2007年11月10日 三重県管理釣り場
大安トラウトレイク
10月から3回連続で大安へ。
つーか、前回なんて久々にボウズくらいましたからね。リベンジと言うより、半分やけになっています。ふと気付いたんですが、管理人の釣行一覧表を見ると・・・。
禁漁後、管理釣り場に通いだしてからの方が 釣 果 激 減 (汗)
ありえへんやろ。どんな難易度に設定してるんだよ大安トラウトレイク。
この日は風も無く、気温も低めで曇りの天気。「今日こそは1日券でじっくり釣るんだ!」と前日から準備していたが、なぜか現地に到着したのは午前11時。こっちの方がありえへん。
結局4時間券で釣る事にしたのだが、30名ほど入っている人達を見ていると・・・、まぁ、なんだその、釣れてないのよね。
「このまま大安を通り越して、サンクチュアリへ行くべきでは!?」
そんな邪(よこしま)な考えも浮かびましたが、程なくフライフィッシャーが1匹釣り上げる。
それでも厳しそうなのは変わりないのでかなり悩んだが、2000円捨てたつもりで(←オイ)釣り開始。
結構人が入っていて、場所が空いていた第2桟橋の一番手前で釣る事にした。ここ、浅いしあんまり釣れないんだよね・・。
アタリフライ、タナを調べたいので周囲で誰か釣らないか注意していたが、ポツ・・・ポツ・・・としかヒットしておらず、たなも1.5m〜底スレスレとバラバラ。
仕方なく、最も実績がある底スレスレ狙いで、#14のピューパを沈めてみた。
粘る事2時間(泣)
土曜日の定期放流が行われた直後、ようやくバシッとヒット。
40cmぐらいのホウライマス。今の大安では小さいサイズで、2割程度はこのサイズを入れているそうだが、かなりの勢いで突っ走る。5Xはあった方が良い。
前回とは異なり、この1匹までに何回かアタリはあったのだが、どうもフッキングしない。それとは反対に、大多数が沈黙する中でも一部の人達は20〜30分に1匹のペースながら、安定してビッグサイズを釣り上げている。
水深の無い場所ではどうも釣れる気がしなくなってきたので、思い切って第1桟橋の先端まで移動。
大量の浮き草で水面が覆われていたので、その境界線を狙ってみたところ・・・・!
何の反応も無かったので撤収。
ちょうど、第2桟橋の中央付近(それでも手前よりだが・・)のスペースが空いたので、即移動。
すると、場所のせいにはあまりしたくなかったけど、状況が一変しましたわ。
最悪でも10分に1回程度のペースでアタリがあり、推定50cmオーバーが2〜3回ヒット。いずれもすぐにばれたが、なんとか本日2匹目。
周囲もポツポツ釣れ始め、隣で安定して釣れていた人のフライを盗み見(←素直に聞こうよ)してみる。
かなり大型の・・・チャートリュース色のフライ・・か?
マラブー?胴長のオクトパス? 殆どの人が底スレスレを狙っていたのに、この人だけはタナを定期的に変え、1.5mぐらいでも釣り上げていた。
真似をして同じような色のフライにチェンジすると!
一気に突っ走っていきました。成す術なし。「6Xだから慎重に・・・」とかやってる暇もなし。
インジケーターがスッと沈み、軽く合わせる・・・ゴゴゴン! という手応えと同時に、ラインが一気に引き出されてプツリ。残ったのは左手人差し指の火傷だけ。
こりゃ、面白いわ。
釣れて当然が管理釣り場と思っていたが、ランディングするまでが真剣勝負。魚の数が増えてライズが安定して始まったら、もっと楽しめるだろう。
また、気温が低下するにつれて釣果が良くなってるので、厳寒期までは期待できそう。
結局、この場所に移動して40分ほどで、猛ダッシュを何回か楽しめました。フッキングまで持ち込めなかったのが残念ですが、次の課題ですね。
事務所でコーヒーを飲みながら、今まで釣っていた場所を見学。隣で釣っていた人(上の写真中央の人)は、やはり安定して釣っている。自分が来る前から釣ってたし、恐らく20匹ぐらいは釣れてるんじゃないだろうか。
本当に恐れ入りました完敗です。見ていて感じた事は「天才」って言葉しか浮かびませんでした。ココ見てたら私にだけフライなに使ってたか教えてね☆(←それが目的か)
池を干し、網でヘラブナエリアと区切られ、アベレージが50cm近くになった、大安トラウトレイク。これまでにセオリーが殆ど通用しない。
他の人からの情報等も参考に、新しい攻略法を模索する必要があると痛感した一日だった。
追伸:大安でケンクラフトのフックだけは使わんほうがいい。
安物買いの銭失いとは正にこれのこと。
後半バレまくったのは、フックが伸びてたのが原因らしい。このフック、恐ろしい事に指でも簡単に曲げる事ができます(汗)