フィッシング サンクチュアリ
Fishing Sanctuary

対象 ニジマス(ドナルドソン、スチールヘッド、アルビノ、コプラテックス・・・アルビノ以外、見分けつくんやろか?)・オショロコマ・ブラウン・アメマス・イトウ・ヤマメ・アマゴ・タイガートラウトetcハイブリッド種 まぁ、他の釣り場同様、やはりニジマスが大半です。
2023年1月より料金改定
料金
 大人 1日券 ¥5000  午後券 ¥4000(午後券は正午から購入可)
    女性・中学生以下 1日券 ¥4000  午後券 ¥3500
ファミリー向け1日券 ¥5500・・これがよく分からん。ロッドは1本だけで、家族皆で釣れる?釣り場はファミリー、女性、子供専用エリアで。釣れない時はペレット撒いてくれる!?
持ち帰り可能数 1日券10匹 午後券5匹(ネットもそうですが、以前貸し出しのあった活かしビクが、諸事情で撤去されました。持って帰りたい人は持参しましょう)
営業期間・時間 AM7:30〜PM6:30夏場も営業。毎月第3木曜日が定休日(祝日などは変更の場合あり。確認を)
所在地・TEL 三重県いなべ市藤原町山口1870 電話0594-46-8820

釣り場周辺の地図
津方面からは306号線か、ミルクロードで藤原町まで。ちなみに大安トラウトレイクから北へ20〜30分程度直進でスグ右手にあり。
名古屋方面からは国道1号線か23号線で桑名まで来たら、421号から306号線へ合流・・・あーもうめんどくせー!国道306沿いなので、よほどの方向音痴で無い限り、まず迷いません!!勘で行けます!(←ほんまかいな)


釣り場の天気情報

Fishing Sanctuaryホームページ
・・・ルールなど、頻繁に更新。行く前に要チェック!

大安トラウトレイクとフィッシング サンクチュアリ、どちらにしようか迷ってる人は、とりあえずこちらの比較表をご覧ください。


Fly High Fisher管理人よりお願い。
オープン後、初心者でも安全に釣れる設備と、抜群の魚影の濃さにより大繁盛しております。
一方、海・川・池・管理釣り場共通の、釣り場でのマナーを守れない人が増えてきています。おかげで管理人はめっきり足が遠のいてます(泣)

以下、これだけは守ろうぜ!って事を書かせて頂きます。

@やたら大声を出さない(静かに釣りたい人もいます。キャッキャと騒いで良いのは年齢が一桁のお子様まで)
A桟橋の上を歩く時はなるべく静かに(間違いなく魚逃げます。自分にも不利益)
B人が釣ってる場所にキャストしない(2m隣で爆釣してるのは場所のせいではない。タナやフライを盗み見するほうが得策(←オイ)。ついでに、フライで釣れてるからってルアー投げこんでも釣れません。使ってる疑似餌が違いすぎます。5mmぐらいのフライを食ってくる魚が、ルアーにも同じように食いつくなんて考えてはいけない。逆もまた然り)
Cロッドや荷物置いて場所取りしない(他の人がやってたら腹立つでしょ?花見じゃあるまいし)
D魚を逃がす時は、水からなるべく出さない。陸(桟橋)に引きずりあげない。素手で触らない。(管理釣り場は”狩り”の場所ではありません。”釣りを楽しむ”場所です。我々を楽しませてくれる魚は、大切に扱うように!どうしても魚を触る必要がある時は、十分に手を冷やしてから。36℃の人の手は、魚にとっては高温です。魚は変温動物です。水温が10℃なら体温もほぼ10℃。「少しぐらい大丈夫だろう」と思う人は、一度自分の体温+26℃、つまり60℃ぐらいのお風呂にザップリと入ってみれば理由が分かります。魚が死ねば、見た目にも水質的にも環境が悪くなり、病気が発生しやすくなります。水質悪化や病気で他の魚が弱れば、釣っても楽しくありません。また、死んだ魚は腐敗臭を発します。魚が死ねば、放流の回数も多くしなければなりません。そうなれば、当然単価が上がります。最終的には釣りの料金が高くなります。魚の質が落ちます。管理釣り場で、リリースする魚を丁寧に扱わない事は、釣り人にとって何一ついい事がありません)
E魚に触れないからって、蹴って池に戻すなよ(泣)(「なるべく触るなって言われたから、足使いました」って、一休さんか。実際にそんな超ド級天然記念物激レア絶滅危惧種クラスのアホがいたそうです。死んでスーパーに並んでるサンマでももっと丁寧に扱ってもらえるぞ?言っちゃ悪いが、釣りとは別の趣味を探してください)

フライフィッシング・ルアーフィッシングってのは、カッコいいスポーツフィッシングです。カッコいいウェアやサングラス、ロッドやリールに気を使うなら、自分の行動もクールにいきましょう。
見た目や技術ではなく、落ちているゴミをさり気なく拾える人ってのが、本当にしびれるぐらいカッコいい人間だと、管理人は思っています。


釣行記2004年 9/26 10/11 11/3
釣行記2005年 9/11 12/29
釣行記2006年 7/22 10/21 11/3 12/20
釣行記2007年 1/20 12/8
釣行記2008年 11/23
釣行記2009年 12/29
釣行記2010年 10/16 12/30
釣行記2013年 1/12
釣行記2017年 11/21


 数少ない、三重県のルアー・フライ専用の本格的管理釣り場その2。

位置的にも釣り場形態からも、大安町にある大安トラウトレイクと常に比較される事になるでしょう。
この記事でも、やはり大安トラウトレイクと比較した紹介となっています。これはもう、運命と言うか宿命と言うか仕方の無いことですな。
競争の原理からすれば、利用者には嬉しいことかもしれません。

アクセスは「藤原町」「国道306号線」・・・地図見て、この2つの単語が読めたら多分大丈夫だと思います。
要所には看板も立ってますので、見落とさないように。

オープン間もないとあって、設備は新しくて綺麗。
釣り券や小物も販売している、写真のカフェレスト「サウザンド・ウィンズ」は、単なる管理釣り場の事務所としてではなく、休日ともなればレストランとしても大繁盛しています。

その分、子供連れなどの客が多く、土日祝日は”静かにゆったりと過ごす”というわけにはいきません。騒がしいのが苦手な人は、平日に行くべきでしょう。


フィッシャーマンズランチ¥850ドリンク付

オープンデッキ。木漏れ日がいい感じ

もっとも、洒落たランチや地元の名水()を使ったコーヒー、雰囲気の良いオープンテラス等、子供よりもむしろカップルがお似合いの場所。
管理釣り場にしては珍しく、トイレや洗面所が非常に清潔なので、若い女性でも安心して楽しめる環境が整っている。
(長命水・・・1口飲めば息を吹き返し、2口飲めば寿命が1年若返ると言われる、仙豆も真っ青なミラクルウォーター。自分の年齢×2口程飲むと、下手すりゃこの世から抹消される危険がある。頭に塗るとあら不思議、髪の毛がふさふさ生えてくる、というのは今しがた管理人が勝手に考えた効能なので多分そんなことは無い)


カフェレスト内ではルアー、フライの小物を販売。ルアーのほうがやはりと言うか、品数は豊富。何故かフライラインが売ってるんですけど、売れるんだろうか?


元々レストラン単体としても営業できる設備ですので、清潔さやロケーションはかなり良いと思います。

 釣り場に関して、広さは全長約170m・幅約60m・最大水深5m(パンフレット記載データ)と、中規模クラスの管理釣り場といった感じ。
客数が今後増えてくるとしたら、やや手狭になるかもしれません。

水質は、大安トラウトレイクのような完全止水型ではなく(大安も小規模な流れ込みはありますが、池の水量からしたら微々たる量)近くを流れる冷川(ひえかわ)から常時水が流れ込んでいるので、そこそこの透明度があるが、年々濁りが強くなっている。

※2006年7月に第2ポンドが完成。これからは濁り対策で定期的に池底の清掃をするようです。

また、この釣り場の最大の特徴は水草の多さ。最初はでかい岩か水底が見えてるのかと間違えるほど。太陽の光が当たると、気泡がプクプクプク・・と出てくるのが見える。

おそらく、ここの水の溶存酸素濃度はかなり高いと予想される。
サンクチュアリホームページによると、真夏でも水温が20度弱で収まったようなので、「流れ込みにより水の循環・水温維持」「水草による酸素の提供」この2つは魚にとって(ポンド型にしては)かなり条件がよいはずだ。

夏期休業せざるを得ない大安と違い、年中営業が可能な理由は、この2つにあるのだろう。


白っぽく見えるの全部水草

釣れてくる魚のサイズは、小型がやや多い印象は拭えないものの、5〜10匹に1匹は40cm近いサイズも混じるため、飽きがこなくて楽しめる。

魚種はニジマスが中心。アベレージは25cmぐらいか。

水質を自慢するだけあって、ファイトはなかなかのもの。ティペットは6Xまたは活性が高ければ5Xを基準に使いたいところ。


ここからはレギュレーションについて説明。

まず第1は、使用フライに関して。

バーブレスフックは使用義務付け。ルアーではトリプルフックとワーム、トレーラー、禁止。その他ルアーの重さと大きさに細かい規定あり。
フライも下記のとおりドロッパー禁止とフォーセップの使用義務があるものの、原則自由。以前はエッグ系フライが禁止だったが、2006年7月より使用可能となった。


第2は、釣り上げた魚のリリース方法。
使用できるネットはラバー製のランディングネットのみ。以前は貸し出しもありましたが、トラブル(盗難や破損?)が多く、今は撤去したとの事。安物でも良いのでを購入して行きましょう。

以前は全ての魚を回収用ビクに入れる事になってたのですが「釣り上げた魚が弱ってしまった場合は・・」等の条件を加えたほうが良いのではないか?と思っていたところ、2005年よりレギュレーション改正。その場でリリースOKとなった。
客の要望を結構細かく聞いてくれる経営者のようです。グッジョブ!


第3。カフェレスト店内禁煙(泣)。釣り場では携帯灰皿があればOK。禁煙しろってことですかね。
ついでに、釣り場内へは飲食物の持ち込み禁止。イスの持ち込みも禁止。
食物はともかく、ペットボトルのお茶ぐらい持って行きたい。ゴミを投げ捨てる馬鹿野郎がいたんでしょうか?結構厳しい。



こんな感じで、レギュレーションは結構細かいです。


しかし、総合的な評価としては、管理人はこの釣り場を高く評価したい。

誰もが手軽に楽しめて、設備が充実しており、値段も手ごろで、それなりに戦略性がある釣り場。特上とか上の上とは言えないが、非常に身近で敷居の低い釣り場であると思う。


管理釣り場の世界でも、上級者とかエキスパートと呼ばれる(呼ばれたがる)連中は、管理人も含めて掃いて捨てるほどいるが、少々小耳に挟んだ話によると、
「あそこは初心者や子供連れが行くところ」
だとか
「ただのデートスポット」
などと、なんか妙に見下したご意見があるようだ。

賛否両論、ベテランっぽい人ほど否定的な意見が多い。




ハッキリ言って、馬鹿じゃないかと思う。って誰かが言ってました!先生!

そもそも、管理釣り場に行く人間が、そのような意見を言うこと自体がおかしい。

仕切った場所に魚を大量に放流し、そこで釣ってるんだから、ダブルハンドだろうが#4フルラインキャスターだろうが、「俺はドライしか使わない」、「ルースニングは浮き釣りだ!」とポリシーを持ってようが、ロングティp(省略)、その他もろもろ、硬派もくそもない。

 女子供が行く所っていうのは、間違いではないだろうし、ここのオーナーはおそらく、その客層を狙っている。
管理釣り場というのは、「手軽に誰もが楽しめる(釣れる)」と言うのが最高だと思うのだが、そういう意味で、この釣り場は良い釣り場だと思う。

ダブルハンドロッドでぶん投げたい、スペイキャストやってみたい、25m先でドライで釣りたい・・・そのような方はお近くの大安トラウトレイクへ。バックスペースは広々してるし、木に引っ掛かることもありません。


 初心者が多いゆえの問題点など、これから解決すべき事は山積のような気がするが、恵まれた自然環境、管理釣り場としてはかなりの投資を行っているであろう立派な設備を、どう活かしていくのか、注目したい管理釣り場だ。

最後に、大安トラウトレイクとどちらに行こうか迷ってる方に、独断でまとめた比較表を掲載します。
★が多ければ”良い”と言う意味で、5点満点です。あくまで個人的な意見ですので、その点はご了承を。
料金は★が多いほどお得と言う意味。
魚影は★が多いほど濃い。
釣りやすさ(難易度)は★が多いほど簡単に釣れる。
設備は★が多いほど充実している。
スタッフの知識は★が多いほど頼りになる。
ルールは★が多いほど自由度が高い。
初心者は★が多いほど誰でも楽しめる。
濁りにくさは★が多いほど濁りにくい。

>゜))))彡 大安トラウトレイク フィッシング・サンクチュアリ
料金 ★★★★★
一日券¥3000だが、釣具屋などにある¥500割引券を使えばかなりお得。4時間券¥2000がかなり良心的。気軽に行ける。年券・ハーフ年券は通う人には大変お得。
★★★
一日券¥3900は安くは無い価格設定。ただし午後券¥3000は5時間ぐらいは釣れるので、こちらはまぁまぁお得。
魚影 ★★
一時に比べたらかなり改善された気もするが、オープン直後の10月、休業直前の6月はボウズも覚悟。魚はいるが密度は低い感じ。
★★★★
池の規模相応の魚影。大安と違い、魚の姿が見えるので安心感がある。魚影は濃いほうだが、サイズも小さめなのでそこは我慢。
釣りやすさ(難易度)
水の透明度が低く、水深が深い上、魚が底付近にいる事が多いため難しい。魚影はほとんど確認できない。ライズしてたら面白いが、ドライもこれまた結構難しい。
★★★★
女性・子供でも多分釣れる。
水深が浅い所もあり、魚が見えるのでストレスはあまり溜まらない。水草が多いので、引っ掛けないよう注意。初心者・女性・子供専用エリアあり。
設備 ★★★
多少ぼろいのはご愛嬌。トイレは仮設ですが、女性専用を設けるなど努力は認められる。メシはカップラーメンを販売。近くにコンビニがあるので不自由はしない。
★★★★★
文句無く綺麗。女性で抵抗なく使える清潔なトイレ。管理釣り場の設備というより、レストランが真横に建ってると言った方が早い。デート目的で行っても大丈夫。
スタッフの知識 ★★★★★
アドバイザーYさんの復帰で、フライに関しては東海地区最高クラスのアドバイスが得られます。Yさんは、ちょっとしたきっかけと、その気があれば、プロとしても通用しそうなエキスパート。自然渓流の知識もバッチリ。
★★★
フライに関しては少々「?」。ルアーに関しては、大会等で実績のある凄腕のスタッフがいる模様。
サービス ★★★★
何をサービスと言うか難しいのですが、詳しくは大安のフィールド紹介で。アットホームだしお色気作戦が凄いk(略)
お茶やコーヒーがサービスなのが嬉しい。
★★★
雰囲気としては悪くありませんが、従業員と客、みたいな壁を感じます。若いスタッフが多いから仕方ないかもしれません。ついでにスタッフの兄ちゃんかなり忙しそう。人手不足?
ルール ★★★★★
ドロッパーもダブルハンドもOK。常識の範囲内ならまず大丈夫。イスも持っていける。バーブレスは厳守で!
★★★★
レギュレーションの度重なる改正により、自由度が高くなった。
初心者にはどう? ★★
ハッキリ言って厳しい。一見さんで5匹釣れる人が何人いるだろうか?この釣り場は独特の癖がある。
★★★★
普通にルースニングでもして釣れば、まぁ大丈夫でしょう。初心者エリアもあります。
濁りにくさ
(同じ日に撮影)
池が広すぎる上、流れがほとんど無いので一度濁るとなかなか落ち着かない。田植えシーズンは日常的に濁りが入る。 ★★★自然河川から水が入ってきているので、多少濁りにくい。写真は台風通過2日後の様子。十分釣りにはなります。2006年以降は第2ポンドが完成し、定期的に交互の池を清掃、泥を取り除くようです。
その他 ある程度、敷居が高い感じは否めない。ベテランが多く、フルライン飛ばしてもそれがどうした、といった雰囲気。独りでゆっくり、ロングキャストして魚を釣るならお薦め。数釣りができる場所ではない。 恋人や友達、子供も連れて行ける場所。ルールが細かいので、行く前によく確認を。魚影は濃い目だが、エリアは広くないので、フルライン投げたい人は大安へ。今後の発展にすごく期待してます。

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