12/29 三重県管理釣り場
フィッシングサンクチュアリ
年末休暇早々、釣りに行ってきました。
嫁さんは母親、妹と一緒に正月料理の買出しに行くらしく、まぁ・・つまり男は邪魔って事で「釣りにでも行って来たら?」「むしろ行け」となった次第です。
年末は娘とおこたでゴロゴロする計画でしたが、女性はどうして団体で買い物行きたがるんでしょうね。ようやく首が据わった娘も駆り出されて連れてかれました。
昨日、発眼卵の観察に行った津から30分の安濃川上流でさえかなりの積雪。大安や藤原はもっと凄いことになってるのは確実だったので行こうかどうか迷いましたが、テレビゲーム以外やる事もないので(※注 泣くところです)最近あまり行ってないサンクチュアリへ出発。
はい、釣り客専用駐車場に停めれません。
除雪してあるレストラン用の駐車場に車を停め(この日はレストランは休業)、日券を購入。ロッドをつないで釣り場へ向かう・・・。
はい、下に行くのに一苦労。
普通の通勤用の靴だったので滑る滑る。新しく購入したラバーランディングネットを杖代わりに桟橋に到着したが、フライエリアはかなりの雪が残っていた。
とりあえず、ミッジピューパ#16の黒を結んで釣り開始。よく考えたら真冬にサンクチュアリへ来た事がないので、有効なパターンやタナが全然分からない。
大安と違い、この釣り場ではいつも浅いタナで釣っているので、インジケーターとフライの間隔を1.5m程にしてしばらく待つが、アタリがない。周囲のフライフィッシャーも、遠くで釣ってるルアーマンも、殆ど釣っている人が見当たらない。
ゆっくりとリトリーブ・しばらく停止を何度か繰り返していると、インジケーターが真横に動いたので軽くあわせみた。一気に突っ走る魚。鎖で糸を切られないよう注意しながらランディング。
まずは1匹。
このサイズでは想像できない引きの強さ。ついでに尾鰭がビシッと鋭角。魚体の綺麗さに驚かされた。
40分ほど粘って、同じ釣り方で2匹目。フライはミッジピューパ。
秋などは100匹釣りも可能なぐらいビシバシ釣れるので、予想以上に手強い。GBジャパニーズバグやMSC、リーチ等をアレコレ試すがいまいちヒットに繋がらない。
ついでに、以前と比べてかなり透明度が低下している。大安トラウトレイクと同等かそれ以下。この事はオーナー側も対策を考えているようで、第2ポンドの建設やら浄化設備を作るとか噂は色々聞かれる。
元々土建屋さんが運営してるので、投入される費用と設備はかなりのモノになるはず。予想では2007年ぐらいまでには抜本的に改善される気がする(地下水の掘削や蓄魚設備の建設など、建設関係の仕事がメチャクチャ速い)。
釣ってる最中にネコ発見。勝手にマイケルと命名(←オイ)。
浅場に魚が溜まってるのだろうか?水面をジッと見たまま固まっていた。飛び込んで魚くわえたら面白かったのに。
さて、1時間以上釣って2匹しか釣れないこの状況。どうしたものかと対策を考える。
大安TLなら、べた底を狙うのがセオリー。しかし、この釣り場で底付近を狙った事はない。水草が多く、落ち葉もかなり堆積してるはずなので、ゴミが引っ掛かるのが明白なためだ。
フライにフォーセップを挟み、沈めてみると水深約2.5m。思ってたより結構深い。ゴミを引っ掛けないようタナを2.2m程に調整して釣り再開。
このやり方でヒット連発。フライをシャートリューズのリーチ#16にしてみたら、しばし入れ食い状態。
アタリが止まったので黒のリーチに変えたらこれもまた連発。
しかし、困ったことが一つ。
桟橋に雪が残っていると書きましたが、実際下の写真のような状態なんですね。
まず、これがかなり辛い。サティで買った安物の通勤靴、靴底が薄くて雪の冷たさがダイレクトに伝わってくる。
さらなる問題が自分の釣ってたポイント。
ピンポイントで木の陰。
周りの方々はお日様の光に包まれて釣りをしてるのに、一人だけガタガタ震えて続ける悲惨な状況。
フライフィッシャーで1名、ワンキャストワンヒット状態で爆釣してる人がいましたが、同じぐらいの頻度で自分にもアタリはあったのです。
しかし、寒くてあわせる気力も残ってない。
ポケットに手を入れてロッドを脇に挟み、インジケーターが完全に沈むアタリだけをあわせて釣っていました。
そんなふざけた釣り方でもそこそこ釣れましたが、頭の中にあった言葉は只一つ。
「誰か、場所移動して」
1時間ほど我慢していたら、ようやく日なたのポイントで釣っていた人が飯を食いに撤収。すかさず場所を移り、釣り再開。
しようとしたけど、あまりにも寒かったので自分も引き上げて焚き火にあたる。
う〜ん、めったかい。(※注 めっちゃ暖かいの略)
焚き火は良いですね。体の芯まで暖まる。
パーン!
熱!!
オイオイ(汗)
体が動くようになってきたので車へ昼飯を食いに戻る。毎度の事ながらカロリーメイト1本。
マイケル発見
釣りを再開し、底付近を徹底的に狙って数を伸ばす。しかし、釣れて来る魚は小型が中心。
4時頃、太陽が沈み始め、釣り場全体が完全に陰になってしまったので寒さに負けて撤収。小型が多かった(上の写真の右上の魚ぐらい)ですが、トータルで40匹ぐらいの釣果でした。
冬のサンクチュアリの傾向というか、この日釣った限りでは以下のような感じでした。
@ 中層〜上層(ライズしている魚)は、比較的大型で綺麗な魚が多い
A 底付近にはかなりの密度で魚が溜まっている
B 底付近で釣れる魚は、小型が多い
C フライは黒が好反応 シャートリューズ、イエローも良い
D ミッジピューパは数は釣れないが大型が釣れる
E ゴミが引っ掛かるの覚悟でフライを底付近で引くとかなり釣れる
F 1匹釣った後は、同じポイントで連続ヒットすることが多い
G 参考になるかどうかは知ったこっちゃない。
皆さん、防寒対策はキッチリと。