第8回(2009年度)日精研春季セミナー
テーマ
「障害児者を支える“制度”」
−こういう制度になるといいな・こういう職員でありたいな−
「障害者自立支援法」に民主党政権が見直しの方針を示しています。福祉の現場からは利用者本意の見直しを求める声が聞かれる一方、教育の現場にとって、生徒たちは既に「自立支援法」と関わっているということ、そもそも「自立支援法」とは何なのかすら十分な理解が進んでいないのが現状です。
「自立支援法」がどのような方向性で見直されるのか、全く見通しがつかない今こそ、日精研の基本である『現場』の視点に立ち、生徒・利用者を前にして教員・職員として何ができるのか、何を為すべきなのか…個別の支援計画を作るためにもしっかり足元を確かめる必要があるのではないでしょうか。
そこで今回は、基調講演を通してこれまでに施されてきた“障害者を支える制度”について振り返り、その上でどのような制度が求められるのか、教員・職員としてどのようなあり方が求められるのかを、パネルディスカッションやグループ討議において議論を深めようと思います。
今回はそれぞれの立場から意見・感想を述べていただけるテーマとなっています。様々な分野からたくさんの“実践者”の皆さんのご参加をお待ちしています。
期日
2010(平成22)年3月27日(土曜日)〜28日(日曜日)
日(曜日) | 時間 | 内容 |
---|---|---|
27日(土曜日) | 12時 | 受付開始 |
13時 | 開講式 | |
13時15分 | 基調講演 | |
16時 | パネルディスカッション | |
17時30分 | 自由時間 | |
18時30分 | 夕食・懇親会 | |
20時 | 語る会 | |
28日(日曜日) | 9時30分 | グループ討議 |
12時 | 閉講式 |
会場
静岡・伊東温泉 ホテルラヴィエ川良
セミナーの内容
基調講演
障害者を支える制度について―これまでを振り返り、どのような制度が求められるのか―(仮題)
講師 綿 祐二氏(文京学院大学)
【講師紹介】
愛知県出身。東京都立大学理学部助手、長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科助教授を経て、現在、文京学院大学人間学部人間福祉学科教授。社会福祉法人睦月会知的障害者更正施設わかばの家理事長、NPO法人福祉なんでも相談室「Cotton
Plants」理事長。
ご自身の体験を交えながら、障害児者を支える制度の欠けているところ・使いづらいところについてお話いただきます。
パネルディスカッション
こういう制度になるといいな・こういう職員でありたいな(仮題)
【パネリスト】
河原雄一氏(社会福祉法人藤沢育成会 セシリア 施設長)
菊地直樹氏(東京都立あきる野学園 主幹教諭)
原 智彦氏(東京都立青峰学園 主幹教諭)
グループ討議
基調講演で共有した「障害児者を支える制度」を踏まえ、少人数のグループに分かれて、具体的な話し合いを深めます。
【コーディネーター】
現在交渉中
参加者が3グループに分かれ、それぞれの立場からの討議を予定しています。
語る会
日精研恒例の『言いたい放題コーナー』で、未来を語り合いましょう!各方面のオーソリティと膝を交えて本音で語り合いましょう!
研修会参加費
一般 20,000円 学生 14,000円【内訳:講座費、宿泊費(1泊2食)、懇親会費】
参加申込をされた方に、参加費の振込先をお知らせします。
当日のキャンセルにつきましては、参加費の一部を請求させていただきます。
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