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「美味しい!」が好き

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2001年12月01日(土)

お誕生日ケーキとマジパン 1/2


甥1のお誕生日近辺に、恒例のケーキ作りを行った。
今年は、マジパンで、お人形なり、自分の名前なりを作らせたら、甥たちが喜ぶかなと、ケーキの先生からマジパンを分けてもらっておいた。
(それに、ケーキに名前を書くのは、とても難しい。
チョコペンではうまく行かないので、今まで、まともに名前をケーキに書けたことがなかった。)

昔、マントウさんで買ったギャバンの着色料も4種類も持っていたので、楽勝だと思っていたのだが、見事、結構、失敗が多かった。

ケーキ教室で、マジパンを着色するときは、マコーミックか何かの、外国で売っている5色の液体の着色料のセットを使ったのだ。
そのときは、直接に、マジパンに着色料を押し付けるだけで、とてもきれいに発色したのだが、日本製のギャバンは、どうも、マジパンには向かないもので、色が濃過ぎた。
ケーキ教室でやったように、マジパンにちょっちょっと、着色料を振って、揉んだのだがが、青というからには、青になる筈なのに、紺よりもっと濃く、黒っぽくなってしまった、緑色も同じ状態。

妹の部屋で、この作業をやっていたのだが、私は、これで、お人形などを作るのは無理だと諦めて、「マジパン食べていいよ」と甥に言って、自分の部屋に戻ってしまった。
しかし、その後、10分程して、また、妹の部屋に行ったら、甥1は、マジパンをかじらずに、どうにかこうにか、汚い紺色のマジパンを細長く伸ばしたり、お団子にしたりで、自分の名前のひらがなを作り終えていたのであった。
そりゃそうだよね、マジパン細工は、どちらかというと、粘土遊びに近いから、幼稚園時代から5,6年の甥1には、苦もないことで、色の汚いのなんて、へえちゃらで、とにかく、自分の名前を作り終えていた。



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2001年12月02日(日)

お誕生日ケーキとマジパン 2/2


私がいない間に、妹が、私の日本製の着色料を水に溶いたところ、とてもきれいな青や緑になったとのこと。
日本の着色料というのは、和菓子用で、お水で溶いで使うことを前提としているようなのだ。
でも、こういう食物用の着色料というのは、細かい使い方なぞ、瓶に書いていないし、「日本製は、水で溶く、アメリカ製は、そのまま使う」と使い方がまるで違うことを、想像できなかったのだ。
(と書いたところで、洋菓子の本でマジパンが載っているものがあったので、今見たら、「水で溶いた食用着色料をほんの少々マジパンペーストにつける」とあった。
油断大敵、やはり、初めて使うものは、丹念に本を調べてから使うべきだと思ったけれど、やはり、それも面倒だ。
失敗して、初めて身に付くものだと思うことにしよう。)

妹が外国に行ったときにマコーミックの5色セットを買ってきて欲しいのだけれど、今、中々、アメリカやヨーロッパに行くのが難しい時期なのだ。
麻布ナショナルや日進ワールドデリカテッセンにあればいいのだけれど....。
そのうち、探しに行ってみようと思う。



直径21cm、高さ7cm(苺までだと10cm)の大きさだけは立派なケーキ。
紺色のマジパンは、置いておいたら、生クリームに紺色が染み出して、ちょっと汚かった。
作った人、作るのを見ていた人には、それが食品用の染料だとわかるから良いけれど、それ以外の人には、ちょっと不気味かも。





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2001年12月03日(月)

スエーデン風胡桃パイのフィリング


練りパイや速成折りパイを作る練習と伸ばす練習がしたい。
しかし、それに詰めるものが面倒なものだったら、作る気がしないので、今、図書館から本を借りて来て、簡単にフィリングを探している。

その中で、下記レシピを見つけて作ったところ、「美味しい!」と甥2大絶賛。
甥1も、言葉は少なかったが、家に帰るとき、もう1つ自分の分をしっかり確保して帰った。
大人より、子供に受けた。
キャラメルみたいな感じだからかな?

タネ本は、中央公論社暮らしの設計シリーズ「わたしのフランス菓子」加藤久美子著の「スウェーデン風くるみパイ」のフィリング。

16cmリング型に対する量
生クリーム      125cc
黒砂糖        65〜70g
胡桃の実       30g
ココナッツプードル  10g
卵黄         25g(1個分)
ブランデー      5〜8cc

作り方
1.胡桃と黒砂糖は別々に刻んでおく(生の胡桃だったら、ローストかな?)

2.小鍋に、黒砂糖と生クリームを入れて、木ベラで混ぜながら、とろ火で7分程
  度煮る。
  (とろりとたれる状態が出来上がり←実際にやったら5分でできた)

3.火からおろして、胡桃とココナッツプードルを入れて混ぜる。

4.卵黄を入れて、空気を入れないように、ゆっくりと混ぜ合わせる。

5.ブランデーをたらして、かき混ぜ、室温まで冷ます。(氷水につけて5〜10
  分程度)

これを18cmのパイ型で焼いたパイに敷き詰めて、再び190℃で15分焼いて出来上がり。
パイの表面に2,3mm黒いキャラメル状のものが乗っている感じだが、黒砂糖とくるみの味で、とっても評判良かった。

この量だととても少ないのだが、甘いから、味的には、量が少なくても十分なようだ。
タルト生地に使ってもいいと思う。
どちらかというと、ロシアケーキの表面のコーティングのような感じ。

胡桃はスーパーにおつまみ用のものが売られているが、ココナッツプードルは、製菓材料店まで行かなくてはない。
それを考えて、家庭に向くように作ろうと思ったら、ココナッツプードルを使うのを止めて、胡桃だけにして、量を増やせば良いと思う。
(ココナッツは入っていれば、それなりに、風味を増してくれるけれど、なくても良いような感じである)
ココナッツプードルがなくなれば、全てスーパーで手に入る材料でできるフィリングになる。
また、胡桃自体も、2倍くらい、量を増やした方が良いと思う。



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2001年12月04日(火)

麺棒とアーモンドプードル


最近、合羽橋で購入した物について

1.麺棒
  既に持っている麺棒が60cmなのだ。
  どうして60cmを持っているかというと、良くわからない。
  多分、大は小を兼ねると思って、何もわからないまま60cmを買ってあった
  のだ。
  でも、パイ生地を伸ばすとき、やはり、60cmは長過ぎる。
  60cmの麺棒でもただ生地を大きく広げるのはうまく行くのだが、パイ生地
  が真っ直ぐにきれいに四角にならないとき、へこんだ部分近辺に、棒の先を当
  て、局部的に生地を伸ばすことがあるのだが、これが、うまくできない。
  60cmでは、長過ぎて、棒の端を使うのが難しい。
  (広い場所のある人ならできるかも知れない。)

  で、普通、パイを伸ばすのは、45cm程度がやり良いとのことで、45cm
  を合羽橋で探してみた。
  そのとき、3軒くらいを見て回ったのだが、きっと木の材質の差だと思うのだ
  が、7〜800円程度が主流であり、一番安かったのが、新井商店で、390
  円だったと思う。
  良い物も欲しかったけれど、そんなに沢山作るわけではないから、最安値の
  390円を買った。

  しかし、その1週間後くらいに、改めて、馬嶋さんをみたら、45cmで
  280円程度があったのだ、全く....。
  やはり、安く手に入れようと思ったら、ゆっくり合羽橋を見ないと、だめなよ
  うである。

  (余談だが、7〜800円のものは、多分プロ仕様で、3〜400円のものは
  シロウト向けで、スーパーでも売っているようなものであると思う。)

2.アーモンドプードル

  これは、先日書いたように、無印良品で、50g240円(100g480円
  )、プランタンで90g250円(100g278円)だった。
  で、合羽橋では、小口で材料を売っているマントウさんに行ってみたら、
  250g550円(220円)だったのだ。
  プランタンに比べて、格別安いというほどではないけれど、ま、いいかと思っ
  て、買った。

  でも、その後、本間商店を見たら、500gだったら、100g100円程度
  のものがあったのだ。
  そして、本間さんの後、マントウさんへ再び行って、よくみたら、マントウさ
  んでも500gだったら、100g100円程度のものがあった、それも
  250gのものとそんなに離れていないところに置いてあった。
  アーモンドプードルにおける価格の崖は、500gなのであった。
  何ていうか、とても残念。
  もっと、落ち着いて、商品は探さなくてはと、思った。

ま〜、弁解すれば、私は、合羽橋の近所に住んでいて、最近、合羽橋をじっくり見て買うことが少なくなり、夕方行って、2,3軒見て、バタバタと買ってしまうから、いけないのだと思うけれど....。

どうか、私の失敗を生かして、皆様は、安い買物をしてくださいね。



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2001年12月05日(水)

豚しゃぶ


今まで、我が妹は、餃子とうどんすき以外の豚肉を拒否していたが、この度、「実は、薄切りのロース肉は好きだ、食べられる」と言ってくれた。

これは、狂牛病騒ぎで、献立に困っている私には、朗報。
(私は別に、牛肉食べても平気と思っているが、母が「絶対に気持ち悪い」というので、それに付き合って、現在、牛肉を食べていない。
私としては、どっちでもいいのだが、ま、取り敢えず、家族の中に、「嫌だ」という人がいる場合、その人を無視してまで、使っても美味しくないと思うのだ。)

だったら、豚しゃぶをやってみようと思った。
豚のしゃぶしゃぶというと、常夜鍋が有名で、豚肉の薄切りとほうれん草の取り合わせなのだが、昔、家で何度か作ったが、余り受けなかった。
多分、ほうれん草の固さとアクが嫌われたのだろうと思っていた。

だから、今回は、ごく普通の牛肉のしゃぶしゃぶと同じ具で、お鍋を作ることにした。
牛しゃぶと違うところは、お鍋にお酒をだぼだぼ入れたことくらい。
ベターホームの本に載っている常夜鍋は、水とお酒が1:1だけれど、これは、どう見ても多いので、お鍋にお水を張って、だぼだぼとお酒を入れたくらい。(1/2カップも入れていないと思う。)

それから、春菊は、何となく柔かい方が豚しゃぶに合いそうなので、太くて固い芯を取り、葉と柔かい枝のような部分のみを使うことにした。

火をつけて、お湯が沸いたところで、白菜・春菊・きのこ・お豆腐・白滝などを入れて、煮たたせ、銘々、しゃぶしゃぶ用に切った豚ロース肉を茹でながら、ポン酢に大根おろしで食べた。

お酒が利いているせいか、豚の匂いがまるでしなかった。
煮加減は、牛しゃぶよりは長く煮るけれど、全部に火が通ったところくらいで、食べた。

さっぱりしていて、いくらでも食べられる。

食べ終わって、30分くらいしたら、身体がホカホカしてきた。
きっと、お鍋に入れたお酒が回ってきたのだと思った。
こんなにアルコール分が残るのなら、お酒は、お鍋に入れる前に、小鍋にかけてぐらぐら煮て、煮切って、アルコール分を抜いた方がいいのではないかと思った。

お鍋の最後の方に、甥2が来て、豚しゃぶをつまみ、大絶賛していた。
で、2,3日して、「ね、僕んち、今日、夕飯何だったと思う?」と聞いた。
何でも、甥2が、「上で、豚のしゃぶしゃぶ食べたら、すごく美味しかった」と、弟夫婦に教えたら、甥の家も豚しゃぶになったそうだ。
弟に聞いたら、弟の家の豚しゃぶには、全くお酒を使わなかったけれど、それでも美味しかったとのこと。
別にお酒にこだわらなくてもいいのかも知れない。
(甥1も甥2も、ご飯を3膳、豚肉は、殆ど子供たちだけで食べたとのこと。)

ところで、この豚しゃぶのポイントは、やはり、美味しい豚肉のロースだ。
我が家は、近所の美味しい肉屋の和の豚肉、弟の家は、スーパーの黒豚だったそうだ。
美味しい豚肉が手に入ったら、是非、試してみてください。



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2001年12月06日(木)

豚しゃぶの汁のおじや


私は今昼間も家にいて、お昼ご飯も、家で食べることが多い。
初めの頃は、500円程度だったら、お弁当を買って来た方が、手間もかからず、財政的にも苦しくないからと、お弁当を買ってくることが多かった。
しっかし、しかし、食べている最中は美味しいのだが、やはり、食べ終わって30分くらいすると、舌が気持ち悪くなることが、余りに多く、やはり、面倒でも、どうにか、お昼ご飯を作ろうという気になった。

で、豚しゃぶをした次の日、豚しゃぶの鍋の汁が残っているので、これを、おじやにした。

豚しゃぶの汁は、昆布も使わなかったし、お酒と豚肉のエキスくらいしか入っていない。
お鍋から、具を取り出して、水を足して、火にかけ温め、塩を入れて味を見てみるが、やはり、味にしまりがない。
残っていたえのき茸と、冷凍してあった鶏肉を切って入れて、少し煮て、味見すると、水とは思わないから、昨日煮た豚肉や野菜の味はあるのだろうけれど、薄い。
このままでは、どうしようもない、やはり、かつおや昆布のだしが必要なのかなと思ったが、今更、だしを取るのも面倒なので、創味のめんつゆとお醤油を濃さを確認しながら入れてみた。
果たして、ぐっと美味しくなった。
やはり、かつお節や昆布、醤油の力はすごいよね、と思う。

冷えたご飯を電子レンジで温めてから、水で洗って、ぬめりを取った。(このやり方が正しいかどうかわからなかいが、このようにやったら、ぬめりは余りでなかった。)
このご飯を、煮立った汁の中に入れた。
土鍋の蓋をして、沸騰したら、弱火にして、ふつふつと5分くらい煮る。
少し煮た後、ご飯の用意ができるまで、火を止めて、そのまま置いておいた。(10〜15分くらいかな?この間に、ご飯に味が染みて、ご飯に汁が染みて、ふっくらする筈である。)

で、食べるときに、再び火をつけ、煮えて来たら、食べよく切ったニラを半束入れて、溶いた卵を入れて、ざっと煮て、火からおろして、少し蒸らしたら、出来上がり。
美味しかったし、家族にも好評であった。

ニラって、こうやって食べると、まるで、ニラ臭くない。
餃子作ったときに、半束残るニラの始末にもちょうど良い。



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2001年12月07日(金)

入谷の魚直(うおなお)


以前にも書いたことがあるが、私は、自分の家の北側を良く知らなかった。(行く用がないのだ)
家から、西に向かえば、御徒町、東に向かえば隅田川、南に行けば、浅草橋。
北は、何もないのだ。

と思っていたが、2年くらい前、北に向かえば、南千住の鰻の尾花は近いということで、自転車でチャリチャリ北に向かった。
それ以来、たまに、三ノ輪の方や入谷の方に行くようになった。

そんなとき、我が家をずっと北に行って、言問通りとぶつかったところに、「魚直」というお店を発見。
「あ、ここにあったのだ」と軽い感激があった。

私がいくつのときだったろう、今から20年くらい前、魚が新鮮で美味しくて安くて、行列のできるお店として、マスコミにも取り上げられ、有名だった。
何でも、普通の木造家屋で、七輪か何かで魚を焼いているような店だったのではないかと覚えている。
一度行ってみたいと思っていたが、その当時は、どこにあるのか、全然わからなかったのだ。
記憶違いかも知れないが、伯母が行きたいけれど、あんたんちの近くでしょ、どこにあるの?と聞いたかも。
でも、私はまるでわからなかったような記憶がある。(もしくは、伯母たちは行ったのかも知れない。)

我が家から歩いたら20分くらいかかるところだけれど、こんな近くにこの昔有名だったお店があったのだ。
合羽橋からなら、合羽橋の通りの一番北(言問通りとぶつかるところ)の信号を渡って、入谷の方に向かって、右側を歩いて行けば、2分もかからないところにある。
(何で、今まで、気が付かなかったのだろう。)
今は、建て直して、きれいなビルになった上、完全予約制らしくて、行列はない。

東京レストランガイドで、批評を読んでも評判も上々、安くて美味しいらしい。
以前は、あれ程、マスコミに出ていたのに、今は全然出て来ないし、レストランガイドにも載っていないから、今は無名なだけで、今でもきっと人をひきつける何かがあるお店のようだ。

冬はふぐ料理が有名らしいけれど、ふぐ刺しはないらしい。
ふぐ鍋は、5千円だけれど、量が多いので、二人で食べても多いと書いてあると、是非行きたい。
美味しくて新鮮な魚には目のない我が家族を誘ってみたが、「ふぐ刺しがない」ということで、今ひとつ、乗らない様子。

私が行くのはいつになるかわからないけれど、是非、このお店は、いつかは絶対に行ってみたい。

そう言えば、銀座線稲荷町の駅近辺にも同じ名前のお店があるけれど、あれは、分家かも知れない。

魚直
東京都台東区入谷2−3−2
電話: 03-3873-5544
営業:16:30〜21:00
定休: 月曜日



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2001年12月08日(土)

ハーブ豚


豚しゃぶが好評だったので、第二回目をまた食べることになった。
今回は、上野松坂屋に肉を買いに行く。
土日だったら、東京Xが、ようやく手に入るようになったのだ。
しかし、残念、東京Xは、しゃぶしゃぶ用には切っていないとのこと。
それに、東京Xはやたらに高くて、普通のブランド豚の2倍の値段だし、無理することはないと思い、その隣にあった「ハーブ豚」を買うことにした。
豚に飼料として、ハーブを食べさせるので、豚特有の臭みが少ないとのこと。
臭みが少ないのなら、美味しいかも知れないと考えたのだが、実際にしゃぶしゃぶにしたら、豚本来の美味しさがないような気がした。
脂身も全然美味しくない。

しかし、豚肉がそれ程好きではない人たちからは、「上品で美味しい」との声があった、う〜ん、難しい。
でも、やはり、豚肉特有の美味しさが少ないから、もう買わないと思う。
飼料によって、こんなに肉の味が違うものかとちょっと驚き。
私には、黒豚くらいがちょうど合っているような気がする。

それにしても、野生の豚というのは、何を食べていたのだろう?
もし、野生の豚が好んでハーブを食べていたのなら、ハーブを餌として食べた豚の方が本来の豚肉の味なのかも知れないと思う。



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2001年12月09日(日)

柚子胡椒


この前、食に関するクイズのような本を読んでいたら、「何故、九州では、唐辛子のことを胡椒というか?」という問題があった。
正解は、江戸時代、長崎で中国(唐)との貿易があったので、「唐辛子」は、「唐枯らし」に通じるからと、唐に遠慮して、唐辛子という言葉を使わなかったとのことであった。
(それを読んで、「胡椒」が江戸時代の日本に存在していたのだという点の方が驚きであった。)

5月に、西銀座の一二三というお店で、薩摩黒豚のしゃぶしゃぶを食べたとき、柚子胡椒だけで食べた。
それがとても美味しく、今回の豚しゃぶには、普通に売っている柚子胡椒を使ってみたが、余り美味しくないかった。
その柚子胡椒の成分は、青柚子、青唐辛子、塩だけであり、別に余計な保存料などは書いてないし、何故なのか、わからない。
柚子胡椒にも色々な種類やメーカーがあるようなので、一口に「柚子胡椒」と言っても、色々あるのかも知れないと思う。

現在、一瓶の殆どが残っている状態なので、買うことはできないが、合羽橋のまんとうさんで、冷蔵保存された「生の柚子胡椒」なるものを発見した。
これなんか、きっと、美味しいのではないかと思っている。

他に、佐藤雅子さんの「私の保存食ノート」を久々見たら、「おろしゆず」というレシピが載っていて、青柚子10個と青唐辛子10本の表面をすり、混ぜ合わせたものとか。
こちらも、想像しただけで、香りも良くてとても美味しそうだし、市販品に勝つような気がする。
今は、冬なので作れないが、夏になって、青柚子を見つけたら、作ってみたい。

ところで、今回、美味しくないと書いた、今持っている柚子胡椒だが、ポン酢の中に入れたら、結構美味しかった。
また、この文章を書いているうちに思いついたのだが、常温で売っている柚子胡椒は、もしかして、加熱処理してあるので、香りや味が飛んでいるのかも知れない。



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2001年12月10日(月)

東京のモンブラン


インターネットでフラフラしていたら、とても良いぺージを見つけた。
何と言っても、力作である。
私も、以前、「合羽橋について、良く調べましたね」なんていうことを言われたこともあるが、この東京のモンブランを買い歩き、食べ歩き、ちゃんと写真に撮って、絵まで書いた作者ほど、すごくないと、正直思う。
世の中、色々なケーキがあるだろうに、モンブランばかり買うのは辛くないかしらなんて思ってしまう。

時間があったので、186個+2個の写真を全て見た。
一見個性がないようなモンブランでも、このページを見ていると、ケーキ屋さんは、素材にも見かけにも個性を一生懸命与えていることがわかる。
昔、普通に売っていた「スポンジに黄色いマロンクリーム」は、今、有名なケーキ屋さんでは、殆ど作られていないのは、やはり、フランス帰りのパティシエさんが増えているからだろう。
本物嗜好で、フランスの茶色いマロンクリームのモンブランが主流になっているようだ。
(でも、町の名もないケーキ屋さんだと、まだ、黄色いのが主流かも。)

まろん・くりーむのページ←ここをクリック

このページの中段程にある「モンブラン比較のページ」。
断面図で取り敢えず比較を見ると良いと思うが、お時間あったら、是非、一つひとつのお店をクリックして、写真を見て欲しい。



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2001年12月11日(火)

ココア


今、昼間家にいることが多いので、4時頃、お店にいる母の分と自分の分のココアを作って、喜ばれている。

ココアにもインスタントもあるが、普通のココアの粉で作るのが一番美味しいと思う。

また、一概に、「ココアの粉」と言っても、私が知っているだけでも、何種類かあるようである。
アメ横には、「純ココア」というのがある。
一度買ったけれど、ココアの成分が多いような感じである。
私は、お菓子を作る関係で、ココアの粉が常に家にあるのだが、どういうわけか、いつも、「あ、ココアがない!」なんていう調子で、スーパーに買いに走るので、バンホーテンを使うことになってしまうが、結構、満足。
(でも、ココアという飲み物で使うことは、今までなかった。)

バンホーテンのココアの缶に、おいしいココアの作り方が載っていたので、それを参考にした。
そのレシピによると、牛乳140ccに対して、ココア茶さじ山盛り1杯(約4g)、砂糖大さじ1〜2杯とのこと。
ま、ここらへんは、いい加減でも、十分美味しい。
私は、だいたい1人牛乳200ccに、ココア茶さじ山盛り1杯と、砂糖大さじ1杯で作ってみた。

牛乳を計っておいて、小さな鍋に砂糖とココアを入れて、ちょっと牛乳を入れて練る。
粒粒がなくなって滑らかになったら、火にかけて、牛乳を少しずつ入れながら、小さな泡立て器でかき混ぜた。
ここで、忘れていたのが、カップを温めることだ。
ココアを美味しく飲むには、作り方も大事だけれど、熱々のココアを入れるカップがやはり熱々でなかったら、冷めて、それだけで不味くなる。

慌てて、お湯を沸かし始めた。
さて、ココアに話を戻すと、火をつけて段々温まってきて、泡立ちそうになったら、火を少し弱めて、泡立て器で、沸騰しないように、沸騰してくる泡をかき混ぜて、2,3分に続けて、牛乳に熱さが溜まるようにした方が、より美味しいような気がする。
(バンホーテンの缶には、「沸騰直前で火から外します」と書いてあるが。)

さて、熱々で湯気が立ったココアを、沸かしたお湯で熱々に温めたカップに入れる。
きっと、私の母は、私より甘いものが好きだからと、大さじ1のお砂糖を母の方にだけ加える。
後で聞いたら、砂糖を足したココアは甘過ぎなかったとのこと。
(甘さに対する嗜好は、人様々である。)

二回目は、お店に甥1がいたので、「ココア飲む?」と聞くと、「熱いのは嫌や、冷たいのがいい」とのこと。
う〜ん、熱々のココアを氷を入れた容器の中に入れてもいいけれど、水っぽくなりそうだと思った。
で、一回目と同じように、小さなお鍋に、ココアと砂糖を入れて練って、牛乳を入れて、温まる間、たまに味見をしてみた。
そうすると、少しぬるく温まったときに、何となく、「ココアという飲み物の味」になったような気がしたので、このぬるい状態を、角氷の入ったカップにそそいで、甥1のアイスココアは出来上がり。
お鍋に残った分を温め続けて、今度は、ホットココアが出来上がった。

二回作った後、インターネットで、「ココア」で引いたら、片岡物産に「ココアの美味しい入れ方」が載っていた。
このHPの内容もだいたいバンホーテンの作り方とだいたい同じであり、コツは、「良く練ること」「沸騰寸前に火を止めること」とあった。
ココアの風味を美味しく引き出すことが「練る」ことなら、やはり、ココアは、インスタントではなくて、自分で作った方が美味しいことに納得が行く。

バンホーテンにも、片岡物産にも書いていないことだが、やはり、ホットココアだったら、絶対に、容器を熱々に温めておくことも、美味しく作ることのコツの1つだと思う。
お湯を沸かして、温めるのも良いけれど、カップを水にくぐらせ、濡れた状態で電子レンジでチンしても、1つで1分くらいで、相当温まるようである。

毎日では飽きるけれど、寒い日の午後の熱々のココアは、とても美味しくて、ご馳走である。



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2001年12月12日(水)

信条


料理に関係のない話だけれど、印象に強く残ったので。

大阪のドケチで有名な吉本晴彦さんという方の生涯をテレビでやっていたので、ながらで見ていた。
最後に、その方の信条というか、小さいときお坊さんから聞いた言葉で、いつも、自分に言い聞かせている言葉というのが紹介され、それが良かったので、書く。

   「気は長く

      人は丸く

        腹を立てず

          他人は大きく

            自分は小さく」

「短気を起してイライラせず、悠々と構え、人格も円満を保つようにして、つまらないことなどで腹を立てないで、他人のことを第一に考え、自分の快適さや都合ばかりを追わないで、生きていく」という意味だと思う。

ケチとは余り関係ないとも思うが、生きる信条として、良くまとまっている良い言葉だと思う。



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2001年12月13日(木)

麦茶パックで取る出汁


山本麗子さんの出汁の本で、「お茶のパックより、麦茶パックで、粉だしを取ると良い」とか、書いてあったのを読んで以来、数回、試行錯誤していた。
世の中に、お茶をティーバッグのように入れられる袋として、「麦茶パック」と「お茶パック」があって、確かに、麦茶パックの方が大きくて、広くて、だしには向いていそうだった。
以前は、お茶パックに、粉だしを入れて、取ったから、うまく行かないのかも知れないと反省したのであった。
かつお節の粉は、お湯の中で伸び伸びゆらゆらさせないとうまく取れない。
狭い袋に入れて、お湯につけても、全然味が出ないのだから、不思議である。

1回目
昆布を500ccの水に浸けて、30分。
その後、少しずつ温めて、沸騰より、2,3歩前で、昆布がきれいに戻ったところで昆布を引き揚げ、沸騰させる。
沸騰して、アクが浮いたら、取り、火を止め、2,3分置く。
ここで、麦茶パックに大さじ1杯の本枯れ節の粉を入れたものをお湯に沈め、時々、ゆらゆらさせながら、5分タイマーをセットして、だしを取る。
これは、ものすごく美味しく取れた。
甘味と旨みがあって、味がふくよか。
母なぞは、「料亭の味」と言っていたが、私は、やはり、吉兆などには劣ると思った。
でも、相当程度、程度の高いだしであった。
かつお粉を浸けておく時間は、3分より5分の方がいいのかも知れないと思う。

2回目
今度は、昆布も粉にして、一緒に麦茶パックに入れたらどうだろうと、やってみた。
昆布は入れ過ぎると不味いと聞いていたので、本枯れ節大さじ1に対して、昆布の粉小さじ1/2で、やってみた。
お湯を沸騰させるかどうか迷ったが、カルキ臭さを取るという意味で沸騰させた方が良いかと思い、沸騰させて、火を止め、落ち着いたところで、本枯れ節+昆布粉の麦茶パックを入れて、時々ゆらゆらさせながら、5分置く。
これ、不味い。
ふくよかな美味しさがまるでない。

3回目
2回目は、昆布の粉が多過ぎたのかしらと思って、昆布を小さじ1/4でやってみた。
が、2回目と大差ない味であった....残念。

4回目
やはり、1回目のやり方がベストかも知れないと、1回目と同じように取ったが、1回目には負けるけれど、2,3回目よりは、断然美味しいだしが取れた。
甘味があって、ふくよか。
この程度の甘味とふくよかさがないと、お味噌汁にする場合、お味噌を入れ過ぎてしまうのだと思う。

ということで、今まで、お鍋に、本枯れ節の粉を直接入れて出汁を取っていたが、絞るのが面倒なので、今は、麦茶パックでやっている。
そして、お湯に浸けておくコツなのだが、80℃くらいまで下げて5分置いておくと、美味しいだしが取れると思うのだ。

山本麗子さんや奥薗壽子さんなぞ、昆布の粉を推奨しているけれど、私はこの点、やはり、昆布の粉のだしは美味しくない、やはり、古来のやり方で取った方が良いと思っている。

で、麦茶パックで取ると、まだ、美味しさが全て出ていないで、粉に残っているような気がするので、使い終わった本枯れ節入りの麦茶パックは、昆布とともに、ビニール袋に入れて冷凍保存して取ってある。
やはり、高い材料を使うときには、なるべくなら、回数多く使ってコスト下げることも必要かと思うので。



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2001年12月14日(金)

ハリー・ポッターと甥たち


ある晩、おばあさんの家に上がってきた甥2が言った。

甥2:「ね〜、マリ、ハリー・ポッターの『賢者の石』買って!」

私 :「漫画じゃないんだよ、ちゃんとした活字だけの本、読めるの?5年生くら
    いの子が読む本だよ?」(甥2は3年生)

甥2:「友達が、『映画を見る前に、本を読んだ方が映画が面白いって言うの』」

私 :「? で、誰と映画に行くの?」

甥2は、何かもじもじと小さな声で、すまなそうに、「マリ」と答えた。(笑)
私は一瞬、「お友達」と行くつもりかと期待したが、そうか、そうか、まだ、おばさんを頼っている年なのね、と思った。
(でも、どうして、欲しい本と映画があるとき、親に言わないのだろう、しょうがないよね、小さいときから、そう育ててしまったのだから)

この子たちに、まだ、ハリー・ポッターが余り評判になっていない秋頃に、妹が「ハリー・ポッターの映画行きたい?」と聞いたら、「興味ない、いらない」と答えたそうだ。
でも、テレビでコマーシャルが流れ、先に映画を見た友達の話を聞いて、ミーハーにも、自分たちも見に行きたくなったようである。

現在、妹と私と、どちらが彼らをハリー・ポッターの映画に連れて行くか、なすりあい中。(笑)

で、原作の本の方は、彼らがせっかく漫画ではない物語の本を読む気になったのだからと、私が、買いに出かけた。
でも、街の本屋さんは、皆、売り切れ。
インターネットの本屋さんを見ると、「売り切れ」とは出ていない。
インターネットの本屋さんに申し込んだら、2日で、クレジットカード支払で、宅配便代もなしで、簡単に、自宅に本が届いた。
(町の本屋さんにも是非頑張って欲しい。)

思ったより、すごく厚い本で、読書好きの子でも、読むのに、1週間はかかるような量である。
ましてや、我が家の読書なんか大嫌いな甥2人が読み終わるには、何ヶ月かかるだろう、当分、映画に連れて行かなくて良いことがはっきりした。



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2001年12月15日(土)

ぬめぬめっとしたまぐろ


ある時、日本海の魚が美味しいので有名な都市で高校まで育ち、その後東京暮らしの私の友人が言った。
「私、魚が美味しい町で育ったから、悪いけれど、東京の魚、美味しいと思わないし、だめだなと思うの」と。

そりゃあ、私だって、東京のスーパーやそこらへんで売っている魚、美味しいとは思わない。
別に、それは東京の悪口ではないわよ。
東京にずっと住んでいる人だったらね、実は、美味しい魚のルート(何て大袈裟だが、ルート=魚屋さん)を持っていて、そこでしか買わないものなの。
そんな東京の中のどこでも売っている魚は食べない。

なんちゃって、大見得を切ってしまった。(笑)

しかし、以前にも書いたが、我が家には、まぐろだけは、良いルートがあるのだ。
近所の魚屋さんのはまあまあ、築地でさくで買ってくるのは当たり外れがあって、結構、難しい。
車の荷台が冷蔵庫になっている魚屋専用の車で回ってくる魚屋さんが、2軒あって、そのうちの一軒のまぐろが、飛びっきり素晴らしいのだ。

週に一度しか買わないけれど、ま、赤身だったり、とろだったりは、その週によって違うのだが、いつ買っても、身がしっとりしている。
ぬめぬめっとしていて、本当に、見るからに美味しそう。

どうして、このような「ぬめぬめっとしたまぐろ」は、この魚屋さんでしか、買えないのかも、実は不思議なのだ。
私の知っている限り、この「ぬめぬめっとしたまぐろ」は、他で売っているのを見たことがない。
(改めて、デパ地下の魚屋さんを見たら、「ぬめ〜」くらいの物は売っているようだ。)

築地に行くとわかるが、魚は沢山の仲卸商を通して、小売するお店に売られるから、「まぐろ」と言っても一律ではないのだ。
そのルートは自ずと決まって行き、そして、そもそもの仲卸商の仕入れルートも、固定的で、結構、まぐろの流れるルートというのは、膠着的なのかも知れないと思う。
結局、我が家お気に入りの魚屋さんは、どこか、良い仲卸のお店に繋がっているのだと思う。
(実はその卸ルートを知りたいと思っている。)

このぬめっとしたまぐろを薄く切って、夕飯を食べていると、必ず、甥たちは、見逃さない。
私が教えてしまったのだが、このぬめぬめっとしたまぐろをわさび醤油に浸けておいて、少し醤油が染みたものを、箸で小さくちぎって、8枚に切った海苔に炊き立てのご飯を乗せて、お醤油の染みたまぐろを乗せて、くるっと巻いて、食べるのだ。
甥たちは、これに目がない。
どんなにお腹が一杯でも、これがあると、必ず食べる。
本当に、美味しい。



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2001年12月16日(日)

豚肉の和風スープ


MLで、豚肉のポトフを作ったという話を聞いて、食べたくなったが、時間がなかったので、ポトフは止めて、ぶつ切りにして、父が昔作っていたスープに似せようと、和風にしてみたが、美味しかった。
コツは、保温効果をうまく使うことなのだ。

材料
豚肩ロース      ぶつ切り 300g
人参         1本
じゃがいも      3〜4個
玉ねぎ        大半分 
かぶ         4個程度
セロリ        1本
チキンブイヨンの素  1個
塩          小さじ3/4〜1
胡椒         少々
醤油         少々
(私の場合、麦茶パックに入った鰹節の出汁がらと、同じく一度取った昆布を冷凍してあるので、これらを少々入れた。入れなくても美味しいと思う。)

作り方
1.豚肩ロースは、ちょっと大きめにコロコロに切り、塩・胡椒して、フライパン
  で焼いておく。

2.人参は、ぶつ切り。
  じゃがいもは、皮を剥いて、人参の3〜4倍の大きさがいいので、半分に切っ
  て、5〜10分水にさらして、上げておく。
  セロリは、斜めに5〜1cm幅、玉ねぎも櫛切り、かぶは半分に切っておく。

3.人参とじゃが芋も1のフライパンで焼いておく。

4.ステンレス鍋など、保温効果の高いお鍋に、お肉と人参・じゃが芋を入れる。
  お水は、計らなかったので、よくわからないが、1000cc程度だと思う。
  5分沸騰させた後、空気穴のあいていない蓋をして、10分程置いておく。
  (本当はこれは10分以上だったら、何分でもいいし、空いた時間にここまで
  やっておいて、冷ましてしまっても良い。)

5.次に、セロリ・玉ねぎ・かぶを入れて、やはり、5分沸騰させるように煮て、
  味をつける。
  塩小さじ1と胡椒、チキンブイヨンの素を入れて、味見をする。
  少し薄めの塩加減にしておいて、醤油をたらす。
  (私はこの時点で、冷凍してあった鰹節と昆布の出汁ガラを少し入れた。)

6.再び沸騰させて、すぐに火を消して、穴の空いていない蓋をして、10分程置
  く。
じゃがいもを除いて、全て良い煮上がり具合であった。
(じゃがいもは、ちょっと柔らかくなり過ぎたかも知れない。)
豚肉も柔かく美味しく煮えた。

私のお気に入りは、セロリとかぶ、透明にちょうど良い具合に煮えて、とても美味しかった。
甥2は、お肉とじゃがいもに、スープの味が染み込んで、とても美味しいと言っていた。
保温効果というのか、野菜や肉に味が染み入るのは、沸騰している最中ではなく、冷める過程だとのこと、ここの原理をうまく利用すれば、美味しいスープができるのだ。

今回は、とろみをつけなかったので、シチュウではないけれど、シチュウや今回のスープなどのゴロゴロ大きな野菜を煮た汁物は、沸騰し続けないで、余熱を利用して、作った方が絶対に、煮えごろも、味も格段に良くなる。

また、鰹節と昆布だが、その味をはっきり感じることはなかったが、やはり、少しは美味しさに良い影響を与えてくれたのではないかと思う。



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2001年12月17日(月)

里芋の煮方


MLで、里芋の煮方の話題が出た。
私は、はかせ鍋は、持っていないのだが、はかせ鍋の本は持っていて、調べたら、「里芋は、下煮しないで、里芋小20個の煮物で、沸騰1分保温25分」と書いてあった。

また、里芋を下煮しないで、使うと、ぬめりがすごそうに思ったのだが、このように煮ても、その本に、「粘りが出ないで、さらっとした仕上がり」と書いてあった。

はかせ鍋は持っていないけれど、ほうろうのミルクパンで、お味噌汁を作るときに、実験してみた。

ぬめりを取らないで、剥いて切っただけの里芋をほうろう鍋の出し汁に入れて、1分沸騰させてから、ぴたっとした蓋をして5分置いて、また火をつけてぐらっとしたら、火を消してを繰り返して、15分くらい煮たのだ。

結果は、本当に本に書いてあるとおりであった。
アクやぬめりのようなものがまるで出ないわけではなく、アクのような感じのぬめりは、煮上がりの汁の上に浮かんだ。
でも、本当に少量なので、網ですくって終わり。
お味噌を入れても、グラグラさせないようにして作ったお味噌汁の里芋は、全くヌメヌメしないで、もっちりした食感に仕上がっていた。
里芋本来の味が濃厚で、美味しい。

美味しさの順序で言うと、

ぬめりを取らないで、保温効果で煮た里芋>ぬめりを取ってから煮た里芋>ぬめりを取らないでぐつぐつ煮た里芋、という感じ。

里芋を美味しく煮るコツは、「煮立たせないで、保温効果で煮る」のが正解だと思う。



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2001年12月18日(火)

合羽橋の新しい店−中尾アルミ お鍋の博物館 1/2


去年の暮れ、倒産した東京洋食器というお店が改装され、そこはミノチヤさんのお店となった。
あら、ミノチヤさんは、それまでも2店あったのに、3店舗目も出すのだ、景気が良いと思っていたら、とてもきれいで大きかったミノチヤさんの今までのお店は、中尾アルミという会社に変わってしまった。

で、名前からしても、何となく、シロウトには関係なさそうな感じだったし、道から中を見ると、大きい業務用のお鍋ばかりが目に付き、中々、入ってみようという気にならなかった。

で、インターネットで、フライパン倶楽部を覗いていたら、この中尾アルミのHPがリンクされていて、そこに飛んだら、この合羽橋の店のことが載っていた。
それによると、合羽橋のお店では初めてではないか、月に1度のペースでお料理教室を開いているとのこと。
これは、言ってみるに限ると、行ってみた。

中尾アルミ 合羽橋「お鍋の博物館」のページ←ここをクリック

入ってみると、食器はないけれど、お鍋類を中心に、シロウトにも、関係ある道具がところ狭しと、並べられていた。

お店の人が近づいてきて、「何か、お探しですか?」と言われたので、正直に、「お料理教室に参加したいのですか?」と聞くと、お料理教室は申込者が多くて、空き待ちの状態とのこと。
で、来訪者カードに、情報を記入して、「お料理教室参加希望」と書いてきた。
(空きが出た場合、連絡をするとのこと。)

何でも、このお店は、売るのも目的だけれど、どちらかというと、中尾アルミが作っていたり、扱っている商品を紹介するのが、目的で作られらたお店とのことであった。
だから、お店に「お鍋の博物館」という名前を付けたのだとのこと。
こういうお店ができることは、本当に良いことだと思う。

で、家に帰ってから、合羽橋道具街のHPを見たら、このお店は載っていなかった。
どうも、組合には加盟していないみたい。
こんなコンセプトがはっきりしていて、色々なサービス(料理教室や商品の説明)をしてくれるお店が、結構、目立っていないのは、淋しいなと思った。



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2001年12月19日(水)

合羽橋の新しい店−中尾アルミ お鍋の博物館 2/2


今までの合羽橋の発想ではない「ショールーム的なお店」とのことで、店員さんが、色々な商品を事細かに説明してくれる店舗のようである。

シロウトから見た「このお店の第一の特徴」は、IH商品に力を入れていることだと思う。
IH対応の商品が揃っている。
また、IHは教室を開いているようだから(HP参照)、IH導入を考えてらっしゃる方は、このお店を覗かれると良いと思う。

私は、IHは使ったことがないし、これからも導入予定ないのだが、最近、新築のマンションを買うときは、ガスか、IHか選択を迫られることが多いし、IHを選ぶ人が多いとのことである。
私が思うには、ガスの方が料理を美味しく仕上げるような話を聞くし、中華鍋を振ることはできないらしいので、IHはお勧めではないけれど、ガスと違って、二酸化炭素と水素を発生しないとのことで、台所が汚れないことはとても良い点だとは思っている。

しかし、雑誌などを見ると、最近、台所を新築した料理研究家の電熱はIHだけとか、実は、パリにはガスがなくて、全てIHだとかいう話しも聞くし、そのうち、IHが主流になる時代が来るかも知れない。(電気炊飯器だって、発明された頃には、これ程主流になるとは考えられなかったに違いない。)

IH以外の製品のことを書くと、まず、アルミの会社だから、寸胴鍋が揃っている。
寸胴鍋といっても、数種類、特徴が違うシリーズがあるようで、製品ごとの説明をしてくださった。
また、フライパンも揃っていた。
一番最初に説明してくれたものは、合羽橋のどこのお店でも扱っているようなシリーズだったが、その次に、「オムレツ専用のフライパン」を見せてくれ、「これだったら、他のお店で扱っていないでしょう」と、堺で作られている中華鍋とフライパンの中間くらいのお鍋を紹介してくれた。
値段も高いけれど、このお鍋は使いやすそうだと思った。

他、調理の細かい道具も揃っており、一度覗いてみる価値は十分ある。



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2001年12月20日(木)

ぶり


今の季節のぶりは、本当に美味しい。
先日、夕飯がぶりの照り焼きだったのだが、余りに美味しく、誉めたら、母が言うには、「天然は高かったので、これは、養殖物だ」とのこと。
へえ、養殖でも、こんなに十分美味しいのだと、思った。

いつも、9月になると、献立を考えるのに苦労をして、つい、ぶりの照り焼きなどを出してしまうけれど、確かに、旬の美味しいときに食べるのが一番だと反省する。

きっと、サバも今が一番美味しいのではないかと思うけれど、食べられないで、残念。



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2001年12月21日(金)

浅草ミカワヤのアップルパイ


私は、実は12月生まれで、お誕生日に、母がトップスのチョコレートケーキ、弟が浅草のミカワヤのアップルパイを買って来てくれた。

トップスは、言わずもがなのお店で、ここのチョコレートケーキは、いつ食べても美味しい。

久々に食べるミカワヤのアップルパイも、とても美味しかった。
浅草のケーキ屋さんというのは、アンヂェラスが有名だけれど、その並びにあるミカワヤさんも、地元に愛されている。

我が家は、昔、近所の同業者のおじさんが、何かあると、このアップルパイを持ってきてくれたので、ミカワヤのアップルパイは、小さいときから、もらうと嬉しいものであり、特別のお菓子であった。
(実は、自分ではそのお店に行ったこともなく、場所も今まで知らなかった。)

アップルパイは、中に詰まっているリンゴが大振りで、リンゴらしい美味しさに溢れ、シナモンの味がして、パイの上に塗られたアプリコットジャムを相俟って、食べると、とても幸せ感がある。
パイもサクサクしていて美味しい。
ま、難点というほどでもないけれど、バターの味は感じない。
きっと、「オールドタイプの昔懐かしいアップルパイの味」だと思うのだが、それが美味しい。

お店の場所は、田原町の方から行って、オレンジ通り(浅草公会堂に向かう道)に曲がって右側2軒目。
定休日は、火曜日。

弟が、どこかで、田原町の有名なペリカンパンと、ミカワヤが親戚だと聞いてきた。
で、ミカワヤに行った時に、お店で聞いたら、ペリカンパンの先代のところに、ミカワヤさんの娘さんがお嫁に行って、今の代は、従兄弟同士なのだそうである。
そう聞くと、このお店二軒とも、本当に根っからの浅草のお店と思える。

今日、ミカワヤを覗いたら、ケーキと一緒に、ペリカンパンも並んでいた。
浅草に遊びに行ったときは、田原町までわざわざ行かなくとも、ミカワヤでペリカンパンが買えるようだ。



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2001年12月22日(土)

ドライフルーツ


今年の夏の終わり頃だったろうか、合羽橋の本間商店に行ったら、珍しく、色々な種類のドライフルーツが少しずつ入っているパックがあった。

入っているフルーツが、杏、ナシ、プルーン、パパイヤ、リンゴ、桃、パイン、わ〜、美味しそう、と、500gで380円だったので買ってしまった。

その他、原材料のところに、漂白剤(亜硫酸ナトリウム)、保存料(ソルビン酸K)、クエン酸などと書いてあり、ここらへんは、ない方がいいけれど、お酒に漬ける前に、湯通ししてしまえば、どうにかなるだろうと思った。

でも、その後今まで、ドライフルーツをお酒に漬けたことがなく、自信がなかったので、放っておいたが、偶然手にした佐藤雅子さんの「私の保存食ノート」に作り方が書いてあったので、やってみた。

お鍋にお湯を沸かして、火を止めて、そこにドライフルーツを入れて、2,3分浸けておいた。
取り出して、ざるに上げ、包丁で細かく刻んだ。

昔買った保存用の容器(直径9.5cm、高さ16cm)が空いていたので、それを洗って、除菌のアルコールを吹き付けた。
その中に、細かく刻んだ果物を入れる。

アルコールは、手持ちのお菓子用の小さな瓶に余っていたブランデーやラム酒を入れたが、足りないので、ブランデーの200cc程度の瓶を一本加えた。←結構、ドライフルーツ代より、お酒代の方が高くつくと思う。
(どうも、本によると、洋酒の種類は、洋酒なら何でも良いみたいな感じに書いてあるが、一応、今のところ、ブランデーとラム酒しか、使っていない)
お酒をどのくらい入れれば良いのかが良くわからない、今は、下から4cm程度に余分なお酒が見える程度。
この洋酒漬けのドライフルーツは、色々な果物の色が混ざって、結構きれいなので、部屋に飾り、気が向くと、上下を逆にひっくり返して、お酒がまんべんなく行き渡るようにしている。

つまんで食べてみると、まだ、固いが、美味しくできそうな感じである。
少なくとも15日は漬け込んだ方が良いし、漬け込むのが長ければ長い程美味しくなると書いてある。
まだ、漬け込んで4日目だが、ドライフルーツがアルコールをたっぷり吸ったみたいで、アルコールを入れる前には、瓶の半分くらいだった量が、瓶の4/5の高さくらいまで、膨らんだ。
でも、まだ、干しぶどうも入れる必要もあるし、干し柿や夏みかんの砂糖煮も良いと書いてあるので、使いながら、買物のときに気がついて、安いものがあったら、どんどん、増やして行こうと思っている。

楽しみ、楽しみ。



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2001年12月23日(日)

貝印のバーゲン


先週の土曜日、何気なく、神田方面に自転車で向かった。
佐衛門橋通りを都心の方に向かい、靖国通りに出る手前の信号を右折。
で、進んでいくと、そこは、東神田から岩本町に抜ける繊維問屋街らしく、ところどころ、店先に洋服がずらっと並んで、冬物のバーゲンの最中であった。
「あ、これが有名な東神田のバーゲンか」と思った。
このバーゲンは、安くて有名だと、近所の人から聞いたことがあった。

しかし、洋服では誘惑されず、自転車を降りずに、そのまま進む。
ずっと進むと、今度は、左手の大きなビルの前に、調理道具が並べられ、調理道具をバーゲンしている光景が目に入ってきた。
こりゃあ、私としては、自転車を降りないわけにはいかない。

良く見ると、そこは、岩本町の貝印の本社の横であった。
お店の人に聞くと、「6月と12月の第1、2の金土日に、毎年バーゲンをやっている」とのこと。
今年は、都合により、第3週もバーゲンをやったそうで、その土曜日に、たまたま、私が通りがかったようであった。

貝印は、スーパーなどに、調理小物とかお鍋を色々出しているメーカーで、使いやすそうな道具が並んでいた。
色々迷ったけれど、その日は、200円の霧吹きを1個買って止めておいた。
一番迷ったのは、発泡スチロールの保温器がついた保温鍋「ホット得ちゃん」というものである。
(この話は、明日にする。)

貝印のバーゲンは、そんなに高級品はないが、種類が揃っている。
お鍋、フライパン、便利グッズ、そして、お菓子の小物の色々あった。
貝印の製品は、あくまで、個人が使うものばかりだから、それなりに、自分にフィットする物があると思う。
ただ、値段的には、定価の半分くらいの物が多いような気がした。

良いと思ったのは、カットされた市販のケーキには、セロハンの帯が巻かれているが、その帯が30枚単位で売られていたのだ(サイドペーパーというのかな?)。
模様が入っているのは邪魔だけれど、もし、先日、シモジマで300枚くらいの単位で買っていなかったら、これを買いたかったと思った。(合羽橋やシモジマで買うとしたら、これらはものすごい量を買わなくてはいけないのだ。)
また、ケーキをカッティングする包丁が、780円であった。
私は、もう10年くらい前に、こういう個人向けの安い包丁があるとは知らなかったので、合羽橋で、本格的なものを買っているので、買うことはないけれど、こういう個人向けの安い物で十分なような気がする。
(勿論、私の合羽橋で買った高いナイフは、握るところが茶色い木、貝印のは、ピンクっぽいプラスチックというような違いはあるが)
他、パイに敷き詰める金属の石が300g800円であったが、これは、合羽橋の方が安い。

気の利いているものも多いし、お菓子道具を揃えたい人がいたら、見る価値はあると思う。
他に、元々かみそり屋さんだから、散髪用の鋏や櫛も売られていた。



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2001年12月24日(月)

ほっと得ちゃん−保温鍋 1/2


買おうか買うまいか迷ったが、結局、次の日に、再び貝印のバーゲンに行って、外鍋が発泡スチロール・内鍋がステンレスの「ほっと得ちゃん」という保温鍋を買ってしまった。(1500円←消費税込み)←定価4980円

いつもは行かない神田方面に自転車で行ったら、毎年はやっていない12月第3週にも貝印がバーゲンやっていて、そこに、安い保温鍋があったら、「神様が「保温鍋」を使ってごらんなさいと言っている」と考えないわけにはいかない。(笑)

ずっと、大きな発泡スチロールの箱があったら、取っておいて、これを保温に使おうと思っていたのだが、今まで見つからなかったし、発泡スチロールの四角い箱では、部屋に合わないなとも思っていた。

帰ってきてから、魚柄仁之助さんの本の保温鍋のところを改めて読んだら、「発泡スチロールでも保温できるが、匂いがつきやすい」と書いてあって、ちょっとがっくり!
ま、長期に渡って使うのは無理かも知れないが、何せ、1500円だから、仮にそうなっても、諦めはつきやすい。
また、インターネットで、保温鍋で検索したら、今まで、「はかせ鍋」「日本酸素のシャトルシェフ」「タイガーのまほうなべ」しか、知らなかったのだが、まだまだ、色々なものがあることがわかった。

魚柄さんの本によれば、はかせ鍋か、発泡スチロールで保存すると、味が染み込みやすい、他の製品は、保温力が強過ぎて、柔かくなるが、味の染み込みは期待できないとか書いてあったが、やはり、ステンレスの保温鍋には、高いだけあって、匂いがつきにくいという長所があるのだと、改めて、理解した。
しかし、お試しには、このくらいの値段が手頃だと思う。
はかせ鍋は、小さいので1万円前半、大きいのだと2万円近い値段なのだ、おいそれとは買えない。

貝印の人は、世間の評判(魚柄仁之助さんの本に書いてある発泡スチロールの効用)を聞いて、発泡スチロールを丸くして、そこをくり抜いて、外鍋にしたのか?
ただ、外鍋をステンレスにしなければ、確かに、安価にできるし、結構、これは、アイディア的には、ヒットな作品ではないかと思うが、今まで、見たこともなく、きっと、売れなかったのかも知れないと思った。
(何せ、4980円が、消費税込みの1500円だから、半分以下の値段だもの。)

実際一度使ったのだが、私の買った「ホット得ちゃん」というお鍋の内鍋は、両手なのだが、その取っ手が、ステンレスで、プラスチックなどのカバーがなく、沸騰させた後、鍋つかみを使わないと、熱くて、持てないことがわかった。
15分保温したのだが、保温後は、取っ手は、直で持てるくらいの温度になっていた。
ま、取っ手が剥き出しというのは、安物だから、しょうがないのかな?(内鍋のステンレスもチャチ)



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2001年12月25日(火)

ほっと得ちゃん−保温鍋 2/2


ミネストローネを作ってみた。
1分程、沸騰させながら、アクを取ってから、蓋をして、発泡スチロールの外鍋にセットして、発泡スチロールの蓋をして15分置いておいた。
で、15分後に、蓋を開けたところ、中から湯気がぶわ〜と出て、「80〜100℃の間で保温するというのは、こんなに熱がある状態を言うのか」とわかったことが、結構収穫であった。
今まで、ステンレスの多重構造鍋などでやっていた保温料理とは、やはり、格段に保温力が違うことをまざまざと感じた。
蓋を開けた途端に、温度計を差し込んでみたが、蓋を開けること自体、熱を逃がすことだから、正しい温度は測れる筈はない。
突っ込んだ温度計は、80℃を越していたので、保温鍋の機能は果たしていると思う。

沸騰したときに、取りきれなかったあくは、表面に膜となって、表面に浮いていた。

できたミネストローネは、やはり、弱火で煮続けたものより、野菜の甘さがうまく引き出されているようなマイルドな味で、上出来、上出来。

大きさが大きいので、一概には勧めることはできないけれど、こういう保温専門のお鍋があるに越したことはないなというのが今日の感想。(また、変わるかも知れないが)
(大きさは、直径28cmで、容量が3.8リットル)

レシピが付いてきて、それに黒豆が載っていた。
何でも、20分煮て5,6時間置いて、その後、「20分煮て2時間置いて」を2回のレシピ、やたらに時間がかかるレシピである。
そうだ、有元葉子さんの黒豆レシピは、保温鍋ではなく、電気のスロークッカーのレシピだ、これらを参考にして、今年は時間があるので、保温鍋で、黒豆を煮てみようと思う。

また、温泉卵が、75℃で20分だから、このお鍋に向いていると思うというか、温泉卵用の器具が売られているが同じ原理なのだ。
温泉卵も、これで、簡単に作れるようになったと思う。



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2001年12月26日(水)

恵比寿の冨澤商店と成城石井


暮れのある日、恵比寿に行って来た。
何で恵比寿かというと、冨澤商店と成城石井が両方あって、しかも我が家から近いとなると、恵比寿になってしまうのだ。
御徒町から片道190円、乗車時間25分だから、ま、許容範囲。
遠い、遠いと思っていた恵比寿だが、電車の中で、本を読んでいれば、あっという間である。

で、ガーデンプレイスの中にある三越に着いたのが10時50分、何と開いていなかった。
こんな暮れにお休みかと思ったら、開店が11時だったのだ。
普通のデパートと開店時間が違うのだ。

で、冨澤商店は、恵比寿の三越の地下2Fにあった。

何故、冨澤商店かというと、昨日、まんとうさんのバーゲンに行ったら、ピーカンナッツが売り切れていたし、あそこは何でも大袋だから、バーゲンで15%ひいいてくれても、結構、支出する金額が大きいことに気づいてしまったのだ。
(まんとうさんが大袋と言っても、本間商店よりは小袋であるが。)
ドレンチェリーが欲しかったのだが、4〜500g程度で800円、そんなにお金も払いたくないし、大袋も欲しくないと思って帰ってきてしまった。
で、家に帰ってから、個人向け菓子材料の販売に注力している冨澤商店のHPを見ると、ドレンチェリーがちょっとだけだが170円なのだ、その他、マジパンも買いたかったし、お正月のお菓子作るには、冨澤商店の方が、少しずつ安く買えると思って、次の日、思い立って行ってしまった。

買った物
赤のドレンチェリー(15,6個)      170円
これは、フルーツケーキ用の洋酒漬けに加える予定。
  味ではなく、色がきれいなので。

干しあんず(低級品)トルコ         250円
ピーカンナッツ100g           250円
  この二つは、ケーキ教室で習った「あんずとパイナップルのバターケーキ」
  に使う。

ダイスアーモンド150g          240円
  ケーキ教室で、作ったシューの表面にアーモンドダイスが付いていたのだが、
  意外に好評だったので。

マジパンペースト 200g         350円
  甥たちのお誕生日ケーキの飾り用、小分けして、冷凍予定。

その他、アルペンザルツの業務用が500g380円だったので、買った。
ま、色々なお菓子作るのに、このくらいの値段の物と量でなかったら、個人では買う気がしない。
布の小さなクーラーバッグを持っていって、同じフロアのスーパーで氷もらって、要冷蔵のものは、これに入れて持って帰って来た。
冨澤商店は、菓子材料は量も少なめで安いけれど、道具は結構高めとの印象があった。

で、駅まで戻って、「成城石井は、駅ビルの中」と、駅ビルを探したら、改札(ガーデンプレイスの方の)のすぐ横にあって、殆ど探さずに済んだ。
ここには、スコットランドのスモークサーモンを買いに行ったのだが、ノンスモークのロースハムが安くて、ジューシーそうなので、買ってしまった。(美味しいといいのだが)

バシュラン・モンドールは、為替の関係でか、今年は、1950円で、余り人気がないのか、山積みになっていた、去年は、品薄状態だったのに、一年で変わるものである。
今年は、バシュランはお休み、代わりに、熟成ブリを買って、恵比寿を後にした。

それにしても、冨澤商店と成城石井が揃っているということで、恵比寿がとても羨ましい。
冨澤商店というのは、多摩・横浜方面に主に店舗展開しているが、是非、成城石井が出店している東京駅周辺に出てきて欲しいと思う。



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2001年12月27日(木)

江戸前ずしの悦楽


図書館で、何気なく借りてきた「江戸前ずしの悦楽」はとても面白く、一気に読んでしまった。

著者が、毎月1回、横浜の次郎に行って、皿盛りの握りについて、店主の水谷八郎さんとネタや寿司について話しながら、食べるという想定で、12か月分、その様子が描かれている。(12か月分のお寿司の写真付き)
その季節季節で、一番美味しい物を選りすぐって、お寿司にしている様子が描かれている。
例えば、ただ「まぐろ」と言っても、「この時期はどこで捕れたまぐろが一番」とか、色々あるようなのだ。
正直、今まで、美味しいまぐろは、築地の大和に行けば食べられる、しかも真冬に行けば最高だ、くらいの認識しかなかったのだ。
客からすればそれで良いのだろうが、寿司屋さんからすると「美味しいまぐろを握る」というのは、そんな単純なものではないことが、この本を読むとわかる。

何と言うか、読んでいると、本当にこのお店に行って、この店主が選び抜いたネタで握りに握ってもらい、話しを聞きながら、お寿司をつまめたら、どんなに美味しいかという感じがひしひしと伝わって来る。
(本当に、月1回のペースで、横浜の次郎に通えるくらいになりたいと思う。)

寿司職人と一口で言うけれど、長年、自分で、魚を判断して、買い付けて、さばいて、ネタにすることを、毎日毎日繰り返すわけで、余りいい魚が入らなかったときでもどうにかしなくてはならないのだろうし、その毎日毎日の魚との付き合いの中で、季節や産地による魚の違いに敏感だったり、どうしたら、一番美味しく食べさせるのだろうと常に考えることなしに、名人は生まれないのだということが、とても良く描かれている。

また、この本に、「寿司屋にとって大事なのは、『いい魚屋を見つける』ってことです。築地にいる卸業者がみんな同じだと思ったら大間違い。魚屋にも仕事熱心なのとそうでないのがいるし、勉強してる人としていないのがいる。その中で本当に信頼できる魚屋を見つけられるかどうか、これも寿司屋に取って大きな仕事なんです」と書いてあり、ここらへんなんか、我が意を得たり(私の感じていたことは、名人もそう思うのだ)、という感じ。

「江戸前すしの悦楽」
晶文社刊



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2001年12月28日(金)

シャカシャカポテト


古い料理雑誌を整理していたら、ポテトにまぶす調味料のバリエーションが載っていた。(切り抜いてしまい、何が出典かわからないが、多分、レタスクラブ)

揚げ立てのフライドポテトと調味料を紙袋(20cm×15cmくらいの袋)に一緒に入れてシャカシャカ振るうという前提で。
(実は、マクドナルドに「シャカシャカポテト」というこのような商品があるそうであるが、今まで知らなかった。)

1.バジルポテト
  フライドポテト   200g
  バジル(乾燥)   大さじ2
  ガーリックパウダー 小さじ1
  塩         少々

2.のり塩バター味
  フライドポテト   200g
  青海苔       大さじ1
  細かく刻んだバター 小さじ2
  塩         少々

3.梅わさび味
  梅干し2個は種を除いて耐熱容器に入れ、ラップをしないで、電子レンジ強
  2分加熱し、乾燥させ、包丁で細かく刻む。
  揚げ立てのフライドポテト200gを紙袋に入れ、先の乾燥梅干しの粉末と
  粉わさび小さじ1/2を加えて、シャカシャカする。

4.カレーチーズ味
  フライドポテト   200g
  カレー粉      小さじ1
  粉チーズ      大さじ2
  塩         少々

5.スパイシー味
  フライドポテト   200g
  一味唐辛子     小さじ1/2
  黒胡椒       小さじ1/2
  塩         少々

で、3の梅わさび味が面白そうなので、梅干しを電子レンジにかけたのだが、この記述どおりには乾燥しないで、焦げてしまった。
一度目は、電子レンジ強だったのが、良くなかったと思い、二回目は、弱でやったが、結果は余り変らなかった。
この粉末の梅干しの粉が簡単にできたら、面白いと思うが、しその葉ならともかく、梅干しのように肉厚でねっとりしているものを電子レンジで乾燥させるのは無理ではないだろうか?と思うが、雑誌には、「成功の写真」が載っている。
何が悪いのだか、今のところ、わからない。

4のカレーチーズ味も、全て材料があるので、やってみた。
私の場合は、フライドポテトにしないで、じゃがいもを圧力鍋で丸ごと蒸して、蒸し立ての皮をむいて、食べ良い大きさに切る。
で、油を引いた耐熱皿に並べて、上からも油をかけて、オーブンのグリルモードで、7分焼いて、ひっくり返して、後5分焼いた。
で、焼き上がるまでに、じゃがいも大3個に対して、カレー粉小さじ1+1/2と粉チーズ大さじ3を合わせておいて、焼きあがったときに、上からかけて、混ぜたり、鍋つかみでお皿を持って、軽く振って、全体に粉が行き渡るようにした。
そうだ、お塩を忘れていたと、慌てて塩をパラパラと振って、再び全体に行き渡らせる。

味見すると、お塩がついた部分が美味しくて、お塩が行き渡っていないところは今ひとつの味であった。
これだったら、カレー粉と粉チーズを混ぜ合わせるときに、予め、塩も混ぜておけば良かったと反省。

家族に出したら、特に、甥たちに大好評。
結構辛いので、甘党の甥1には合わないかと思ったのだが、よく食べた。
じゃがいもに甘さがあるので、食べられるのかも知れない。
また、焼き立てのときより、ちょっと落ち着いた方が味がはっきりするようである。

このカレー粉と粉チーズを混ぜたものは、ポテトだけではなく、グラタンに振りかけて焼くと美味しいのではないかと思う。

のり塩ポテトは、私の「青海苔ポテト」と同じだから、作らないが、1のバジル味と5のスパイシー味も、材料が揃い次第、作ってみたい。



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2001年12月29日(土)

保温鍋で作る黒豆


一昨年前は、普通のお鍋、去年は圧力鍋で煮た黒豆であるが、今回は、ほっと得ちゃんという保温鍋があったので、保温鍋で煮てみた。

保温鍋のレシピには、水に砂糖などを加えたものに、豆を入れて一晩浸けてから煮るとあったが、毎年、お水に、砂糖や豆の材料を全て入れて、ひと煮立ちさせたものに一晩浸けることをやっていたので、今までどおりにやってみた。

煮た時間は、下記のとおり。
翌朝 20分煮る。
   その後、5時間、保温鍋を、発泡スチロールの外鍋にセットしておく。

5時間後 20分火を入れる。
   また、2時間、発泡スチロールにセットしておく。

1時間半後(ちょうど、1時間半した時に、手が空いたので、2時間を待たなかった。)
   20分火を入れて、また、発泡スチロールにセットして2時間。

ここで食べてみると、豆を噛むと、ネチっとした感じでつぶれるので、十分かと思ったが、念のため、後、30分煮てみた。
30分後、食べてみたが、煮る前とそんなに変らない柔かさであった。

こう書くと大変そうだが、作るのが、一番楽で、苦労しないで、黒豆が上手にしわもなく煮上がった感じがする。

火を使うと、豆が、汁から顔を出していないから、気にしなくてはいけないのだが、この方法だと、常に、豆全体を、ガーゼ、パラフィン紙で被っておけば、間違いなく、豆が風邪をひく(=皺ができる)心配がないので、本当に楽。

また、火を使っている間は、やはり、外出できないが、保温鍋にセットしておけば、その間、買物にでかけられるし、楽だった印象しかない。
(きっかり2時間でなくても大丈夫。仮に、煮豆のことを忘れて、そのまま数時間保温しっぱなしにしてしまったとしても、問題ないと思う。)
今まで、火で煮たときは、時々差し水をしたが、今回は、最初に入れた1500cc以外のお水を途中で入れることはなかった。
余り蒸発もしなかったし、最初の1500ccだけで、豆がその汁を吸収し、適当に煮汁が残る感じ。

今回、300gを煮たのだが、私の3.8リットルのお鍋では、この2倍は無理かも知れないが、300gの豆に対して、1500ccのお水として、500g程度は煮ることができると思う。
保温鍋で、暮れに2回、黒豆を煮るのはちょっと辛いと思うが、1回だけなら、一番楽だと思う。

ただ、気になるのは、余りアクが出なかった点である。
最初に沸騰してから、すぐに、ガーゼを被せてしまったが、本当は、暫く沸騰させて、アクを取ってから、ガーゼを被せれば良かったと反省している。
でも、別に、アクを対して取らなかったが、豆がアクっぽいとか、そういう感じはない。
ただ、去年までは、もっとアクを取った覚えがあるので、何故、アクが出なかったのか、とても不思議。
別に味的には問題ないけれど、アクを出して取った方がもっと美味しくできたのかなと思わないでもない。

それにしても、黒豆というのは、煮あがったときより、1日置いたときの方が美味しいと、再認識した。

来年以降、圧力鍋で煮るか、保温鍋で煮るかは、そのときの気分次第だと思う。
暮れに、ちょこちょこ外出するけれど、基本的には家にいる日があったら、保温鍋がお勧め。

でも、黒豆のために、保温鍋を買うというのも、ちょっとやり過ぎだと思う使い心地であった。



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2001年12月30日(日)

世間と私のどこかが合っていなかった2001年


3月に顔が化粧かぶれで腫れ上がって以来、顔の皮膚がその炎症跡で、とても汚かった。
そして、それはどうもアレルギーという言葉でくくられる症状らしく、その治療で、ずっと通っていた皮膚科のお医者さんから、何度、「世間とあんたのどこかが合っていないから、アレルギーなんだよ」と言われたことか。
そもそも、アレルギーというのは、身体のどこかの機能か、精神か、どこだかは、特定はできないのだけれど、どこかが世間と合っていないから、発疹という形で出てくるそうなのだ。
でも、「どこが」という特定は難しいのだそうだ。

つらつら今年一年を反省すると、本当に、このお医者さんのおっしゃった「私のどこかと世間が合っていない」という言葉が妙に当てはまった一年であったと思う。
今年、私の身に起きたことは、全て、私と世間のアンマッチングの結果だと考えると、全てが妙に納得できる。
私の身体と世間だけがアンマッチングだっただけではなく、就職とか、これから何をしていくかという問題でも、アンマッチングであった。

そのお医者さんから、「生きているからこそ、アレルギーが起きるのだ。アレルギーは生きている証拠、死んだらアレルギーなんて起きない。生きているなら、アレルギーが起きるのはやむを得ないのだ、良くあることだ。」とも、言われた。
そうなんだよね、今年一年、生きていることは生きていたが、自分を活かすどころか、世間とのアンマッチング状態のアレルギー症状の一年であった。

1か月程前に、お医者さんから、「そろそろ薬を飲まなくてもよい、そして、その後1か月の間に、顔の皮膚が赤くなったり、吹き出物が出ないという自信が持てたら、お化粧しても良い」と言われた。
しかし、その後、薬は飲まなくなったけれど、やはり、良く見ると小さな吹き出物がこめかみにできていたりで、まだ、自信が持てない。
頬のところどころが、まだ、赤い。
顔を洗う無香料のミノンという石鹸も、もう3つめだ。
でも、この夏、秋の頃に比べたら、相当、顔の皮膚もまともになってきたし、来年こそ、まともな皮膚に早く戻って、色々な面で、世間と少しずつマッチングして行ったらいいなと思う。

ま〜ね、世間の殆どの人が、「世間とアンマッチングを感じながら、きっと暮らしているんだよね」とも思うが、私は並みの人間であるから、「来年が今年より良い年でありますように」と祈ってしまう。



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2001年12月31日(月)

2001年の反省


今年1年を省みる。

★一番良かったこと

□ケーキ教室に、月に二度通ったこと。

まだ、初級だけれど、バターケーキ、タルトなど、結構、下手は下手なりに手軽に作るようになった。
もうすぐ初級が終わり、中級が始まる。
中級になると、複雑になって、家では作らないようなものばかりになるが、結局、初級で習ったことの組み合わせや応用になるので、「何度も同じ技術を繰り返して、身につける」という意味で、続けようと考えている。

★ベスト 材料

□一番、すごいなと思うのは、「明治発酵バター」

東京だったら、冨澤商店で手に入るし、この前は、池袋西武のザ・ガーデンにあった。
私の場合は、ケーキ教室で分けてもらっているので、常備が可能である。
これで、バターケーキを焼くと、味が違う。(1日以上置いてからの味、出来上がりはそんなに差がないような気がする。)
また、じゃが芋を蒸して、皮をむいて潰して、発酵バター・塩・胡椒を入れて、混ぜて丸めて、鉄板で焼くと、本当に美味しい。

□築地場内 東昆の塩蔵わかめ

これは、目立たないけれど、大変役立っている。
7月に1kg買ったのだが、それを冷蔵庫の野菜室で保存しながら、使っている。
今まで買っていたものに比べて、取るべき筋がなく、使うのにも楽だ。
そして、一番凄いのは、塩にまぶしてあるということだが、その塩が少なく、殆ど存在を感じないことだ。
今まで、わかめを買うと、塩が相当に残ったものなのに、東昆さんのわかめは、殆ど塩がない。
1kgの昆布を買って、その殆どがわかめだというのは、嬉しい。
東昆さんのわかめは、今後も、我が家の定番として、買い続けると思う。

★ベスト 道具

今回は調理道具ではなくて、お掃除の道具。
□クラレのカウンタークロス

水の吸収は、布より良くないけれど、使った後、簡単に綺麗になって、しみができにくく、乾き易いので、手放せなくなった。
欠点は、胡瓜もみのときに、胡瓜をこのカウンタークロスに包んで絞ると、簡単に破けることである。

□花王のクイックワイパー

これを台所近くに置いて、時々、掃除をするようになった。
細かいゴミも取ってくれるし、やはり、ほうきより、良いと思う。
ただ、最後、ごみを取るときだけ、ほうきとちりとりを出さなくてはいけない点が面倒。
水拭きをしたいときは、髪の毛用にお水を詰めてあるスプレーをシュッシュしてから、乾いたペーパーで拭いている。

★一番美味しかった自分の料理

□参鶏湯
圧力鍋を使うと、簡単にできて、本当に美味しい。

★一番美味しかった外食

□赤坂伊真沁のけんちん汁

ということで、今年もお世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。



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