2008年1月5日 三重県管理釣り場
大安トラウトレイク


 あけましてあめでとうございます。

中途半端な風邪が長引いて、正月休みはほとんど何もしていなかった管理人です。

正月休み、多数の従兄弟たちと遊んで触発されたのか、娘がようやく2単語以上続けた言葉を話すようになりました。
最も乱発する言葉は・・・・!!


「パパ、いや、あっち、いって」(滝汗)

「一緒に寝んねしよか」とか言うとですね、


「パパは、ここよー」と、廊 下 を 指 差 す 娘。


いやいやいや、泣いてないですよ?少し目から汗が出てるだけですよ?だってまだ2歳ですよ?
そのうち「パパと結婚する!」「おいおい、ママはどうなっちゃうんだー?」「だってパパと結婚するんだもん。うわ〜ん!」とか、微笑ましい会話になってますって(多大な妄想が入っております)。

しかし、真顔で「パパ、いや、あっちいって」と言われた後、「これで15歳ぐらいなったらどうなるんだ?」と本気で心配になったのはここだけの話。

「オヤジ、寄るな、ボケが、殺すぞ。クセーんだよ」
とか言われてない事を祈りたい。娘を持つ父親って、なんか切ない。



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新年初釣りは毎度の大安トラウトレイクへ。数日前まではかなり冷え込んでいたようだが、この日は最適気温も5度程度で十分期待できそう!


人が無茶苦茶多いけど

・・・などと甘い期待を抱いていいると、強力なカウンターパンチを浴びせてくれるのがこの管理釣り場。

あちこちのブログやサイトを見ていると、結構多くの人がボウズくらってますね。

 特にブログ関係の方達は、オフ会を兼ねているグループが多いようで、各地から人が集まった状態で惨劇が繰り広げられている模様。
しかし心配する事はない。地元のアングラーも普通にボウズくらいますので(汗)


「日本一難しい管理釣り場」
こう書くとなんか格好いい気もするが、代金分ぐらいはもうちょっと数が釣れた方が一般受けは良いかもね。「大型魚の餌」として、20cm以下クラスの小型魚もドバッと入れるとか。


さて、釣る前から不満を言うのはこれぐらいにして、とりあえず釣りの準備。
ウチと相互リンクしていただいてる悠々として急げ!さんによると、ここ最近のヒットフライは若干大型のミッジピューパ。

10〜16番の黒っぽいピューパ(特に12〜14番ぐらい)は、大安ではどの時期でも安定して釣れるので必携。これを結び、40cm下にドロッパーでエッグをさらに結んでタナ4mでルースニング。





ポク・ポク・ポク・・チーン。






はい、釣れません。


1時間は軽く粘ったか。
前回のサンクチュアリ同様、ラバーショットシンカーの効果を試してみたかったけど、そもそもアタリがねーんだから検証のしようが無い。

さらに、自分だけあたらないなら「ラバーショットシンカー君、残念だが君は今年の選手リストに入っていない」って戦力外通告できるんだけど、他も全く釣れてない以上、本当にどうしようもない。
誰か釣ってくれたらこの日のタナやフライが分かるのだが、打つ手なし。

ダレダレで粘っていると、一人二人と脱落。

「無茶苦茶厳しいなー!」
そう言って撤収したのは元マネージャーのYさん。この人もダメならどうにもならんね。周囲からも「朝の1匹だけ」とか「アタリさえ1回も無い」「パーフェクトでボウズ」といった会話がチラチラ聞こえる(パーフェクトってなんだ??)
しかし、釣る人は1時間に2〜3匹は掛けているので、何か攻略法があるのだろう。


一旦車に戻ってカロリーメートとコーヒーを補給。ライズも殆ど見られないので、魚は底付近にいると思われるが全く読めない。一昔前は底までエッグを沈めて放っておけば釣れたのだが・・・・。

さらに1時間ほど粘り、エッグのカラーをチャートリュースに変えた一投目。インジケーターがスッと吸い込まれた。

低水温のためかそれ程元気は無く、2〜3回の猛ダッシュだけですぐ寄せてこれた。なんとかボウズを脱出。


その後放流があり、その影響か若干活性が上がりさらに1匹追加。

斑点のないホウライマス(だと思う)。リールファイトまではいかないが、重たい引きは結構楽しめた。
昼過ぎのほんの一時、なぜか活性が上がり周囲の人達も(ルアーも含めて)ヒットが連発。ドライで釣っている人もいたので結び直そうかと思ったが、すぐに沈黙してしまった。


2度目の休憩で事務所でお茶を飲む。

他の人達の様子を見ていると、それまで動いていなかった水流発生マシン(?)が突然稼動した。見た目はちゃちな水車みたいに見えたが、これが意外と凄かった。

事務所裏の桟橋近くに浮かべてあるのだが、グオーーーッ!という音と共に水面に水流が発生し、その勢いは一番奥の桟橋にも届きそうなほど。ついでに白泡がすごい。池全体をカバーするには厳しいだろうが、酸素供給についてもかなりの効果がありそうに見えた。

しかも、ヘラ鮒釣りのエリアを含めてあと数機あるようなので、上手く使えばニジマスが夏を乗り越えられるかも。電気代が最大のネックだと思うが・・・。


しばし休憩していたが、相変わらず人が多いので比較的空いていた第1桟橋へ移動。
先程と同じように、エッグを底へ沈めて超低速でリトリーブ(2匹ともエッグで釣れたので、ピューパは外してフライ1本に変更)。

数十分は粘っただろうか。インジケーターがモゾモゾ動いたので、とりあえずあわせると猛ダッシュ!
SAGE XPを根元からひん曲げ、数分間のやり取りの末にようやく上がってきたのはグッドサイズのニジマス。

50cmに少し届かないぐらいだが、かなりの美形。
こんな魚が釣れると「いや〜、やっぱり量より質でしょう」と思ってしまうが、この1匹の仕入れ値はおそらく20cm以下の虹鱒の数十倍。
大型専門の管理釣り場ってのは、釣る方も経営する側も博打の要素が強い気がした。


しかし、この1匹を最後にアタリさえな無く、さらに2時間。

人はかなりいたが、ライズも散発で4時ごろからバラバラ帰る人が現れる。
水深のあるポイントが空いたので入ってみたりしたが、「周りが全く釣れてないのに自分だけ釣れる」なんて奇跡起こるはずも無く、そのまま沈黙。

超不完全燃焼だったが、これで初釣りは終了とした。


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