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医療・看護専門用語集 看護専門用語集(ナースのホームページ内)
■アポ
脳卒中 apoplexy の略
*脳血管障害(脳出血や脳梗塞など)
■インフォームド・コンセント
・直訳すれば。「説明と同意・説明を受けたうえでの承諾」
・医師から本人または家族に病気に関する充分な説明を受け、その説明に同意すること。
・病気の現状、治療法、その治療法の危険度、それ以外の選択肢の説明、
予後などについての内容が含まれます。
■クオリティ・オブ・ライフ
・Quality of life 「生活の質」という意味で、「QOL」と略称されます。
・日常生活における精神的・身体的・社会的・文化的・知的な満足度
・患者自身の生活面や人生実感までも含めた総体的かつ客観的な 生活の質の評価。
・具体的な例として、病気の症状、病気への態度、家族関係 、仕事、趣味や余暇、満足感、
将来への期待、心理的な安定感などが 評価の内容。
☆治療と聞くとすぐに「病気」の治癒とか予防が頭に浮かびますが、それ以外に
患者さんの「生活の質」も治療効果に大きく関っています。
「生活の質」を高めることにより自然治癒力も増してくる様です。
■ジェネリック医薬品
同じ成分と効果をもつ特許の無い医薬品を「ジェネリック医薬品」
又は「後発医薬品」よんでいます。
・辞書で調べると、「商法登録されていない、一般的な、総称的な、ノーブランドの」等の
意味があるようです。
・薬も20年〜25年間は特許で守られているようです。その期間が過ぎると 他のメーカーも
同じ成分の薬を製造して販売できるようです。
・特許で守られている薬(先発医薬品)と比較すると、約2〜8割の 価格なのでとても安価。
・厚生労働省もジェネリック医薬品の使用促進を織り込んでいます。
■セカンド・オピニオン
・日本でもようやく聞かれるようになりましたが、主治医以外の医師の
意見をセカンド・オピニオンといいます。直訳すれば「第2の意見」
・米国では一般的になっているようですが、日本ではまだ普及していないようです。
・治療方針などを決めるときは、一人の医師の意見だけでは迷う場合も あります。
そのため違う医師の意見も参考にできれば不安も軽減する のではないでしょうか。
・セカンドオピニオンの外来を開設している病院も多く出てきている ようです。
※「セカンドオピニオン外来開設病院」で検索すると病院名がわかります。
09/16
■デトックス
《デトックスとは?》
・体に溜まっている老廃物、毒素を体外に出すこと。
英語では、「解毒」 の意味
《毒素を体外に出すとどうなるの?》
・新陳代謝が活発になる。
・血液、リンパの流れが良くなる。
・免疫力がアップ
・自律神経が正常に働く など
《デトックスの方法は?》
・ウォーキング、水泳、入浴、岩盤浴、ゲルマニウム温浴、ヨガ、エステ
鍼、アロマテラピー、ハーブ、水分補給、リンパマッサージなど様々
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■ピック病
《ピック病とは?》
・初老期痴呆(若年性認知症)の一つで、40歳代から50歳代の初老期に好発
・原因ははっきりしていません。
・主に大脳の前頭葉が萎縮。
《症状の特徴は?》
・この病気の特徴は、人格や行動の変化です。
・急に怒りっぽくなったり、万引きや盗みを繰り返す。
・無口になる。言葉の意味が理解できなくなる。会話が出来ないなど。
☆最初は言葉遣いが荒くなったり、身勝手な行動をとって周囲を困らせる
などして、病気とは気づかないことが多いようです。
☆柔和な性格の人が急に荒っぽくなったリ、人を困らせるような行動を
とるようになった場合は、一度病院で診察をされた方がいいと思います。
■ピラティス
1920年代にドイツ人のジョゼフ=ピラティスという人がが創案。
虚弱体質改善のための運動で、考案者の名前からとったもの。
腹筋や背筋などのストレッチやトレーニングが中心。
ダイエットに悩む女性や運動の苦手な方、高齢者の方などに人気が高まっているようです。
■ムンテラ
・医師からの病状説明、患者・家族への説明
・MTとも略される。
☆ドイツ語の「Mund Therapie」ムント・テラピー(口での治療) を略した和製ドイツ語。
■メタボリックシンドローム
・内臓脂肪症候群のことです。
・運動不足や食べすぎなどで内臓のまわりに脂肪がたまることで、糖尿病や 高血圧、
高脂血症を引き起こす危険が高いことがわかってきました。
・肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などが組み合わさることにより、 動脈硬化を促進し、
心臓病や脳卒中を引き起こす危険が高くなる事が 指摘されています。
・40〜74歳では、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリック シンドロームが
強く疑われるか又は予備群と考えられている様です。
・メタボリックシンドロームの診断基準の1つである腹囲が
男性85cm、 女性90cm以上の人は、未満の人に比べ、血中脂質、血圧、血糖の
いずれかのリスクを2つ以上有する割合が高い様です。
※参考サイト
厚生労働省HP内 「国民健康・栄養調査結果の概要について」
■レセプト
医療機関が保険者(健康保険組合や市町村など)に請求する診療報酬明細書のこと。
《レセプトの内容は?》
治療や検査の内容、どんな薬をつかったかなどが、それぞれの単価とともに
具体的に記載されています。
《領収書との違いは?》
領収書には、患者さんが自費で支払った分の合計金額や簡単な小計など
大ざっぱな記載しかないものが多い。
★2006年の4月から、個別の費用ごとに区別した
「医療費の内容のわかる領収書」の発行が義務付けられました。
★患者さんがさらに詳細な医療費の内容がわかる明細書を求めた場合は、
発行に努めることになりました。
■AED
Automated External Defibrillator の略
自動体外式除細動器のことです。
詳細は⇒ こちら です。
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■NST(エヌ・エス・ティー)
《意味は?》
Nutrition Support Team の頭文字をとった略称
日本では 「栄養サポートチーム」 といいます。
《目的は?》
栄養状態の悪い患者さんに、医師、管理栄養士、薬剤師、看護師、
リハビリ科などの各医療分野の専門スタッフがチームをつくり、
最良の方法で栄養支援をする事が目的です。
■WOC
聞きなれない言葉ですが、
「W」は Wound= 傷
「O」は ostomy= オストミー(腹部などに人工的に穴を作ること)
例:人工肛門や人工膀胱
「C]は (in) continence= 失禁
上記の頭文字をとって 「WOC」 と呼んでいます。
《WOC認定看護師とは?》
・床ずれや人工肛門・人工膀胱などに対して専門的にケアする看護師
・日本看護協会が1996年からWOC認定看護師を養成、認定している。
・実務経験5年(うちWOCの実務3年)以上の看護師が600時間以上の
認定看護師教育課程を受講し、試験に合格すると認定を受けられる。
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※緊急時に役立つ商品は ⇒ コチラ です。
開設日: 2008/?
更新日: 2010/4/16 2010/9/16
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