彼女が名古屋に買い物へ行くので、先週行ったにもかかわらず再度大安トラウトレイクへ釣行。
下手をすれば京都まで紅葉見物に行かなければならなかったので、正直ラッキー
みなさん、紅葉時期の京都行った事ありますか?紅葉見るより渋滞にハマってる時間の方が遥かに長い。
もみじ狩りは別に嫌じゃないけど、大渋滞がわかっている場所に行くのはどうも苦手。
で、今回の目的は
1・前回好調だった第3桟橋での釣り
2・新型ミッジピューパの実戦投入。
以上の二つである。
そんな訳で、渋滞とは無縁の国道を駆け抜け、8時に大安トラウトレイクに到着。
驚いた事に駐車場はすでに一杯。先週に引き続き、またもや遠くに駐車する羽目になった。
釣り場にざっと目をやると、かなりの数のお客さんがいる。
第3桟橋(事務所前)は、水深が深い奥のポイント(深くなっていて魚が溜まりやすい)は、1m間隔で人が並んでいて、とても入れない。
結局先週と同じ第2桟橋入ることになった。
目的その1、早くも消滅(泣)
最近の大安トラウトレイクはお客さんが多い気がする。こんなにフライフィッシングやってる人がいるのに、なぜショップからはフライ用品が無くなっていくのだろう・・?
写真より左が人気ポイント
桟橋にきて、水面に目をやるが少し様子が変だ。この時間でもライズは結構あるはずなのに、ライズどころかユスリカもチラホラ飛んでいるだけだ。
シャック(抜け殻)もほとんど見られない。
とりあえず、新型ピューパを結んでべた底で釣り開始。
・・・・30分後(省略しすぎ)
アタリが2回だけという散々な結果。断っておきたいのは、両隣の人は結構釣っているのだ。
『シュバッ!』という合わせの音も、自分の5〜6倍はある。魚はいる。
何が言いたいかというと
俺だけ釣れてねーんだよ!(そのまんま)
おかしい。新型フライがいけないのか? それとも場所か?? タナは両隣の人と同じぐらいだ。まさか・・腕??
それだけは認めない(半泣き)
現実的に考えて、一番ありそうなのはフライだ。新型ミッジピューパを止めて、実績のある旧型の戻そうとした。
不意に隣で、友人同士と思われる次のような会話が始まった。
「よくアタルやねーか。何使ってんのや」
「いや、普通に××××で、ショットを×××・・・・(よく聞こえない)」
「なんや。色は?」
「×××・・」
「ふーん」
肝心な部分が聞き取れない。
「じゃあ俺もエッグにするかな」
俺も今、そう考えてたんだよ(ピューパを出しながら)
とりあえず、ピンク・黄色・サーモンピンク・シャートリューズなど、実績のあるパターンを使いまわしていく。
かなり小型 |
ややサイズアップ。35cmぐらい |
悪かったな |
写真撮るのが下手で(泣) |
しかし、打って変わってよくアタル。感覚的にはエッグを底で転がす感じ。バラシも多いが釣れないより遥かに楽しい。
しかし、目的その2も達成できず。
この日の大安トラウトレイクは曇っていたにもかかわらず珍しく暖かかった。風がほとんど無く、座っているとアクビが止まらない。
風が無い日は人間にはいいが、アタリは少ない(ルースニングだと特に)
反応が一番良かったのはピンクのエッグ。黄色も良かった。シャートリューズは一時入れ食い(と言っても5分に1匹ぐらいだが)になったが、5匹ぐらい掛けたところでパッタリと止まった。
10匹を超えたので、もう一度新型のミッジピューパに変更。久々の自信作。ノーヒットでは帰れない。
知らない所でミッジがハッチしていたのか、10分に一回ぐらいはアタリがある。
インジケーターがゆっくり沈んだので合わせると、6番ロッドが一気に曲がった。
引きの強さにしてはこぶりな魚体が上がってきた。
40pぐらい
結局、第3桟橋は常に人で一杯でした。見た限り、今日は第2桟橋も同じぐらいよく釣れていました。
今年の大安トラウトレイクは例年に比べ、よく釣れます。サイズは小型が多いですが、ボウズ覚悟の釣り場では無くなりつつあります。
三重県のフライフィッシャーのためにも、がんばれ大安トラウトレイク!
フライロッダーズ1月号にもちょこっと載った!