第7回(2008年度)日精研春季セミナー
テーマ
『障害がある人の生活に関するコーディネート』
−支援に関わる人 みんなが『コーディネーター』−
教育の分野から(五十音順) | 福祉の分野から(五十音順) | 労働の分野から(五十音順) |
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名越斉子先生 (埼玉大学) 吉田昌義先生 (元 文科省教科調査官) 大見川正治先生 (元 旭出養護) 清水直治先生(東洋大学) |
青木 建先生(厚労省福祉専門官) 河原雄一先生(湘南ゆうき村) 本橋駒三郎先生 |
松矢勝宏先生(目白大学) |
障害者を取り巻く社会環境の変化に伴い、移行支援計画や個別支援計画など、ライフステージを縦断して情報を関係機関で共有するシステム作りが整備されつつあります。しかし、サポートを充実させるために、実際に情報や支援体制の橋渡しをする機関・担当者が十分に機能していると言える状況でしょうか?
ややもすると『コーディネート』はコーディネーターの仕事であると考えてしまいがちです。しかし、“『コーディネート』=ネットワーク作り”であり、障害がある人の支援に携わる人それぞれが『コーディネート』の当事者である、とも言えるのではないでしょうか。
今回は、基調講演を通して『コーディネート』のイメージを共有し、その上で、誰がどのように情報や支援体制の橋渡しをすれば一層効果的な『コーディネート』ができるのか、教育・福祉・労働・医療・行政など各関係機関において、今できることは何なのかをグループ討議で異なる立場から意見を忌憚なく出し合い、疑問を払拭して、より良い連携・より良い実践のための手がかり・足がかりにしたいと考えています。
特に今回は
“異なる分野の意見のぶつかり合い”が必要なテーマとなっています。様々な分野からたくさんの“実践者”の皆さんのご参加をお待ちしています。
期日
2009(平成21)年3月28日(土曜日)〜29日(日曜日)
日(曜日) | 時間 | 内容 |
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28日(土曜日) | 12時 | 受付開始 |
13時 | 開講式 | |
13時30分 | 基調講演(1) | |
15時15分 | 基調講演(2) | |
17時 | 自由時間 | |
18時30分 | 夕食 | |
20時 | 討議内容発表/語る会 | |
29日(日曜日) | 9時 | グループ討議「コーディネート=ネットワーク作りの実践」 内容発表 指導講評 |
12時 | 閉講式 |
会場
静岡・伊東温泉 ホテルラヴィエ川良
セミナーの内容
基調講演
(1)「福祉行政の視点から見た『コーディネート』」
講師 青木 建氏(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 障害福祉専門官)
【講師紹介】
障害福祉専門官として、全国各地で障害者自立支援法・障害児支援に関する情報提供を精力的になさっている先生です。
特に、障害者自立支援法に関連したコミュニケーション支援に明るく、国立秩父学園附属保護指導養成所で講座の講師を勤められるなど、現場の職員養成にも積極的な先生です。
(2)「教員養成の立場から見た『コーディネート』」
講師 名越斉子氏(埼玉大学教育学部准教授)
発達障害(LD、ADHD、高機能自閉症等)に関する研究がご専門で、検査法や発達障害をもつ子どもの理解・対応について、埼玉県総合教育センター・茨城県教育研修センター等、さまざまな研修会・講演会でご講演されている先生です。
グループ討議
「『コーディネート』=ネットワーク作りの実践〜それぞれの分野・ライフステージで〜」
【コーディネーター】
河原 雄一氏(神奈川・湘南ゆうき村)
小野寺 肇氏(東京都立矢口養護学校)
菊地 直樹氏(東京都立あきる野学園養護学校)
参加者が数グループに分かれ、それぞれの立場からの討議をしました。
語る会
日精研恒例の『言いたい放題コーナー』で、未来を語り合いましょう!今年もグループ討議の内容発表を語る会で行います。
研修会参加費
一般 25,000円 学生 14,000円
【内訳:講座費、宿泊費(1泊2食)、懇親会費】
春季講座 第1〜9回 第10〜19回 第20〜29回 第30〜39回 第40回 第41回 第42回 第43回
セミナー 第1回夏季 第2回春季 第3回春季 第4回春季 第5回春季 第6回春季 第7回春季 第8回春季 第9回春季 第10回春季 第11回春季 第12回春季