要介護認定等基準時間と樹形モデル図

要介護認定等基準時間と樹形モデル図

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要介護認定等基準時間と樹形モデル図

要介護認定等基準時間は樹形モデル図を活用して時間が推計されています。
8つの行為区分毎に樹形モデルがあり、それぞれの時間を合計したものが、要介護認定等基準時間になります。
樹形モデルの8つの行為区分毎の時間はそれぞれ表示範囲が定められています。

◎樹形モデルの種類と時間の表示範囲
実際に家庭などで介護している時間ではありません。

食事
 1.1分〜71.4分
排泄
 0.2分〜28.0分
移動
 0.4分〜21.4分
清潔保持
 1.2分〜24.3分
間接生活介助
 0.4分〜11.3分
BPSD関連行為
 5.8分〜21.2分
機能訓練関連行為
 0.5分〜15.4分
医療行為関連行為
 1.0分〜37.2分
認知症の方の場合は上記に加え、認知機能に関する樹形モデルも利用されます。

◆メ モ◇ 〜〜〜〜〜〜〜
◎樹形モデル図について
全体像がわかりやすいように、枝分かれの形で表した図を樹形図といいます。
要介護認定等基準時間の推計方法として樹形モデル図が使用されています。
高齢者の状態像をより判定結果に反映し、介護の手間を数量化できる方法として樹形モデル図が選択されています。
介護の量(手間)をある程度予測し、介護現場の実態をより表すことができる方法とされています。
医療や福祉などの専門的な観点からではなく、介護を必要としてる高齢者の実態を分析した結果によって作成されています。
樹形モデル図を使用して要介護認定等基準時間を算出する作業は、手間や時間がかかるため、ソフトウェア化されています。
これが一次判定ソフトになります。
一次判定ソフトはより対象者の状態を反映できるように、その都度改善が図られています。

◎要介護状態区分等と要介護認定等基準時間との関連
実際に家庭などで介護している時間ではありません。

非該当(自立)
 25分未満
要支援1
 25分以上〜32分未満
要支援2
 32分以上〜50分未満 のうち、要支援状態にあ る者
要介護1
 32分以上〜50分未満 のうち、要介護状態にあ る者
要介護2
 50分以上〜70分未満
要介護3
 70分以上〜90分未満
要介護4
 90分以上〜110分未満
要介護5
 110分以上
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