2008年10月25日 三重県管理釣り場
大安トラウトレイク


むっちゃ久々に釣りに行ってきました。
やはり、子供が二人になると気兼ね無く釣りに行くわけにはいきません。嫁さんは0歳の次女に付っきりですですしねぇ。


今回釣りに行けたのは、嫁さんの家族が娘達の面倒見てくれてたから。
ただし、これで旦那がいなくても良い理由にはなりませんので、嫁さん的には家族に説明するための、旦那がいない理由が必要になります。

一計を案じた結果「休日出勤で仕事に行った」という事にしてもらう事で合意。見返りは外食を一回おごる事(汗)

ここ最近、本当に休日出勤が多かったので怪しまれる事はないでしょうが、嫁さんからの「そこまでして行きたいか?」の一言に、自分の評価がガクンと下がったのを実感しました。



そこまでしてでも行きたいんだから、しょうがないでしょうが。




残す手段は「嫁に黙って仕事休んで釣りに行く」というスーパーE難度の技がありますが、何か家で問題があって、職場に電話されたら、浮気を疑われる諸刃の剣

ゆっくり釣りに行けるのは、上の子が土日は友達と遊ぶようになる頃かな?

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さてさて、熱心なFlyHighFisher読者様なら既にお気付きでしょう。
冒頭、釣りと関係ない話が長々続くときは、釣れなかった釣行記であるという事に。

前記の事情がありますので、今回は家に午後5時には帰らねばなりません。
ストレス発散的な釣りでは、釣って釣って釣りまくって岩井さんと間違われたいので、フィッシング・サンクチュアリに行きたいところですが、あそこは1日券と午後券しかありません。夕方の終了ギリギリまで釣ってしまうのが目に見えとります。


従って、4時間券(2000円)を設定している大安トラウトレイクになる訳ですが、この時期の大安は釣れないんですよね。

・オープン間もなく魚が少ない
・高水温
・オオユスリカがハッチしていない(マッチザハッチ、ドライでの釣りが期待できない)


釣れない原因は色々ありますが、今回は条件が整っているはずだったんです。
・前日から気温が5度低下する予報 → ニジマスの適水温に?
・天気は曇り → 日中も水温が上昇しない?
・風が弱い → 釣りやすい
・例年、10月の末ぐらいから好調になる


どう考えても、25日は状況が反転する日です。前日、意気揚々とタックルを準備し、早めの就寝。
翌日、出勤前に立ち寄ったふりをして嫁さん宅へ。



お義母さんの態度がよそよそしいぞ(滝汗)

ばれてる。嫁さん、絶対言ってる。特に何も言わず、さり気なく立ち去るしかない。



娘「ぱぱー!お仕事がんばってねー!」


アアアアアアアア・・・心が・・・・良心が痛む!!

11過ぎに大安に到着すると、かなりの数の車が停まっている。池は濁りもあまりなく、気温も快適で絶好の1日になりそうだ。

タックルをセットしていると、オーナーがいたので状況を聞いてみる。

開口一番「俊さんお久しぶり! あきません! 大安オープン以来、一番釣れてないんじゃないのってぐらい釣れません!」

「・・・・(絶句)・・・・」

気を取り直して聞いてみる。
「・・・いや、ライズもしてましたし、気温も下がったから状況悪くないんじゃないですか?」

「皆さんそう思ったようですが、何故か釣れてません。どこの桟橋が釣れるとか、そんなデータも取れないぐらい」


一瞬「サンクチュアリへ回避するか?」とも思ったが、それだけ悪いならむしろ釣ってやりたい。
タックルをセットし、第2桟橋へ向かう。

土曜日は放流日なので、オーナー自ら魚を放流。確かにデカイのばかり。でも数は少ない(kg級の鱒は単価が無茶苦茶高いので仕方ないが)
「これはデカニジマスの生餌です!とか言って、12センチぐらいのも大量に入れたらどうです?」と言ってみたけど、「無理無理!お客さんに怒られますよ!」との事。

本気で大型専門釣り場にしたいらしい。費用対効果を考えると、殆どの魚が夏を越せないのが痛いかな。


しばらく釣り続けるも、反応全く無し。

エッグ、ミッジピューパ、ブラックリーチ、色々試したがアタリも無し。確かに少し様子がおかしい。釣れなくとも、アタリが全くないのは不思議。
狙う場所を思い切って変えてみる。


この夏は、新たにオープンしたヘラブナ釣り区間の維持のため、水車(攪拌機?)をずっと動かしていたらしいが、水の綺麗な釣り場では、大抵流れのある場所に鱒が付いている。

反応のない状況下、少しでもやる気のある魚は水車付近の流れの中にいるのではないかと思い、移動開始。
ちなみに「あそこ(水車付近)に魚いるんじゃないの?」とオーナーに既に聞いており、返ってきた答えは「それが何故かいないんですよ」との回答。まぁ、どこも釣れないので、あまり関係ないのだが。

重めのショットでフライを沈ませ、メンディングを繰り返してアタリを待つ。まさか大安で、忙しなくメンディングする事になるとは。

30回ぐらいは流しただろうか。不意にインジケーターが引っ掛かったように引っ張られた。ロッドを立てると重い手応え!
本日最初にして最後の一匹は、こうしてネットに納まった。


使用フライ 小さいフライより大き目が良いかも?

何らかの理由で魚が弱っている(食う元気が無い)かと思っていたが、引きは強くその心配はなさそうだ。
個人的な予想では、どこか釣り人の手が届かない場所に、集団で固まっている気がする。餌食うのは夜。

昨年、設置前に浅瀬で繋いであった桟橋の真下に、100匹ぐらい群れていたのでそう思うのだが、デカイ魚って行動が読めないところがあるので、意外なところにいるかもしれません。

可能性が最も高いのは、各桟橋の真下。キャスティング不要だったりしてね(笑)


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