要介護・要支援認定HEADLINE
要介護認定等基準時間の推計方法
要介護認定等基準時間の推計は、樹形モデル図を利用して算出されます。
より正確で公平な判断を行うために、介護保険制度
(2000年度から施行)
の発足前に、介護施設(介護老人福祉施設や介護療養型医療施設等)に入所・入院されている約 3,400人の高齢者に48時間にわたりどの様な高齢者にどのような介護サービス(お世話)が行われたかを、1分毎に記録する調査(1分間タイムスタディ法)が実施されました。
その調査結果(1分間タイムスタディ・データ)を基に、樹形モデル図による要介護認定等基準時間の推計方法が作成されました。
この方法を手作業で行うには手間や時間がかかるため厚生労働省がソフトウェア化しました。このソフトが一次判定ソフトになります
※一次判定ソフトはより対象者の状態を反映できるように、その都度改善が図られています。平成21年の4月(21年度)以降に使用されている、一次判定ソフトの1分間タイムスタディ・データは、平成19年(1月〜3月)に改めて調査したデータに基づいています。
◆メ モ◇ 〜〜〜〜〜〜〜
◎1分間タイムスタディとは?
介護現場での1分間タイムスタディ法は、職員の方がどういうサービス(ケア内容)を、誰(高齢者など)に実施したかを、1分ごとに調査する方法です。
介護保険制度発足前に介護施設などに入所・入院していた約3400人の高齢者に対して実施された調査の方法が1分間タイムスタディ法になります。
48時間にわたり、1分刻みで介護サービスの内容とケア対象者を記録し、同じような特徴を持った高齢者グループの介助内容とその時間の平均化した数値が樹形モデル図に示されています
*平成21年の4月以降に使用されている一次判定ソフトの1分間タイムスタディ・データは、平成19年(1月〜3月)に改めて実施された高齢者介護実態調査に基づいています。
介護保険施設60施設に入所されている、3519名の高齢者のデータが基になっています。
このデータと審査対象者の認定調査結果などとを突き合わせるせることで、個人に合った介護の量(手間)をある程度予測することが可能になっています。
1分間タイムスタディデータと審査対象者の情報を突き合わせる方法の一つとして、樹形モデル図が利用されています。
樹形モデル図を活用して要介護認定等基準時間が推計されています。
◎タイムスタディとは?
介護現場でのタイムスタディとは、ケアを提供している現場(ここでは主に介護施設など)で、どういう職員が、入所・入院されている各高齢者に、どのような介護サービス(お世話)を実施しているかを、ある一定の時間毎に記録する方法です。
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基準時間と樹形モデル図
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