1999年09月01日(水)
BAKへのメール 隅田川フラフラ
気が向いて、隅田川を渡って、長命寺のさくらもちを買いに行ってきました。
隅田川の橋を自転車で渡るなんて、何年ぶりでしょう。
隅田川はとても大きくて、水量豊富な川です。
一時汚染がひどくて臭かったけれど、今は、臭くないのですが、いつも隅田川にくると、「あら、臭くないわね」と思うようになってしまったのは、悲しいことです。
で、言問橋を渡って、見番通りというところを走りました。
ここは昔の花街だったのでしょう、料亭が沢山あります。
そうだ、向島芸者という言葉があるではないかと思い出しました。
木の実ナナがここいらへんの出身ですね、確か。
それに、昔ながらの古い立派なお寺や神社が沢山あるのです。
へえ、向島は、戦災に遭わなかったとはじめて知りました。
隅田川七福神巡りというのがありますが、あれは、こういうお寺を回るのでしょうね、中々良さそうです。
見番通りの電信柱の宣伝がすべて、「長命寺のさくらもち」か「言問団子」でした。
言問団子もいいし、迷うなと思っていたところ、運良く言問団子はお休みでした。
でも、サンプルが飾られていたのですが、言問団子は、一皿500円もするのです、何であんなに高いのでしょう、お休みで良かった、良かった。
長命寺のさくらもちは、ばらで180円、箱入りだと1つ200円になります。
これを買って、さくら橋を渡って帰ってきました。
墨田公園も昔は広々していたと思っていたのですが、何か狭いのですよ、そうか、私が行っていた頃は、護岸工事がされていなかった頃だったとわかりました。
上には高速道路が走っているし、さくらもち屋さんは、閉めっぱなしでしか営業できなくなっているのでしょうね。
昔は、店の中から外が見えたと記憶しています。
私が小さいときには、高速道路も護岸工事もなくて、静かで、触ろうと思えば隅田川の水にも触れたような気がします。
昔、墨田公園で遊んで、さくらもちか、言問団子を食べた記憶があります、でもきっとたまにだったのでしょうね。
私が甥たちを連れてきても、缶ジュースしか買ってあげないような気がします。
昔は、私の家に余裕があったか、さくらもちや言問団子が安かったのでしょうね。
帰ってきて、さくらもちをあけたのですが、さくらの葉の塩漬け3枚にくるまれて、中が見えません。
一枚だけ残して食べましたが、やはり、香りはいいし、餡がさっぱりしていておいしいです。
皮も柔らかくておいしいです。
甥がいて、ちょっと食べましたが、さくらの塩漬けの塩が気になるらしく、おいしくないとのことです、子供にはもったいない味だから、それでいいなと思いました。
長命寺 桜もち(これが店の名前です、そういえば、長命寺はこの近所にあるのですよね?)
住 所: 東京都 墨田区 向島5−1−4
電 話: 03−362−3266
定休日:毎週月曜日、第四日曜日
そうだ、後、おがわさんのどら焼きも食べねば、です。
思うに、東京の茂助団子とか、この桜もちの餡は本当にいい餡です。
今まで東京の餡が京都に劣ると思っておりましたが、昔乍らの団子屋さんとか桜もち屋さんの餡は、同じくらいおいしいと思います。
いわゆる練りきりとか、生菓子系統が京都にくらべて落ちるのかも知れません。
(私見です、良い店もあるかも知れません)
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