10/14 三重県 管理釣り場
大安トラウトレイク


なにやら最近、色々と模索しているらしい大安トラウトレイクへ3時間だけ釣行。

餌釣りも可能になったとの事だったが、一体どうなっているやら。別の意味で期待が膨らむ。


この時期の状況を知るため、過去の釣行記を見てみたが何とビックリ、昨年11月の大会以来、約一年ぶりであった。
以前は最新の釣果でかなり詳細な情報が把握できたが(ユスリカのハッチ状況など)、最近は1週間分ぐらいをまとめて更新しているようなのでイマイチ状況が掴めない。

ま、エッグで釣れば何とかなるだろうと思い、6番ロッドを車に積んで午後1時に大安へ到着した。

暑すぎず寒すぎず、風もあまり強くなく、釣りに最適な気候。釣り客は30人ぐらいだろうか。それほど混雑していない。水質も薄茶色に濁っていた時と比べてかなり改善しているように思えた。

しかし・・・

第3桟橋がえらい短くなってる。なんでだろう・・・?ワタクシ、ほとんど毎回第3桟橋で釣っていたので非常に困るのだが・・・・。


ついでに、水質悪化を招くとして1〜2年前に撤去されたはずの、仕切りネット(大安は広すぎて魚が広範囲に散ってしまう。池を半分ほどで仕切って、魚の密度を高めるのが狙いらしい)も復活。う〜ん、何でだろう。我々客の立場からでは分からない事情が、色々あるんでしょうな。


しばらく周囲の人を観察し、ヒットしているタナが1〜1.5mの比較的浅い(大安にしてはだけど)層だったので、エッグを沈めて見ることにした。


しばしの沈黙の後、数回のアタリを空振りしたが、明確に沈み込んだアタリをようやく捕る事ができた。

30cm程度だったが、魚体以上の重たい引きで楽しめた。その後、エッグでポツポツと・・・と言うのがいつものパターンだが、何故か沈黙。色々フライを試してみたが、微妙なアタリが数回あるだけでいずれも沈黙。

しかし、気持ちは焦るばかり。なぜなら、周囲の人達は釣れているのだ。


「おかしい。タナもそれ程違ってないはず。何で??」

こうなればやる事は一つ。釣れてる人のフライを盗み見するしかねー。(←素直に聞けよ)




千・里・眼!





不意に、仲間同士と思われる二人がこんな会話を始めた。

「フライ何?」
「ピューパ。アタリまくるぞ。ピューパなら何でもいい」




そうでしたかーー!


しかし、周囲を飛んでるミッジは#30ぐらいの極小ばかり。オオユスリカの時期にはまだ早いと思っていたが、羽化のための浮上が始まっているのか?完全に想定外。


情報もゲットしたし、さて、ピューパを結ぼうか・・・。






フライが無い(汗)




つーか、ピューパを入れてるフライボックス自体が無い(汗)



管理人、ドライ・ニンフ・ミッジ・管理釣り場と4つフライボックスを持っているのだが、ミッジピューパはミッジ用ボックスとニンフ用ボックスに入れているんですよね。

で、今日は管理釣り場用ボックスしか持ってませんでしたと。なめんな。



しばし考えた後、やる事は一つ。

「無いなら作れ」



パッチに刺さってた#14のエルクヘアカディス。ボディハックルとウィングをパチパチッとカットすればあら不思議。どこからどう見てもゴミにしか見えませんね。

もうヤケクソ。こんなパターンから意外なヒットフライが生まれるもんだと信じてキャスト。

しかし、快調に釣果を伸ばす周囲に混じって、当方だけ鳴かず飛ばず。

なんとか視力が悪いと思われるチビがヒット。
しかし、鵜の食害があるから大安は中型〜大型しか放流しないと以前聞いたが、どう見ても一飲みされそう。鵜の問題は解決したのだろうか。

インチキ・ミッジピューパでなんとか3匹を追加し、この日は終了となった。やはり大安は難しい。以前ならべた底・エッグでなんとかなったが、この日は従来のセオリーが殆ど通用しなかった。

5時頃から増加するライズ。この時期、夕方のライズに狙いを絞るなら、午後2時30分ごろに3時間券を購入するのをお薦めしたい。
なぜなら、私のように一番楽しそうな光景を尻目に、帰る破目になるからだ。




追伸 久々にYさんに会いました。客として来てたみたいですけどね。あと、餌釣りしてる人はいなかったですね。


トップメニュー釣行記>10/14 三重県 大安トラウトレイク