表紙へ戻る

「美味しい!」が好き

最新は30日です。ここをクリックしてね。
過去の分はカレンダーの日付をクリックしてください
2000年06月
   日    月    火    水    木    金    土
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

★★★  過 去 月 分 ★★★
   過去のインデックスへ
   (題名をクリックすると、文章に飛びます。)

フレーム版   98/08   98/09   98/10   98/11   98/12
          99/01   99/02   99/03   99/04    99/05
          99/06  99/07   99/08   99/09   99/10
          99/11  99/12   00/01   00/02   00/03
          00/04   00/05

ノンフレーム版 98/08   98/09   98/10   98/11   98/12
          99/01   99/02   99/03   99/04   99/05
          99/06   99/07   99/08   99/09   99/10
          99/11   99/12   00/01   00/02   00/03
          00/04   00/05




2000年06月01日(木)

にらのお味噌汁


私には、「緑黄色野菜コンプレックス」というものがある。
小さいときからの自分の食事を考えても、殆ど、緑黄色野菜を食べていないのではと思うのだ。
私の好きな川島四郎さんの本を読むと、「緑黄色野菜を摂ることが大切」と書いてあって、その言葉の重みがわかるのに、緑黄色野菜を思うように取れていないという現実に、心が痛むのである。

ほうれん草は、バター炒めか、おひたし程度。
春菊は鍋物だけ、小松菜なんて、お正月のお雑煮のとき以外、買うことはないのが、実体。

どうしたものかと思う。
私の調理の仕方が悪いのか、どうも、我が家の食卓に似合わないのである。
皆が、緑黄色野菜を沢山食べなくてはいけないことを頭で理解して、食べるようになってくれればと思うが、そうは言っても、美味しくなくてはきっと食べてくれないとも思う。

しかし、こんなに悩みながらも、そんなに努力はしていないのだが、「ニラ」が割と我が家に合うのではと思えたことが、一つだけ収穫であった。
一番気に入っているのが、ニラのお味噌汁である。
真昆布と本枯れ節の出汁の中に、冷凍しておいた油揚げを入れて、味噌を溶かして、最後ニラを適当に切ったものを入れて、火を止めて出来上がり。
味噌というのは、匂いや臭みを消すし、油揚げの油とあいまって、思いの外、美味しいのである。
今まで、餃子を作るときに、余ったニラは、勿体無いけれど、料理法がわからなかったので、捨てていたのだ。
しかし、今は、愛菜果という袋に入れて保存しておき、適当なときにお味噌汁にしている。
皆も美味しいと飲んでくれて嬉しい。

他には、もやしと一緒に炒めても、いつのまにか減っているし、今の時期、鍋物に使う春菊がなかったり、高かったりしたときに、ニラを入れても、皆、違和感を持たないらしいので、嬉しい。



トップに戻る


2000年06月02日(金)

林真理子さんの料理


妹が突然、「昔、林真理子のエッセイを読んだときに書いてあった料理が食べたくなったから、ツナ缶を冷やして、貝割れ大根を買ってきておいて」と言った。
で、冷えたツナ缶と貝割れ大根とワカメで、一品を作ってくれた。
手際を見ていたわけではないが、冷えたツナ缶を油ごとボウルに移してほぐして、そこに洗って根を取った貝割れと、水に戻して適当に切ったワカメを入れて、お醤油とお酢を入れて混ぜただけのようだ。
ツナ缶の油とお醤油とお酢で、簡単なドレッシングになっているのだ。

作るポイントとしては
1.ツナ缶は冷やしておく
2.ワカメと貝割れは水気を十分に取っておく

後は味を見ながら、お醤油と酢を入れて混ぜて味見しながら、作れば良い。
これは、作るのが楽で、美味しいから、今後も我が家の定番になると思う。



トップに戻る


2000年06月03日(土)

牛乳を毎日飲む


牛乳は、体質的に飲めない人もいるらしい。
私は、体質的には飲めるのだが、コーヒーの方が好きで、長年、牛乳を飲んでいなかった。

そして、牛乳の味は好きである。
嘘か本当か、世の中には、「コーヒー牛乳」とか「フルーツ牛乳」が好きな人もいるらしいが、私としては、その手のものは、甘過ぎて、気持ちが悪い、飲むなら、普通の白い牛乳で、まあまあの値段のものが良い。
しかし、白い牛乳1リットル買っても、つい面倒で飲むことが途切れ途切れになり勝ちで、結局は古くしたり、悪くしたりして、捨てることになってしまったので、長年買わなかったのだ。

川島栄養学が好きな私のこと、最近、「やはり、牛乳は飲んだ方が良さそうだ」と思うようになったのだ。
日本の土壌にカルシウムが足りないせいで、日本人はやはり意識して、カルシウムを取らなくてはいけないのだ、そして、一番簡単にカルシウムを取ることができるのが牛乳だそうだ。

さて、どのタイミングで飲むのかが難しい。
朝は、寝ぼけているから、牛乳より、コーヒーがいい。
牛乳もコーヒーも飲むと、お腹がガボンガボンになりそうな気がする。
(これがいい加減なもので、ホテルの朝食やデニーズなどで、牛乳+コーヒーや、ジュース+コーヒーの場合は、そうは思わないのだ。人が出してくれて、片付けてくれるから、2種類飲む気がするのである。結局、お腹の問題ではなく、洗う食器が増えるのが嫌やなのかと思う。)

で、色々考えたのだが、夕食までのお腹が空いたときに牛乳を飲むことが私の生活のリズムに合っていると思えてきた。
夕食までの間の空腹なときに、変なお菓子やおせんべいを間食しないで、牛乳を飲めば、「カルシウムも取れるし、余計なものを食べなくて済むから一石二鳥」だと思った。

今実行しているが、牛乳は結構お腹に溜まってくれるし、空腹感も防げて中々気に入っている。

しかし、「粗食のすすめ」の本を本屋でちらっと立ち読みしたら、牛乳・卵を毛嫌いしていることが気になる。
今度図書館で「粗食のすすめ」を読んでみて、納得したら、また、考えは変わると思うが、今のところ、「間食には牛乳」というのが、気に入っている。



トップに戻る


2000年06月04日(日)

カフェ・グラナッハ


MLで、教えてもらった駒込マップに、カフェ・グラナッハという喫茶店があり、行ってみた。
六義園の前にあって、とても閑静なところで、シチュエーション的には最高。
この喫茶店自体からは緑は見えないのだが、この喫茶店に行くのに、六義園の周りを歩いていくと、塀越しに見える背の高い木々の緑がとても素敵で、緑に関しては、とても満足できる。
店を見た感じも素敵で、期待したのだ。
そして、ここでコーヒー豆を買った人が、「とても美味しい」とおっしゃっていたので、これまた、期待。
期待だらけで、入ってみた。

中に入ってみると落ち着いているけれど、明るい店内、好感が持てた。
「アイスコーヒーでは、コーヒーの味はわからないかしら」とも思ったが、暑かったので、アイスコーヒーを頼んだ。
コーヒー自体、本当に美味しい。
丁寧に煎ったり、挽いたりしたコーヒーというのは、やはり相当美味しいと思った。

店は、カウンター10席程度、4人掛けや2人掛けの席が4つくらいあるという感じであったが、カウンターの後ろの左端に、ガラスの戸があり、その奥が見えて、女性が作業しているのがわかった。
帰り際に、その中を見ると、焼きたての食パンを型から出しているところだった。
お店の人に聞くと、「このお店で出すトーストのパンを焼いている」とのこと。
トーストのパンまで手作りなのかと驚く。(当然、ケーキも手作りとのこと)

この喫茶店、コーヒーがおいしい、トーストのパンまで手作りと、いいこと尽くめなのだが、ひとつ気になったことが、店内の音響なのである。
コーヒーが自慢の店だから、四六時中、煎ったり、挽いたりの音がする。
喫茶店だから、客の話し声も常時起きている。
その音が割と反響するのだ、それがとても惜しい。
静かに、本でも持って、喫茶店で休もうという感じより、友人とおしゃべりしに行くのが向いている喫茶店としか、分類できないところが淋しい。

これで、消音効果のある材質で、店内の内装を固めていれば、最高の喫茶店だと思うと、惜しい気がする。
でも、そのうち、手作りのパンのトーストをまた、食べに行ってみようと思うし、全体としては、とても良い喫茶店なので、六義園方面に行ったときには、寄ってみるといいと思う。(人の評価はそれぞれであるから)

カフェ・グラナッハのHP←ここをクリック




トップに戻る


2000年06月05日(月)

アサロワ誕生


私の作った苺ヨーグルトココナッツミルクゼリーなのだが、この名前だと、作る人が、「ヨーグルト」「ココナッツミルク」の味を期待してしまうことがわかったので、どういう名前にしようか、考えていたのだ。
実体は、その2つの味が混ざると、どちらの味も相殺されて、どちらの味も弱くなって「さっぱり目のババロワ風」のお菓子なのだ。
そのお菓子の特徴と、名前と合わないような気がしてきた。

冗談で考えたのは、「ババロワ」風で「ババロワ」とはちょっと違うから、「ジジロワ」とか、「オバロワ」という名前。

これでもピンと来る名前ではなかったので、図書館で、「ババロワ」を調べてみた。
語源的には、「バーバリア地方に由来するもの」という意味であることがわかった。
英語で言ったら、バーバリアン・クリームという意味で、ドイツのバイエル地方(ミュンヘンのある地方)のクリームという意味らしい。
だったら、このお菓子には、このお菓子を考えついた私が住んでいる地域の名前を取って、「アサロワ」(アサは、浅草のアサ、しかし、浅草っぽくない浅草ではあるけれど)、お祭りの地域の名前を取って、「トリロワ」(鳥越のとり)もいいかななんて、思っている。)
全国区にするなら、「アサロワ」がいいかも知れない。
しかし、浅草地方でこのお菓子を美味しいと思って食べているのは、我が家だけなのに、こんな名前つけていいのかしらと思うが、ま、半分冗談だから、そう呼ぶことに決めた。

MLでこれを作ってみた人の反応で、元々「ババロワ」が大好きだから、このアサロワのように、ババロワの風味から脂っぽさを取ったものを食べたいという気持ちがないということがわかった。

それで、若い人たちと話す機会があったので、アンケートを取ってみた。(といっても、若い人は3名)
私を含めて4名で、苺のショートケーキとレアチーズケーキとどちらが好きということで手を挙げたのだが、「苺のショートケーキの方が好き」が私を含めて2名、「レアチーズケーキの方が美味しい」が2名であった。
当然、レアチーズの方が好きという人は、ババロワが大好き。
苺のショートケーキ好きな人は、ババロワは苦手という結果に終わった。

甘いもの、お菓子類が好きといっても、やはり、人によって、好みは違うのだ。
しつこいくらいの脂肪分のあるお菓子が好きという人が世の中には結構いるのだ、私は、どうも、脂肪分が軽いお菓子の方が好きな方に入るということがわかった。

自分だけを基準にして、美味しさと言うのを判定できないと思った。



トップに戻る


2000年06月06日(火)

習慣


甥2人は、毎朝小学校に出かけるときに、我が家の横の道で、上の方に向かって、「行ってきます!」と大きな声を張り上げる。
この合図に、甥の母親と我が妹が窓から顔を出し、手を振って応えている。

甥1が4年生だから、確実に、3年間は続いている習慣である。

この様子を見ていて、昔飼っていた猫を思い出した。
その猫と私の間には、一定の習慣があった。
茶の間に私と猫がいる。(猫は寝ている)
私が茶の間を立ち、自分の部屋に向かう。
少し歩くと猫が起きてきて、私を足早に追い越し、私の前まで進み、「ニャー」と私に向かって、鳴く。
私はそれを合図に、わざとらしく、「どこの素敵な猫さんかと思ったら、うちのネコではないの?」と、お世辞を言う。(我が飼い猫は「ネコ」と呼ばれていた)
その言葉を聞いた猫は、「ま、そんなでもないけれど、そう言われると中々気分がいいもんだよ」と言う風に、満足気な顔をして、「ニャー」と一鳴きする。
猫と私は、お風呂場に向かい、私は、猫のために、水道栓を開けて、桶に水を溜める。
猫がお水を飲み始めたら、私は自分の部屋に行くのだ。

これが、ネコと私の間の暗黙の習慣であったが、ある日、突然自分の部屋に取りに行かなくてはいけないものを思い出して、ネコが私の前で「ニャー」といおうが、無視して、部屋に帰ったことがあった。
無事、忘れ物を部屋から持ち出し、茶の間に戻ろうとしたら、お風呂場の前で猫が怒った顔をして、待ち伏せしていた。
そして、私をにらんで、ドスの利いた声で「ニャア」と言ったのだ。
これにはびっくりした。
猫は威嚇のために、猫同士や犬に対して、怒りのニャーということはあったが、飼い主にも冷静且つニヒルな感じでドスすの利いた怒りと不満を表すニャーも言えるのだと発見した。
しかし、これが、後にも先にも一度だけであるし、他の猫のこのような感情をあらわにした顔を見たことがない。
猫にとっては、私が立ったら、「当然、お世辞を言ってくれて、水を飲ませてくれる」それがルールであったのに、私が破ったので、相当頭に来たのかと想像する。
私はそれ程でもなかったが、ネコにとっては、この習慣が心地よく、必ず、飼い主が愛情を返してくれる楽しい習慣だったので、余程気に入っていたのであろう。

甥たちも、今は幼いから、毎日、同じように、顔も出していない相手に向かって、「行ってきます」と言い、それを合図に、いつも同じ人が窓から顔を出して、応えてくれるというのは、一日でも途絶えると淋しくなってしまう習慣なのかと思う。



トップに戻る


2000年06月07日(水)

お説教


甥たちが来ていたある晩のこと、もうすぐ旗持ちデビューをする甥2がぐずった。
理由は、今回、旗持ちをするには、朝6時に起きねばならず、せっかくの日曜日、ゆっくり眠りたいのに、嫌だ、嫌だ、来年はやらないぞと何度も繰り返した。
お祭りは、好き嫌いではない、皆で感謝して迎えなくてはいけないと、最近わかったおばちゃんは、自分も年取ってから、わかったことを棚に上げて、「町内会のおじさんが、甥2ちゃんやおばあちゃんが喜ぶと思って役をくれたのに、そんなに嫌だ、嫌だ言わないで」と真顔でお説教してしまった。
私が一生懸命甥2にお説教していると、後ろから私の背中をトントンする人がいる。
振り返ると、甥1が、私に何か言いたくて、私の背中をトントンしていたのだ。
「真理、真理は、そういうこと言っちゃいけないの」と甥1が言う。
「真理がだめだったら、誰だったらいいの?」と聞くと、甥1は、ニコニコしながら、「僕が言うの、だから、真理はそんなこと言っちゃだめ」と言う。
思わず笑ってしまった。

何故、甥1がこのような行動に出たのか、説が2つある。
おばあちゃんは、この二人はしょっちゅう喧嘩しているくせに、どっちかが大人に怒られると、もう一人がかばうところがあるから、今回も弟をかばったのよ、と言う。

私の説はちょっと違う。
甥1は、2歳年下の言うことは生意気ではあるが、幼児っぽいところが残っている弟がぐずったときに、どうにかなだめすかせて、親の言ったとおりに行動するように、お兄ちゃんとして行動する癖がついているのではないかと思った。
甥2にお説教したり、注意したりしていいのは、寝食一緒で、いつも甥2と行動を共にしている僕だけなのだ、という自負があったのかと思った。
今度も、きっと、当日、朝ぐずる甥2に、「お兄ちゃん、先言っちゃうからね」とかいろいろ言いながら、甥1も連れて、一緒に旗持ちさせる算段だったのかも知れない。

しかし、次の日、甥1に、「どうして、真理は甥2に言っちゃだめ」と言ったの?と聞いても、「わかんない、そんな気になっただけ」とのことであった。
やはり、いつも優しいおばちゃんに、語気強くお説教されていた弟を助けなくてはと思ったのかも知れない。



トップに戻る


2000年06月08日(木)

リバーシブル味噌汁


小さな子供がいる家庭などでは、「実沢山の味噌汁」がいいそうだ。
何度か真似してみたものの、我が家では、嫌われていて、作ることがない。
すっきり、さっぱりの関東風が好きなためであろうか?(しかし、「実沢山の味噌汁」自体、一体、どこ風と分類されるのであろうか)

何でも、「豆腐になめこはいい、豆腐にわかめもいい、但し、豆腐になめこにわかめは、ちとうるさい」そうだ。

そんなこんなで、我が家の味噌汁は、シンプル イズ テイスティの路線を外すことはない。
味噌汁の具も、家族によって好みが様々である。
家族のうち、私を含めた2人は、じゃがいものお味噌汁を美味しいと思うが、もう一人は絶対だめ。
そこで、考えたのが、リバーシブル味噌汁。
じゃがいもと油揚げとわかめでお味噌汁を作り、じゃがいもの好きな人には、じゃがいもを、じゃがいもが嫌いな人には、油揚げとわかめをお椀に入れるようにした。
つまらないアイディアだが、これで、たまに、じゃがいものお味噌汁を飲むことができるようになった。



トップに戻る


2000年06月09日(金)

上野から田端の間


最近、良く御徒町から田端方面の電車に乗る。
久々の景色を窓から見ていると、とても具合が良い。

上野を過ぎたところから、窓から見える景色は、苔がむしたり、つたが垂れ下がっている古い石垣、これまた、古い墓地、緑の草木や雑草なのだ。
ここだけの風景を見ていると、これが東京の23区内、それも都心部の景色とは思えないくらいのんびりしている。
5月は、つつじがきれいだった、つつじが終わった頃から、まだ色づいていない黄緑のあじさいの花が見える。
その薄い黄緑色の花を見ると「もうすぐあじさいが咲くのだ」ということを思い出す。
緑も段々濃くなり、きれいな雑草の緑が目を癒してくれる。
この上野から田端まで続く石と緑の斜面は、利用価値がないから、今後とも、このままでいてくれるのではないかと想像する。

他に、石垣についても色々想像してしまう。
上野の山は、上野駅のところから田端まで、鉄道が開通するにあたり、斜面が削り取られ、石垣にされたのではないかと思う。
この斜面が削り取られる前の上野の山の際(上野駅から昭和通りの方)はどうなっていたのだろう。
なだらかな斜面が続いて、そこには、沢山の草木が生えていたのだろうか?
茶屋などがあって、お墓参りやお寺に行く人たちはそこで休んだのだろうかと想像する。
考えてみれば、上野の山が切取られる前の絵を見たことがないような気がする。

また、上野方面への鉄道はいつ敷かれたのであろうか?
新橋−横浜間が、明治年頃だから、それよりはきっと遅かったのだろうが、自動車やクレーン車もない時代に、山を削り取り、その削り取った山肌を石垣を積んでいく作業は、どんなに大変だったろうと思う。
鉄道の線路を敷くことも大変だが、人の手によって、上野から田端までの間、石垣を積んでいくのは、江戸城などのお城の石垣を積むのと同じくらい、大変なことではなかったのだろうか?

「私には、できない、やりたくない」と心から思う。



トップに戻る


2000年06月10日(土)

太るものだけ出すから、太る


我が家には、時々、甥2人と弟が、夕食にやってくる。
こういうときは、彼らにとっては、我が家における食事というのは、外食に匹敵するくらいの価値があるだろうから、いつも、事前に「何が食べたい?」と聞いてあげている。

最近は、「ポークソテー」だの「豚カツ」が人気があるが、取り敢えず、豚カツはカロリーが高いので、毎回毎回、ポークソテーになってきていた。
男3人で、食べるは、食べるは、甥2人だけで500g以上ペロッと食べてしまうし、最近は、1kg近い豚肉を買うこともあったのだ。
いくら、栄養に疎い私とは言えど、これではいけないと思って、この前は工夫した。
豚肉を600gに減らし、付合わせに、いつものキャベツの千切り(私も忙しいので、つい付合わせは簡単になってしまう)は止めて、まず、季節の新ジャガを丸ごと蒸したものを一人一個用意した。
そして、付合わせは、根と芽を取ったもやし・ニンジン・ニラを植物油で炒めて、塩・胡椒し、そこにポークソテーを炒めたときの脂を加えて、仕上げたものとした。

まず、新ジャガは、胃袋の底上げには十分役に立ったし、新ジャガには、アルペンザルツしかかけさせなかった。
(マヨネーズとか、バターが欲しいといわれるかと思ったら、美味しい新ジャガに塩が合ったのか、これで十分であった。)
付合わせのもやし・ニンジン・ニラの炒め物も、ポークソテーの脂にマッチしているし、ポークソテーにかけるにんにく醤油が加わるので、3人とも「美味しい、美味しい」と良く食べてくれた。
お肉も大人4人、子供2人で、600gで余るくらいとなった。

「そうか、そうか、面倒だからといって、美味しい肉料理ばかり出すから、子供は肉ばかり食べるのだ、やはり、面倒でも、美味しい野菜料理を工夫して出せば、野菜も食べて、バランスの良い食事というのは、できるものなのだ」と心から反省してしまった。

そうは言っても、美味しい野菜料理というのは、中々有りそうでない、日頃から、アンテナを張っていて、美味しい野菜料理の知識を増やさねばと思う。



トップに戻る


2000年06月11日(日)

口を閉じて食べて


甥たちの食べ方を見ていると、物を口に入れて、口を開けて食べた方が楽なようだ。
これは、鼻の穴が、体に比して小さいからかと思う。

しかし、このまま、口を開けたままご飯を食べるくせがついたら、困るので、こまめに「口閉じて食べて」と、注意する。

長年にわたり、注意したので、もうすっかり舐められていて、甥1など、私が「口を閉じて食べて」というと、にたっと笑って、前より大きい口を開けて、食べ始めるようになってしまった。
私をからかっているのである。

ある時、「お父さんだって、たまに口開けて食べているよ」と甥1が言った。
おばちゃんは、すかさず、「お父さんは、もうお嫁さんを見つけてしまって、そのお嫁さんが『口を開けて食べてもいい』と言っているからいいの。あんたは、まだ、お嫁さん見つかっていないでしょう?
そのうち、あんたが大人になった頃、おばあちゃんもあんたのお父さん、お母さん、まり、みんみん、皆、死んでしまうのだわよ。
そのときに、あんたにお嫁さんみつからなかったら、あんたは、一人でご飯を食べなくてはいけないの。
甥1のお嫁さんになってくれそうな女の子は、皆、口を開けて物を噛む男の子、嫌いなんだから」とお説教してしまった。

それを聞いた甥1は、ちょっと私の言ったことを考え、まずは、反撃。
「みんみんは、生き残っているじゃない?」と年の離れた妹は、まだ、残っているだろうと、私の予想を訂正した。
「そうかも知れない、でも、みんみんだって、甥1より相当年上だから、いつかは先に死んじゃうの。そのときに、お嫁さんが来ていて、子供が生まれていないと、甥1は、家に誰もいなくて、一人でご飯を食べるんだからね」と言った。

甥1がどのくらい理解してくれたかはわからない。
でも、自分の小さいときを考えても、こういう話しというのは、本当の意味がわからなくてもなんとなく相当大きくなるまで覚えているものかもと思う。

「誰かが死んでしまう」なんていう話しは良くないから、一度切りしかしていないが、おばちゃんは、時々、甥二人に無事嫁さんが来て、楽しい家庭を作って一生淋しくない状態で過ごして欲しいと思うのだ。
良いお嫁さんが来るためには、まず、口を閉じて物を食べることを何年かかっても、直そうと心から思っている。



トップに戻る


2000年06月12日(月)

新顔の胡瓜


胡瓜には、白いぼ系と黒いぼ系があるそうだ。
今、良く売られているのは、白いぼ系だそうである。
私は、白いぼ系なら、生で食べることが多いので、皮が柔らかくて色が薄いものを選んで買ってくる。

しかし、最近、黒いぼ系の胡瓜が良く売られるようになったとのことで、買ってきて食べてみたら、結構美味しかった。
名前の「四葉(スーヨー)胡瓜」とか「香り胡瓜」という。
見かけは、大柄で、皮が固くて、緑が濃い。
今までの白いぼ系に慣れている目にとっては、「こんな胡瓜美味しいのかしら」という感じで見てしまう見かけである。
切ってみると、思いの外、実は瑞々しくて、柔らかい。
胡瓜らしい香りも強い。

価格も一本50円程度で、実の大きさに比べたら、安いかなと思う。

しかし、現状では、一本単位で買うことができずに、三本単位となってしまうので、中々買うことができない。
(胡瓜に関しては、使うだけ買った方がいいと思っているので)

この胡瓜、新しいものではなくて、昔の胡瓜は、このような四葉胡瓜だったそうだ。
昔の胡瓜は、白い粉を出すことから、農薬の付着と間違えられやすく、いつのまにか、すたれ、白い粉をふかない白いぼ系が主流となったと、食物辞典に書いてあった。
でも、味も香りもいいから、お勧めです。



トップに戻る


2000年06月13日(火)

クィック・ゼラチン QM−20(製菓・料理用)


とうとう、数年前に買った板ゼラチンを使い終わった。
板ゼラチンの方が、良いような気がして、板ゼラチンを買ってみたのだが、一枚が3gになっているため、1g単位で使うとき、不便な気がしていた。
そうなると次は、当然、粉ゼラチンということになる。

合羽橋へ買いに行くと、普通の粉ゼラチンの他に、「クイックゼラチン」というものがあった。
普通のゼラチンは、水にしとらせて、柔らかくしてから使うところを、温めた液の中にさらさらっと入れれば良いというのが大きな特徴であった。
これを購入してみた。
本当に楽で、ゼリーを入れるべき牛乳なり、ヨーグルト+ココナッツミルクの中にお砂糖を入れて、煮溶かした中に、必要な重量、さらさらと入れて、かき混ぜれば、出来上がり。
本当に溶けているのか心配で、いつも、そのゼリー液をざるでこしてみたが、ゼリーの粉が固まっているようなことはなく、漉すことも不要なようだ。

ただ、心なしか、固まったゼリーの型をお湯につけたとき、普通のぜりーの場合より、溶けるのが早いような気がする。
これだけが気になることで、後は大変楽なゼリーである。

賞味期限として、「020602」と書いてあるが、これは、多分2002年6月2日ということだろうから、500gだけれど、使い切れると思う。

品名は、「ゼラチン」と書いてあるだけで、原材料が書いていないところ、若干不安な感じがするが、そんなにしょっちゅう使用していないので、余り気にしていない。
(しかし、今度、マントウさんに行ったら、聞いてみようと思う)



トップに戻る


2000年06月14日(水)

雨の鳥越祭り


今年のお祭りは、土曜日はどうにか天気が持ったものの、日曜日は、夕方までずっと雨であった。
鳥越祭りは、6月の1週か、2週の土日である。
最近、1週目のことが多かったので、ずっと晴れていたが、今年は、第二週の土日であったため、やはり、梅雨に当たってしまった。

雨だったら、静かなお祭りかなとちらっと期待したし、色々な人から、「生憎の雨で残念ね」と言葉をかけられ、「そうだ、お祭りは静かかも知れない」と思った。
が、全くそんなことはなく、土日とも、祭り囃子に、御輿を担ぐ声が例年通り続いて、雨だろうが、晴れだろうが、関係ないことを身を持って思い出した。
「お祭り好きな人は本当に好きなのだわよね」と呆れずにはいられなかった。

日曜日のお昼、色々なところを自転車で走り回ったら、区立の図書館の軒先や、去年できた大きなスーパーの入り口の端に、シートを敷いて、宴会している人たちもいた。
これだけ、楽しみにしてもらえるお祭りというのは、幸せなお祭りだと思う。



トップに戻る


2000年06月15日(木)

ポン・レヴェック


お祭りのご馳走を考えていたとき、家人が、「去年、お祭りのときに、美味しいチーズとパンを出したでしょう?あれが美味しかった」と言った。
「それはね、去年のお祭りではなく、今年のお正月!」と、私。
「これはね、ヴァシュラン・モンドールといって、冬季限定で、成城石井まで行かないと手に入らないから、成城まで行って買ってきたの、それにどうして私がこのチーズを知ったかというと、インターネットで知り合った人に教えてもらったの!」と、あの時、食べながら、あれ程、宣伝したのに、食べる方は美味しければいいとばかりに、耳に届いていないようであった。

しかし、そのことがあって、やはり、美味しいチーズとパンというのは、良いアイディアだと思い、MLで、通の人に、今の季節美味しいチーズを教えてもらった。
その名は、「ポン・レヴェック」
(食物図鑑を見ると、「ノルマンディ地方の小さな村の名前」とのことであった。)
今回は、上野松坂屋のチーズ売り場で、取寄せれば手に入るとのことで、助かった。

カンパーニュというパンを薄く切って、オーブンで焼いたものと、このチーズの薄切りを出した。
パン以外に、「クラコット」という常温で保存可能なクラッカーとパンの中間のようなものを買ってきていたので、これも出してみた。
(本当は、これは、パンが足りないときに出そうと思っていたのだが、出す段階になったら、「初めから、出しちゃえ、出しちゃえ」という気になってしまった。)
評判は、圧倒的に、「チーズとパンが美味しい!」であった。

パンもチーズも普段から食べるものだけれど、カンパーニュタイプを薄く切って、軽くトーストするとか、少人数では食べ切れない大きさの取寄せの美味しいチーズというのは、やはり、人数が揃ったときだけに食べられるご馳走かも知れない。

冬のヴァシュラン・モンドールも、今回のポン・レヴェックも、「ウォッシュ・タイプ」だそうだ。
好評だったし、このチーズも来年も、お祭りに出そうと考えている。
(クラコットは、もう買わない、カンパーニュのパンを今年の2倍、買おうと思う。)



トップに戻る


2000年06月16日(金)

鳥越おかず横丁 水上商店


このお店は、煮豆と佃煮のお店である。
結構、マスコミで名前を見ること多く、私なぞ、雑誌で、「このお店は、有名なのだ」と知ったくらいだ。

我が家は、甘い豆がおかずにならない家なので、普通は買うことがない。
ただ、お正月の煮しめと、お祭りのお赤飯のおかずの煮しめは、必ず、ここで買う。

お祭りのときは、ふき、筍、かぼちゃ、新じゃが、きんぴらなどを、200g単位で買ってくる。
(それと、お赤飯には、切りイカである。<切りイカというのは、関東独自の食べ物らしいが、この話はまた今度>)
今年、このお店に買いに行ったら、奥のショーウィンドウの中に、煮しめが色々なお皿にきれいに盛り付けられているものが並んでいるのに、気付いた。
おじさんが、「家で盛り付けるとうまく行かないから、お皿を盛ってきたら、うちで盛り付けてあげるのだ、あんたもお皿持って来れば、すぐに作ってあげるよ」と教えてくれた。
そんなサービスがあるなんて、何年もお祭りには買い続けているのに、初めて知った。
今年は時間がなかったので、「来年は、絶対にお皿持ってくるから」と言って、帰ってきた。

しかし、短時間だったが、その盛り付けを見たせいか、家で自分で、大皿に盛り付けても、案外うまく行った。
あーいう煮物類を美味しく盛り付けるコツは、こまこま分散させないで、一種類を一所へで〜んと盛り付け、その隣に、色が違うものを持ってくることかなと思った。
盛り付けがうまくなるには、やはり、良い、きれいな盛り付けを沢山見ることかなと思う。



トップに戻る


2000年06月17日(土)

炊き込み御飯


小さいときから、我が家は、炊き込み御飯になると、父母両方とも何となく嬉しそうで、そして、食事の内容が、「炊き込み御飯、吸い物、漬物」であった。

何故、嬉しそうかというと、「炊き込み御飯だと、おかずを考えたり、作ったりしなくていいから」とのことであった。
両親とも、本当に心から、「炊き込み御飯のときはおかずが要らない」と信じている様子だったので、炊き込み御飯の夕飯のときは、食べる物が少なくて、つまらなかったが、楯突かなかった。

高校生になった頃であろうか、こちらも身体も大きくなって、相当生意気を言い続けた実績ができてから、「炊き込み御飯のときも、おかずを作って」と両親に初めて訴えた。
両親は意外なことを言われたという感じであったが、その後の炊き込み御飯のとき、一品くらいは、何かおかずが付くようになった。

私の両親は、だいたい同世代で、出身が父が東京、母が山梨で育ったところは違うけれど、「炊き込み御飯のときはおかずはない」ということは、先祖伝来の言い伝えのように小さいときからの確固としたものであった。

私の両親が、炊き込み御飯におかずがないことを自明とし、私が、それに不服を言ったことの謎が、最近解けた。

日本は、昭和30年頃まで、エネルギー(所謂、何キロカロリーという数字)の半分くらいを穀物(米・麦・蕎麦など)から摂っていたのだ。
それが、日本が高度成長するにしたがって、どんどん、比率を下げているそうなのだ。
その穀物の比率を下げている間に成長していた私から不満が出て、エネルギーの半分をお米などから摂るのが当たり前の両親には、「炊き込み御飯だけで食事する」ことは自然なことだったのだ。
私の両親だけではなく、戦前生まれの人にとって、炊き込み御飯というのは、「おかずとご飯がいっぺんにできて、楽なもの」だったと思われる。

「個人の嗜好」なんていう言葉も良く使われるが、結構、個人と言いながら、時代の影響を受けているものだと思う。



トップに戻る


2000年06月18日(日)

美味しい牛乳


ずっと牛乳を飲む習慣を失っていたが、最近良く飲むようになった。
それは、「牛乳の栄養分」の重要さがわかったからということもあるが、美味しい牛乳をみつけたからという理由が大きいと思う。

今、味的にも、値段的にも気に入っていて、ガブガブ飲んでいるのが、「低温殺菌牛乳」といって、65℃で30分牛乳を殺菌したものだ。
普通はもっと高温で短い時間で殺菌するために、風味が劣ってしまうらしい。
この低温殺菌牛乳が美味しいと聞いて試したわけではなく、スーパーに行ったら、牛乳のパックに、でかでかと、「低温殺菌」と書いてあったので、「他の牛乳とは味が違うかも」と好奇心で買ってみたら、美味しかったのだ。

しかし、味の面で、私が普通に生活している範囲で手に入る牛乳で一番気に入っているのは、オハヨー乳業の「特濃4.3牛乳」といいうもので、牛乳パックのの横面には、

「画期的なRO膜濃縮製法で、牛乳中の水分だけを除いた濃い牛乳です。バターや脱脂粉乳など他の乳製品を一切添加していませんので、生乳本来のコクと風味をそのままにお楽しみいただけます」

と書いてある。(種別は、「加工乳」)
この「RO膜濃縮製法」というところが味のミソのようなので、別に、オハヨー乳業にこだわることないかも知れない。

RO膜濃縮製法の牛乳は、我が家の近所では、ちょっと離れたあるスーパーでしか売っていないし、低温殺菌に較べたら、2割程度値段が高いので、たまにしか買わない。
味的には、低温殺菌より、絶対に美味しい。
いつもこの牛乳を飲んでいたい気もするが、「たまのご馳走」的位置に置くことができるのは、やはり、値段が高いことと、自分の中にある「脂肪率が高いので太るのでは」という恐怖感があることによる。

こういうメーカーの色々な工夫で、美味しい牛乳が開発されることは、とても嬉しい。



トップに戻る


2000年06月19日(月)

千代田区外神田 鳥つね自然洞の親子丼


テレビで、御徒町近辺に、鳥料理の有名な店があることを知って、一度行ってみたかったのだが、中々行けなかった。
(名前が格好いいことも魅力の一つ、他に厳選した地鶏しか使わないとのことであった)
一度店の前まで行ったことはあるのだが、時間が午後1時半を回ってしまい、着いたときに、暖簾をしまい込んでいるときだったのだ。

場所は、外神田であるが、ここは、本当に台東区と、細い道路一本(犬道・猫道←歩道がない道路であるが、路地よりは広い感じの道路)隔てているだけの「神田」なのだ。
最寄の駅は、きっと銀座線の末広町であろうが、山手線御徒町駅南口から、徒歩5分もかからないところにある。
お店は小さいが、カウンター6席、4人用の椅子席の他、2階に座敷があるようである。

お昼は、鶏カツであろうが、カツ丼の他、、普通の親子丼(750円)と、お昼限定1 5食の特別親子丼(1500円)などがあった。
迷ったけれど、一日限定15食の1500円の親子丼を試してみることにした。

暫くすると、丼にご飯が沢山入った親子丼に、鳥のスープ、漬物が出てきた。
親子丼は、、丼に、半熟の卵、三つ葉が乗っているだけで、海苔や生姜などは全くなかった。
卵の混ぜ方が普通の親子丼とは違って、卵黄・卵白を完全に混ぜないで、半分くらい混ぜた程度で、親子丼を作る鍋に入れてしまったという感じ。
ところどころに、卵白だけの塊、点々と黄身の固まったところがあった。
卵の黄身・白身それぞれの半熟具合の出来上がりはプロの仕事だと思う。
入っている鶏肉は、ももと胸、半々と言った感じ。

食べている間は、別に悪いところないな〜、材料が良質だな、味が塩辛いというのではないけれど、しっかりした味付けだな〜、三つ葉がいい香りだななんて、散文的に頭に浮かんでいた。
食べている間より、食べ終わった後の後味の方がまとまりがあり、美味しいと思った。
後味が、すっきり、爽やか。
このすっきりさ加減は、材料・調味料等が全て上質でないと味わえない性質のものだと思った。

お店の人に、「普通と特別とどう違うか」聞いてみたのだが、「卵、鶏肉、ご飯、全て使っている素材が違います」とのこと。
(隣で普通の親子丼食べている人がいて、ちらっと見たけれど、そちらは、卵黄 と卵白しっかり混ざっている半熟タイプで、こちらはこちらで美味しそうであった)
一緒に行った人によると、「鶏臭さとか、卵臭さがまるでなくて、感激!」とのことで あったが、私は、自分が作った親子丼以外余り食べないので、よくわからなかった。

東京で、親子丼で有名なのは、人形町の玉ひでである。
私は玉ひでは、相当前に行ったきり、最近は全然行っていないので、味を覚えていない。
味、素材とも、玉ひでより上等と思ったが、調べたら、玉ひでの親子丼は、650円とのことであったから、玉ひでと比較するなら、鳥つねも750円の普通の親子丼を食べて、比較しないと、比較にならないと思う。

鳥つね自然洞
東京都千代田区外神田5−5−2
電話:03−5818−3566
定休日:日祝日
営業時間:11:30〜13:30 17:00〜22:00(ラストオーダー21:00)



トップに戻る


2000年06月20日(火)

ベーコンにてこずる


お祭りの前にベーコンを一年振りに作ったのだ。
それが、うまく行かないで、火をつけて20分もすると、卓上コンロのボンベが熱くなり過ぎて、消えてしまい、長い時間、燻風を肉にあてられなかった。
何度やってもだめ、どうも、ガスボンベが熱を持ってしまうらしく、ガスボンベが冷めたところでまた火をつけたりもしたが、結局、中々うまく行かなかったのだ。
これを3日試したけれど、とうとう諦めてしまい、最後は、100度のオーブンに豚肉を入れて、仕上げてしまった。

それでもどうにか食べられることができたのは、調子が悪いとはいえ、通算すると一時間程度は、卓上コンロの火がついて、燻風を豚肉に浴びせることができたからだと思う。

やっているときは、全く原因がわからなかった。
何故、今まで起きなかったことが起きたのか、忙しかったので、ゆっくり考えられなかったのだ。

お祭りが終わって、暫くして思い出したのは、今年から、火の上に置くさくらのチップの皿を変えたことだ。
今までは、7cm×15cmの缶の蓋だったが、今回から、25cm×25cmの缶の蓋にしたのだ。
きっと、新しいもののサイズでは、大き過ぎて、火全体を被ってしまい、熱が上に抜けないで、横に広がり、ガスボンベを熱してしまったと思う。

なんというか、道具をちょっと変えただけでも、こんなふうにできなかったりするところが苦労する。

今まで、小さな缶のふたを使っていたのも、今回大きな缶のふたを使ったのも、ただの偶然である。
燻製の本のどこにも、サクラチップを置く容器の大きさにまで言及はないのだ。

こういうことは、経験で覚えるしかないことなのかも知れない。



トップに戻る


2000年06月21日(水)

寺方蕎麦長浦 浅草店 妙興寺蕎麦


ある日のお昼に、浅草の寺方蕎麦長浦に行ってみた。
寺方蕎麦は、向島が本店で、浅草にもあり、ちんやに行くときに、いつも前を通るので、一度行ってみたかったのだ。
このお蕎麦屋さんは、1609年にどこかの僧が書き残したお寺の蕎麦のレシピを現 代流にアレンジして、出しているとのこと。

お昼の11時半過ぎに行ったが、空いていた。(しかし、帰り際に、いかにもガイドブックで知ったという感じの2人連れが入ってきたし、やはり、結構有名なお店なのだなという印象はあった。)
メニュー見ても何がいいのか良くわからず、お店の名前のついている妙興寺蕎麦(千円)を試してみた。
小さな円い鉢に、お蕎麦の中に白髭大根が混ざっているものが出てきて、味噌味のたれで食べた。

感想はというと、「お蕎麦上等で、ヘルシー」。
私は、やはり、江戸前の「お蕎麦上等で、辛汁」というのが好きだと実感した。
考えてみれば、お寺のお蕎麦なのだから、「粋や味を極める」ということに重きを置くことは有り得ないのだ。
確かに、健康を考えたら、醤油ではなく、味噌の方が栄養価が高いかもと思った。
メニューには、、「梅干そうめん」「鱈子そうめん」とか美味しそうなものもあり、こういうものも次回は食べたいなとは思ったが、やはり、味よりヘルシーという感じかも知れない。
一つのメニューを味わっただけでその店を決めるのも悪いけれど、どちらかというと、物珍しいお蕎麦のお店という感じだろうか?
ただ、色々なメニューを落ち着いて、味わえばまた、違った感想が出てくるかも知れないと思う。

寺方蕎麦長浦のHP←ここをクリック


寺方蕎麦長浦 浅草店
東京都台東区浅草1−13−1
TEL: 03-3844-1922
営業時間: 毎週月曜日定休
 ※祝日の場合は、翌日休み火曜日から日曜日(祝、祭日を含む)
 AM11:30〜PM3:00、PM5:00〜9:00
 ※日曜、祝日はAM11:30〜PM9:00
 ※ラストオーダーは終了15分前まで



トップに戻る


2000年06月22日(木)

スポンジケーキを焼く温度


この前のベーコンに引き続き、今度は、スポンジケーキが不調になった。
冬場と同じように作っているのに、二度も続けて、焼き上がりが、周囲は盛り上がらんばかりに焼けているのに、真中が生地のままという状態になってしまった。
これも全然納得がいかない、今まで、160度のオーブンでちゃんと焼けたのだから、焼けるはずだと頭から思い込んでいた。

製菓のプロに、私のスポンジの焼け具合を説明したら、「その症状は、オーブンの温度が高過ぎるときによく起きる症状だ。
森さんのオーブンは、きっと小さな電気オーブンでしょう?
そういう症状になったら、温度を下げて焼くしかないよ」と教えてくれた。

果たして、余熱を190度→180度、焼く温度160度→150度に下げたら、直径18cmの型で、時間は30分から45分に延びたものの、ちゃんとうまく焼けるではないか。
さすが、プロは良く知っていると思った。

でも、未だに解せない。
気候が暑かろうが、寒かろうが、電気オーブンの温度に関係あるのだろうか?
ここのところが今ひとつ解せないのであるが、ま、取り敢えずは、夏場は、オーブンの温度を下げれば、立派なスポンジケーキが焼けることがわかって良かった。
でも、オーブン内部の温度というのは、気候に左右されるのだろうか?



トップに戻る


2000年06月23日(金)

駒込の変な店


駒込で、変な店を発見した。
「メーカー・商社のアンテナショップ ノンノン」というお店だ。
駒込駅前をふらふらしていて、偶然見つけた。
店の前には、段ボールがうずたかく詰まれており、中も雑然としている、我が家の方で言ったら、ギフト屋さんという感じか。
小売も致しますということで、中に入ってみた。
洋服も売っているし、バッグもある。
その他、しわ取りクリームが450円。

こういうものだけだったら、このエッセイには余り関係ないのだが、生のブルーベリーがあったりするのだ。
400gで300円程度で、とても安く美味しかった。
これに味をしめて、1日置いて、また、ブルーベリーを買いに行ったら、今切れているとのこと。
しかし、この日は、アジと鯖と赤目の干物があるから、買っていかないかと言われた。
我が家は干物は余り食べてくれないので、諦めた。
翌日行ったら、また、ブルーベリーは入荷していないが、冷凍コロッケがあるから、買っていかないかとのこと。
一つは、松阪牛コロッケと言って、お団子に丸められたコロッケが一串に3個刺さっている、普通のコロッケ型もあった、これが両方とも1個20円だそうだ。
このコロッケはとても美味しく、箱単位で取寄せるお客さんもいるくらいの人気で、すぐに売り切れてしまうとのこと。
しかし、我が家では、コロッケは受け入れられないので諦める。

アンテナショップだから、その日の目玉が何かは前以てはっきり言えないらしい。
どうも、地元民の知る人ぞ知るお店ではないかと思う。
今まで、駒込というのは、住宅地のイメージがあったが、探してみると、地元民用の商店街に結構面白い店がありそうである。

ノンノン
豊島区駒込1−25−1
電話:03−3946−0311
駒込駅東口から山手線の中に向かい、3つめの角にあるスリービーという100円ショップを右に曲がる。
すぐに左前方に「つがる」という飲み屋さんがあるので、そこを左に入って、ずっと歩いていって、区画が切れたところ。



トップに戻る


2000年06月24日(土)

生のブルーベリー


最近、スーパー等で、生のブルーベリーが売られていることも多くなったが、何しろ、高い。
私も余程のことがないと買わない。

しかし、昨日書いた駒込のノンノンというお店で、アメリカ産のブルーベリーが安かったので、買ってしまった。
お店の人が言うには、「ブルーベリーには、害虫がつかないから、農薬を使わない、だから、ブルーベリーは、どこ産のものを食べても安全なんだよ。国産にこだわることはない」と教えてくれた。
そんな話聞いたこともあるような気がするけれど、本当かしらとMLで確かめたら、まるで虫がつかないわけではない(アブラムシは寄ってくるようである)が、結構、無農薬で栽培可能とのことだ。

それに気を良くして、この安いブルーベリーを手に入れるべく、ノンノンに通っているが、中々、入荷されないようである。

我が家では、甥2人とも生のブルーベリーが好きなようで、「また、買ってきてね」とのこと、私も、生のブルーベリーを砂糖で煮て凍らせておけば、ブルーベリーソースになっていいかなと思う。

それにしても、小学校2〜4年生くらいの男の子が、ブルーベリーの入った容器を抱えて食べている姿は、なんとなく、猿みたいで可愛い。



トップに戻る


2000年06月25日(日)

選挙


衆議院議員選挙が行われた。
小学校が投票所になるので、小学校の前に立候補者のポスターが割と長期間貼られることになる。
甥たちは、学校の行き帰りに、そのポスターを眺めて、色々感想を持ったようであった。
我が家は、東京第二区で、中央・文京・台東である。
甥1は、写真を見た限り、「深谷隆司がいい」という。
「どこが?」と聞くと、「髪の毛がグレーのところ」だそうだ。
甥2は、中山という鳩山邦夫の後継者がいいそうだ。
この人は、まだ、若いし、颯爽として、格好がいい。

どうも、子供たちは、顔や雰囲気で、どの人がいいか決めているようだ。
(常日頃、小学校の前を通ることのない、有権者の私は最後まで、選挙ポスターを一度も見なかった。)

この話を我が家で出たときに、「やはり、子供には、見た目、格好いい人が人気があるのか」ということになった。
選挙の日、選挙に行こうとする甥たちのおばあちゃんに、「深谷隆司に入れるんでしょう?後で、甥1に、『甥1ちゃんが深谷隆がいいと言ったから、おばあちゃんも、深谷隆司にしたのよ』と話題を合わせたいのでしょう?」と突っ込んでしまったのだ。
そうしたら、母からは、「どうしてわかるの?」という返事が返ってきた。

私は、苦笑いをしながら、「全く、孫が可愛いのだから、困ってしまう」なんて、つい言ってしまった。
どうも、我が母も、私のこの一言で、こんなことをしたら、残りの人生、ずっと娘にこのことでからかわれると、危機感を持ったようだ。
結局は、自分の考えで投票したらしい。

選挙に立候補する人は、ポスターは小学校の前に張られることが多いから、小学生が見て、「信頼感がある、清潔、格好いい」と思うポスターにすれば、孫が可愛い老人票が集まると、私は確信している。



トップに戻る


2000年06月26日(月)

一食懸命物語


最近、村上信夫さんの発言集、小野正吉さんの対談集、エスコフィエの生涯と、割と西洋系のシェフの本を読んでいる。
そして、「キハチ」の熊谷喜八シェフの自伝も読んだ。

キハチさんの業績のすごいところは、2つあると思う。
(残念ながら、まだ、食べに行ったことがないので、味の面では評価はできない)
1.正当なフレンチの腕を持ちながら、フレンチに固執せず、「美味しく、ヘルシー、
  楽しい」を追求したこと。
2.料理を通じて、社会貢献・次世代を育てることを考えていること

どんなシェフが「一番優秀」なのかはわからないし、決めらいれないと思う。
人間、自分では何でもできるかというとそうでもないのだ。
生まれ持った性格、育った環境などで、やれることというのは、実は限られている。
例えば、「料理が好きで、自分の小さな店で、自ら作った自分の味をわかっている人たちに食べてもらいたい」というシェフもそれはそれで立派だと思う。
キハチさんは、そうではなくて、「今の時代そしてこれからの時代、何が求められているか」を考え、また、調理人として自分が学んだことや生き方を次世代の調理人にどのように伝えていこうか、常に考え、そして、多店舗展開を図っている。

どちらかというと、経営者としての資質を兼ね備えた料理の達人ということができるかも知れない。

私自体は、味というのは繊細なもので、一人の料理人が丁寧に作る方が美味しいに決まっている、多店舗展開・会社組織での発展は、味が落ちていくような気がしていた。
しかし、この本を読んで、キハチさんは、その点についてはどのようにこだわっているかは本にははっきり書いてないが、「人間は一人では何も成し得ない、周囲の協力があってこそ、成長できる」という信念があるから、会社組織の多人数でのレストランを展開しているのだと理解できた。

そのうち、是非、食べに行ってみたい。

自伝は、1999年の発行だから、まだ、新しい。
生まれたときから、東京での修行、大使館付きのコックとしてのセネガル・モロッコでの経験、パリでの修行、帰国してからの活躍が書かれている。
素直な文章で、ついついはまってすぐに読んでしまうのでお勧め。

一食懸命物語
熊谷喜八
海竜社発行



トップに戻る


2000年06月27日(火)

スペンサーの料理


アメリカの料理と聞くと、私なぞ、「大味、量が多い、まずい」とすぐ反応してしまうが、聞いたところによると、家庭料理は美味しいらしい。
ニューヨークの食事がまずかったと前に書いたが、アメリカは、地方都市に行かないと、アメリカらしい美味しいレストランは中々ないとのことである。

そんな折、「スペンサーの料理」という本を借りてきて読んでみた。
スペンサーというのは、アメリカの探偵小説の主人公で、この本に出てくる料理について、東理夫さんという方が、自分がアメリカ・カナダに暮らした経験をもとに、解説している。
(本は、二部に分かれていて、東理夫さんが「料理」を、馬場啓一さんが「酒・レストラン」について書いている。私は、料理の方しか読んでいない)
都会的で、知識豊富で、落ち着いた語り口で、楽しい料理の話が続く。
小説の一節から、エッセイは始まるが、東さんの個人的体験の部分が大きい。
それが、とても、素敵で、日曜日の昼下がり、ゆっくり読むと気分がいい。
アメリカの料理を知る本として読んでも十分であるが、エッセイとして優れていると思う。

スペンサーの料理
東理夫/馬場啓一著
早川書房

この本は、昭和60年の本なので、もう発売されていない可能性が強い。
図書館にある可能性が高い。



トップに戻る


2000年06月28日(水)

幻のシナボン


ある日、お台場に行ってきた妹が、「シナボンを食べたら、美味しかった」と報告があった。
「シナボン?」
聞いたことがない、それは一体何?と思った。

色々な人の話を総合すると、アメリカのシナボンという店のシナモンロールなのだそうだ。
日本では、現在、吉祥寺、お台場、自由が丘にお店があるらしい。
このシナボンは、結構隠れた人気を持ち、他のファーストフードやコンビニでも、シナボン風のシナモンロールの商品開発が行われ、今では、色々な店でシナモンロールが売られ、隠れたブームとのことである。
おみやげでも持って帰れるらしいが、どうも、時間が経つと味が落ちてしまうらしく、皆、店でその場で食べた方が美味しいということである。
「アツアツのフワフワで、トロトロ」なのだそうだ。

う〜ん、吉祥寺、お台場、自由が丘なんて、どうして、私と縁のないところにばかり店を作るのだろう。
いつかは食べてみたいが、今のところは、そちら方面に行く予定がないので、当分食べられそうもない。
それにしても、シナボンを売っているお店は、現在、長蛇の列ということで、並ばないと買えないらしい。



トップに戻る


2000年06月29日(木)

合羽橋の新しいお店


この前、合羽橋に行ったら、新しい店ができていた。
場所は、ニイミとおかしの森の中間くらいで、「TDI」という名前。
(でも、店に店名は貼られていないのだ)
大きなビルで、国際という店があって、その表1/3だけが賃貸になったようだ。
(わかりにくかったら、田中漆器店というところの隣)
売りは、ルクルーゼが鍋だけではなく、やかんや焼き物プレートなどが揃ってい ること、すなわち、色々な輸入商品の道具と若干の食器の店である。
合羽橋の他の道具屋さんでは扱っていないようなお鍋が多くあった。
圧力鍋各種(T−FALが多い)が50%オフ。

TDI<BR> 東京都台東区松が谷1−9−12
電話:03−5827−2355
休み:年中無休

お店のカードをもらってきたので、裏を見た。
どうも、このお店は、本当の新規ではなく、東京直輸入センターという名前だったか、合羽橋で、輸入品の道具と、包丁を扱うお店を経営している店の一部門ではないかという気がしてきた。
今までの輸入品の道具のお店は、本当に業務用という感じであったが、新しいお店は個人にターゲットを絞った品揃えである。



トップに戻る


2000年06月30日(金)

巣鴨の美味しい焼き鳥屋さん


MLで、巣鴨にある焼き鳥屋さんが美味しいということで、オフを開いた。
肉質が良くて、肉も内臓類も新鮮で、本当に美味しかった。
今まで、あのくらい上等な肉質の焼き鳥というのは、京橋の伊勢廣のような老舗 に行って、コースで食べないと食べられないのかと思い込んでいたのだが、知る人だけが知っているだけだが、世間に名前が通っていない普通のお店でも上質な鶏肉を食べられることを発見したのだ。
(伊勢廣のコース、7000円かな、それにお酒飲むと1万円近くかかる)
肉が、伊勢廣に、劣っていない。
何食べても、新鮮、上等という感じでとても幸せ。

他の人は、「たれがまずい」と指摘したけれど、私はその言葉を聞くまで、いい気持ちで、「ん〜、砂糖と醤油の味がはっきりしているたれだ」なんていう調子でたれの焼き鳥を美味しく食べていた。(笑)
言われてみれば、たしかに、「醤油たれ」になる前の原材料が馴染んでいない醤油と砂糖で焼いたと表現するのが一番適切な醤油たれであった。
ま、1,2本食べるのは、愛嬌でそれなりに美味しく食べられる。

大方、「このお店の焼き鳥は塩だ」という意見でまとまった。
鶏肉というのは、本当に、店によって、質・味が違う。
このお店のご主人が良い鶏肉の仕入れルートを持っている。
また、ここの焼き鳥が是非食べたい。

翔ちゃん
住所わからず。
巣鴨駅前を山手線の中に入っていくと、「サミット」というスーパーがある。
サミットの真中くらいで、サミットを背にすると、左側に見える店。



トップに戻る

表紙へ戻る