11/3 三重県
フィッシングサンクチュアリ


 釣り行ってから更新までかなり時間が開いてしまいました。
少々風邪をこじらせていたのと、社員旅行の時期が重なってパソコンに向かう元気が無かったのが原因です。

・・・と言うか、釣り行ったせいで風邪が悪化し、そのせいで旅行中フラフラになり、帰ってきてからはひたすら寝ていたのが真相です。

会社半日休んだしね 釣りが原因で。


そんなリスクを犯してまで行ってきたサンクチュアリ、今回は初めての日券での釣りとなりました。
途中、大安の様子も見てきましたが、前回よりは釣れていた様子。オオユスリカのハッチも少し見られました。


8時ごろ、サンクチュアリに到着すると、既にルアーエリアは人でいっぱい。フライエリアはなんとか入るスペースがあるように見えた。
桟橋に行く前に、回収用のビクを借りて(大型でラバー製の丸いビクが新しく追加されていました)、ラバーランディングネットも借り・・・・


・・・・。





ラバーランディングネット、ご好評により品切れ(泣)


洒落になってない。

ちなみに前回はビクが無く、池の真ん中まで流されていたのを偶然見つけてフッキング→そのまま使うという状況だった。ネットとビクはもう少し数があったほうが良いと思う。

無いものは仕方ないので、釣った魚はビクの中でフックを外すことにした。周りはポツポツ釣れている。
ティペットを結んだりして準備していると、隣の人がかなり凄いということに事に気が付いた。

なんてことは無い。2〜3回フォルスキャストしてフライが着水→スッスッスッとリトリーブ・・・いつの間にかヒット。

これが淡々と繰り返されている。冗談抜きでワンキャスト・ワンヒット状態。多少ヒットが遠のいても、3キャスト以内には確実に1匹釣り上げていた。
ワタクシ、迷うことなくソフトハックルを結び、同じようなスタイルで釣り開始。



隣の人・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ→ロッドが曲がってヒット→ランディング
自分・・・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ・・・

隣の人・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ→ロッドが曲がってヒット→ランディング
自分・・・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ・・・・・

隣の人・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ→ロッドが曲がってヒット→ランディング
自分・・・・フライキャスト→着水→リトリーブ開始→スーッ・スーッ・スーッ・・・・・・・・・・







なんで










俺だけ











釣れねーの!!(泣)



おかしい。絶対おかしい。こんな事が許されるわけが無い。(←オイ)
ソフトハックルじゃない?ならミッジピューパか??・・・(3分経過)・・・やっぱり違う。マラブーか?フェザントテールニンフ?マーチブラウン??

どれもこれもかすりもしない。30分ぐらいは粘っただろうか。なんとかパートリッジ&オレンジで小型がヒット。

しかし、この1匹を釣るまでに、隣の人は軽く10匹以上は釣っている。場所は2mしか違わない。他の人がこの人と同様に釣れてるわけでもない。

完  敗。  頭の中にはこの2文字が浮かんだ。一体どんなフライを使っていたのだろうか?


慣れない釣り方をしても仕方ないので、いつもどおりのインジケーターを使った釣り方に切り替える。フライはペールイエローのビーズヘッドピューパ、MSC、オリーブのマラブーなど。
いずれもコンスタントにアタリがあり、ようやく数が釣れ始めた。

しかし、桟橋から水面までは結構距離があり、魚を寄せてきてビクに誘導し、ビクの入口付近でフックを外すのがかなり困難。
前のめりの姿勢で腕を目いっぱい伸ばしてフックを外していると、ポケットから小物入れが転がり落ち、あわてて水面で回収。

次に魚が釣れた時は、ポケットがきっちり閉まっているのを確認して、前かがみになると・・・ガンッ!!
首からぶら下げたデジカメが桟橋に激突。写真撮る余裕なんて無い。


数は釣れるが、「ビクに入れる」という作業が本当に大変。やれやれ困ったもんだと思っていたら、不意にとなりの人に声を掛けられた。
『良かったらこのネット使って』
『え?いいんですか?ありがとうございます』

最初、釣れたらランシングネットを貸してくれる、という意味かと思っていた。ところが、

『私は自分のラバーランディングネット持ってて車にあるから、それを使いますので』
と言うやいなや、とっとと取りに行ってしまった。しばし唖然。

戻ってきたその年配の男性にお礼を言い、釣り開始。本当に助かりました。ジェントルマンだ!こういう人をジェントルマンって言うんだ!

お陰様で快適なランディング。
自分も順調に釣れていたが、隣のジェントルマンもやはりかなりのペースで釣っている。小物は首から下げたランヤードにすっきりまとめ、髭の似合う方でした。

その頃には自分も爆釣モードに突入していたのですが、この方が使っていたフライは最後まで気になりました。(結局わからなかったけど)

50匹は超えただろうか、目の前を黄色っぽい魚体が横切ったので、鼻っ面にフライを落とすと、サンクチュアリ初のブラウンがヒット!・・・ただし、ニジマスと比べてファイトがかなり弱い。

続け様に、同じく黄色い魚影が見えたので狙うと、これもあっさりヒット!水面下で翻った魚体はグッドサイズ。
・・・しかし、サイズの割にはあっさり観念して、モタ〜ッと簡単に寄ってきた。


ブラウントラウト、あまりやる気なし


ブラウンは仕入先がニジマスと異なるのだろうか?同じ釣り場の魚とは思えないぐらい引きが弱かった。

順調に数を伸ばし、既に何匹釣ったか分からない。隣で爆釣していたジェントルマンはどこかへ行ってしまったので、自分一人がバカスカ釣れてるので目立ってしまう。

すると、また隣の人から声を掛けられた。

「メチャクチャ釣りますねー」

「ええ。そうですね」





・・・。










間違えたー!!



「そうですね」ってオイ!認めてどうする!もっと謙虚に「そうですか?」又は「偶然ですよ」が日本人的返答でしょうが!あぁ、絶対、嫌味な奴だと思われた。


気まずい雰囲気の中、それでも魚は釣れ続く。
小型〜中型が多い中、インジケーターが水中に消えたのを軽くあわせると、”ズシッ”という手応えと共に真横へ猛ダッシュ。
数分間のファイト後、ようやく上がってきたのはネットからはみ出しそうなグッドサイズ。


50以上あるかな?

小型が多い釣り場ではあるが、大型も混じってるので飽きずに楽しめる。何よりちゃんと「釣れる」のが最高。

人がかなり多いので、今後は桟橋の延長やファミリーエリアの縮小を考えないと厳しいかもしれない。

ところで、今日何匹釣れたかというと、・・・・あまりにも釣れすぎたので数えてない。

前回同様、途中でスタッフが餌撒いてたので、活性はさらに上昇し、終了1時間前に帰宅しました(このアタリからのどの痛みと寒気が酷くなった)。



100匹釣りとか言いますけど、多分サンクチュアリならそれほど難しくないかも。


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