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第4回(2005年度)日精研春季セミナー

テーマ

 「みんなが地域で豊かに暮らす」
   −障害者自立支援法をどう活用するか−

  障害者自立支援法が成立されました。この法律に関しては各方面から色々な意見が出ています。いずれにしても、法律が成立した以上、これを活用して障害のある人たちが地域で暮らしていかねばなりません。そのためには今まで以上に、教育、福祉、労働、医療など各関係機関が垣根を越えた連携が必要となります。

 日精研春季セミナーでは、第1日目は障害者自立支援法下の教育と福祉について基調講演の後、参加者によるグループ討議を行います。2日目は、グループ討議の提案を基に、シンポジウムを予定しています。

 障害者自立支援法は、介護保険に統合されるまでの時限立法であると言われていますが、これは知的障害児者への教育や支援が、老人介護と同じだと捉えられているのではないでしょうか。これから人生の上り坂である青年にも、介護保険がふさわしいのでしょうか。障害児者の暮らしの実態がまだまだ世の中では知られていないため、このような統合案がでてきているのかもしれません。

 過渡期である今こそ、知的障害児者への教育や支援とはどのようにあるべきなのか、皆さんと一緒に考えていきましょう。

期日

2006(平成18)年3月25日(土曜日)〜26日 (日曜日)

日程
日(曜日) 時間 内容
25日(土曜日) 12時 受付開始
  13時 開講式
  13時30分 基調講演
  16時30分 グループ討議
  17時30分 自由時間
  18時 夕食
  20時 討議内容発表/語る会
26日(日曜日) 9時30分 シンポジウム
  12時 閉講式

会場

静岡・伊東温泉 ホテルラヴィエ川良

内容

基調講演

「これからの教育と福祉を考える」

  1. 「特別支援教育の各地における特色ある取り組みと今後に期待するもの」
        講師  金子 健氏(明治学院大学教授)
  2. 「障害者自立支援法を考える」
        講師  河原雄一氏(神奈川・藤沢育成会湘南ゆうき村施設長)

グループ討議

「ライフステージに応じた障害児・者の本当の『自立』を考えた支援とは−現場の実践から−」

  1. 乳幼児期
  2. 学齢期
  3. 学校から社会への移行期
  4. 成人期

語る会

日精研恒例の『言いたい放題コーナー』で、未来を語り合いましょう!今年はグループ討議の内容発表も語る会で行います。

シンポジウム

「みんなが地域で豊かにくらす−本当に自立支援法は有効なのか−」

コーディネーター
  河原雄一氏(神奈川・藤沢育成会湘南ゆうき村 施設長)
シンポジスト
  安居良樹氏( 東京・大田区立新蒲田福祉センター 就労支援担当)
  伊藤正彦氏(静岡県立藤枝養護学校)
  藤田 進氏(東京・八王子市障害者療育センター)
  竹谷志保子氏(東京・うめだ・あけぼの学園)

研修会参加費

 一般 23,000円【内訳:講座費、宿泊費(1泊2日)】
 学生 10,000円

 

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