12/23 三重県 管理釣り場 
大安トラウトレイク 


 ついにこのセリフを使う日が訪れてしまいました。

気分を害する方がいるかもしれないので、さり気なく言っておきますね。


















今日は彼女と二人で、大安トラウトレイクへ釣りに行きました☆・・・ (←エコー)




・・・さて、コップやらトイレットペーパーが投げつけられるのを画面越しに感じながら、釣行記を報告です。



 8時までには釣りを開始したかったのですが、彼女の寝坊により釣り場に到着したのは9時過ぎ(泣)
駐車場は車でいっぱい。当然桟橋も人でいっぱい。午後は買い物に行きたいので、3時間券で釣りをするため、場所が空くのを待ちつつ他の人が釣っているのを見学。


しかし状況はいまいち良くなさそう。30人以上はいるのにロッドが曲がっている人がほとんどいない。
風も無く、冷え込みも無いので魚の活性は高いと予想していたが、前日の雨の影響だろうか?



程なく、第1桟橋中央付近の場所が少し空いたので、釣りを開始。自分のフライは前回調子が良かったピンクのエッグ。
彼女のティペットには黄色のエッグを結んで『インジケーターが沈んだら引っ張れ』という、単純明快かつ無責任なアドバイスを与えて釣り開始。



 底付近を狙って、20分ぐらいで3回ぐらいのアタリがあったが、全てすっぽ抜け。フライの選択は間違ってなさそうだが、活性はメチャクチャ低そうだ。


程なく、インジケータが半分沈むか沈まないかの微妙なアタリをなんとかフッキングに成功・・・しかし数秒でバレる。


彼女はまだ一回もあわせていないようだ。

『フライ変えたろかー?』

『ううん。別にいい』

『何で? 全然アタってないんちゃうか?』

『釣れてると思うからこれで大丈夫です』

『は? 一回もアワせてないやん』


シュバッ!!

『!?』

『ほら! 釣れた!』

『どっ・・・どうゆう事!?』


そしてランディング成功
約30pのアベレージサイズ


何回もピコピコ沈んだり浮いたりしてたんやけど
とりあえず完璧に沈むまで待ってみました』



ぬぅ・・渋いアタリに超早合わせで対抗している自分に対し、そんな釣り方で1匹ゲットするとは。
俄然やる気が出てきた。というより、このまま俺が釣れないと『俊より私のほうが釣りが上手い』と、向こう3年ぐらいは言われ続ける恐れがある。

何とかせねば!


それから5分ぐらいだろうか。フライが沈んでいく途中でインジケーターが不自然な動きをしたので、間髪いれずにあわせると、確かな手ごたえ。


『よっしゃ!』
思わず声が出る。


しかし、この引きは??


またエサを釣りました(泣)



『ちっさ! 何それ? 小さーいっ!(笑)』



・・・・ちっ! やっぱり女は何もわかっちゃいねぇ。ちょっとハッキリさせておくか・・・。


Fly High Fisher 俊、切り札を発動。
















一匹は一匹!
別名『負け犬の遠吠え』




しかし、そうは言っても現時点では彼女が確実に一歩リード。
彼女には内緒でコッソリとフライを換えてみるが(意外とセコイ)やはりエッグが一番反応が良かったので、もう少し粘ってみた。

10時を過ぎたあたりから、状況はさらに悪くなっている。


いつもの大安に比べたら、風も無く暖かい。しかし釣れない。



我慢の釣りが続く。周囲もほとんど釣ってる人はいない。

気分転換も兼ねて、他の人があまり狙っていない足元を狙ってみた。大安では桟橋の下に魚がいる事は結構多い。
インジケーターのタナを変えている時に、フライを下に垂らしていたら魚が掛かった経験が何度もある。



10分ぐらいか、インジケータが細かく振動するようなアタリをあわせると、かなりの手ごたえ。ロッドが根元から曲がる。

『ワッハッハ! これはかなりデカイで!?』

もう少しで魚が見えるというところで、一気に底へ向かってダッシュ。ラインがかなり引き出される。間違いなくデカイ!


『はずれろー。はずれろ〜!』

横から、心温まる声援が飛んでくる。

30秒ぐらい、魚との根競べが続く。グングングン! と、首を振るのが手元に伝わってくるが、なかなか浮いてこない。



『!! んがっ!』 

痛恨のバラシ(泣) 妙に嬉しそうな彼女。

『今のは絶対デカかったって。多分80cmはあったんちゃうかなー?(←大うそ)

『いやいや! 絶対10cmぐらいやったって!』

『わかったわかった。じゃぁ60cmって事でいいわ(よくない)




周りの人達はほとんど座り込んでいる。それほど寒くないのがせめてもの救い。

不意に彼女の方から『シュバッ!』という合わせの音が。

『ウソ!?』
 
『完璧にウキが沈んだー!』

しかし数秒でバレる。

『な? 人が魚掛けた時に外れろとか言うから、そうなるんですよ』


実は『バレろ』って念じたがな。



12時過ぎから、アタリも全く無くなったので、30分早く撤収。この日はちょっと厳しかったです。自分達だけならともかく、周りもほとんど釣ってなかったので何らかの原因で魚の活性が低かったのだと思います。
アタリもかなり微妙でした。

女性は3時間券は¥1000なので、かなりお得に遊べます。上州屋などにある大安の割引券を使えば、一日券だって¥1000になります。
大安トラウトレイクは女性フライフィッシャーにとっては、絶好の練習場になると思います。


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