対象 ニジマス・ホウライマス(斑点の無いニジマス)・ヘラブナ・ブルーギル・ブラックバス・イワナ・ブラウン・アメマス・絹姫サーモンetc...まぁ実際はニジマスがほとんどです。
2005年より、夏期はシーバス(ホシスズキ=タイリクスズキ=中国産スズキ)を放流
2007年より、大型魚中心の放流に方針転換。アベレージが一気に40以上となった。
料金 1日券 3100円
4時間券 2100円 (女性と中学生以下はさらに概ね半額の金額、期間限定と思うが、女性・中学生以下は現在無料です。)
年券 52000円(女性・中学生以下36000円)
ハーフシーズン 10月〜1月と2月〜6月の期間各々30000円、女性21000円
餌釣り(限定アリアのみ)1時間1200円
※年券・半年券は身分証明書と顔写真が2枚必要。
持ち帰り可能数 原則C&Rですが、30cm以下3匹までOK。夏季は持ち帰り可能 ホシスズキ・イトウは持ち帰り不可
営業期間・時間 9月下旬〜6月中旬。気温により決定? 期間中は無休営業。
2005年より、夏はシーバス釣り場として営業。2006年より餌釣りエリア設置。
所在地・TEL 三重県いなべ市大安町門前 潟fンソー南 0594−77−1155
釣り場周辺の地図
津方面からは国道306を北上、途中からミルクロードに入り、サンクス、ガソリンスタンド(シェル)の交差点を右折して3分。デンソー工場南門を目指します。看板あり。およそ管理釣り場があるとは思えない場所にあります。名古屋方面からは・・・どうやって来るんでしょう(←オイ) デンソー工場を目指して、南正門を目指してきたら、迷う事は無いと思いますが。
釣り場の天気情報
大安トラウトレイクホームページ・・・最新の釣果は必見
大安トラウトレイクとフィッシング サンクチュアリ、どちらにしようか迷ってる人は、とりあえずこちらの比較表をご覧ください。
釣行記 2002年 10/27 11/17 11/24 12/13 12/23
釣行記 2003年 1/8 2/15 10/18 11/2 11/15 11/23 12/28
釣行記 2004年 1/2 1/18 2/28 11/21
釣行記 2005年 1/23 2/20 10/1 11/13
釣行記 2006年 10/14
釣行記 2007年 4/8 10/13 11/3 11/10
釣行記 2008年 1/5 10/25
釣行記 2009年 1/3 11/28
釣行記 2011年 12/31
釣行記 2012年 1/8 12/23
数少ない、三重県のフライフィッシング・ルアー専門の本格的管理釣り場。
通常の管理釣り場は、川の水や地下水を利用しているが、この釣り場は農業用(?)のため池。水の流入している箇所はあるが、池の面積に比べると微々たる量。そのために透明度に関してはかなり低く、ニジマスよりブラックバスやブルーギルが似合いそうな風景です。
水深は深い所で4m。水の透明度が低い事もあり、魚の姿はライズでもない限り確認できません。 広大な面積を誇るポンドには、70mほどの桟橋が4本浮いている。(1本は仕切り用) 写真を見ていただいたら一目瞭然。 フライキャスティングが思いっきりできる管理釣り場です。 |
名古屋方面のフライショップも、時々キャスティングスクールを実施。後ろに引っ掛ける心配が無いため、初心者のキャスティング練習にはもってこいでしょう。
その環境のせいか、ここに通いつめる常連さんはキャスティング技術がかなり高い。無論下手くそも時々混じっているが(俺とか)うまい人のキャスティングは横で見ているだけで勉強になります。
ダブルハンドとかスペイキャストとか、通常の管理釣り場ではお目にかかれないフライフィッシャーを見かけます(それらの人は『釣る気』はあまり無いように感じる)
大遠投が可能な環境です
釣れる魚はニジマス(ホウライマス)が大半。ブラウン・イワナ・イトウ・オショロコマ等も放流しているようだが、水温、水質の関係かニジマス以外はほとんどお目にかかれない。
1日15匹釣れたらこの釣り場では『爆釣』だと思っていたほうが良いでしょう。
原則C&Rだが、30cm以下なら3匹まで持ち帰り可能。夏季は尾数制限なし(夏を越えられる魚が殆どいないから)。まぁ、生活廃水の流入もあるだろうから、食わない方が無難でしょうな。
アベレージは30pぐらい。時期によってかなり変動する。2007年より大型中心の釣り場に方針転換し、アベレージでも40以上となった。三重県版、くろやの誕生か。
以前は小型もいてある程度数が釣れたが、鵜による被害が甚大で、中型サイズ以上のみの放流になったらしい。
50pオーバーも釣れるが、ティペットは5〜6Xで十分。逃げ込める岩場や障害物が全く無いので、ドライでなければ極細ティペットを使うメリットがあまり無い。水も濁ってますので・・・。
釣り方はルースニングが一番安定して釣れる。が、ここの魚は季節を問わず底付近にいる事が多いため、場所によっては4mのタナで、ルースニングを行う事になる。
『タナ4mでルースニング』難しいのは簡単に想像できると思います。
アタリはインジケーターが沈めばいいのですが、『ピクッ!』と動くだけ、『スゥーー』と微妙に水平移動するだけなど、極めて分かりにくい。
繊維系のインジケーターを使用する、反応があればすぐ沈むようにショットを重くする(フライとインジケーター間の弛みを無くす)など、アタリを見極めやすくする工夫が必要。逆に、大安トラウトレイクの微細なアタリが分かるようになれば、他の管理釣り場でも、微妙なアタリを的確に取る事ができるはずです。
太陽の位置、天気によって水面が白く反射する時があるので
黒のインジケーターがあると大変重宝します。
シンキングラインで底を引くのも有効だが、一番面白いのはドライ。シーズンを通してユスリカのハッチがあり、早朝、夕暮れ時はライズが起きる可能性が高い。
ライズが多くても、ドライがない時は、水面直下をソフトハックルを引いても面白い。
『大安名物』とも言われるオオユスリカ。 体長1cmを超える個体も珍しくない。 沈める、浮かす、どちらでも無視できない存在で、右のシャック(抜け殻)もかなり捕食されているようだ。 マネージャーYさんのシャックフライはかなり有名。サイズは大きいもので#14。ユスリカとは思えないサイズだが、釣れる。 |
実物は黒と言うより赤茶色の印象が強い。かなりボリュームがある。
タイイング時の参考にどうぞ。
シャックを引きずった個体。この状態のピューパが底付近には大量にいる!?
写真中央が管理人の使っているピューパ#16
似てるといえば似てるが・・・・改良の余地ありですな。
通常の管理釣り場のパターンも有効だが、魚のいるタナをいかに早く知るかが、この釣り場攻略の最重要課題。
近くで釣れた人がいたら、瞬時にインジケーターとフライの距離を見極る眼力が必要。
当然、魚を掛けたら周囲の人の注目を浴びるので(あまり釣れないってのもあるが)ルール違反してたら一発でばれます。
タバコをポイ捨てなんかしたら、マジ常連さんに沈められるかも。
魚が見えない代わりに、人を見る。魚が見えなくても情報を得る方法はいくらでもあるって事ですね。
ちなみに、ここの常連、スゴイ人が多い。 キャスティングもそうだが、右の写真ぐらいの明るさがあれば余裕で釣ってます。 気合が違う! 子供が水辺で遊び始めると『危ないよ』とか注意してる人もいるし、技術・マナー共に良い人多し。 |
事務所内は和気あいあいとした雰囲気で、カップヌードルやルアー・ティペット等、必要最低限の物は販売している。コーヒー・紅茶・ココア・お茶は御自由に。
このような心遣いは嬉しいですねー。
『お湯だけ使うのは禁止』とか言っちゃってる某管理釣り場に、見せてあげたい。
それと、女性スタッフ多し!
しかも推定20歳前後のピチピチが。
これが目的で通ってる人、絶対いるだろ!! 魚どころかスタッフまでピチp・・(略)
どういうルートで仕入れて雇ってきたんでしょうか?
推定80歳前後の女性スタッフしかいない、某管理釣り場に見せてあげたい。
で、この女性スタッフの方達、釣ってる所まで飴とか持ってきてくれます。『お一つどうですか?』って。ヤバイです。このサービス。オヤジ達の心をがっしり掴んで離さない事間違いなし。
しかも冬場なんて、釣り場までポットを持ってきて、温かいコーヒーまでいれてくれる。
・・・・。
大安トラウトレイク、そうきたか!!!!
まぁ正直に、嬉しいサービスです。
では、この釣り場の注意点。釣っていいのは魚だけで、女性スタッフは釣・・(略)
真剣に、寒い日が多いので、防寒対策はしっかりと!
気温がそれほど低くなくても、『鈴鹿おろし』とか言ったと思いますが、夕方ぐらいからかなり強い風が吹く事が多い。
『釣れない』より『寒くて』帰る人も多い。防寒具は『これぐらいでいいだろ』と思う枚数に、さらに2枚余分に持っていくことを強く勧めます。カイロは使わなくてもいいから持って行ったほうが絶対良いです(冬場は事務所で購入できる)
ちなみに自分の場合は、冬は地味なスキーウェアを着て釣ってます。厚着するより、長袖Tシャツ+ウェアだけで済むので、結果的に動きやすい。防水加工も万全だし、上下で1万以下で買えるものがあるので、一度お試しを。
気になる点を少し。
魚が釣れない。
いや、釣り難いと言うべきか。原因はやはり魚が見えないこと。これに関しては、どうしようもない。
色々工夫し、周囲に目を配り、それでもだめなら常連さんやマネージャーに思い切って聞くのが一番良い。
タナと当たりフライを聞けたら、ある程度解決できる事です。
置き竿をする人がいる
どこの釣り場でも見かけるが、トイレならまだしも、食事などで30分以上戻ってこないなら場所を空けてほしいですね。事務所前には、ロッドを立てかける場所もあります。
以前、フライを沈めたまま、どこかに行った人の竿に魚が掛かってしまい、ロッドを持っていかれそうになっていた事があります。横の人が『仕方ないですね』と言ってランディングしていたが、知らない人に迷惑掛けちゃダメです。
アドバイザーのYさん
初心者にも仕事抜きに親切で(特に女性には 特に女性には!)有料のキャスティングスクールを受けなくても、簡単なアドバイスをしてくれます。
最近のお薦めフライや釣り方、タナ(魚がいそうな層)など、気軽に教えてもらえますので聞いてみましょう。ブログの情報は、大安トラウトレイク本体のサイトより、遥かに詳しかったりする。
キャスティング技術はズバ抜けて高い、尊敬に値するフライフィッシャー。
釣りに関しては、難易度は高いですが、三重県のフライフィッシャーのためにもがんばっていってほしい釣り場です。
『釣りまくる』というよりは、練習がてらのんびり楽しむ場所。アットホームな雰囲気がとてもいい感じ。
2004年、ライバルも出現したので今後の動きに注目です。
※最後に、大安トラウトレイクとどちらに行こうか迷ってる方に、独断でまとめた比較表を掲載します。
★が多ければ”良い”と言う意味で、5点満点です。あくまで個人的な意見ですので、その点はご了承を。
料金は★が多いほどお得と言う意味。
魚影は★が多いほど濃い。
釣りやすさ(難易度)は★が多いほど簡単に釣れる。
設備は★が多いほど充実している。
スタッフの知識は★が多いほど頼りになる。
ルールは★が多いほど自由度が高い。
初心者は★が多いほど誰でも楽しめる。
濁りにくさは★が多いほど濁りにくい。
>゜))))彡 | 大安トラウトレイク | フィッシング・サンクチュアリ |
料金 | ★★★★★ 一日券¥3000だが、釣具屋などにある¥500割引券を使えばかなりお得。4時間券¥2000がかなり良心的。気軽に行ける。年券・ハーフ年券は通う人には大変お得。 |
★★★ 一日券¥3900は安くは無い価格設定。ただし午後券¥3000は5時間ぐらいは釣れるので、こちらはまぁまぁお得。 |
魚影 | ★★ 一時に比べたらかなり改善された気もするが、オープン直後の10月、休業直前の6月はボウズも覚悟。魚はいるが密度は低い感じ。 |
★★★★ 池の規模相応の魚影。大安と違い、魚の姿が見えるので安心感がある。魚影は濃いほうだが、サイズも小さめなのでそこは我慢。 |
釣りやすさ(難易度) | ★ 水の透明度が低く、水深が深い上、魚が底付近にいる事が多いため難しい。魚影はほとんど確認できない。ライズしてたら面白いが、ドライもこれまた結構難しい。 |
★★★★ 女性・子供でも多分釣れる。 水深が浅い所もあり、魚が見えるのでストレスはあまり溜まらない。水草が多いので、引っ掛けないよう注意。初心者・女性・子供専用エリアあり。 |
設備 | ★★★ 多少ぼろいのはご愛嬌。トイレは仮設ですが、女性専用を設けるなど努力は認められる。メシはカップラーメンを販売。近くにコンビニがあるので不自由はしない。 |
★★★★★ 文句無く綺麗。女性で抵抗なく使える清潔なトイレ。管理釣り場の設備というより、レストランが真横に建ってると言った方が早い。デート目的で行っても大丈夫。 |
スタッフの知識 | ★★★★★ アドバイザーYさんの復帰で、フライに関しては東海地区最高クラスのアドバイスが得られます。Yさんは、ちょっとしたきっかけと、その気があれば、プロとしても通用しそうなエキスパート。自然渓流の知識もバッチリ。 |
★★★ フライに関しては少々「?」。ルアーに関しては、大会等で実績のある凄腕のスタッフがいる模様。 |
サービス | ★★★★ 何をサービスと言うか難しいのですが、詳しくは大安のフィールド紹介で。アットホームだしお色気作戦が凄いk(略) お茶やコーヒーがサービスなのが嬉しい。 |
★★★ 雰囲気としては悪くありませんが、従業員と客、みたいな壁を感じます。若いスタッフが多いから仕方ないかもしれません。ついでにスタッフの兄ちゃんかなり忙しそう。人手不足? |
ルール | ★★★★★ ドロッパーもダブルハンドもOK。常識の範囲内ならまず大丈夫。イスも持っていける。バーブレスは厳守で! |
★★★★ レギュレーションの度重なる改正により、自由度が高くなった。 |
初心者にはどう? | ★★ ハッキリ言って厳しい。一見さんで5匹釣れる人が何人いるだろうか?この釣り場は独特の癖がある。 |
★★★★ 普通にルースニングでもして釣れば、まぁ大丈夫でしょう。初心者エリアもあります。 |
濁りにくさ (同じ日に撮影) |
★池が広すぎる上、流れがほとんど無いので一度濁るとなかなか落ち着かない。田植えシーズンは日常的に濁りが入る。 | ★★★自然河川から水が入ってきているので、多少濁りにくい。写真は台風通過2日後の様子。十分釣りにはなります。2006年以降は第2ポンドが完成し、定期的に交互の池を清掃、泥を取り除くようです。 |
その他 | ある程度、敷居が高い感じは否めない。ベテランが多く、フルライン飛ばしてもそれがどうした、といった雰囲気。独りでゆっくり、ロングキャストして魚を釣るならお薦め。数釣りができる場所ではない。 | 恋人や友達、子供も連れて行ける場所。ルールが細かいので、行く前によく確認を。魚影は濃い目だが、エリアは広くないので、フルライン投げたい人は大安へ。今後の発展にすごく期待してます。 |