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2001年06月01日(金)

食べる米ぬか


この前、高級スーパーで「食べる米ぬか」なる商品を発見した。

私は、どういうわけか、川島四郎さんの「食べ物さん、ありがとう」という本に強く影響を受けており、この本のおかげで、「いつの日か、緑黄色野菜を沢山食べたい」「米ぬかを飲めるようになりたい」と思っていた。
緑黄色野菜は、小松菜ジュースのおかげで、念願を果たした。
「後、残るは米ぬかで、米ぬかを継続的に摂り始めたら、川島栄養学の優等生」なんて思っていたら、ちょうど、「食べる米ぬか」があったので、試してみた。

食べても不快感を感じさせないように工夫をしてあるとか、実際に、5gお水に溶いて飲んでみると、匂いには、確かに糠味噌っぽい感じがあったものの、喉や舌には、ぬかっぽい味がまるでなかった。
これだったら、飲み続けられると、次の日から小松菜ジュースに入れるようになった。
効果は早かった。
飲んで3回目で、何となく、顔色が明るくなったのである。
川島四郎さんの本によると、「米ぬかの上澄みを飲むと、頬がピンク色になる」とあったが、ピンク色にはならなかったものの、顔色が明るくなったのだ。
小松菜ジュースだけでも、木目が整ってきた感じがしたのに、更に、顔色が明るくなるなんて、こんなこともあるのだと驚いている。←これは、「私はきれいになった」と言っているのではなく、「私の肌がきれいになっている」と言うことである、念のため。(人間、効果がすぐ出ると、ずっと摂り続けることになりそうである。)

この食べる米糠は、何でも、焙煎することにより、糠臭さを飛ばしているらしい。

最近、母にもケールのジュースを飲ませるようにしているが、母のケールのジュースに、この米ぬかを混ぜるようにした。
母は、きな粉と勘違いしていて、「きな粉を入れた方が美味しい」というくらいだから、この米ぬかは、中々米ぬか臭くない優れものであるのだ。

欠点としては、ちょっと高いことかな?

「食べる米ぬか」
東糧産業株式会社のもので、120g398円。

この食べる米ぬかが切れそうになったので、また、遠くの高級スーパーまで買いに行ったら、これは3袋しかなく、隣にもっと安いものを発見した。
試しに安いものも買って来たので、こちらも試したら、また、紹介する。

玄米、胚芽米に含まれている成分がそっくり米ぬかにはあると言う。
家族や自分の嗜好の結果、玄米・胚芽米を毎日食べられない人には、この「食べる米ぬか」はとても良いと思う。



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2001年06月02日(土)

森枝卓士「アジア菜食紀行」


MLで、森枝卓士さんのファンがいて、絶賛だったので、図書館にあった「アジア菜食紀行」を読んでみた。

私は、森枝卓士という名前を初めて聞くと思ったのだが、自分の本棚を見たら、「日曜日の遊び方 カレー」という本が、森枝卓士著であった。(買っただけで、全然読んでいない。)
この方は、食べ物を専門に色々な本を書いているらしいのだが、「作り方」「美味しい物情報」というジャンルではなくて、文化人類学的興味から、世界中の食について、研究しているようである。

で、「アジア菜食紀行」は、とても面白かった。
「ベジタリアン」(菜食主義)という概念は、主に、東洋の概念とのこと。
インドや中国、その他のアジアの国には、どのような食体系のベジタリアンがいて、どうしてそれが成立したのかを、実際にそれらの国に行って生活したり、古典を読んだりしながら、謎を解いていく。

私自身が、「ベジタリアン」という言葉は知っていても、その本当の意味を知らなかったので、良い勉強になった。
調理用語辞典を引いても、「菜食主義」というのは、「主として、文化・宗教的要因から動物性の食物を摂らず、植物性の食物のみを摂取する菜食主義と、それらに卵や乳などの動物性食物の一部を加えて摂取するものがある」としか、書いていない。
森枝さんの本では、どうして、どんな歴史を持って、文化的、宗教的に、菜食主義が起きたのかを考察していて、とても面白い。

余り詳しく書くと、本を読んだときに、興冷めしてしまうので、余り書かないが、一つだけ。
「男子厨房に入らず」という言葉について、これは、現代の解釈では、「男子たるもの、食事の支度などにかかわるものではない」とされるが、実は、古代において、厨房で食事を作るというのは、必ず、殺生(他の動物の命を奪うこと)という行為をしなくてはならず、そのような不浄なことを、男子たるもの、かかわってはいけない、という意味だったのではないかと書かれていた。
な〜るほど、確かに、現代においては、後は、煮るだけ、焼くだけまでの食品を買ってくれば、食事の支度はできるが、昔は、確かに、鶏を首をしめたり、まだ生きている魚を押さえて、包丁で止めをさすことは、家庭で食事を作る人の役割だったのだ。

仏教では、人間は死ぬと、他の生き物に移ることになっており、動物や魚を殺すことは、そこにいるかも知れないご先祖様の魂を奪うことになるということで、殺生にたずさわるのは、嫌われたようだ。

仏教国における菜食主義の他、インドにおける菜食主義の成り立ちなど、色々、視野を広げさせてくれる好著である。

「アジア菜食紀行」
森枝卓士著
講談社新書



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2001年06月03日(日)

本のインターネット通販


最近、色々な出版社がどこでも、文庫版を出すようになったようだ。
そのおかげで、全ての文庫本が揃っている本屋というものが存在しなくなって、困っている。
昔は、岩波、新潮、角川くらいしかなかったので、どこかの本屋で良い文庫本を買いそびれたとしても、他の本屋に行っても、よく売れている本だったら、たいていは手に入ったものだが、今は、全くだめ。
本屋によって、置いてある文庫本の出版社がまるで違うようになってしまったのだ。

料理本も事情は同じ。
余りに沢山の料理本が出版されるものだから、あるお店で「良いな」と思ったらそのときに買わないと、中々手に入らなくなってしまった。

そこで、助かるのが、インターネットの本の通販。
私の場合、「2,3日置いた衝動買い」というのか、本屋で売っている本を見て、「欲しい」と思ってもその場は、一旦我慢して、その数日後、「やはり、買えば良かった」と後悔したときに、このインターネット通販を使うことが多くなりつつある。

普通の本屋さんの通販なら、3500円とか、7000円買えば、送料無料で届けてくれる。
私の場合は、何冊もまとめて買うというのは、結構資金負担が大きいのでやらずに、もっぱら、1冊でも送料・手数料無料のセブン・イレブンの本の通販を利用して、1冊ずつ買っている。

他の通販を利用したことがないのでわからないが、「『取寄せ注文』を出してから、サクサクっと返事が来て、サクサクっと本が届く」という快適感はまるでなく、注文してから手元に届くまで1週間から10日はかかるが、何せ、1冊でも近所のセブン・イレブンまで届けてくれるのが嬉しい。
それに、実際にやってみて気付いたのだが、届く本が真新しいのだ。
書店で本を買う場合、誰かが触ったかも知れない本を買うことが多いのだが、今のところ、通販で買う本は、本当に真新しくて気持ちが良い。

また、新書を買ったら、本屋でカバーをかけてくれるような紙のカバーがわざわざついてきたのには笑ってしまった。

最近は、本屋で色々新刊本を見て、良さそうなものの題名をメモってきて、通販で買うようになっている。
何か、真面目に商売やっている本屋さんにちょっと悪いような気はするが、止められそうもない。



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2001年06月04日(月)



最近、自分が、小松菜ジュースと米ぬかのおかげで、肌がきれいになりつつあるので、町を歩いていても、駅構内でも、すれ違う人の肌が気になっている。

私は、現在、たまに巣鴨まで電車で行って、巣鴨からバイト先まで歩いている。
ある日の朝、巣鴨の駅前のパチンコ屋の前に、開店前から並んでいる人たちがいた。
この朝からパチンコ屋の前に並んでいる人たちの集団の肌は、皆、どす黒くて、血の気のない感じに見えた。
そのパチンコ屋の隣にスーパーがあり、そこもまた、開店を待つ人たちが並んでいた。(巣鴨って、結構、行列ができやすい町かも知れない。)
スーパーに並んでいる人たちの肌は、パチンコ屋に並んでいる人たちよりも白くて、血の気がある感じの皮膚に見えた。

皮膚って、生まれつきもあるのかも知れないが、その人の今現在の栄養状態を表しているだけのような気がしてきたのだ。
パチンコ屋で並んでいる人たちは、緑黄色野菜を食べる感じの食生活ではなくて、インスタント食品とか、できあいのお惣菜を食べることが多いのかな、スーパーに並んでいる人たちの方は野菜を食べている肌だ、なんて、思ってしまった。

同じく、ケーキ教室やバイト先に行ったときに会う人たちの肌も気になっている。
肌が真っ白で、透き通るようにきれいな女性というのは、世の中に結構いるのだ。
こういう肌の女性は、小さいときから、「緑黄色野菜を沢山食べることが習慣付けられていて、しかも、胚芽精米とか、玄米を定期的に食べている人」だという気がしている。
そのような肌の持ち主の一人に、「緑黄色野菜沢山食べて、胚芽米を食べているの?」と聞いたら、「うん」と答えてくれた。

肌というのは、本当にその人の栄養状態を表わしているのだ。
肌がきれい=色々な栄養がまんべんなく摂れている、肌が汚い=栄養素の何かが足りない、ただ、それだけかも知れないと思う今日この頃である。



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2001年06月05日(火)

浅野陽の食と器と日本人


日本橋茅場町のことで、故浅野陽さんのことを書いたことはあるが、実際にこの人の本を読んだことがなかった。
たまたま、図書館に一冊、浅野さんのこの本があったので、読んだら、とても面白かった。
(多分、既に絶版だと思う。)

浅野陽さんは、陶芸家で芸大の先生として有名な外、食通とは聞いていたが、本を読んでいると、「本当だ」と思える文章が沢山あった。

例えば、

「アジは夏がおいしいですね。まるまると太ったアジ、おなかのところがパールのようにきらきら光ったアジ。
おいしいといわれるアジの寸法はだいたい同じです。
陶器を作る側としては、いちばんおいしいアジが乗るお皿を考えればいいわけです。
それがうまくできれば、使い勝手が良くて、また、アジが一層美味しく見える。」

「戦後広まったものにハンバーグがあります。ハンバーグを盛る器なら、丸にしようと三角にしようと、プラスティックだろうが、いっこうに構わないと思うんです。もともとが何の肉を使っているのかさっぱりわからないのですから。季節感があるわけでもなし、ただ、腹をふさぐためにあるだけですから。
私がこの本の中でする話は、アジをまじめにおいしく食べたいと、考えている人にしか通じないと思うのです。
でも、これは、日本人に残された、世界に一つしかない大特権ですから、しっかり考えて守っていきたいと思っています。
また、アジをまじめに美味しく食べたいことは、金持ちであるとか、貧乏であるとかは全く関係のないことなんです。
私は常々思うんです、階級というものを、階級というと、地位やお金のあるなしで決まると考えがちですが、私は、文化社会には、金銭で区別する階級ではなくて、完成を大切にする感覚階級のようなものが発生すると思っているんです。」

素敵な器の数々の写真と、江戸っ子で、臆面もなく食を大切にする文化人の心意気が感じられて、とても良い本だと思う。



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2001年06月06日(水)

夏のメレンゲ


久々に、池袋ラ・ファミーユの小沢のり子さん流で、シフォンを作ったら、危うく失敗するところであった。

小沢のり子さんのやり方は、最初に卵白を硬く泡立ててしまい、それを置いておいて、卵黄を乳化させたり、粉を混ぜたりするやり方なのだ。
そして、置いておいた卵白は使う度に、再度泡立て器でグルグルしめて、置いておくことによりだれたメレンゲを立て直して使うことになる。

真夏に近い気候の日に、このやり方でシフォンを作ったら、とにかく、めちゃめちゃに卵白のメレンゲがたるんとなってしまった。
どうも、室温が高いから、メレンゲを置いておくと、メレンゲの温度が上がってしまい、泡が弱くなりやすいのではないかと思う。
最初にちゃんと固く泡立てた筈のメレンゲの力強い、きめ細かいメレンゲだったのに、 卵黄の乳化→粉に混ぜる、などの作業を終えて、メレンゲを再度泡立て器でかき混ぜても、中々元に戻らず、電動泡立て器でかき混ぜても、ちょっとは良くなるけれど、弱々しいメレンゲになってしまった。
最後、卵黄と混ぜてみたけれど、やはり、いつもと違ってタルンとした生地であったし、型に入ってもいつもより量が少なめに感じられて、とても不安だった。

しかし、焼き上がりは、通常の膨らみより1割程度高さが足りない程度という結果になり、どうにか、食べられそうなシフォンとなったようだ。(作り直さなくて良かったので、助かった。)

昨年までは、普通のシフォンの本にあるように、卵黄を先に泡立ててから卵白を泡立てる方式で作っていたから、メレンゲを放置するということがなかったから、一度も失敗しなかったのだ。

今年の3月に小沢さんのところに、シフォンを習いに行ったのだが、あのくらいの気候だったから、メレンゲのボウルに氷水をあてるなんていうことをしなくて、常温で放置しておいても大丈夫だったのだと、実感した。
夏場、小沢シフォンを作るときには、是非、氷水を用意することと、肝に銘じることにした。



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2001年06月07日(木)

薩摩黒豚しゃぶ


5月に、ひょんなことから、薩摩黒豚のしゃぶしゃぶのお店でご馳走になった。

お店は広くて新しくて、とてもきれい、居心地が良かった。
豚しゃぶも、とても薄くて柔かくて食べやすくて、ぱくぱく食べてしまった。
こういう豚しゃぶという簡単な料理も、実は、本場の人が作るものを食べると、自分で作っていたものと、「全然違う」なんていうことは良くある。
今回、黒豚のとてもうす〜いしゃぶを食べて良かった。
味が良いし、結構脂の部分も多いから、極薄にした方が、飽きないで、パクパク食べられるのかも知れない。

東京でも、豚のしゃぶしゃぶ用のお肉は売っているけれども、あれでも厚過ぎるかも知れないと思った。
良質の肉を本当に薄く紙のように切って、しゃぶっしゃぶっと、煮えたぎるお湯にくぐらせて食べる、そんな食べ方が美味しいのかも知れない。

その他に、豚の耳の和え物も出たけれど、「ま〜、こういうものか」と味わった。
(余り印象は残らなかった。)

私が行ったお店は、「いちにいさん」というお店で、鹿児島の黒豚しゃぶのお店の東京支店で、場所は、元西銀座デパートの地下1F。

野菜がついた黒豚しゃぶが2千円で、その他「先付そば、一口串揚げ、紅白なますサラダ、一口蒸し寿司と一口豚汁、デザート」が加わっても3千円という値段らしい。

このお店は安くて美味しく、銀座に行ったときのお勧め。

いちにいさん
東京銀座店
東京都中央区銀座西銀座インズB1F
電話:03−3535−1233



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2001年06月08日(金)

祥伝社黄金文庫


先日、「ダンナを置いて韓国へ」という本を読んだ。
韓国旅行を何度もしている著者による「上級韓国旅行編」という感じか?
フェリーで韓国へ渡ったり、韓国の一般の家庭にホームステイしたり、お仕着せではない旅行で、「へ〜、韓国旅行といってもホームステイもあるんだ」とか、新しい発見が多かった。
(また、その韓国の家庭のご飯が美味しそうで、とても羨ましい。そうか、韓国の家庭料理というのは、韓国人に知り合いがいなくても、ホームステイすれば、味わえるのかとわかったりして。)
私の知り合いでも、夫を置いて海外旅行をする妻は多いけれど、この著者は、完全一人旅で、その意味では、度胸があるなと思った。
(勿論、そのためには、日本での日常生活の中、韓国語をちゃんと学んでいるからできるのかも知れない。)
私の場合、やはり、言葉を知らないし、知り合いも一人もいない不慣れな外国へ、独身とは言っても、一人で行く気はしない。
だからというわけか、韓国を一人旅している気分が味わえる本であった。

この本の出版元の祥伝社黄金文庫には、他にも、「ベトナムで見つけた かわいい☆おいしい☆安い!」というベトナムに雑貨を買出しに行く日本の若い女性の本や、イタリア旅行の体験記があり、若い女性の手作りの旅の体験記が結構揃っているようである。
これらの国に、観光ツアーで行くにしろ、予め、自分で計画した旅の体験記を読んで行けば、次回、次々回の訪問のときに、もっと深い旅行ができるようになるのではないかと思った。

ダンナを置いて韓国へ
佐々木麻乃著
祥伝社黄金文庫


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2001年06月09日(土)

VAAMその後


VAAMなのだが、その後は、そんなには、活発には飲んでいない。
どうも、これを飲むと、いつもより動けるので、次の日、結構、疲れている自分がいたりする。(早い時間に眠たくなったりする)

ダイエットに上手に使うには、VAAMを飲んでも、歩く時間や運動量を増やしたりしないで、いつもと同じ量の活動をするのが良いと思う。
そうすれば、いつもと同じ量動いても、消費されるのが、グリコーゲンではなくて、通常なら燃え難い体脂肪なのだから、「体脂肪が減って、しかも、疲れない」、これしかないと思う。

それと、先々月だったか、「飲んで2時間後から3時間一番良く効く」と書いたが、これは、間違いで、正しくは、「飲んで30分してから、2時間、一番良く効く」であった。

後は、宴会モードで沢山食べたときなどの身体の中に食べ物が沢山ある状態のとき、VAAM飲んで歩くは、効果があると思う。

「余り使わない」なんて言いながらも、マツモトキヨシで安売りしていると聞くと、「行って、安いうちに買い占めなくては」と思ってしまう。



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2001年06月10日(日)

イチローと新庄


今話題の二人のうち、私は、新庄ファンなのに、甥たちは、勿論、イチローファン、新庄のことを「あの人のどこがいいの?」とまで聞く。

私からすると、新庄は、日本の新しい形の「人間の成熟」というのではないかしら、とまで思っている。

行きたい大リーグに行き、そこで楽しそうに、そして、ここぞというときに活躍して、「それなりに」活躍している。
何と言っても、「楽しそうに野球をやっている姿」が良い。

残念ながら、日本にいるときは、時たま、スポーツニュースで見るくらいだったので、日本にいるときとは比べられないが、やはり、自分のやりたいことを見つけ、傍が何を言おうがそれに向かって進み、しかも楽しそう、結構、活躍するなんて、とても素敵だと思う。(それに、インタビューがいつも面白い。)
新庄のやっていることは、やはり、一人の人間が成長して、大人になって、自分で目標を見つけて、一人でも努力していることなのだから、格好いいなと思う。
私は本心から、「新庄って、大人」と思っているし、「あーいうタイプの日本人が増えればいいのに」と思ってしまう。

甥たちは、どうも、コンスタントに活躍して、新人王などのタイトルも狙えるということで、イチローが好きなようなのだ。
いつも、どんなときにでも、打てる人、それは、きっと、何千万人に一人の天才なのだ。

もう長らくお勤めを経験してしまい、世間に揉まれてしまったおばちゃんにとって、イチローは天才なのだから、親近感が湧かないのだ。
その点、新庄だって、相当の素質なのだろうが、イチローに比べたら凡人かも知れず、でも、それでも、自分が楽しく活躍できると思われる世界に飛び込んで、そこで、ここはというときに活躍してる楽しそうな新庄の方が、羨ましいし、私もそうしたいと思ってしまう。

甥たちも、私くらいの年になったら、新庄の方が好き、ということになるかも知れない。



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2001年06月11日(月)

パウンドケーキの型


ケーキ教室で、マーブルケーキを習って以来、美味しく好評なので、これに凝っている。

ケーキ教室で使用している型は、合羽橋道具街の新井商店で入手したものとのことだったので、買いに行ったのだが、ぴったり同じサイズのものは、なかった。
そのときは、それでは無理して買わないで、紙の型でやってみようと、他所の店で紙の型で作ってみた。
紙の型は、高いけれど、キッチンペーパーなどを敷き込まなくて良いのが楽であった。

その後、他の店でも色々見てみたが、材質がブリキで、小さい型は、新井商店に揃っているような気がした。
で、ケーキ教室で使っているものに一番近いサイズの17cm×8cm×8cmを買った。
(このくらいの大きさが半パウンド型というものらしい。新井商店でそう書いてあった。
これだと、8枚切りができる。

このサイズ1本で、2回焼いていたが、面倒になって、もう1本同じサイズを買った。
何しろ、1本300円程度のものなので、2本買っても余裕。(笑)
私の小さなオーブンですら、2,3本入るのだから、やはり、複数はあった方が良いと思った。

本当にこのケーキは、明治発酵バターのせいか、とても美味しいと評判が良い。
今まで、近所などで何かもらいものをすると、スポンジを焼いてデコレートしてあげていたが、バターケーキの方が、デコレーションしなくて済むから、楽。
今度から、他所様へのお礼は、マーブルケーキでということになった。
17cm一本ぱ〜んと渡せる先ばかりだったら良いのだが、世の中には、一人暮らし、二人暮らしという家庭も多い。
ちょうど、そのような先へのお礼を作らねばならかったので、また、新井商店に、半分くらいのサイズの型がないか、探しに行った。
同じ高さ、幅のもので、13cmはあって、今作っているものの2/3の量はあるのだが、1/2はないようであった。

仕方がないので、他の店を見に行ってみた。
スズが張ってあるもので、ちょうど良いサイズがあったが、値段を見ると、なんと3千円近いのだ。
他にもステンレスなら、ちょうど良いサイズがあったが、ステンレスは、熱伝導が良くないという評判なので、手が出なかった。

ま〜、値段と材質で私と折り合いがついて、サイズ的には、ちょっと大き目の新井商店のもので妥協することとした。
2店しか見なかったが、あれだけ、サイズが色々とあるパウンドケーキの型でも、自分の欲しい物は中々見つからないようである。



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2001年06月12日(火)

焼き菓子を入れる袋


マーブルケーキを贈るとき、一本丸ごとビニールの袋に入れて、口を留めて贈っても良いのだが、正式には、お店で売っているように、均等に切って、一枚一枚、セロファンの袋に入れて贈るのが、「とてもスマート」のようである。

(何で、私が切って袋に入れて、人にあげないかというと、今のところ、正確に8等分ができないのだ、絶対、どれかが大きくて、どれかが小さくなってしまう、私って不器用。)

で、私は、焼き菓子を入れる袋を大きさで2種類持っていたのだが、一方は、私の8cm×8cm、厚さ2cm程度のケーキには、大き過ぎ、もう一方は、小さ過ぎたので、合羽橋に買いに行った。

初め、ラッピングの専門店に行ったのだが、残念ながら、1000枚単位だったので、断念。
1000枚なんて、一生かかっても、使い切れない。

だったらと、浅草紙工に行ってみた。
浅草紙工の方は、もっと枚数が少なくて、値段が2〜300円程度のものがあったので、そちらを買うことにした。

この袋の正式名は良くわからないが、真四角のセロファンの袋で、上の方に、横に長く銀紙が張ってあり、それを取ると、糊がついていて、入れたものに蓋ができるようになっているもの。
他を探したらあるかも知れないが、急いでいるときなら、浅草紙工の食品包装のフロアに行けば、ある筈。
但し、浅草紙工は、広くて大きくて、探すのが大変だから、その階に行ったら、誰かお店の人を探して、「焼き菓子を入れるセロファンの袋はどこですか?」と聞いた方が良いと思う。

浅草紙工には、このセロファンの袋が大きさで3種類あった。
一番大きい袋は、何を入れるのか、検討がつかない。
8cm×8cm×2cm程度の焼き菓子だったら、中の袋、マドレーヌだったら、一番小さい袋という感じか?



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2001年06月13日(水)

今年のお祭り−牛


今年のお祭りも、この前の土日、無事、終了した。
今年は、鳥越神社の何かの1350年目にあたる年とかで、いつもより、催し物が派手であった。
(鳥越神社の何の1350年か、言葉を覚えていないのだ、もうお祭りのポスターは外されていて、わからなくなっている。とりあえず、鳥越神社ができて1350年だということに間違いないと思う。)

毎年、動物界からは、神主さんを乗せる馬だけが参加だったのに、今年は、鳴り物を演奏する人を乗せた車付きの台を牛が引っ張っていた。
とても大きな牛だけれど、何せ、大人5人が乗る台であるから、総トータル350kgはあるのではないかと思う。
人間も、台の回りについて、少しは押していたようだが、牛は、良くあのような台を引っ張れるものだと感心してしまった。

日本は、元々農耕民族ということもあって、仏教の影響で、明治時代まで四本の足の動物は食べなかったとはいうが、あの牛の力の強さを目のあたりに見ると、自動車が発明されるまで、牛というのは、重たいものを運ぶのに、なくてはならない動物であったから、食べられなかったのだとも、思った。

私が、自動車がない時代に、田んぼを耕していたとすると、牛がいたら、絶対、食べないで、毎日働いてもらっていたと思う。



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2001年06月14日(木)

今年のお祭り−ケイタリング


今年のお祭りのごちそうは、自分で作ることをほぼ諦めて、ケイタリングを頼んだ。

自分で作っても良いのだが、作り手が私一人で、しかも狭い台所、お祭りで何やかやと落ち着かない環境を考えると、「料理は絶対嫌や」と思ってしまった。
特に、私のようないい加減な作り手の場合、出す寸前がパニックにならないかと思う程、色々やらなくてはならない。
昔の人は予め煮物などを煮たりして、一時に忙しくならないように工夫する料理が出来るのだろうが、私の場合、まだ、自分のペースに合わせた献立を作る域まで達していないというところか。

その点、お菓子は、殆ど前以て作ることができて、出す前が慌しいということが比較的少ないので、お菓子を作ることにした。
アイスクリームも作りたかったが、計画性が足りなかったせいで、冷凍庫がぎゅうぎゅう、これ以上、何も入らないという状態で、アイスクリーマーを冷凍庫に沈めることができずに、諦めた。

さて、ケイタリングは、女子栄養大学がやっている「松柏軒」というお店から、出前してもらった。
何と、長さ1メートルはあろうとかという大きな楕円形の銀のプレートが4皿、運び込まれた。
一つは、シーフードを唐揚げして、生のトマトソースで食べるもの、もう一つが、魚系統のパテと海老、もう一つが肉系統のパテ、最後が、キッシュとミートパイの盛り合わせであった。
とにかく、プロが作るものは、味も良いが、見た目、派手、きれい、全てが大振りで、お客さんたちが喜んだことは言うまでもない。
やはり、色とりどり、きれいに盛られた色々な料理が並ぶと、「どれを食べようかしら?」なんて、楽しいようだ。

私も、牛タンの味噌漬と、チーズ3種類と野菜を用意していたのだが、これだったら、用意しなくても良かったと思える量と質であった。
で〜んで〜んとしたご馳走が並ぶと、チーズなんて、惨めなものだ。
普段美味しいチーズを美味しく感じられなくて、出さなきゃ良かったと後悔した。

やはり、祭料理には、でんで〜んとした大振りの盛り付け、色とりどり、量が多いということが大切なのだと、実感した今年であった。

(女子栄養大学 松柏軒のことは、月刊誌の「栄養と料理」の後ろの方に載っていますので、ご興味のある方は、栄養と料理を見てくださいね。)


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2001年06月15日(金)

BOURSIN(ブルサン)


以前から、色々なチーズ売り場で、ブルサンのクリームチーズを良く見かけていた。
それが、1か月くらい前の多慶屋のチーズ売り場にもあって、デパートよりも200円くらい安かったのだ。
それで、買ってみたら、大正解。
とても、美味しいチーズであった。
特に美味しいのが、ハーブ アンド アイヨ(にんにく)かな?(とにかく、ハーブとにんにく入りクリームチーズ)。
これが美味しく、お気に入りの食べ方は、さらしたみじん切りと玉ねぎと一緒に食べる食べ方だ。

一度、間違えて、ペッパーを買ってしまったが、ペッパーは、胡椒が強く余り好みではなかった。

しかし、そうこうしているうちに、多慶屋で売れ行きが悪いのか、チーズ売り場から、ブルサンが消えてしまったのだ。
これから、ブルサンを食べるには、デパートの高いものを買わなくてはならない。
業者の都合で現在切れているのだといいのだが、多分、この手の商品の売れ行きが芳しくなく、店で売るのを止めてしまったのではないかと思う。

何でもそうだが、最近は、余りにPOSが発達し過ぎて、「売れ行きの悪いもの→売らなくなる」の図式が凄まじい。
今度から、一生懸命買うので、また、多慶屋に並ばないかと思う。



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2001年06月16日(土)

多慶屋家庭用品売り場のワゴンセール


この日、御徒町の多慶屋に行ったら、B館の7F家庭用品売り場で見切り品がワゴ ンに乗っていて、それがものすご〜く安くて、結構、買い込んでしまった。
(こういうワゴンセールするとき、前以て、私にDMか、メールで連絡してくれればいいのに、と心から思う。)

100円ショップというのは、「こういう商品も100円程度の品質のものでも十分役に立つのだ」という感慨があるけれど、今日の多慶屋は、「え、この商品が100円、え、これが200円」という、私の大好きな感激が味わえた。
すなわち、1000円近いものが200円だったり、本当に品質高いものが安く売られていた。

多慶屋で買ったもの
・野菜の型抜き(大)6種が、定価800円が100円
 松とか梅、桜といった型、ちょっと大きめだったけれど、1つ買ってしまっ
 た。
 もし、使わないとしても、損は100円だと思うと、嬉しい。

・野菜の皮むき
 ritterというドイツの会社のものが、定価はいくらだろう、これ、合羽橋で
 も500円くらいで売っていたような気がする、これも100円。
 皮むきは1つ持っているというのに、2つ買ってしまった。
 ま、なくしたときの予備か、後は誰かにお礼に上げるとか。

・エッグスタンド4個
 ゆでたまごを立てるエッグスタンドって最近売っていないのだ。
 立方体の一部を卵のお尻が入るようにくり抜いたエッグスタンド4個組があっ
 て、これは200円。
 黄色を買ってしまった。

・デザートトリオ
 プラスチックの角型・半丸・三ツ山の長さ20cm程度の流し缶3つ
 これも200円
 きれいに取り出す仕組み付きである。
 これが、最も使いそうもないものだけれど、箱に印刷されたいちごやメロンのゼリ
 ー寄せを見ていたら、「確かにこういう長細い流し缶も良いかも知れない」と思い
 始めて、買ってしまった。

・鍋つかみ
 良く合羽橋で、銀色のオーブンミトンを売っているが、その生地で作った正
 方形の鍋つかみ 100円
 これは、何個あっても良いもの。

以上、800円の散財であったが、ストレスがすご〜く発散された。
買った全ての品、全て底値に違いないという満足感で、幸せ。(笑)



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2001年06月17日(日)

見逃していた食材−トマトのカット缶


お祭りに取った「魚介の唐揚げ、生のトマトドレッシング」が大変美味しかった。
これを食べた従姉妹も「こういう生のトマトのドレッシングというのは、自分で作ると、うまく行かないものなのよ」と言う。
生のトマトのドレッシングを作ったことのない私は、どうして、プロはうまく作れて、シロウトが作ると美味しくないのか、不思議だったので、物識りの人に聞いてみた。

そのトマトのドレッシングというのは、ドレッシングの中に、粗みじんのトマトが浮いている感じである。
何でも、プロが作るときには、生のトマトを半分と、缶詰の粗みじんに切られたトマトの缶詰を使うそうなのである。
トマトの水煮缶、すなわち、ホールトマトの缶詰なら知っているが、トマトの粗みじんの缶詰なんか、見たことがない。
しかし、MLで聞くと、これは、割とそこらへんの食材屋やスーパーで売っているらしいし、ちゃんと、家庭用のサイズもあるとのことであった。

次の日、探したら、駒込のカーニバルと食材屋にあったが、アメ横と御徒町吉池にはなかった。

それを買って来て、ちょうど、ホールトマトでミートソースを作るときに、同時に開けて、味を比較してみた。
ホールトマトは、じっくり煮詰めた濃い味、粗みじんの方は、フレッシュな感じが色濃く残っていて、さっぱりした味、どうも、煮る長さが全然違うようである。

まだ、やっていないが、トマト料理(ドレッシング、ミートソース、トマトソースなど)作るとき、生・粗みじん缶・ホールトマト缶を組み合わせれば、色々な味ができるのではないかと思う。

しょっちゅう、ホールトマトの缶詰が安いかどうか、気にしていた私だが、「トマトのカット缶」は、どういうわけか、存在を見逃していた。(それに、お料理の本に出てきたのを見たことがないと思う。)



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2001年06月18日(月)

創味のめんつゆ


また、食材の話だが、知り合いの人が、「創味のめんつゆって、知っている?本当に美味しいんだから。めんつゆの他に、煮物にちょっと入れると、すご〜く味が引き立って、美味しくなるの。あれはやめられない」と言った。
その人の話では、大手メーカー、色々あるけれど、そういうものを抑えて、断然、創味というメーカーのものがトップなのだそうだ。

暫くして、yahooの掲示板を見たら、そうめんつゆのトピで、「創味のめんつゆ」が美味しいと投稿があった。
MLで聞いても、やはり、「美味しい」とのこと。

市販のめんつゆを買って、使い切ったことがない私としては、迷ったが、ちょうど、浅草のスーパーで安売りをしていたので、買ってみることにした。(安売りといっても、定価の1割引き程度)
値段は、1リットルで800円弱であった。

買って来て、そうめんをゆでて、氷水を作って、創味のめんつゆを少し入れた器に濃さを見ながら、足した。

そうめんをつけて食べる。
一口食べて思ったのは、「甘さが殆どない、市販のめんつゆに有り勝ちな甘さと出汁のくどさがないめんつゆ」ということであった。
確かに、大手メーカーの市販品のめんつゆは、甘過ぎて、出汁がしつこすぎて、飽きてしまうのだ。
食べた後、口と舌がべとつくけれど、創味のめんつゆは、食べ終わった後、口がさっぱりしていた。

その点は、評価できるし、食べられると思う。
ただ、では、美味しいの?というと、私のように、殆ど、天然出汁しか食べていない者にとっては、「天然出汁とは、また、違った味」と思う。
当たり前だが、天然出汁の美味しさには、絶対適わない。
ただ、忙しかったり、疲れているとき、天然出汁を取るのが面倒なときなど、やはり、市販品を買うとしたら、この「創味のめんつゆ」が一番良いかなと思う。

後、990ml残っているので、頑張って色々使うつもり。
美味しい使い方がみつかったら、また、報告する。



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2001年06月19日(火)

スパゲティサラダとポテトサラダのコツ


私の料理で、スパゲティサラダとポテトサラダは美味しいと思う。
使っているマヨネーズは、キューピーマヨネーズの昔からのタイプで、別に、手作りマヨネーズでも、選びに選んだマヨネーズでもない。

コツというのは、スパゲティだったら、茹でた後水をジャージャーかけて、よ〜く水切りした時点で、塩・胡椒して冷やすこと、ポテトだったら、蒸した後、皮を剥いた熱々の時点で、塩・胡椒して、味をつけてから、冷やすことだと思う。
(自分の書いた1999年3月12日のスパゲティサラダでは、そんなこと書いていなかった。)

スパゲティやポテトのようなもっちりしたものは、きっと、マヨネーズの後で、塩・胡椒しても、その味が、中々スパゲティやポテトに届かないのかも知れない。
どの位の塩?と言われても、いつも目分量で、塩・胡椒して、味見して、適当に作っているので、はっきりしたことはわからない。
でも、これらのものには、必ず、胡瓜の薄切りを塩で水を出したものを加えるので、それ程、キチンと味をつけるわけではないということは言える。(きちんと味をつけたら、胡瓜を混ぜた時点で、塩が多過ぎてしまうから)

勿論、マヨネーズを混ぜた後でも味見して、塩・胡椒を足すことはあるけれど、やはり、どう考えても、混ぜる前に塩・胡椒して、味を馴染ませておかなくては、美味しくないと思う。
むか〜しの思い出として、料理本に、「ポテトサラダを作る場合は、ポテトが茹であがった時点で、塩・お酢・胡椒を馴染ませておきましょう」と書いてあったので、そのとおりにやったら、ものすごく不評であった。
余程、酸っぱいのが好きな人以外は、塩・胡椒で十分である。

後、コツとして、量が難しいのが、人参。
ポテトサラダの場合、茹でた人参を多く入れると、甘くなって美味しくない。
これは、絶対、少量入れるべきであると思う。(もしくは全く入れない方が良い)

スパゲティサラダに入れるとしたら、やはり、同じく少量で、千切りの生の人参が良いと思う。

私がこれらのサラダを作るときに、具としていれるのは、ハムの細切り、胡瓜の塩もみ、さらした玉ねぎ、これだけの方が美味しいような気がする。
つい、「栄養を考えて」なんていって、人参を入れると失敗することが多い。

<補足:塩は、食卓塩のような精製塩ではなく、海でも山でもどちらでもよいが、自然塩を使うこと。>



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2001年06月19日(火)



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2001年06月20日(水)

三杯酢


ある日、胡瓜を薄く切って、塩で水を出し、塩蔵わかめを戻して、しらすを湯通ししたものを混ぜて、丼に入れて、ど〜んと出したら、「わ、栄養がありそう」という反応を示す家族がいて、それ以来、良く作るようになった。
(作るという程のものではないけれど)

ご存知のように、胡瓜は、重さの95%が水分で、栄養的には、頼りないけれど、わかめやしらすに栄養素が沢山入っている感じがするし、わかめを食べると、髪の毛が濃くなりそうで嬉しいそうだ。

何はともあれ、沢山食べてくれるメニューだったら、何回でも作ってしまう私。
胡瓜だけは、毎日買ってくるとしても、塩蔵わかめは、使い易いように出しっぱなしの位置に置いてあるし、しらすも安いときに沢山仕入れて、凍らせてある。

で、三杯酢なのだが、これも色々なレシピがあるが、私の場合、下記分量のものが気に入っていて、50CC作る場合、100CC作る場合等の分量表を電子手帳に入力してあり、これを見て、ささっと作る。

100CC程度
酢      カップ1/2
砂糖     大1+1/2
薄口醤油   小1/2
塩      小1/2

他のレシピでも作ってみたが、日常のお惣菜にはこのレシピが合うような気がする。

三杯酢は、沢山作って余ったら、昆布を少し入れて、ラップして冷蔵庫に入れておくと、次回食べるときは、違う味になって楽しい。(これは、以前書いたけれど)



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2001年06月21日(木)

成分表


昨年来、食品の成分表を買って、色々見ている。
最近、しみじみ感じたのは、成分表というのは、目安に過ぎないということだ。

普通に考えればわかるように、原材料が自然食品である工業製品的食品も含めて、野菜でも肉でも魚でも食品には、旬があるし、その食品が育った場所が異なるから、土の栄養分も違えば、水の栄養素も違うかも知れない、与えられた肥料も違うかも知れない、だから、例えば、一言で「大根」と言っても、採れる時期、どこの産地のものであるかによって、栄養成分は異なるのが当たり前なのだ。

また、これも当たり前だけれど、成分表には、「大根」と言ったら、1種類の成分しか載っていない。
すなわち、この「成分表」というのは、一定の目安や、傾向を示すものでしかないのだ。
信じ過ぎて、この数値を頼り過ぎるのは、絶対に良くないらしい。
それでも、色々な料理について、どのくらいの栄養価があるのか、それを表示するには、やはり、この成分表を頼るしかないのだ。

難しいけれど、「成分表は、使わざるを得ないけれど、とことんは、信じてはいけない、頼り過ぎてはいけないもの」ものらしい。

何故、こんなことを書くかというと、成分表によれば、「あさりの水煮缶」100gの鉄分が、生のあさり100gの10倍もあることになっているのだ。
100Gのあさりの水煮缶を作るのに、1kg程度の生のあさりを煮詰めるとしたら、それは有り得ると思うが、ご存知のようにあさりの水煮缶は、ふわっとしていて、生のあさりとそれ程、水分量が変わらないものであるから、やはり、鉄分が10倍というのは、私は信じられない。

もし、この数値が正しいなら、「毎日あさりの水煮缶30g」を食べれば、成人女性に必要な鉄分は簡単に取れてしまう。
それだったら、有難いのだが...でも、この数値は信じられない。
ほぼ毎週病院に通っている母に、毎日、あさりの水煮缶を30Gずつ食べてもらって、血液検査をしてもらえば、このあさりの水煮缶の数値が正しいかわかるかなとは思い付いたが、人体実験に使うのも悪いかなと、今のところ、やっていない。

栄養関係のベテランの人からのアドバイスでは、「成分表の中には、たまに、『オヤ?』と思うような数値のものもあるから、鵜呑みにしないこと。栄養関係の団体や医者が、『色々な食品を沢山食べましょう』という指導をしている一因には、成分表が傾向しか示せないこともあるからだ」とのことであった。

食品の栄養素を正しく表示することは、とてもとても難しいことらしい。
だからというわけもあって、「色々な食品を毎日食べましょう」という栄養指導になっていると納得した。



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2001年06月22日(金)

グレープフルーツ


グレープフルーツと小松菜が主な材料である「小松菜ジュース」を毎日飲んでいるので、グレープフルーツは、良く買う。(それまで、殆ど買ったことがなかった。)

値段と大きさのバランスを見て、1軒、割安な品を売っている店を見つけたので、そこでいつも買っていた、そして、それがジューシーだったので、皆そんなものかと思っていたのだ。(5個600円)
しかし、その店が、どういうわけか、私のお気に入りの大玉5個入りのグレープフルーツを売らなくなったばかりか、グレープフルーツ自体も切れている日が多くなってしまったのだ。
そうなると、色々な店で買って見ることになる。
当たりの場合もあったが、外れが多くて、「大玉で安くて、ジューシー」というのは、結構少なかった。
ジュースにしたときに、水を足さなくても、瑞々しいものができるのが最高なのに、「え!あの大きさでこれしか、ジュースが入っていないの?」ということもしばしばあった。

だったら、どうやって、グレープフルーツの良し悪しを見分ければ良いのか?
ベテラン主婦に聞いてみたところ、

「簡単よ。
まず、外観。
外観は、つるつるっときれいなのは、古くて、ごつごつと言おうか、肌がざらざらしているのが新しいの。
その次は、持ってみること。
持ってみて、重さを感じるのは、ジューシー、軽いのは、古くて、ジュースが余りないわね。
ま、こんなところかしら。」

とのことであった。

なるほど、まず、肌がざらざら、そして、持ってみて、ずっしり重いもの、わかった。
(考えてみれば、りんごもこの手で選ぶと上手く行くかも知れないと思った。
リンゴは、中が悪くなっても中々、外見ではわからない、ちゃんとジューシーかどうかは、持ってみれば、わかるかも知れない。)

同じ店で、持って比較してみても、同じ時期の仕入れのものの中から選ぶことが多いと思うから、色々な店で、ことあるごとに、グレープフルーツを持ってみて、その重さの感じを身につけないと、こちらは難しいかなと思う。
そうだ、それに、良いグレープフルーツを手に入れたときに、その重量感を手に覚えさせる必要があるのだ。

しかし、袋に入っている5個入りの場合など、もう、目で肌がざらざらしているか、見るしかないと思う。

たかが、100円のグレープフルーツと言っても、やはり、ジューシーだからこそ、安いのであって、100円でも、果汁が余りないとなると、損であるから、頑張って、良い品を選べるように、自らを訓練せねば。
そうなんだ、グレープフルーツをたまに食べるなら、多少高くても目をつぶるけれど、毎日飲むジュースなので、大玉なら120円、小玉なら、50円で抑えたいのだ。



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2001年06月23日(土)

タピオカパール


先日まで、タピオカパールに凝っていた。
タピオカというのは、キャッサバという植物のデンプンでそれを丸めたものである。
タピオカの戻し方として、料理本に、「一晩浸けておいてから、熱湯で茹でる」とか、「一時間水なり、湯なりにつけておいてから、熱湯で茹でる」と書いてあったので、一時間と一晩ではどちらが有効か、知りたかったのだ。

で、色々な時間で実験してみた結果、はっきり何時間とは言い切れないが、タピオカがきれいな丸い形を保てるのは、水に浸けて4時間くらいだと思う。
6時間も水に浸けておくと、もう、半分くらい、形が崩れている。

一度、アメ横で、タイ製のタピオカを買って来て、水に浸けておいたら、5,6時間でもろくも崩れてしまい、「タイ製の名もないメーカーだからかしら?日本の大手が輸入した商品だったら大丈夫かも」と思い、大手のものを使ってみたが、時間にしたら、1,2時間の差はあるものの、やはり、長く水に浸しておくと、崩れてしまうことがわかった。

今、まだ、研究中であるが、タピオカパールを短時間に、透明度が高くて、きれいな丸に戻すのは、難しいのだと思う。



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2001年06月24日(日)

私の最強のジュース


この前から、小松菜ジュース、小松菜ジュースと騒いでいるが、3月11日以来、小松菜が切れちゃった、ミキサーが壊れてしまったというような日を3日除いて、ずっと飲み続けている。

そして、周囲の人も、飲む人が増えてきて、小松菜が面倒だという人も、スーパーで売っているファンケルの青汁を飲むようになったり、私の家族、周囲の人の緑黄色野菜摂取化は着々と進んでいる。

私の小松菜ジュースは、時々、エッセイにも書いているように、きな粉が加わり、米ぬかが入って、どんどん、栄養が強化されている。
味はというと、きな粉や米ぬかを入れると、豆を煎ったような味が加わった味になっただけで、別にこれを不味いと感じないので、栄養の面から、きな粉・米ぬか強化した小松菜ジュースを飲み続けている。

で、現在のところの私のこのジュースの栄養価を。(一応の目安としての)

        摂取量      成人女性に必要な量に対する割合
カロリー    233kcal
   蛋白質      11.2g    19.0%
脂質       12.3g    23.7%
ビタミンA   488mg     90.8%
 〃  B1    0.6mg   60%
 〃  B2   22.3mg   22.3%
 〃  E     2.3mg   29.1%
 〃  C    80.9mg   80.9%
カルシウム   216mg     36.0%
マグネシウム  260mg     40.7%
鉄         4.7mg   39.2%
亜鉛        1.7mg   17.2%
食物繊維      6.2g  

こう並べると、惚れ惚れ良いジュースだなと思う。
ビタミンAとCはとりあえず必要量の殆どを取っているし、必要量の1/3程度を摂取できるものが多いから、やはり、ビタミンとミネラルを摂るには価値あるジュースと言えると思う。

後、改良するとしたら、米ぬかを現在の倍量にすれば、ビタミンB2やビタミンEが今の二倍の数字になるし、食物繊維は、ほんのちょっと増える。

ただ、米糠には、リン酸が多くて、これの取り過ぎは、カルシウムの摂取を阻害するというから、う〜ん、どうしようか、迷うばかり。

このジュースやケールのジュースに米糠を混ぜて飲む人がぼつぼつ増えていて、殆どの人は、「肌がきれいになってきた」と喜んでいる中、一人、このジュースを飲むことによって、面白い反応が出た人がいる。
何と、この米糠入りビタミンAとCが取れるジュースを飲み出したら、性格が明るくなったのだ。
今まで疲れてくるせいだと思うが、愚痴や人の悪口が出ることの多かった人の話題が、このジュースを飲み出してから、全て前向きのものになったのだ。
これは、とても不思議。
身体の大きな人ではないので、今まで、ビタミンやミネラルが不足していて、蛋白質やエネルギーを摂取しても、うまく、栄養となって、身体中に回らなかったのが、回るようになって、体力がついたのかしら?と思っている。
でも、ここらへんの因果関係を特定するのは、難しいかも知れない。
こういう暗い性格の人が試してみる価値もあるジュースだと思う。

ところで、このジュースを飲むようになったら、私がとても健康になったかというと、それはわからないとしか言いようがない。
まだ、肌の炎症の後が消えないし、大きな風邪を引くこともあるしで、栄養だけ足りていればいいというものでもないのだと、実感している。
ま〜、肌は、きれいになってきたし、止めないで続けるけれど、これだけ、飲んでいれば全て健康というものでもないということもわかりつつある。



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2001年06月25日(月)

茹でないラザニヤ


ラザニヤを作る必要があって、ラザニヤを合羽橋に買いに行った。
土曜日で、蔓藤さんお休み、本間商店に、あったのだが、何と、「茹でる必要がありません」という宣伝文句が目に飛び込んできた。

それは助かるわい、だいたい、ラザニヤは、ミートソースをつくり、ホワイトソースをつくりだから、その上、ラザニヤを茹でるなんて、もっての外、と思う位面倒くさいことなのだ。

他に、茹でて使うタイプのラザニヤもないようであったし、メーカーは、バリラだからと、買ってみた。
家に帰って開けてみると、「茹でる必要がない」という割には、ちゃんと乾燥したパスタで、「大丈夫かしら?」とちょっと頼りなげな感じがした。

実際、茹でないで使ってみたが、「不味くはないけれど、美味しくもない。言うなれば、インスタント食品の味」というところか。
水気の多いミートソースとホワイトソースの間に挟んでいるので、焼いている間に相当水分を含んだようだが、なんというのか、物足りない味であった。
戻り方も足りないという程ではないが、パスタ独特の歯応えというか、噛んだときの感触もなかったし、味もあるようなないような頼りないものであった。

考えてみれば、日本でも、麺類は、インスタントより、インスタントでないものの方が美味しいのだから、イタリアだって、事情は同じではないかと思う。
冷静に考えればそうなんだが、こういう画期的新製品の「今までより簡単、手間入らず」の宣伝文句には、どうしても飛びついてしまう。
きっと、世間には、私のような人の方が多いだろうから、そのうち、ラザニヤは、「茹でなくて済むもの」ばかり、売られるようになるかも知れないとも思う。

まだ、一箱の相当のラザニヤが残っているので、今更、買い換えるわけにも行かず、「茹でなくて良いパスタ」を茹でながら、使っていこうと考えている。



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2001年06月26日(火)

稲庭うどん


お祭りに従姉妹から稲庭うどんをもらった。
以前もらったものが切れていたので、大喜び。

稲庭は、細くてつるつるしていて、本当に美味しい。
定番は、茹でて氷水でしめて、汁につけて食べるのだが、鍋物などに入れても美味しい。
(冬の間、つい、稲庭うどんを鍋物に入れてしまったので、切れてしまったのだ、沢山あったのに。)
その他、母が、稲庭うどんで、カレーうどんを作ったが、細い麺にカレーがからまり、これも私は美味しいと思った。(美味しくないという者もいたが。)

稲庭うどんは、結構高いけれど、やはり、ちゃんとしたものを買った方が美味しい。
合羽橋蔓藤さんで、切れ端を集めたものを売っているのだが、あれは、味噌汁に入れるくらいのもので、本物のなが〜い稲庭うどんの代わりにはならないと思う。
長さもごちそうか?

そう言えば、日本橋茅場町にいる頃、よく、稲庭うどんを食べに行った。
一軒は、日本橋人形町の魚久という有名な粕漬け屋さんの隣の店で、稲庭うどんと丼物のセットをよく食べた。
つめた〜い稲庭うどんを、つめた〜い汁につけて食べるのは、真夏など、本当に美味しい。
(書いている今日はとても蒸し暑く、こう書いているだけでも、食べたくなってしまう)

もう1軒は、水天宮の先の日本橋箱崎町になるのか、ロイヤルパークホテルの手前にある「古都里」という店のお昼のセットの中に入っている稲庭うどん。(古都里(ことり)は、確か、道場六三郎さんの一番弟子が独立して作ったお店)
ここは、勤務先から、歩いていける距離ではなかったので、ここの稲庭うどんが食べたくて、わざわざ、家から自転車で日本橋まで通勤し、昼休みに、自転車で食べに行った。
(私は二度行ったが、一人で美味しい、美味しいと騒いでも、自慢になるばかりなので、2,3人に自転車を貸した。
食べた人は、皆、美味しいと言っていた。)

それくらい苦労しても美味しいかというと、安くてとても美味しかった覚えがある。
やはり、丼物とのセットだったかも知れないが、丼物の内容は忘れた。
確か、稲庭うどんは、胡麻汁と醤油汁と両方ついてきたように覚えている。
胡麻だれがとっても美味しかった。

夏になって、暑い日に、冷たい稲庭うどんを食べると、「プロが作った胡麻だれで食べたい、古都里に行きたい」と思い出す。



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2001年06月27日(水)

たらこのディップ


久々に、スティック野菜を切って、たらこのディップをつけながら、食べたら、評判が良かった。

我が家にディップをもたらしたのは、アメリカからの留学から戻った妹であった。
初めは、高級スーパーに売っているディップの素みたいなものを、サワークリームで溶いでいたが、いつの頃からか、ディップといえば、たらこのディップになってしまった。
(これも、妹がモダンな友達か何かから習ってきたものだと思う。)

作り方は、簡単。
たらこの薄皮をはいで、卵をほぐし、そこに、サワークリームを混ぜるだけ。
量は、たらこ:サワークリームが1:3か、1:4程度のものだと思う。
もし、硬かったら、牛乳で伸ばしても良いが、余り、どろどろだと美味しくない。
液体ではなく、柔かい固体という感じが美味しい。

勿論、明太子でも美味しい、たらこにしろ、明太子にしろ、美味しい物だったら、ディップも美味しくなる。(当たり前だが)
今回は、冷凍してあったたらこを解凍せずに、凍ったまま、二つに縦長に切って、皮を剥き、自然解凍させる意味もあって、5,6個に折って、サワークリームに入れてちょっとかき混ぜておいた。
たらこが柔かくなってから、かき混ぜて出来上がり。

さて、野菜だが、氷水に浸した後、水気を切って、冷蔵庫に30分程度入れておいたが、このくらいでは美味しくない。
食べる段になって、氷を深めのお皿に置き、その上に、人参・セロリ・胡瓜の太く切ったものを並べたのだが、並べて10〜15分経ったら、野菜の芯まで冷えて美味しく食べられた。

ディップも勿論冷やしておいたが、野菜が冷えていないと美味しくないものなのだ。

ディップで食べると、案外、人参が一番美味しかったりする。
体重が大人程度あるけれど、子供の体型で顔に幼さがかなり残っている甥2が、どういうわけか、人参が気に入って、人参にたらこのディップをつけて、続けざまに何本も食べていた。
太った子供が、生の人参を小さな口で、美味しそうにボキボキ(人参が折れる音)食べている姿って、大きな太ったうさぎが二本足で立って一生懸命人参を食べているピーターラビットなどにありそうな絵に似ている感じがして、可愛かった。



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2001年06月28日(木)

八王子のロースハム


お祭りのときに、八王子の従姉妹が、「近所に美味しいお店があるから」とそこのロースハムを1本持ってきてくれた。

お祭り済んで落ち着いて食べたら、美味しい!
手作りとのことだが、言うだけのことはある。
丁寧なつくりで、ハムっぽくて美味しい。
「本物のロースハム」という感じ。

そうなんだ、そうなんだ、昔のロースハムはこんな感じだったかな、とか、思い出した。
大量生産が進み、名前ばかりがロースハムという商品も多い中、なるべく、昔風のロースハムを探しては食べているが、この八王子のハムには、負けている。

ハムステーキにしようという話もあったが、もったいないので、全部生で、レタス、胡瓜、もしくは、紫玉ねぎなどを芯で食べて、幸せであった。

そう言えば、いつも、浅草のちんやで買う「昔づくりロースハム」が、以前は、確か100gで450円だったのに、いつのまにか、80g450円の袋に変わっていた。
実質値上げだ。
見るからに入っている枚数も減り、なんか、買う気がしなくなってきた。

neu frank(ノイ フランク)
東京都八王子市散田町3−9−8
電話:0426−66−4786
営業時間:10:00−19:00
定休日:毎週水曜日、第一日曜日

ここまで書いてUPしたが、その後で、「そうだ、子供のときは、千切りキャベツにロースハム並べて、ソースかけて、それをおかずにご飯を食べたことを思い出した。
(弟に聞いたら、覚えているとのことだったから、事実なのだ。)
これはこれで美味しかった覚えがある。
いただいたロースハムももう最後少しとなったので、最後は、子供の頃を思い出して、千切りキャベツとロースにソースかけて、ご飯のおかずにしてみよう。



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2001年06月29日(金)

甥1の男組青春始まる


夕方、家に帰るなり、お店にいた甥2が「ね〜、まり〜!甥1ちゃんたら、今日さ〜、自分だけ、友達と千代田区まで自転車で行ってきたんだよ」と、不満そうに言う。
何でも、甥1は、同性の友人たちと、自転車で、東神田にあるじゃぶじゃぶ池という千代田区の子供用のプールまで行って、遊び、その帰りに、鳥越おかず横丁の、肉屋で揚げ立てのメンチかつを食べて、その前の和菓子屋で氷を食べて帰ってきたのだそうだ。

「僕も行きたかったのに〜」と甥2が不満を言う。
甥1は、そんな弟の様子なんてまるで気にならないような、けだるそうな雰囲気の中にも、満足げな顔つきでとろっとテレビを見ていた。
私に気付くと、「まりは、おかず横丁の氷のお店の前の肉屋さんのメンカツ、食べたことある?美味しいと思う?」と聞く。(最近は、メンチかつをメンカツと呼ぶらしい。)
長らく食べたことなかったので、「う〜ん、食べたことあるけれど、まあまあかな」と答えた。
甥1は、「僕はものすごく美味しいと思ったの。今日、皆で、お店の前で揚げ立てを食べてきたんだ」と、満足げな表情で続けた。
ソースもなしで、お店の前で、自転車から降りないで、足を踏ん張ったままの状態で、皆で、揚げ立てを食べたらしい。

そうなんだよね、友達と一緒に、肉屋の前で揚げ立てを食べるなんて、美味しいに決まっている。
持ち帰ると、袋の中で、揚げ物から水分が出て、へな〜となる分、そして、温度が下がってしまう分、不味くなってしまう。

甥1は、本当に満足そう。
友達と、遠くまで自転車で遊びに行って、皆で、肉屋で揚げ物を食べて、大満足という感じであった。

何か、甥1の「男組の下町っ子的青春」が始まったような気がした。
これから、どんどん、友人とどこかに行って、美味しい物を食べることが多くなるのだろう、でも、うちの子は、おばちゃんが癖をつけてあるから、必ず、何を食べて、美味しかったか、不味かったか、話し掛けてくるであろう、その点、安心。

そして、甥2は、お兄ちゃんだけがそんな良い目にあって、置いていかれたのを悔しがるけれど、やっぱ、青春は、弟・妹連れでは、青春ではなくなってしまう。
どちらの肩も持たなかったが、心情的には、弟を連れて行かなかったお兄ちゃんの気持ちがわかった。
だから、「甥2ちゃんも、後2年して、お兄ちゃんみたいに、5年生になったら、そういう楽しいことができるよ」と言っておいた。



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2001年06月30日(土)

皮むき器


現在、セラミックの皮むき器を使っているのだが、好奇心で、多慶屋で100円で買ったドイツ製も開けて使ってみた。
ritterという会社のもので、合羽橋で一番安いと言われる菓子道具の新井商店でも、450円のもの。
刃は、高級製錬鋼と書いてあるが、それが一体なんだかよくわからない。

で、切れ味なのだが、人参などに当てて、ス〜っと引いたときの感触が、セラミックより、普通のこの高級製錬鋼の方が断然良い。
引いている間、手から伝わってくる感触が、「薄くむけている」という感じなのだ。

本当かなと思って、セラミックで剥いてみたが、手から伝わってくる感触は良くないけれど、剥けた皮の厚さは、殆ど同じか、セラミックの方がほんのちょっと薄く剥けているような気がする。

品質では、互角か、ちょっとセラミックの方が上、感触(これが意外に大事)では、慣れた高級製錬鋼の方が上というところか。

だったら、どっちがお勧めといえば、両方ともそんなに簡単に錆びないようにできているようだから、後は、値段勝負というところであろう。
セラミックが、案外性能がいいのが、意外であった。



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