深刻な金欠病から生還したと思ったら、今度は持病の『2週間に一回は釣りしないと情緒不安定になるんです症候群』の発作が起きてしまい、仕方なく、しかたなく大安トラウトレイクへ向かいました。
ライトピラー現象?
天気予報では一日中晴れの予想。しかし亀山を越えた辺りで小雪がちらつく。
『大丈夫かよ』と思いながらも、8時に大安トラウトレイクへ到着。
この日は3時には帰らなければならない。今からだと5時間出来るかできないか。割引券があるので一日券は¥2500。かたや3時間券は¥2000。
うーん、どうしよう。2時間長く遊べて¥500の差。
スーパーコンピューター並みの計算能力を誇る、管理人の脳がはじき出した答えは
『1日券の方がお得だね☆』(←あたりまえ)
しかし、驚愕の真実が発覚。
財布に2100円しか入ってない(泣)
車の中を物色するが、缶コーヒー用の¥120しか発見できず、選択の余地無しのため、3時間券で釣り開始。
ロッドを振っていても、とにかく寒い。スキーウェア着てるのに凍てつく寒さ。
魚は100%底にいるだろうと思い、黄色のエッグをべた底まで沈めて釣り始めた。
フライが沈みきった頃合を見計らって、超低速(1秒に3cmぐらい)でリトリーブ開始。
驚いた事に足元まで引っ張ってくるまでに、必ず1回はアタリがある。
何度か合わせ損ねたが、いとも簡単に1匹目をゲット!
今年の大安トラウトレイクは、夏に水を全て抜いて入れ替えたらしく、例年になく透明度が高い。(と言っても、上の写真ぐらいだが)
1mぐらいの層をウロウロしている鱒はなんとか見えるので、魚が浮いている時はライズが無くてもある程度確認できそうだ。
とりあえず、黄色のエッグが好調! |
アベレージは30pぐらい |
開始1時間ぐらいは、安定してアタリがあり10分に1匹ぐらいのペースで釣れた。ミッジピューパを使おうか迷ったが、ハッチしているユスリカは#32ぐらい。もしくはそれ以下の極小サイズ。
オオユスリカはハッチしていないようなので諦めた。
9時半ぐらいから風が強くなってきた。空には雲が広がり、水面が白く反射してインジケーターが見にくい。
黒のインジケーターに換えようと思ったが、寒いし面倒くさい。
風が止むのを待ちながら、目の前1mぐらいで魚の反応を見てみる。
隣で釣っていたマネージャーのYさんもいっしょに、ウォッチング開始。
ピクピク
極めて小さな反応
俺『!』
シュバッ! ・・しかし手応え無し
俺『あれー?』
Yさん『ハッハッハッ!』
再度ウオッチング
ピクピク
シュバッ!・・またもや空振り
俺『アタリじゃないんですかねー?』
Yさん『波か風で波紋が出来てるだけじゃないかな?』
ピクピク
俺『これはアタリじゃないと・・・』
Yさん『やっぱり波かな』
ピクピク、スーっ(ゆっくり沈む)
俺・Yさん『!!』
シュバッ! ・・グングングン。
俺『やっぱりあれでアタリなんですねー』
Yさん『ねぇー』
結局出た結論は、『15m先で同じようなアタリがあっても、絶対にわからない』と言う事。ここのアタリは本当に微細で、難しい。だから面白い。
ついに雨がパラついてきた
反応も鈍ってきたので、サーモンピンクのエッグに換えてみた。驚いた事に、釣り開始時のようなアタリの連続!
スパッ! インジケーターが気持ちよく水中に吸い込まれた。
グングングン! こ・・この引きは・・・・!!
よしっ!(泣)
以前にもあったな、このネタ・・・
ちなみに次に釣れた魚も同サイズだったが、さすがに写真撮る気は起きず。
勘違いがあるといけないので補足します。これが大安トラウトレイクで釣れる魚と思ってもらうと問題アリですので。
今シーズンの大安、フライフィッシングではよく釣れるのですが、ルアーに関しては
やばいぐらい釣れないそうです。
前回の釣り大会でも、フライ部門は優勝者が32匹に対し、ルアー部門は5匹。しかも優勝者以外のルアーマンは、全員1匹かボーズという緊急事態。
そんな訳で、ルアーへの反応を上げるために、エサとしてこのサイズが放流されたそうです。(チビマス、たまったもんじゃないね)
つまり俺は、エサを釣った訳ですね。ハイ
『今からこのサイズばかり釣れるなんて事はないよな・・』と心配したが、次からのアタリは全てアベレージサイズ。
べた底が良いかと思っていたが、フライに落ち葉が2回引っ掛かったので、底すれすれを狙ってみると、かなり好反応。
もう少しやってみたかったが、11時前より小雨と強風のため手の感覚が無くなる。
Yさんの好意で、釣り券の終了時刻は11:30になっていたが撤収。
日が出て水温が上がっていれば、昼からもっと釣れていたと思います。
本日の釣果は12匹(エサ鱒2匹含む・・・)
いよいよ本格的に寒くなってきました。防寒対策は万全に!!