サイト内関連ページ
◇渡航する前の確認
◇各国の注意すべき感染症
◇主な感染症の説明
主 な 予 防 接 種 の 説 明
ワクチンの種類 投与方法 回数 間隔
抗体が出来るまでの期間 免疫の有効期間
副反応 その他
A 型 肝 炎 ワ ク チ ン
黄 熱 ワ ク チ ン
狂 犬 病 ワ ク チ ン
ジフテリアトキソイド ワクチン
日 本 脳 炎 ワ ク チ ン
破 傷 風トキソイド ワクチン
B 型 肝 炎 ワクチン
ポ リ オ ワクチン
麻 疹 ワ ク チ ン
は て な
A 型 肝 炎 ワ ク チ ン
ワクチンの種類
乾燥組織培養不活化A型肝炎ワクチン
不活化ワクチン
★日本では接種年齢は16歳以上からです。
投与方法
皮下又は筋肉内注射
回 数
合計3回
☆余裕のない方は少なくとも2回の接種が推奨されています。
間 隔
1回目の接種後 2〜4週 の間に 2回目
その後 24週 の間をおいて 3回目
☆合計3回でほぼ100%の確率で抗体を獲得
抗体が出来るまでの期間
2〜4週間
免疫の有効期間
合計3回の接種で、5年間は有効とされています。
2回では、6ヶ月
副反応
軽度
注射部位の発赤や疼痛、全身の倦怠感など
殆どが数日で軽快
その他
日本では1995年から医療機関でも
ワクチン接種が実施されるようになりました。
接種年齢は、16歳以上からです。
皮下 又は 筋肉内注射
☆時間がない場合は、人免疫グロブリン投与。
すぐに免疫は得られるようですが、
ワクチンの方が予防的効果は高いようです。
このページのトップに戻る 又は A型肝炎の症状などの説明に戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考文献
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
A型肝炎ワクチンについて−WHO
http://idsc.nih.go.jp/iasr/21/242/fr2421.html
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
黄 熱 ワ ク チ ン
ワクチンの種類
黄熱ワクチン
生ワクチン
投与方法
皮下注射
回 数
1回
抗体が出来るまでの期間
接種から10日後
免疫の有効期間
1回の接種で 10年間有効とされています。
副反応
非常に安全性の高いワクチン
最も多い副反応は局所反応(軽度〜中等度)
注射部位の発赤、腫脹、疼痛、硬結、紅斑、痒みなど
全身症状は、頭痛、筋肉痛、倦怠感、喘息様症状、消化器症状など
稀に、ショック、アナフィラキシー様症状、脳炎、熱性多臓器不全など
その他
・接種年齢は、原則生後9ヶ月以上から接種
・卵や鶏肉アレルギーやゼラチンアレルギーのある方は禁忌又は注意が必要。
・高齢者の場合は、若い人と比較すると重い副反応が現れる
確率が高いため注意が必要。
★☆黄熱ワクチンは通常は検疫所で接種。
検疫所以外でも接種している機関もあります。
詳細は → 厚生労働省検疫所HP内 「黄熱ワクチン接種機関一覧」
☆予防接種の国際証明書について
証明書がないと入国できない国もありますので注意が必要です。
主にアフリカの熱帯地域や南アメリカの熱帯地域
このページのトップに戻る 又は 黄熱の症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考文献
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
感染症の話・ジフテリア
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_14/k02_14.html
厚生労働省HP内
黄熱ワクチンPDF
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0628-6e.pdf
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
狂 犬 病 ワ ク チ ン
ワクチンの種類
ヒト用狂犬病ワクチン(乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン)
不活化ワクチン
投与方法
皮下注射 時に筋肉内注射
回 数
合計3回
間 隔
1回目 初めて接種
2回目 1回目から 4週間後 に2回目を接種
3回目 2回目から 6〜12か月後に 追加接種
☆時間に余裕がない場合は、少なくとも2回は接種
抗体が上昇するまでの期間
2回目の接種から2週間後??
免疫の有効期間
3回接種で 6〜12ヶ月
副反応
局所反応(発赤、腫脹、疼痛など)、一過性の発熱 など
その他
ウィルスに感染した疑いがある場合は、
狂犬病ワクチンと抗狂犬病ウイルス免疫グロブリンを
すみやかに投与。
このページのトップに戻る 又は 狂犬病の症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考サイト
厚生労働省HP内
狂犬病に関するQ&Aついて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
ヒト用狂犬病ワクチンの国内外の状況と接種体制
http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/325/dj3259.html
狂犬病
http://idsc.nih.go.jp/disease/rabies/index.html
感染症の話・狂犬病
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_18/k03_18.html
細菌製剤協会HP内
狂犬病PDF
http://www.wakutin.or.jp/qanda/qa2009_15.pdf
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
ジフテリアトキソイドワクチン
ワクチンの種類
成人用沈降ジフテリアトキソイド
又は追加接種の場合は二種混合(DT ジフテリ、破傷風)ワクチン
投与方法
皮下注射
回 数
0〜1回
間 隔
定期予防接種(三種混合と二種混合)を受けてる人は、
20代前半までは免疫が有効。
最後の接種から10年以上経過している人は1回の追加接種。
定期接種を受けていない方で10歳以上の方
ワクチンの種類 : 成人用沈降ジフテリアトキソイド
回数と間隔 : 合計3回
初回接種(2回)
3〜8週の間隔で2回接種
追加接種(1回)
前回の接種後(初回の2回目)より、12ヶ月〜18ヶ月の間
抗体が出来るまでの期間
充分な免疫を得るには3回の接種が必要
免疫の有効期間
10年
副反応
軽度
一過性で2〜3日で消失
発熱、頭痛、倦怠感、まれに下痢、めまい、関節など
注射部位の発赤、腫脹、硬結、疼痛など
☆硬結(硬いしこり)は1〜2週間残ることも。
その他
定期予防接種でのワクチンの種類は、
2005年7月から、第1期は三種混合のみに制限されています。
第2期の追加接種の場合は二種混合ワクチンを使用。
日本での通常の定期予防接種による免疫獲得方法。
第T期 (合計4回接種)
ワクチンは三種混合 DPT (ジフテリ、百日咳、破傷風)
沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン
不活化ワクチン
生後3ヶ月か〜90ヶ月(7歳6ヶ月)の間に全部済ませます。
初回接種(合計3回)
1回目 初めての接種
2回目 1回目の接種から 3〜8週間後
3回目 2回目の接種から 3〜8週間後
追加接種(1回)
4回目 前回(初回接種の3回目)から 1年から1年6ヵ月後
☆第T期終了で基礎免疫の獲得
第U期 (合計1回接種)
ワクチンは二種混合
沈降ジフテリア破傷風混合トキソイドワクチン((DTワクチン)
不活化ワクチン
接種時期 11〜12歳の間に1回
☆第T期が終了した人が、さらに充分な免疫を維持するために必要。
このページのトップに戻る 又は ジフテリアの症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考サイト
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
感染症の話・ジフテリア
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_14/k02_14.html
厚生労働省HP内
定期(一類疾病)の予防接種実施要領
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/teiki-yobou/07.html
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
日本脳炎ワクチン
ワクチンの種類
新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)
ベロ細胞由来, 不活化日本脳炎ワクチン
不活化ワクチン
投与方法
皮下注射
回 数
1回 又 3回
定期の予防接種を受けている場合(基礎免疫を獲得している人)は1回
基礎免疫を獲得していない人は、3回
間 隔
最後の予防接種を受けてから、3〜4年以上経過している場合に追加接種1回。
基礎免疫の獲得方法(合計3回)
初回接種が2回
1回目を接種して 1週〜4週の間に 2回目を接種
追加接種が1回
前回の1年後に3回目を接種
抗体が出来るまでの期間
十分な抗体が出来るには、3回は必要。
免疫の有効期間
3年〜5年
副反応
発熱、咳、鼻水、注射部位の、紅斑など
☆重篤な副反応の発生も否定できないとされ現時点では不明。
国内で報告されている副反応は、
39度以上の発熱9件、全身発疹3件、異常反応1件、
痙攣1件、無菌性髄膜炎1件、小脳失調1件、39度未満の発熱3件
倦怠感1件、消化器症状2件
(平成21年6月2日〜平成22年1月15日までの定期接種での報告例)
その他
日本での通常の定期予防接種による免疫獲得方法。
○定期予防接種の第T期 (基礎免疫の獲得)
新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)を接種
不活化日本脳炎ワクチン
☆2010年(平成22年)4月から積極的な勧奨が再開
接種時期は、生後6カ月以上90カ月未満
接種回数 : 合計3回
初回接種(2回)
1回目を接種して、
6〜28日(1〜4週) の間に 2回目を接種
追加接種(1回)
最後(初回2回目)の接種から1年後
△第U期(9歳〜13歳未満・追加接種1回)
現在(2010年6月時点)では定期予防接種としては
実施されていませんが、安全性や有効性などが認められた場合は、
速やかに検討する方向で進められているようです。
×第V期(14歳〜16歳未満・追加接種1回)
第3期の予防接種については、効果が低いことから、
2005年(平成17年)7月に廃止されました。
現在(2010年6月時点)、定期予防接種(第1期のみ)として使用されているのは、
新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養ワクチン)のみです。
以前使用されていた日本脳炎ワクチン(マウス脳由来のワクチン)
による副反応としてADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)が、
稀にみられることから(はっきりとした因果関係は解明されていないが、否定できないため)
厚生労働省は、2005年(平成17年)5月から
定期予防接種の積極的な勧奨をさし控えていました。
希望者や感染のリスクがある人は接種可能。
最後に製造された従来のマウス脳由来のワクチンの有効期限が、
2010年3月9日のため、従来のワクチンは現在では使用されていません。
2009年(平成21年)6月に新しいワクチン(乾燥細胞培養ワクチン)が供給され始めました。
2010年(平成22年)4月から、安全性や供給実績等から新しいワクチンの
第1期のみの定期予防接種の積極的な勧奨が再開されました
(平成22年度において3歳児対象)
第2期は検討中なため、定期予防接種としてはまだ接種出来ないようです。
希望者や感染のリスクがある場合は、医療機関などと相談して接種。
定期予防接種の積極的な勧奨をさし控えていていた時期に、
接種出来なかった人に対しては、今後の接種状況や新ワクチンの供給量など
様子をみながら接種できる機会を検討していくようです。
※第1期の定期予防接種についていは、国が積極的な勧奨を再開したことにより、
各地域の役所などから対象となる家庭には予防接種の案内や
予診票などが配布されるようになります。詳細はお住まいの
役所にお問合わせ下さい。
◇参考サイト・一部引用
厚生労働省HP内
「日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A(平成22年4月改訂版)」
このページのトップに戻る 又は 日本脳炎の症状などに戻る
破 傷 風トキソイドワクチン
ワクチンの種類
沈降破傷風トキソイドワクチン
不活化ワクチン
投与方法
皮下又は筋肉内注射
回 数
1回〜3回
間 隔
基礎免疫のない人(破傷風トキソイドワクチンを接種したことが無い人)
合計3回の接種で基礎免疫をつけます。
1回目の接種後、3〜8週 の間に、2回目接種
その後、6〜18ヶ月 の間に、3回目の接種
☆渡航までに間に合わない人は 2回の接種でも
高い確率で免疫力が期待できるようです。
基礎免疫のある人
最後の接種から10年を過ぎた人は追加接種1回
抗体が出来るまでの期間
十分な抗体が出来るには、3回は必要。
免疫の有効期間
基礎免疫のある人は最後の接種から5年〜10年
☆10年ごとに1回の追加接種で長期間有効
副反応
軽度
局所の発赤、腫脹(腫れ)、硬結(硬いしこり)、疼痛(痛み)など
一過性で2〜3日で消失
硬結(硬いしこり)は1〜2週間残ることも。
発熱、頭痛、倦怠感、まれに下痢、めまい、関節など
☆2回目以降は反応が強く出ることも 通常数日中に消失
その他
妊娠中の人は原則接種は控える。
妊娠中の安全性が確立されていない為と
新生児破傷風の危険がかなり低くなったためなどの理由で。
ただし感染のリスクが高い場合は、医師の判断で接種。
日本での通常の定期予防接種による免疫獲得方法。
第T期 (合計4回接種)
ワクチンは三種混合 DPT (ジフテリ、百日咳、破傷風)
沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン
不活化ワクチン
生後3ヶ月か〜90ヶ月(7歳6ヶ月)の間に全部済ませます。
初回接種(合計3回)
1回目 初めての接種
2回目 1回目の接種から 3〜8週間後
3回目 2回目の接種から 3〜8週間後
追加接種(1回)
4回目 前回(初回接種の3回目)から 1年から1年6ヵ月後
☆第T期終了で基礎免疫の獲得
第U期 (合計1回接種)
ワクチンは二種混合
沈降ジフテリア破傷風混合トキソイドワクチン((DTワクチン)
不活化ワクチン
接種時期 11〜12歳の間に1回
☆第T期が終了した人が、さらに充分な免疫を維持するために必要。
国が実施している定期予防接種はここまでですが、
5〜10年に1度は破傷風トキソイドワクチンを
追加接種した方が免疫力が高く維持される様です。
このページのトップに戻る 又は 破 傷 風の症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考文献
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
感染症の話・破傷風
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g2/k01_26.html
成人への破傷風トキソイド接種
http://idsc.nih.go.jp/iasr/30/349/dj3495.html
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
B型肝炎ワクチン
ワクチンの種類
標準型のB型肝炎ワクチン
不活化ワクチンン
投与方法
皮下注射 又は筋肉内注射
回 数
合計3回
☆抗体を持っている人は必要ありません。
☆血液検査でウィルスの抗原と抗体の有無を調べます。
両方持っていない(陰性)人は、合計3回
間 隔
1回目: 初めての接種
2回目: 1回目から4週間後に接種
3回目: 2回目から4ヶ月〜6ヶ月後に追加接種
☆その後1か月後に血液検査をして、抗体の有無を調べます。
抗体が出来るまでの期間
3回の接種で充分な抗体が出来る確率は、80%〜90%
免疫の有効期間
3回の接種で 4〜5年
☆8年以上経過後、約60%の人が抗体が陰性という報告も。
副反応
軽度
微熱や、注射部位の発赤、腫脹 など
その他
3回の接種で抗体が出来る確率は、80%〜90%
若い人は確率が高い傾向があるようです。
抗体が出来ない場合又は抗体価が低い場合は、
さらに6ヶ月後に4回目の追加接種、
効果がなければ、さらに1ヶ月間隔で2回まで接種
する場合もあるようです。
☆妊娠中、又は妊娠の可能性のある人は安全性が確立していない為
接種を控える場合が多いようです。
このページのトップに戻る 又は B型肝炎の症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考文献
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
感染症の話・B型肝炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/K04_15/k04_15.html
細菌製剤協会HP内
B型肝炎
http://www.wakutin.or.jp/qanda/qa2009_11.pdf
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
ポリオワクチン
ワクチンの種類
経口生ポリオワクチン
生ワクチン
投与方法
経口投与
★下痢をしている場合は回復してから投与。
回 数
1回又は2回
☆定期予防接種を受けていれば1回の追加投与
間 隔
2回の場合は、一回目投与後、6週間以上はあけて、投与。
渡航までに余裕のある方は、6ヵ月以上
定期予防接種の場合は、通常6ヵ月以上
抗体が出来るまでの期間
十分な免疫が得らるるには、2回の投与が必要とされています。
免疫の有効期間
2回の接種で、ほぼ一生
副反応
比較的安全性の高いワクチンとされています。
稀に、ワクチン関連麻痺や二次感染による麻痺報告されています。
その他
☆ワクチン関連麻痺について
生ワクチンを投与されてポリオ様の麻痺(ワクチン関連麻痺/VAPP)
を発症した割合が440万回の投与で1例。
☆生ワクチンを投与された人からの感染(二次感染)について
経口的に投与された生ワクチン(ポリオウィルス)は、
腸管内で増殖するため大便中に排泄されます。
1〜2ヶ月間、排便中に排泄される場合もあるため、
手指などを介して口から感染する可能性があります。
日本での今までの例では、580万回の投与で1例の割合で
ポリオ様の麻痺(ワクチン関連麻痺/VAPP)患者が発生。
☆不活化ワクチンのメリット
・不活化ワクチンについては二次感染のリスクはなくなる。
先進国の殆どは、併用又は不活化ワクチンに切り替えています。
日本では生ワクチンが使用されいます。
☆生ワクチンのメリット
・生ワクチンの方が不活化ワクチンよりも、自然に近い免疫力を獲得できる。
・流行時には生ワクチンの方が効果が高い。
・投与方法が簡単
☆併用
・併用すればワクチン関連麻痺のリスクがかなり低くなる。
※それぞれメリット、デメリットがあるため日本ではまだ結論は出ていないようです。
日本での通常の定期予防接種による免疫獲得方法。
ワクチンは経口生ポリオワクチン
接種時期 : 生後3ヶ月〜90ヶ月未満の間
回数 : 2回
間隔 : 6週間以上(通常は41日以上、6ヵ月以上)
※昭和50年〜52年(1975年〜1977年)生まれの方は、
他の年齢層と比較すると免疫力が低いとされています。
子供にポリオワクチンを接種した場合や、リスクが高い環境に行かれる場合は、
追加接種が勧められています。気になる方は
お住まいの保健所や市役所などにお問い合わせください。
このページのトップに戻る 又は ポ リ オの症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考文献
厚生労働省HP内
報告書/日本ポリオ根絶等委員会/平成14年7月30日
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1112-6a.html
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
感染症の話・ポリオ
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g2/k01_26.html
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
麻 疹ワクチン
ワクチンの種類
麻疹ワクチン
生ワクチン
投与方法
皮下注射
回 数
0〜1回
※定期予防接種を受けた人は必要ありません。
間 隔
抗体が出来るまでの期間
接種後から2週間して血中に抗体が出来始める。
免疫の有効期間
長期間 又は ほぼ一生
※1回で免疫獲得率は95%
副反応
あっても軽い。 殆どが自然に消失。
注射部位の発赤、浮腫など
発熱が約20〜30%
発疹が約10%
痙攣が0.4%(うち85%熱性けいれん)
脳炎 100万〜150万の接種に対して1例の割合
☆自然感染した時の割合よりは遥かに低い。
その他
日本での通常の定期予防接種による免疫獲得方法。
☆2006年6月から、2回実施
理由
・1回の接種で免疫が得られない人が数パーセント存在するため。
1回の接種で95%以上の人が免疫を獲得
5%の人が麻疹に感染する可能性があるため、
・時間の経過とともに免疫力が低下する人もいる為。
・1回目の接種をしていない人もいる為。
接種方法
ワクチンの種類 : 二種混合(麻疹・風疹 MR)ワクチン
又は、それぞれ単独のワクチン
1回目(第1期) 1歳児
1歳の誕生日を迎えたらなるべく早めに接種
2回目(第2期)5歳〜7歳未満
※2008年4月から5年間の期限付きで、定期予防接種が、
中学1年相当年齢と高校1年相当年齢にも拡大されています。
このページのトップに戻る 又は 麻 疹の症状などに戻る
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
◇参考サイト
国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
麻しん Q&A
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/QA-3.html
予防接種・麻疹
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/b-measles.html
麻疹予防接種情報
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/cpn07.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/01.html
学校法人北里研究所生物製剤研究所HP内
各ワクチン・麻疹
http://www.kitasato.ac.jp/rcb/qanda/qa_measles.html
☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆
はてな
妊婦さんの予防接種は?
妊娠中の人は、安全性が確立していないため、原則接種は避ける。
感染のリスクが高い場合などは、医師と相談し医師の判断で接種。
授乳中の人は医師と相談。
不活化ワクチンと生ワクチンの違いは?
生ワクチンの方が自然免疫に近いため、免疫力が強いとされています。
通常は1回の接種で長期間又はほぼ一生有効とされています。
不活化ワクチンの方が安全性は高いとされています。
充分な免疫を獲得するには、複数回の接種が必要になります。
ワクチン接種の間隔は?
不活化ワクチン
少なくとも6日は空ける。
★同じ種類のワクチンを接種する場合は、決められた間隔で接種
例
3種混合ワクチンを接種した場合は、
次に予防接種を受ける時は、6日は空ける。
3種混合ワクチンは、不活化ワクチンの為
生ワクチン
少なくとも27日は空ける
免疫を作るためのウィルスが体の中で増殖するのに、5〜10日
さらにワクチンの影響がなくなるまでに、3週間
それ以降は元の状態に回復することがわかり、
安全性や効果を考慮して 27日は空けた方がいいとされています。
次に接種するワクチンの免疫が十分に獲得できない可能性も
あるため、27日間は空けた方がいいようです。
費用は?
定期予防接種の場合は公費
任意接種の場合は、自費
☆各医療機関や検疫所などにより、金額は異なります。
例: 東京検疫所の場合
※予防接種1回あたりの料金
ポリオ \2900
破傷風 \3500
日本脳炎 \4300
麻疹 \5900
狂犬病 \6400
黄熱 \7700 \8530
☆国際証明書の発行時は 追加で \830 合計 \8530
A型肝炎 \8000
このページのトップに戻る
※参考サイト
東京検疫所HP内
http://www.forth.go.jp/keneki/tokyo/syokai/yobo.html
次回掲載予定項目
マラリア
エイズ
赤痢
寄生虫疾患
流行性髄膜炎
E型肝炎
コレラ
ペスト
チフス
デング熱
Q熱(リケッチア性感染症)
住血吸虫症
|
|
参考文献
インターネット
厚生労働省検疫所HP内
厚生労働省HP内
国立感染症研究所感染情報センターHP内
国立感染症研究所HP内
ウィキペディアHP内
参考書籍
「よくわかる微生物」医学芸術社
「ナースのための感染症対策マニュアル」文化放送ブレーン
「医学大辞典」医師薬出版株式会社
開設日 2010/06/16
|