるおそれのある方。 *元気な人も含めた全ての65歳以上の方は一般高齢者。 ○特定高齢者の判定方法は? 基本健康診査と生活機能評価で医師が判断。 ○特定高齢者と判定された場合は? 介護予防特定高齢者施策に基づき、 介護予防プログラムに参加することが出来ます。 ●このページのトップに戻る ※参考文献 (厚生労働省HP内) 介護予防のための包括的な生活機能評価について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/11/dl/tp1101-2c.pdf ![]() ![]() ○介護予防プログラムとは? ・要支援や要介護状態になることを予防するための対策 *生活機能低下を早期に発見して、早期に対応をはかることが目的です。 ・介護予防における段階は、二次予防になります。 ・対象者は、65歳以上の特定高齢者で介護認定を受けていない方。 ・地域支援事業の介護予防特定高齢者施策になります。 ・サービス内容は、殆ど共通 主な内容は、運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上 閉じこもりの予防と支援、認知症の予防と支援、うつの予防と支援 など ・費用は各地域によって異なります。 プログラムの内容によっても違います。 例: 無料、数千円〜五、六千円、教材費は実費 など ○介護保険での介護予防サービスとは? ・要支援又は要介護状態の人が、悪化しないようにする為の対策 *状態の改善や重度にならないように予防するのが目的です。 ・介護予防における段階は、三次予防になります。 ・対象者は介護認定(要支援、要介護状態)を受けている方。 ・要支援の方は、新予防給付 要介護1〜5の方は、介護給付になります。 ・サービス内容は、個々に合った支援や介護が必要な為、多種多様。 ・費用は、1割負担。 ●このページのトップに戻る ※参考文献 (厚生労働省HP内) 介護予防にかかる事業の実施について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/11/dl/tp1101-2a.pdf 介護予防のための包括的な生活機能評価について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/11/dl/tp1101-2c.pdf ![]() ![]() ○生活機能基本チェックリストとは? 特定高齢者の判定方法のひとつ ○生活機能基本チェックリストの内容 ・バスや電車で1人で外出していますか ・日用品の買い物をしていますか ・預貯金の出し入れをしていますか ・友人の家を訪ねていますか ・家族や友人の相談にのっていますか ・階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか ・椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか ・15分位続けて歩いていますか ・この1年間に転んだことがありますか ・転倒に対する不安は大きいですか ・6ヶ月間で2〜3kg以上の体重の減少がありましたか ・半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか ・お茶や汁物等でむせることがありますか ・口の渇きが気になりますか ・週に1回以上は外出していますか ・昨年と比べて外出の回数が減っていますか ・周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあるといわれますか ・自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか ・今日が何月何日かわからない時がありますか ・(ここ2週間)毎日の生活に充実感がない ・(ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった ・(ここ2週間)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる ・(ここ2週間)自分が役に立つ人間だとは思えない ・(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする ●このページのトップに戻る ※参考文献 (厚生労働省HP内) 介護予防にかかる事業の実施について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/11/dl/tp1101-2a.pdf 介護予防のための包括的な生活機能評価について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/11/dl/tp1101-2c.pdf ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 開設日 : 2010/09/11 |
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