2/15 三重県 管理釣り場
大安トラウトレイク


 朝、目が覚めると風もなく、初春を思わせるようなポカポカとした陽気。

さすがに3週連続で岐阜へ遠征する気力は無いので、近場の大安トラウトレイクへ出発。



あまり風もなく、穏やかなDTL

土日だというのに、思ったより人が少ない。渓流解禁の影響か?
空いているわけではないが、すんなりと事務所前桟橋に場所を確保できた。

今日は気合い入れて釣るわけでも無いので、3時間券を購入。2〜3匹釣れたら良いかなって感じで、心にゆとりを持って釣りを開始。








100%本気で、1匹という事のほうが多いがな



フライは定番の黄色のエッグ。いつもどおりフライを底まで沈めて、ゆっくり引っ張ってくる。

投げたラインを半分ぐらいまで引いてきた時、インジケーターがスパッと水中へ


25cmぐらい

ホッホッホ。これは愉快(殿様)

1投目から釣れると、なんとも気分がいい。

しかし、インジケーターが沈むような明確なアタリはこのファーストヒットのみで、その後は極めて微妙なアタリが続く。



 インジケーターが一瞬『ピコッ』と沈んで、波紋が広がる状態をフライフィッシング用語で『1ピコ』と言いますが(今、勝手に考えたのですが)『1ピコ=魚がくわえたが、もう放した状態』というのが業界では定説となっています。

つまり魚を釣るには、せめて3ピコぐらいが必要であり、ピコピコピコと、インジケーターに3ピコのアタリがあるなら、2ピコ目3ピコ目でフッキングを行わなければ、魚はフライを放してしまっているわけです。

1ピコ目であわせるのは、人間の反射神経では限界がありますし、大安のように4mのティペットを使うルースニングでは、あわせるよりゆっくりフライを動かし、次のピコを待った方が良い結果を得られます。




4〜5投に一回の割合で、アタリはある。しかし、どれも『1ピコ』レベルの微妙なアタリばかり。




インジケーターを眺める。



1ピコ!  ・・・あわせず。



1ピコ!  ・・・あわせず。



2ピコ!!  シュバッ!  ・・・・フッキングせず。



『ピコピコピコピコピコ』5ピコ!  ・・・ロッド下に置いてた・・・(T_T)



『ピコピコピ・・』  シュバッ!!


すごく引いた

 毎度の事ながら、厳しい状況。気温が高いので魚の活性はもっと高いと思ったが、ユスリカのハッチこそあるがライズも全く無い。
今年はライズとあまり縁がないのか?

黄色のエッグでアタリが少なくなってきたので、ビーズヘッド付きのシャートリューズ・エッグに変更。
すぐに1匹釣れたが、背骨が曲がっていて、あまり綺麗とは言えない魚だったので、写真は撮らずにそのままリリース。


ミッジピューパも試したが全く反応が無かったので、もう一度シャートリューズエッグに戻す。


数回のアタリの後、40pクラスをゲット!


ホウライマス

風が出てきて寒くなってきたので、30分ほど時間は残っていたが、引き上げる事にした。
事務所でマネージャーのYさんと、長良川のミッジングについて話していたが、やはり今年はかなり厳しいとの事。

つまり今年はボウズでも全然恥ずかしく無いって事ですよ!(こぶしを振り上げながら)





ん? バレンタインの次の日だっていうのに、どうして一人で釣りしてるのかって?

彼女、泊りがけでスキーに行ったんですよ。



え? 実はケンカでもしたんだろうって?


フッフッフ・・・



これを見ろ!!



















恥ずかしいから写真小さめ☆

日記

2/14 夜

電話 『なぁなぁ。もう晩御飯終わった?』

電話 『おう。今食い終わった』

電話 『じゃあ、今からお邪魔します』


20分後・・・


『お待たせ。ハイこれ。作りました』

『おぉっ! ありがとー!』

『フォークとナイフ持ってきて』



+++心の声+++
まてまてまて。今から食うのか? 今さっき、晩御飯に鍋焼きうどんを3杯食ったばかりの俺に、このボリュームのケーキを食えと?
・・・それ以前に、俺が甘いものは苦手って確か知っているはずなのに・・・?
++++++++++++



とりあえず一口。

『どう?』

『お・・おいしぃー!』

二口。

『これはクッキーを一度粉にしたものを固めて・・・・・間にバナナを挟んであって・・・・なぁなぁ!よく見るとクリームは少しピンクになってるんやで!』

『へー! すごいな!』

『・・・』

・・・箸(フォーク)がすすまない

『あのさぁ。実はお腹いっぱいで、食べたくないんちゃうの!?』

『そんな事ないっス! おいしいっス! 自分食べるっス!(汗)』

三口・・。ウプ・・

『もういいもん。私が食べる!』 パクパクパク。







自分で食いだした! Σ(゜□゜)!





パクパクパク・・『うん・・・。これはおいしい。』











Σ(゜□゜)
自分で言っちゃってる!



結局、5分の1ぐらいまでは気合いで食べました。
来年は魚の形にでも作ってくれたら、単純な俺はすごく喜ぶと思う。


トップメニュー釣行記>2/15 大安トラウトレイク