要介護・要支援認定の審査判定

要介護・要支援認定の審査判定

要介護・要支援認定HEADLINE

審査判定について

◇要介護・要支援認定の基本的な考え
要介護(要支援)認定は審査対象者の状態に合った介護サービスを提供する為に必要なものです。その為には審査対象者の状態を様々な角度からより正確に把握し、適切な判断をすることが重要になります。又、公正な審査判定を行うためには、全国一律の基準が必要になります。
全ての審査判定(一次判定・二次判定)において、
基準になっているのが要介護認定等基準時間になります。
要介護及び要支援認定の判定基準の原則は、介護の手間の総量である要介護認定等基準時間になります。
要介護認定等基準時間とは介護の手間を時間で表したものになります。
家庭などで実際に行われる介護にかかる時間ではなく介護の手間を数値化したもので、ものさしになります
基準となる要介護認定等基準時間を算出する為に欠かせないのが、認定調査(基本調査)になります。

(介護の手間について)
身体的な病状の重さと介護度の高さが一致しない場合もあります。
一般的には病状の進行と共に運動機能が低下した場合は、介護の手間も多くかかるようになり、介護度が高くなりますが、身体的には問題がない場合でも、認知症の方のように、介護にかかる手間が多くなるケースもあります。又、寝たきりの方の介護がすべて手間がかかるわけではなく、多少歩ける人の方が介護内容によっては手間がかかる場合もあります。身体的な病状の程度だけではなく、介護の手間や状態の維持・改善可能性にかかる事柄も審査判定されます。

審査判定の方法

判定には一次判定とニ次判定があります。

一次判定は、調査員の訪問調査(認定調査)によって得られた結果と、主治医意見書に基づく結果をコンピューターに入力し、国によって定められた要介護認定等基準時間を推計して判定します。
介護認定審査会でコンピュータによって得られた判定と、認定調査の特記事項や主治医の意見書との整合性を確認し、必要があれば修正します。
ここで一次判定の確定がされます。

ニ次判定では、一次判定と認定調査の特記事項、医師の意見書等をもとに介護認定審査会で審査をします。
介護の手間や状態の維持・改善可能性にかかる審査判定が行われ、必要があれば介護認定審査会の意見が付記されます。
要介護状態等区分(要介護度)が決定され、同時に、
原則的な認定有効期間も定められます。
認定調査の詳細については下記ページをご参照ください。
認定調査(訪問調査)
(当HP内)


続きはこちらです↓
審査判定の大まかな流れ




パソコン向け 審査判定について
 スマホ向け
 要介護・要支援認定一覧