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2001年09月06日(木) 合羽橋 リエーブル 8月末のある日曜日、我が家から私以外の人がいなくなった。 母は山梨、妹はロンドン、弟一家は沖縄に行ってしまい、私が留守番であった。 こういう日がたまにあると、嬉しい。 私は、合羽橋HPで食べるところも案内しているのだから、案内しているお店に行ってから紹介するのが当然なのだが、食事を作る係りなので、中々これができない。 こういうふう日は、まだ行っていない自分が紹介しているお店に行くのに、絶好である。 で、リエーブルに行ってみた。 場所は、合羽橋本通りのどぜうの飯田屋と浅草今半の間にある。 地元民から、「あそこは美味しい」と聞いたこともあるし、期待できる。 西浅草(合羽橋)リエーブルのHP←ここをクリック 外から中は全然見えない。 入ってみると、手前に厨房があって、厨房沿いを歩いて行くと、客席があった。 4人掛けが、9〜10テーブルあったと思う。 地元民という感じの人たちが、何組か食べに来ていた。 鰻の寝床のようなお店の一番奥が客席で、入口からも遠いし、通りからも離れているので、落ち着ける。 店内も、白い壁に、ピンクのテーブルクロスで、とても明るい。 ランチメニューの中のオードブル+スープ+魚or肉料理に、小さなサラダと小さなデザートとコーヒーで1800円のコースにしてみた。 一言で言うと、まともなフランス料理の店だと思うのだ。 それ以外の料理の特徴はというと、う〜ん、良くわからない、特徴は、「まとも」ということか? 個性的な料理というよりは、こうあるべしと思う料理が、ある一定のレベルで作られていると思う。 出てくるものに対して、全体的な安心感が持てる感じ。 また、ウエィターの人も感じが良いし、頼んでから、料理が手早く出されるのも好感が持てる。 私がチョイスしたもの ★オードブル スモークサーモン レモン添え 大振りのスモークサーモンが3枚もあったので、ほくほくと喜んだ。 オレンジ色で柔かいサーモンであり、もしかして、自分のところで燻製したも のかなとも思ったが、聞かなかった。 ちょっとではなくて、結構沢山出てきたところは嬉しかったし、美味しいサー モンではあったが、付け合せのさらした玉ねぎがちょっと水っぽかった。 ★季節のポタージュ トマト 冷たいポタージュを飲んでいる間、「なんだろうな、なんだろうな」と考えて いて、わからなかったが、後で聞いたら、トマトとのこと。 余り、トマト味はしなかったが、美味しいポタージュだった。 (トマト味が強いポタージュだと、在り来りになってしまうかも知れない。) ★リードヴォーの木ノ子ソース たまには、変わったものを食べなくては。 それに他のものは、グリルとかソテーが多かったけれど、やはり、ソースが美 味しいかどうか見なくてはと思い、メインは、これにしてみた。 リードヴォーというのは、所謂内臓とお肉の中間のような歯応えで美味しかった。 ソースは、結構軽くて甘いソースであった。 美味しかったけれど、もうちょっと煮詰めたソースで作った料理がメニューに あれば、嬉しいのに、そういうものを食べたかったのにと思った。 小さなサラダもちゃんとしていたし、デザートのうす〜く切ったものの美味しかった。 全部美味しかったのだけれど、やはり、このお店は、「真っ当な料理、そして、出てくるのが早い、注文を聞きに来る人の感じが良い」これらが、特徴かと思う。 |
2001年09月07日(金) 久々にたらこネタ 我が甥たちは、この夏から、軟式の少年野球チームに入ったようだ。 最近の子供って、ちょっとスポーツやるにも、格好が凄い。 ある日、野球から帰った甥に会ったのだが、ちゃんとした上下のユニフォームに、ヘルメット、スパイクもちゃんとしていて、格好だけは一人前である。 確かに格好が良いけれど、あれじゃ、お金がかかってしょうがない、昔の子供は、ランニングシャツに半ズボン、ヘルメットなしで野球をやったものだよ、と言いたくなったけれど、止めておいた。 で、今まで、野球の試合に行くと、おにぎりを出してくれていたとのことだったのだが、ついこの前の土曜日から、自分で持ってくるようになったとのことであった。 金曜日の夜、おばあさんの家に上がってくるなり、甥2が「おばあちゃん、明日、野球におにぎり持っていくんだけれど、たらこある?」と聞く。 勿論あるので、分けてあげることにした。 その後、上がってきた甥のお父さんが、「たらこある?」と同じことを聞く。 「もう、その話は、甥2ちゃんから聞いて、あげることになっているよ」と言うと、甥のお父さんは怪訝な顔をする。 何でも、明日のお弁当の話を甥の両親でしていたのを、甥2が傍で聞いていて、気を回して先におばあさんに聞いたようなんだ。(甥の父が甥の母に、「後でおばあさんちで、たらこあるか聞いてくるよ」とか言ったのを聞いていたのだ。) この子は、本当に、食べるもののことに関しては、私に似たというか、行動力があるし、人任せにできないのだなと思った。 果たして、我が家の大事な築地のたらこ1切れ(1腹ではない)は、甥たちのおにぎりの具になったようだ。 で、そのたらこで作ったおにぎりを食べた土曜日の夜、おばあさんの家に上がってきた甥2は、私の顔を見るなり、「まりんちのたらこ、本当に美味しかったよ。今まで食べたたらこの中で最高で、スーパーのたらこの100倍は美味しい!」と言った。 食べ物に対する感性の豊かな甥2のことだ、食べた瞬間、「美味しい!」と思ったのも本当だけれど、その瞬間、「真理に会ったら、そのことを伝えなくちゃ!」と思ったに違いない。 律儀な子である。 でも、我が家はしょっちゅう、たらこを食べているのに、甥たちは私の家のたらこを食べたことがなかったようである。 きっと、スーパーのたらこのイメージがあるから、おばあさんちのたらこがそれとは別物だとは想像もしないで、「たらこ、あるわよ!」と言っても、今まで見向きもしなかったのかも知れない。 そう考えると、これからが怖い。 私も甥2が、「スーパーのたらこの100倍美味しかった」という話を、築地のたらこ屋さんに言わなくてはと思っている。 ところで、私の贔屓の築地のたらこ屋さんのHPができたそうだ。 「田中家の人々」というのがあのお店のほのぼのとして、温かい特徴が出ていて、面白い。 たらこ屋さんのおばさんは、ほっそり美人なのに、写真を載せていないところがちょっと残念。 たらこ屋さん(築地田中商店)のHP←ここをクリック |
2001年09月24日(月) 神楽坂 アルパージュ 日曜日に、雑司が谷にお墓参りに行ったので、都営バス・地下鉄の1日乗車券を買って、牛込神楽坂にあるチーズ専門店に行ってみた。 チーズ専門店というのは、東京の東半分には中々なくて、我が家から一番近いチーズ屋さんは、きっとこのお店だろうと思ったのだ。 場所は、神楽坂の商店街の上の方の「ピエトロ」という洋食屋さんの路地を入って、突き当たりの手前右側。 とても小さなお店で、店員さんは一人、客も私しかいなかったので、色々話してくれた。 このお店の特徴は、「値段は、デパートと変わりませんが、熟成庫があって、そこで、それぞれのチーズの熟成時期を見計らって、お店に出して売っていること、それから、真空パックにしたチーズよりやはり、塊から切ったチーズの方が美味しいので、うちでは、塊から切って、売っています」とのことであった。 また、全てのチーズは味見させてくれるとのこと。 「ブルーチーズはお好きですか?」という答えに、「私は大丈夫だけれど家族が....」、「ワインはいかがですか?」という答えにも、「私は好きだけれど家族が....」と全てこの調子であり、中々、私の好みのチーズに辿りつかなかったが、「固いのよりは、柔かいものを良く食べている」から、ま、ブリくらいにしておきましょうか?」ということで、ブリ・ド・モーAOCが出てきた。 これを味見した上で買ってきた。 お店の人がいうには、ちょっと若いとのことであった。 (しかし、食べた後の後味が凄く良かった。) 「では、家で冷蔵庫に入れておけばいいのか?」と聞くと、「薄く切ったら、もう熟成はしないのです」とのこと。 100g660円。 「そうだ、チーズ好きな人に、ブリ・ド・モーAOCは食べておいた方が良いと言われているのだ」と話したら、お店の人が笑われたが、一応スタンダードなものらしいので、一度は食べてみなくてはね。 とても感じの良いお店であったので、今後、都営地下鉄の1日乗車券を買ったときに行こうと思う。 (日曜祭日も営業しているのが嬉しい。) アルパージュのHP←ここをクリック 日曜日の午後に、神楽坂に行ったのだが、日曜日でも開いている商店が多いし、人通りも淋しくもなく、混んでもいなくで、快適な感じがした。 神楽坂というのは、住み易い街ではないかと感じた。 |