11/3 三重県 管理釣り場
Fishing Sanctuary


先週、寝坊して行けなかった美濃フィッシングエリア。今回は出かける準備を前日に整えた。そして、起きたら9時だったのでいつものように早々に諦める。

なんか先週と同じパターンに陥った。

 朝5時には出発すると言ってあったので、9時過ぎにコーヒーすすってる自分を見て嫁さんが一言「今日やる事ないなら○○まで買い物に連れt」「さぁ、サンクチュアリにでも行ってこようかなぁ!」


とりあえず、ホームページを確認すると、なんかヒメマスを放流したとか書いてある。

ヒメマス・・・?

ネットで検索してみると、トローリングで釣るとかプランクトンが主食とかいう情報と同時に、やたらと「美味、おいしい、うまい」といった単語が並ぶ。
試しにその条件で検索すると、結構な数でヒットする。

「ほほぅ・・・なにやら美味い魚を放流したようですな。嫁・娘よ、今日の晩飯はパパに任せない。」って感じで、久々に100均で買ったクーラーバッグを車に放り込み、サンクチュアリへ向かった。(半日券だと5匹お持ち帰り可能。日券は10匹)

サンクチュアリへ到着すると、先週紹介したツリーハウスが完成していた。

見上げた感じではなかなかオシャレ。小さい子供数人が上に登って遊んでいた。

入口前の立て札。いわ仙人ってなんだ?

試しに登ってみようかな・・・ん??

「ツリーハウスへの入場は・・・・ユニセフへの・・・・できれば募金にご協力・・・・・・お一人・・100円以上・・・・・お願い・・・・」


募金・・・・。


あー、いい眺めだ!(←オイ)

でもまぁ、1分ぐらいで飽きますな。
登ってしまえば小屋と同じですので。デカイ鳥の巣箱みたいな感じ。個人的には池の向こう岸まで釣り橋でも架かれば、もっと面白いと思う。


寄り道を済ませて、第1桟橋へ。すると、おるわおるわ。フライ・ルアー合わせて100人近い大盛況。第2ポンドも混雑(特にフライエリアは)していたので、第1桟橋に入ることにした。


しかし、サンクチュアリでのコレまでの経験上、普通に釣っても50匹は軽く超える。それなら最初の3時間は捨てて、普段使わないフライを総動員してみることにした。

まずは最近はまっているバックフロートフライ。
目立つハッチやライズが少ない状況下だったが、反応は上場。ただしボリューム満点のボディのおかげで、フッキングがやや悪い。3匹ほど釣って終了。
しかし、ハッチがなくてもドライで釣れる面白さは捨てがたい・・。なんとなくペレットフライのような感じがするのは気のせいだろうか?

次はソフトハックル。しかし、これはほとんど不発。各種ミッジピューパを放り込むが、コレも不発。でもスプリット・ショットに食いつく反応は多数(汗)。動くフライ、特に縦の動きにムチャクチャ弱いな。

うむ、やはりこの釣り場、「上から落ちてくる地味な色で小さくて丸っこいもの」がキーポイントらしい。
コラ! そこ!「いや、それはつまりペレットでしょ?」とか言ってはいけない。

ここ2〜3年のうちにフライを始めた人は知らないだろう。今は亡き(別の世界で生きてるけど)、ある英雄が残した偉大なる格言を。

「ペレットフライはマッチ・ザ・ベイト!」

おおぉぉぉ!薄茶色いエッグフライが、スーパーハッチしているカディスに見えてきましたぞ!(←幻覚です)



1時間ほど経ったところで、潔くエッグを投入。

バコバコ釣れる。戦略もクソもあったもんじゃねー。

ところで、今回のターゲットであるヒメマスだが、30匹ぐらい釣ったもののヒットしない。と言うより、混じりっ気なしでニジマスしか釣れん。
それ以前に、ヒメマスってどんな姿してんの?(汗) 見落としてるって事はないよな・・。

出発前に少し調べたが、
  @体色が銀色で
  A黒点が少なく(背中に少し)
  B眼が大きく
  Cやや平べったい(?)

これぐらいの判別方法しか持ち合わせていない。

「釣ったのに気が付きませんでした」という事を心配していたが、明らかに釣れてくる魚はニジマスばかり。
時々白っぽい魚や黄色がかった魚、黒っぽい魚体の魚が目の前をフラフラしているので、集中的に狙ってみた。。

お前がヒメマスか!

いや、そっちか!

で、虹鱒だけばかばか釣れる、と。

ブラウントラウトだと思って狙ってみたら、黄色っぽいニジマスだったり。

白っぽい魚を狙っていたら、突然40cmクラスが横からひったくって行ったり・・・。(途中から80cmぐらいのイトウがフラフラ泳いでいたので鼻っ面にフライを叩き込んでいたが、イトウはエッグフライに全く興味なし。コイツはルアーでしか釣れなさそう)

趣向を変えて第2ポンドへ移動するが、ここもエッグやMSCで入れ食い状態。しかし藻が多く、流れ込み近辺以外は水面に藻が浮いていて1匹釣るたびに藻を取らないといけない。

10匹ほど釣ったところでヒメマスは釣れそうになかったので撤収。再度第1ポンドへ。

ちなみにこの日の状況。混雑っぷりは見てのとおり。ルアーに比べれば比較的人数が少なめだったフライエリアでも、2m間隔で並んでいた。

終了間際、「晩飯は任せろ」と言って出てきたのを思い出し、慌てて5匹を釣り上げ、この日は終了となった。

家に帰ってくると、何か嫁さんが風邪気味との事。仕方ないので魚を全て3枚に下ろして、空揚げにした。
止水のニジマスなので泥臭いかと思ったが、なかなか臭みも少なくいける。(雲出川上流の大吉や魚末アマゴセンターにはさすがに劣るが)

たまには2〜3匹お持ち帰りして食うのもいいもんだと思った。




なお、今回の釣行記は釣りに行ってから5日かけて書き上げました。理由は・・


↑ 1歳になった娘


なんか最近、マウスとキーボードを器用に操るようになった。既にダブルクリックをマスターしてるのが怖い。さすがは現代っ子?

私が釣行記書いてると、よじ登ってきて邪魔するんですよね・・・・。で、マウスひったくっていく。キーボードを連打して、訳の分からん画面出して元に戻らなくなる

そして、飽きて去っていった後には、必ず日本語入力がカナ入力に変更されていて、KANAキーを押しても元に戻らなくなってる。何なの?コレ(泣)


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