第2回日精研春季セミナー
主催
日本精神遅滞教育研究会(日精研)
テーマ
「それぞれの役割を担った連携」
WHOの障害認定の考え方が大きく変わり、支援を伴って障害のある人たちが社会参加することが唱えられるようになってきました。平成15年度より福祉の世界では「支援費制度」が導入され、自分で必要な支援を選択する時代になってきました。また、教育の場では、今までの特殊教育諸学校が「特別支援学校」として、地域の小中学校と連携を図ることや、卒業後の働く生活を支える「個別移行支援計画」の大切さが打ち出されてきています。
このように、幼児から成年まで、それぞれのライフステージにおける支援の専門性、それぞれの役割を認識した連携が必要とされています。
今回の春季セミナーでは「本人がどのような人生を送りたいのか、本人のライフステージにおける支援者同士の一歩進んだ連携」について、地域福祉の先駆者である、北進圏域障害者生活支援センターの福岡氏の講演を中心として、現場に関わる皆さんと、その課題・展望を見出していきたいと考えています。
日時
2004年3月27日(土曜日)〜3月28日(日曜日)
場所
静岡・伊東温泉 ホテルラヴィエ川良
日(曜日) | 時間 | 内容 |
---|---|---|
27日(土曜日) | 12時 | 受付開始 |
13時 | 開講式 講演「知的障害児の教育・福祉を考える」 |
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15時 | シンポジウム「それぞれの専門性を生かした連携」 | |
17時 | 自由時間(伊東のお湯をゆっくりお楽しみください。) | |
18時 | 夕食 | |
20時 | 語る会(日精研恒例『言いたい放題コーナー』) | |
28日(日曜日) | 9時30分 | 実技講座「ミュージック・セラピスト(MT)による音楽療法」 |
11時30分 | 閉講式 |
講演
「知的障害児者の教育・福祉を考える」
講師 福岡 寿(長野県北信圏域障害者生活支援センター所長)
一歩進んだ連携として、地方都市の地域福祉を中心に語って頂く予定です。また、24時間の支援体制と学校のかかわりにも触れていただこうと考えています。
シンポジウム
「それぞれの専門性を生かした連携」
コーディネーター
宮ア英憲(東洋大学教授)
シンポジスト
安居良樹(東京・大田区新蒲田福祉センター)
寺田純一(東京・知的障害者更生施設 パサージュいなぎ)
原 智彦(東京都立あきる野学園養護学校)
コーディネーター・シンポジストの皆さんには、都市型の支援について語っていただく予定です。それぞれの立場からの支援のあり方について提案をしていただき、それを基にフロアも絡めてシンポジウムを展開していきたいと考えています。
実技講座
「ミュージックセラピスト(MT)による音楽療法」
講師 根岸由香(東京学芸大学附属養護学校)
費用
23,000円【内訳 講座費・宿泊費(1泊2日)】
3月27〜28日、日精研春季セミナーin伊東は、50名を超える参加者で無事終了しました。新しい仲間の出会い、古い日精研のメンバーの新しいNPO法人の活動の話など、春の夜、明け方まで語り合いました。
最後の感想は「やっぱり伊東でなくっちゃ!」
交歓会風景 NPO法人の運営は…?話は難しいようで |
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ブレてます。 話が?いえ、いえ、真剣なんですよ。 |
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シンポジウム 「それぞれの専門性を活かした連携」 宮崎英憲氏(左) |
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喫煙小休止
藤島 岳 元事務局長(右) |
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福岡 寿氏の地域支援論を聞く聴衆 |
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