1998年11月1日(日)
築地案内 1/2
昨日は、若手の友人たちと築地に行ってきた。
集合は、午前8時、私にしては、遅い時間であり、前日、「築地に行くから」と行っておいた母から、7時頃に「築地に行くのに、まだ、出かけていないじゃないの、寝坊しているのでは」と心配の電話があった。
母と行くときは、ドア トゥ ドアで25分弱で近いし、お寿司屋が混んでいると嫌なので、家を6時半頃に出てしまうのだ。
★大和寿司
無事、築地の駅で落ち合って、場内のお寿司屋に向かう。
やはり、築地に行ったら、場内のお寿司屋はお勧めだ。
絶対的な美味しさだと思う。
大和にするか、寿司大にするか、迷うところなので、2人ずつ、両方に並び、早く食べることができた店に決めようということになった。
で、結果、大和になった。
何やかやといい、大和の方が2倍広いから、同じ行列の長さの場合は、大和が有利である。
今回、20分程度しか並ばなかったので、ラッキーである。
今日は、運良くご店主の前に座れた。
出てくるネタ、全て新鮮で美味しく、皆、満足した様子。
良かった、良かった。
白子を、追加で食べたかったけれど、一応、お任せコースを食べ終わると相当お腹が出来上がってしまったので、きっと、これ以上食べても美味しく味わえないだろうと判断、追加はしなかった。
おやじさんの席は、大和では一番良い席だ、ラッキーにもこのおやじさんの席に座れたので、皆、感じの良さに感激して、店を出た。
気分の良さも寿司の味だわよね、と思う。
そう言えば、来週の金曜日の夜8時、「クイズところ変われば」に大和寿司が出るそうで、一昨日、撮影に来たそうだ。
やはり、TVに出るのは嬉しいのかなと思うが、私としては、これ以上混まないことを祈るのみだ。
大和と寿司大の違いは、今後、エッセイに載せたいと思う。
ところで、横浜の南部市場や生麦にも大和のような寿司屋さんがあるとのことである。
ちかくの方は、探してみる価値があると思う。
★場内<野菜>
その後、場内に行った。
まず、野菜のほうだ。
皆、野菜も見たいということだった
時間が9時近いこともあり、やっちゃばのほうも仕事が一段落したようで、落ち着いた様子だった。
野菜のほうは、注文が細かいせいかと思うが、早い時間だと、シロウトを相手にする余裕がないと思う。(ま、それは、魚も同じかも知れないが)
今日は、女性4人組のせいもあり、野菜部門に入るなり、すれ違った野菜のところで働くお兄さんが、愛想良く「築地にようこそ!」なんて、言ってくれた。
やはり、感じいいほうが感じがいいわよね、と思う。
築地に行くと、シロウトに感じがいい人、邪魔だという人、無関心な人、お店の人の反応は様々だ。
感じ悪くても、余り気にしないほうがいい、全然悪気がなくて、ただ、そのときの感想を率直に言っているだけだと思えばいい。
彼らは、ちょっと、感想を言って、そして、気分転換して、次の仕事に夢中になるだけだと思う、悪気はないのだ。
そして、仕事が一段落していない人は、どの人もこの人もとにかくやたらに忙しいのだ。
それに、場内において、シロウトさんは、あくまでも、公認されていない存在なのだ。
シロウトさんは、もしかして、知らず知らずに、市場の方々のお仕事の邪魔をしているかも、というようなことを頭に置きながら、歩くべきだと思う。
私見ではあるが、「邪魔だ」といわれたら、「あら、ごめんなさいね」と、邪魔にならないようにすれば良いだけの話しだ。
今回も、感じの良い人、悪い人、色々いたが、同行した人たちが全然感じ悪い人に反応しなかったので、助かった。
野菜のほうで、私が知っている限りの店を紹介する。
今日は、どこの店も愛想がいい、やはり、女性4人組の強みだろうか?
店の名前は忘れた(今度、名前を控えて発表しますね。)が、輸入野菜に力を入れている店で、珍しそうに見ていたら、お店のお客さんが責任者を呼んで、野菜の説明をさせてくれた。
輸入野菜は、味が濃いとのこと。
それにしても知らない野菜が多いと思った。
確か、セロリ芋と言ったかな、それと、黄色いインゲン、黒い大根、西洋のゴボウ、オレンジ色のビーツ、色々あった。
少量でも売ってくれるとのことだったが、使い方がわからないので、手を出せないで終わった。
ただ、社会科見学・生物見学としては、とても良かった。
野菜売り場の皆様、良くしてもらったけれど、何も買わなくてごめんなさいね。
いつか、私が偉くなったら、築地の場内野菜売り場は感じが良いって、宣伝しますわよ、なんて、思ったが、そんな日は、きっと、来ない。(笑)
築地の場外は、日本の野菜は豊富だが、西洋野菜はやはり、場内まで行かないと買えないと思う。
8時過ぎか9時過ぎの、プロのお客が帰った後だったら、場内のお店の人は、シロウトでも相手にしてくれると思う。
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