第6回(2007年度)日精研春季セミナー
テーマ
『あらためて「豊かな生活」』
−日中の活動を充実させるため、今できる支援は? −
教育の分野から(五十音順) | 福祉の分野から(五十音順) | 労働の分野から(五十音順) |
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大見川正治先生 (元 旭出養護学校) 金子 健先生(明治学院大学) 吉田昌義先生 (元 文科省教科調査官) |
河原雄一先生(湘南ゆうき村) 佐藤 博先生(元厚労省福祉専門官) 本名 靖先生 (かながわ障がいケアマネジメント 従事者ネットワーク) |
松矢勝宏先生(目白大学) |
教育の分野では「改正学校教育法」、福祉の分野では「障害者自立支援法」のもと、新しい体制での実践が始められています。しかし、依然として混乱や戸惑いから「困った」「難しい」「大変だ」といった声がやみません。ただ、“新しい体制”への不安・不満があろうとも、目の前にいる障害がある人たちの幸せ・より豊かな生活の実現のために手を尽くすのが『現場』であるはずです。
そこで、「こんなことができるぞ」「あんなことをしてみようよ」と、前向きな姿勢で障害のある人たちに向かい合うべく、今年度の日精研春季セミナーでは『あらためて「豊かな生活」』というテーマを設定し、障害のある人たちの日中の活動を充実させるために“今できる支援”を考えることにしました。基調講演の中にちりばめられた“成功例”や、参加者自身が取り組まれている分野の実践例の情報交換などから、「これならできるかも」と思えるような事例・現状の閉塞感を打開するヒントを一緒に見つけていきたいと考えています。
1日目に行われる教育と福祉の視点からの基調講演をうけて、2日目にかけて参加者によるグループ討議を重ねていくスケジュールを予定しています。グループ討議では、あなたの隣に“あの著名な先生”が着席されるかもしれません。皆さん、どうぞ奮ってご参加ください。
期日
2008(平成20)年3月29日(土曜日)〜30日(日曜日)
日(曜日) | 時間 | 内容 |
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29日(土曜日) | 12時 | 受付開始 |
13時 | 開講式 | |
13時30分 | 基調講演(1)(2) | |
15時30分 | グループ討議(1)「今、何を支援できるか」 | |
17時 | 自由時間 | |
18時30分 | 夕食 | |
20時 | 討議内容発表/語る会 | |
30日(日曜日) | 9時 | グループ討議(2)★1日目の内容からテーマを設定 内容発表 指導講評 |
12時 | 閉講式 |
会場
静岡・伊東温泉 ホテルラヴィエ川良
セミナーの内容
基調講演
(1)「地域生活を充実させるための福祉」
講師 佐藤 博氏(秋田・湯沢市福祉事務所 福祉課社会福祉班主幹兼班長<元 厚生労働省社会・援護局障害福祉専門官>)
【講師紹介】
秋田県立の知的障害者更生施設・特別養護老人ホームなど現場を経験。
1999年〜:秋田県住民生活課 介護保険・高齢者・障害者福祉を担当
2005年5月〜2007年3月:厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課相談支援専門官
厚生労働省では、自立支援法の障害程度区分・相談支援体制のマニュアル・自立支援協議会関係等の政策に携わる。
2007年4月〜現在:湯沢市福祉事務所福祉課主幹
秋田県に復帰した現在は湯沢市と秋田県内・東北地区の自立支援協議会に立ち上げに向けて地域にバズーカ砲を打ち込み、地域のネットワーク作りに奔走。
心身ともに暑き・熱き福祉の実践家である。
(2)「これからの特別支援教育−新学習指導要領・職業教育を中心に−」
講師 宮崎英憲氏(東洋大学 教授)
当初、北沢清司先生(高崎健康福祉大学)のご講演を予定しておりましたが、都合により変更いたしました。
グループ討議
1日目「今、何を支援できるか〜それぞれの分野・ライフステージで〜」
2日目(1日目の内容からテーマを設定します。)
【コーディネーター】
河原 雄一氏(神奈川・湘南ゆうき村)
古山 恵治氏(日精研会長)
小野寺 肇氏(東京都立矢口養護学校)
菊地 直樹氏(東京都立あきる野学園養護学校)
参加者が数グループに分かれ、それぞれの立場からの討議を予定しています。
語る会
日精研恒例の『言いたい放題コーナー』で、未来を語り合いましょう!今年もグループ討議の内容発表を語る会で行います。
研修会参加費
一般 25,000円 学生 14,000円
【内訳:講座費、宿泊費(1泊2食)、懇親会費】
春季講座 第1〜9回 第10〜19回 第20〜29回 第30〜39回 第40回 第41回 第42回 第43回
セミナー 第1回夏季 第2回春季 第3回春季 第4回春季 第5回春季 第6回春季 第7回春季 第8回春季 第9回春季 第10回春季 第11回春季 第12回春季