7/22 三重県管理釣り場
Fishing Sanctuary


変なタイミングで管理釣り場に行ってきました。


毎年この時期は岐阜か長野の渓流へ遠征する事が多いのですが、ご承知のとおり、ここ数日はかなりの大雨。三重県内の川も含めて、自然渓流は大増水で釣りにならないと思い遠征は断念した。

さらに、なかなか明けない梅雨の影響で、この日を逃がすとまだ当分の間雨が続くっぽい。色々迷った挙句、サンクチュアリへ行く事にした。

出発前夜、嫁さんから一言 「5時半までには帰ってきてね(帰ってこんとぶっ●すからな)・・・そう、この日は津の花火大会が予定されており、娘の浴衣やビール・つまみの用意で忙しいのだ。
って事は、出発時間を早めて朝一から釣るしかない。

目覚ましを午前5時にセットし、次の日の朝、サンクチュアリに到着したのは、めでたく午前10時だった(計算が合わない)




釣果に関しては事前にムービーでもお伝えしたとおり、50匹以上の釣果だったので詳細は省きますが、施設面やレギュレーションで色々変わったところがあるのでそちらを中心にご報告しましょう。



まずはレストハウス入口に、「←楓林の水」 のデカイ看板発見。とりあえず行ってみる。

 

すると、水の名所によくあるような水汲み場が新設されていた。その隣にはこの水の成分表や名前の由来がビッシリ。施設利用者のみ、水を持ち帰る事ができる。

手ですくって飲んでみると、かなり冷たくて美味しい。味は全くクセが無く、紅茶やコーヒーを淹れたら相性が良さそうだ。

余談だが、写真左上・水を受けている丸い石の鉢はスイカを入れるのにピッタリな形・大きさだった。次来た時はこっそりスイカ冷やしておこう(←即刻出入り禁止)

夏季料金で500円安くなった日券を購入し、池へ移動。

第1ポンドは濁り対策で大規模な清掃を行うらしい。川からの水の流入が止められ、水が抜かれていた。
魚達は別の場所に移動・・・

・・・かと思ったら、あちこちでライズがあり、相当数が残っている模様。回収しないんだろうか?

階段を下りていくと、看板を発見。

以前は30cm以下を5匹まで持ち帰り可能だった気がするが、いつの間にやら増えていた。今度燻製を作る時は、ここで魚を調達しようと思う。

その近くには、第2ポンドが追加された新しい案内板。

 

コレを見る限り、第2ポンドの大きさは第1ポンドの半分以下の大きさらしい。そして、レギュレーションを見ていて「おや?」と思った。

    

左が新しいレギュレーション。右が以前のレギュレーション。見たまんま、エッグ系フライが禁止フライより消去されている。替わりに、フォーセップ(針外し)の使用が義務付けられた模様

エッグの使用が良くなったのか、スタッフに確認したかったが近くにいなかったので、とりあえず今回はエッグは使わない事にした。

階段を下りていくと目の前に広がる真新しい第2ポンド。第1印象は「中途半端に広いなぁー(汗)」


池の縁が石張りになっていて(池の底全面も濁り対策で石張りらしい)足場がしっかりしている。ファミリーで安全に楽しめそうな造りだ。放水口は写真左下の水路(ルアーマンが2人いるところ)。多分ココが一番釣れるでしょうな。

池全体が濁っていたが、おそらくこれは大雨の影響だと思う。

ちなみにフライエリアは、上の写真の左側・・・と書きたいところだが、フライフィシャーが少なくて左辺のさらに一部分だった。区分けは小さな看板で、持ち運び可能。客の入りを見て動かすっぽい。


さて、釣り開始。
見た感じフライではそこそこ釣れており、殆どの人はルースニングで釣っている。

ボウズは無いと思ったので、パッチに刺さっていたフライを色々試してみることにした。

まずは#16プードル。・・・見に来ない。

#16ブラックアント。・・・アタリが一回。ライズは結構あるのだが、何を食べているのか分からないのでドライは終了。

#14ソフトハックル。・・・ゴン!「お?」・・・ゴゴン「おぉ!?」
10分程でアタリが2回。しかしイマイチだったので終了。

#20ミッジピューパ。・・・・・・・・・・反応無し。


隣の人が快調に釣り上げているので、我慢できなくなって本命フライを投入。第1ポンドで実績のある#16ビーズヘッド・ジャパニーズバグを1.5mのタナで沈める。

そこからはワンキャスト・ワンヒット状態。20cmクラスでもかなり元気に走り回って面白い。水温が想像以上に低く(多分20度以下)、ニジマスはかなり元気だった。


魚体がかなり綺麗

相変わらず上から落ちてくる物に弱い魚が多く、アタリの80%はフライが沈んでいく途中だった。逆に、このアタリが分からないと数は伸びないと思う。

さらに、ヒットした魚が暴れると、その音に釣られてかなりの数の魚が寄ってくるらしく、自分も周囲もヒットが連発する。アタリがなくて座り込んでいる(池に足入れて涼んでいる人までいる)対岸のルアーマンにとっては、かなり面白くない光景でしょう。



1時間ほどで15匹。フライをジャパニーズバグの黄色からシャートリューズに変更し、さらにバシバシ釣りまくる。

岸近くのかけ上がりを何気なく狙うと、ブラウンが釣れたりした。

11時過ぎ頃から気温の上昇と共に、反応が落ちてきたのでフライをブラックリーチに変更。周囲は殆ど釣れなくなっていたが、色が良かったのかコンスタントに釣れてくる。

しかしココで問題発生。

暑すぎて目まいがしてくる(滝汗)

管理人は自分の運命を呪った。なぜなら、天気予報が曇りだったので帽子を持ってきていない。しばらくすると、吐き気までしてきたので一旦撤収。車に戻って帽子の代わりになるものを探す。

運良く、娘のヨダレ拭き用のタオルがあったので、頭に巻いて再出発。楓林の水をがぶ飲みし(←ジュース買えよ)、タオルの上から頭に水をかけて再出撃。ひんやりとして気持ち良い。なんか乳くさいけど(汗)。


ジャパニーズバグと黒のリーチをローテーションしながら、その後もさらに数を伸ばす。

時折ヒットする40cmクラスと楽しいひと時を過ごし、帰りの渋滞に巻き込まれないよう3時で釣りを切り上げた。
帰る前にスタッフに確認したところ、やはりエッグは使用OKになったとの事。

飲み込まれ易いという理由で禁止だったが、#20のミッジはどうなるんだ?等、色々議論があったようで、針外し持参を義務付けるという事で落着した模様。


客の要望を取り入れ、どんどん成長していくフィッシング・サンクチュアリ。今後が楽しみだ。


トップメニュー釣行記>7/22 フィッシング・サンクチュアリ


番外



急いで津に戻り、約束の5時30分はオーバーしたものの嫁さんの実家へ到着。

ビール・ポテチ・フランクフルトを持って花火大会会場へ。


注:女の子です。髪切って凛々しくなってますが。

娘にとって生まれて初めての花火。最初に小さいのが2〜3発上がり、驚くかと思ったが意外と余裕。なんか妙に小生意気な顔をしている。

ビール飲んでほろ酔いの自分と嫁さん。屋台で買った焼きソバを食べさせてみる。味が濃い食べ物は本当はダメだが・・・。

焼きソバも初体験。かなり気に入ってしまい、ソバを箸で細かくする作業に苦戦。我々が食べる頃にはすっかり冷めていた。

終盤に向けて大型花火が連発で打ちあがる。周囲からの歓声と拍手の中、おとなしい娘。さすがにビックリしただろうと思っていたが、


なぜ寝れる??(汗)