2007年11月3日 三重県管理釣り場
大安トラウトレイク


祝・¥2000、4時間券登場!!




ついにやってくれましたよ大安トラウトレイク。

釣行記書くたびに「半日券作れ・3時間じゃ短い・スタッフの女の子はお持ち帰り可にしろ・むしろ魚はどうでもいいからスタッフの女の子をもっと増やs(嫁によって削除されました)と言い続けた甲斐がありました。

四日市ぐらいならともかく、津や松阪中心部から大安まで車を走らせると(名古屋も?)、1時間半〜2時間は必要なわけです。3時間だけだと、なんか往復で車に乗ってる時間の方が多い気がする。
かといって、一日券で楽しもうとすると、最低でも6時には出発しなければならない。

 時間と価格のバランスが微妙だなーと常々思っていましたが、¥2000/4時間という言葉の響きも含め、大安トラウトレイクのお得感は、全国の管理釣り場と比較しても飛躍的に上昇した気がする(シーズン券がある時点で結構レアだが)。
多分、もうすぐオープンするヘラブナ釣りエリアの価格やサンクチュアリの価格設定、他の娯楽施設料金とのバランスなどを考慮した、マーケティング戦略なんでしょう。

しかし、これでサンクチュアリとは路線の違いが完全に明確になった。
なんとか1匹釣りたい、釣らせたい人はサンクチュアリへ。
リーズナブル、キャスティング練習、ダブルハンドでのフルキャスト、大型ルアーをぶん投げたい、大型とのやり取りを経験したい、そんな人は大安へ。

これに自然渓流型管理釣り場が加われば最強だが、三重県のトラウト管理釣り場簿の今後の動向が楽しみになってきた。



 さて、9時前に大安に到着すると、ミッジがポツポツとハッチし、長袖Tシャツ1枚で丁度良い、涼しい快適な天気。

釣りに最適な天気に思えたが、ほとんど無風状態、雲ひとつ無い快晴、最低気温が前日から一気に5℃下がったなどなど、少しだけ不安要素はある。
しかし、大安の釣果情報や、当サイトとリンクしていただいている悠々として急げ!さんの釣行記によると、10月下旬(2〜4日前)はかなり調子が良かった模様。
前回、1匹釣れただけでも満足できる引きだったので、「あれで10匹釣れたら、腕が痛くて帰りの運転ができねーよ!」などと余計な心配をしていた。


タックルをセットしていると、オーナーがやってきて少し雑談。ヘラブナエリア開設が間近なようで、ちょっと忙しそう。

「俊さん、どうも!4時間¥2000にしたの気付いてくれました?」

「津市在住としては嬉しいですよ。やはり緻密なマーケティング戦略が・・

もう、ヤケクソですよ!商売どうこう関係ないやって感じです。でも、4時間券はかなり好評ですね」
ち・・緻密なマーケティ( ̄□ ̄;)アレ?

確かに、午後券¥3000になったサンクチュアリは、少々割高な印象になってしまった感がある。実際、この日は以前のように桟橋の殆どが人で埋まっていた。

余談だが、オーナーによるとヘラブナエリア担当スタッフからの意見で、池内に水流を発生させる機械を2機設置するらしい。
「こんな広い池で、水量もかなりあるのに無意味ですよ」と言ったが、オーナーも最初は同意見だったらしい。

しかし、人工ヘラブナ池では結構知られた設備のようで、池を循環する水流を作り出す事が可能な上、酸素供給の効果が高いとの事。
そう言えば、岐阜のどこかの温泉で、リュックサックぐらいの大きさで凄まじい水流を発生させる水流マッサージ用の機械があったが、あれの強力版なら大安の池に水の循環を発生させるのは可能かもしれない。
実現すれば、魚のアベレージの変化も含め、大安の攻略方法は一変する可能性がある。


画像小さくて見えないね(汗)
2〜3m間隔で人がいます(手前桟橋は人気薄)。

少し様子を見ていると、極まれに魚がヒットしている。

「昨日からかなり気温が下がったし、ライズも少ないから魚は底付近にいるんじゃないの?」
各種データを基に#12のオオユスリカピューパを結び、ドロッパーで底付近にエッグを転がす管理人的に大安の必殺パターン。これで釣れなかった事など一度も無い。

10分ほどキャスティング練習をしてからインジケーターを取り付け、釣り開始。


結論から先に言いますが、今回の釣り、とんでもない事になりました。




















ボウズでした










えええええええ!!?Σ( ̄□ ̄;)








やってくれたよ大安トラウトレイク。ボウズ食らわしてくれる管理釣り場なんて、全国探してもそうは無いんじゃねーのか?

とりあえず言い訳として、まず、前回かなり人が少なかったので、ゆっくり出発して9時に到着したのですが、9時の時点で第1、第2桟橋は入れる場所がほとんどなし。
水深の浅い手前だけ空いてたので入りましたが、よく釣れてるのは第2桟橋中央付近だけでした。
「最近の大安は、大型がコンスタントに釣れている」という話を聞いて来た人が多かった模様(サンクチュアリでイベントやってるから、という声も聞こえましたが、イベントは日曜だったので関係ないと思う)

12時ぐらいまでは長袖Tシャツで暑いぐらいの無風状態+ポカポカ陽気。
1時過ぎからは風が出て波が立ちましたので、イブニングぐらいには多少良かったかも。これからの季節、半日券で狙うなら午前よりイブニングが有望かもしれません。

フライについては、ミッジピューパは#18〜12まで試したし、エッグ各色沈めたし、マラブー、ソフトハックル引っ張ってみたし、ブラックリーチやガガンボラーバまで使い、「後はペレットフライでも浮かせるか」という状況にまで追い込まれました。
が、ボウズ。ボウズ野郎が何を言っても虚しいだけですな(←お前や)

「どうぞ、沢山釣ってください」が管理釣り場の基本路線であろうが、この管理釣り場「バーブレスなら何してもかまわん。釣れるもんなら釣ってみろボケ」ぐらいの勢いで男塾化してきたのは気のせいか。


嫁さんと行くならサンクチュアリだと思いますが、個人的には大安の魅力が数倍アップしました。釣れたらもっと良かったけど、今年は大安に通うかもしれません。


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