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■中学受験 学習用資料



接続語 一覧表

接続語一覧表:PDFのダウンロード (全1ページ)※令和5年(2023年)3月改訂
・B4、またはA3サイズでご利用ください。
・指導用の教材として利用される場合は、生徒に教材を与えっぱなしにして済まさず、主要なものだけでも接続語を分類とともに暗記させたうえで口頭テストを実施するなど、生徒にとって今後に繋がる有効な活用法をご考慮願います。


※本表には「接続語」として扱われる品詞としての「接続詞」と「接続機能を持つ一部の副詞」のみを例に挙げた。 「接続語」として扱われる語には他に「接続助詞」や「接続機能を持つ連語」などもあるが、小学生には混乱を招く恐れがあるため、本表では記載していない。
※「説明」の項に含めた「たとえば・言わば・つまり・要するに」は、品詞としては「副詞」である。接続機能をもつ一部の「副詞」は、「接続語」として扱われる。

 接続語の分類
 ①順 接   前の内容が原因・理由となり、後にその順当な結果や結論がくる。
だから、すると、それで、そこで、したがって、それゆえ、ゆえに、よって、
〈例文〉
・強い風が吹いてきた。
 【だから】、
・木々の枝が大きく揺れた。

※前の事柄が「原因や理由」となり、その後に「順当な(当然の)結果」が述べられる。
※例文の「だから」を「すると」に置き換えて読んでみよう。同じ順接の接続語でも用法やニュアンスが異なる。接続語に限らず、普段から言語に親しみ、語感を磨いておきたい。

〈例〉
・玉手箱のふたをそっと開けてみました。
【すると】、
・白い煙がモクモクと出てきました。


※例文の「すると」を「だから」に置き換えて読んでみよう。「だから」を補うと「因果関係」を強く示す文となる。中学入試の「接続語補充問題」ではこのように同じ分類に含まれる接続語を選択肢に複数提示して受験者の「語感」を試す出題も珍しくない。
②逆 接   前のことがらと対立するようなことがらが後にくる。
しかし、ところが、でも、けれど、だが、だけれど、だけれども、だけど、けれども、けど、それでも、が、それなのに、しかしながら、ですが、だのに
〈例文〉
・全力で走った。
 【しかし】、
・ゴールの手前で転んでしまった。


前後の内容が対立している。(あるいは、対比的・不調和(不釣り合い)・反対・逆である)
※上の例文で「しかし」以外に「ところが」や「にもかかわらず」に置き換えてみるとわかるとおり、同じ逆接の接続語でも「不釣り合いの度合い」や「主観の度合い」等が異なる。中学入試では小学生の語感を試すような問題も珍しくなく、さらに、記述での表現力向上につなげていくためにも、文脈や場面、状況に応じた言葉の選択、使い分けができるよう、普段から語感を磨き、表現力の訓練にも注力しておきたい。
 ③並 列   二つ以上のことがらを対等に並べる。「並立」ともいう。
また、そして、それから、および、ならびに
〈例文〉
・笑っている人もあれば、
 【また】、
・考え込む人もある。


※「並列」の場合、「前後の内容が対等な関係」にあるため、以下のように前後を置き換えても元の文の意味が壊れない。ただし、使われ方によっては「並列」と「添加」のどちらかが決定できないことがある。

・考え込む人もあれば、
 【また】、
・笑っている人もある。


※小学生には複雑な内容になってしまうが、副詞の「また」との区別も必要。
〈例文〉テストでまたミスをしてしまった。
「再び~する」という意味で動詞にかかっているので、この「また」は副詞である。「副詞」は修飾語として働くが、「接続詞」は修飾語にはならない点を押さえるとよい。
添加 前のことがらに新しい事柄や重要な事柄をつけ加える
そして、また、それから、そのうえ、それに、しかも、さらに、なお、おまけに、かつ
〈例文〉
・私は七時に起きた。
 【そして】、
・顔を洗いに行った。


※「並立(並列)」と「添加」の接続語には「そして」や「また」のように両者同じものが含まれているが、「添加」の場合、前後の内容を置き換えると意味的に不自然となる。ただし、使われ方によっては「並列」と「添加」のどちらかが決定できないことがある。

・顔を洗いに行った。
 【そして】、
・私は七時に起きた。

※時系列的に文脈が成立しない。

※ 添加と並列は使われ方でどちらか決定できないことがある。 

 選 択   前のことがらと後のことがらのどちらかを選ぶ
それとも、あるいは、または、もしくは、ないしは
〈例文〉
・コーヒーにしますか。
 【それとも】、
・ジュースにしますか。


※上の例では前後の文が対等な関係で並列され、前後を置き換えることもできるが、「どちらかを選択する」という文脈から「選択的並列」という捉え方をするとよい。
説 明   理由、換言、例示、補足などを示す。
①なぜなら(理由・根拠)
②つまり、すなわち、要するに(換言…言いかえること)
③たとえば 、言わば(例示・比喩)
④ただし、もっとも、なお(補足)
〈例文〉
理由・根拠
・私はA君が嫌いだ。
 【なぜなら】、
・彼はいい加減だからだ。

※「順接」の場合と異なり、「理由・原因」が後にくる。

換言
・文法とは、
 【つまり】、
・言葉の決まりのことだ。

※「換言」とは、言い換えること。

例示・比喩
・僕の趣味は読書です。
 【たとえば】、
・冒険ものや探偵ものをよく読んでいます。

補足
・さあ、遊んでおいで。
 【ただし】、
・5時になったら帰って来なさい。

※「添加」の接続語は「後に新しい事柄や重要な事柄を付け加える」場合が多いが、「補足」の接続語は「もともと不足している点を後から補う」場合に用いられる。

 転 換   話題を変える。(話題転換)
さて、ところで、では、それでは、そもそも、ときに
〈例文〉
・激しい雨だ。
 【さて】、
・明日の試合はどうかな。

※天候の話題から運動会の話題へと転換している。


注意点
※「そして(添加・並列)」を「だから」と同じ「順接の接続語」と捉え違えている小学生が非常に多い「そして」には前後の因果関係を積極的に示す働きはない。
※「そして」等、添加の接続語の後には「新しい事柄や重要な事柄」を置く場合が多い。

例:①私は六時に起きた。だから、顔を洗いに行った。
  (前後内容についての因果関係を積極的に示す文脈
  ②私は六時に起きた。そして、顔を洗いに行った。
  (前の事柄に、別の新たな事柄が添加されることを示す文脈

※空欄補充問題においては、「添加(そして)」と「順接(だから)」のいずれがふさわしいかをその時々の文脈によって判断できるようにしよう。

※接続語の補充問題において、感覚に頼って解答を決めている小学生が非常に多い。
※本文通読中、接続語の分類や働きを理解せぬまま接続語を囲むなど作業のみに注力している小学生が非常に多い。作業自体を主目的とした本末転倒に陥らぬよう、接続語の働きと併せて文脈や展開、構成を捉えるという本来の訓練に注力しよう。
※国語が得意な生徒は接続語の補充問題において判断ミスをほとんどしない。まずは接続語における七種の分類をしっかりと基本として身につけ、前後それぞれの「主語・述語」を押さえて「要約」し、「文脈をたどる」訓練をすると判定の精度が向上する。
※接続語は、日常においては話者や書き手の感情の表出、また、主観性や客観性のニュアンスなど、その時々に応じてさまざまに使い分けられている。中学入試では小学生の語感を試すような問題も珍しくないので、文脈や場面、状況に応じた言葉の選択、使い分けができるよう、普段から語感を磨き、表現力を高める訓練にも注力しておきたい。
※文章を書く際には接続語の後に「読点(、)」を打つことが原則となっている。

※国語指導において、文章読解のための一手法として文章内の「接続語」全てにマルや三角などで囲む作業を指導している塾講師や家庭教師が多いが、指導経験上、これまで9割以上の生徒(中学受験生)は文字通りただ囲み作業に終始しているだけで、接続語の分類も働きもほとんど正しく理解していなかった。作業そのものが目的化して読解が疎かになるような本末転倒とならないよう、接続語の学習法について今一度見直す必要がある。

接続語

・接続語とは、①語と語、②文と文、③段落と段落等をつなぎ、前後がどんな関係であるかを表す言葉です。
・単純に空欄の「直前と直後」だけを読めば解ける問題ばかりではないので、接続語の問題を解くときには、「前後のどの語とどの語とが接続しているのか」、「前後のどの文とどの文とが接続しているのか」、あるいは「前後段落のどの内容とどの内容とが接続しているのか」といった視点をもったうえで、「どのような文脈が成立するか」を考えながら解くようにしよう。
・「文と文」とが接続しているといっても、例えば前、あるいは後に書かれてある「複数の文」を「頭の中で一文に要約」したうえで前後の接続関係を捉えなければならないといった場合も少なくないので、単純に空欄の前後にあるどれか「一文ずつ」を探せばよいというわけではない。
・「段落と段落」との接続関係をとらえる場合、「空欄の前後段落のみ」にとらわれず、「本文全体の構成や展開」も踏まえながら総合的に判断する視点を持つことも重要。一部分にばかりとらわれ、そのために正しく文脈を把握できなくなってしまう恐れもあるので、複眼的視点も備えていこう。

注意点
※「そして(添加・並列)」を「だから」と同じ「順接の接続語」と捉え違えている小学生が非常に多い「そして」には前後の因果関係を積極的に示す働きはない。
※「そして」等、添加の接続語の後には「新しい事柄や重要な事柄」を置く場合が多い。

例:①私は六時に起きた。だから、顔を洗いに行った。
  (前後内容についての因果関係を積極的に示す文脈
  ②私は六時に起きた。そして、顔を洗いに行った。
  (前の事柄に、別の新たな事柄が添加されることを示す文脈

※空欄補充問題においては、「添加(そして)」と「順接(だから)」のいずれがふさわしいかをその時々の文脈によって判断できるようにしよう。

※接続語の補充問題において、感覚に頼って解答を決めている小学生が非常に多い。
※本文通読中、接続語の分類や働きを理解せぬまま接続語を囲むなど作業のみに注力している小学生が非常に多い。作業自体を主目的とした本末転倒に陥らぬよう、接続語の働きと併せて文脈や展開、構成を捉えるという本来の訓練に注力しよう。
※国語が得意な生徒は接続語の補充問題において判断ミスをほとんどしない。まずは接続語における七種の分類をしっかりと基本として身につけ、前後それぞれの「主語・述語」を押さえて「要約」し、「文脈をたどる」訓練をすると判定の精度が向上する。
※接続語は、日常においては話者や書き手の感情の表出、また、主観性や客観性のニュアンスなど、その時々に応じてさまざまに使い分けられている。中学入試では小学生の語感を試すような問題も珍しくないので、文脈や場面、状況に応じた言葉の選択、使い分けができるよう、普段から語感を磨き、表現力を高める訓練にも注力しておきたい。
※文章を書く際には接続語の後に「読点(、)」を打つことが原則となっている。併せて『読点の打ち方』をご参照ください。

※国語指導において、文章読解のための一手法として文章内の「接続語」全てにマルや三角などで囲む作業を指導している塾講師や家庭教師が多いが、指導経験上、これまで9割以上の生徒(中学受験生)は文字通りただ囲み作業に終始しているだけで、接続語の分類も働きもほとんど正しく理解していなかった。作業そのものが目的化して読解が疎かになるような本末転倒とならないよう、接続語の学習法について今一度見直す必要がある。


接続語と接続詞の違い

お断り
・文法については専門家によって解釈や分類、言葉の使い方がさまざまに異なるため、本項目の内容はあくまで基本理解のための一助、踏み台とお考えください。そのうえで、お使いになっている参考書やテキストの解説に沿い、知識や理解の内容に修正をかけてください。

接続語になる言葉
・本項での説明内容の概略を予め提示しておきます。

(1)呼び分けについて
①「文における文節ごとの役割」、つまり、「文の成分」には、「主・述・修飾・接続・独立」の五種があり、「接続語」というのは、この「文の成分としての呼び名」であるため、他の成分と同様に「」を用いて「接続語」としている。
※【第1項】を参照のこと。
②「性質や働きによって分類した単語の種類」、つまり「品詞」には、「名・動・形容・形容動・副・連体・接続・感動・助・助動」の十種があり、「接続詞」というのは、この「品詞としての呼び名」であるため、他の品詞と同様に「」を用いて「接続詞」としている。
※【第2項】を参照のこと。
③「品詞」としての「接続詞」は「文の成分」としての「接続語」になるが、「接続語」として働く言葉は「接続詞」だけではない。他に、「たとえば・つまり」などの「一部の副詞」や、「接続助詞を含む一文節」、「接続助詞を含む連文節」、「接続機能をもつ連語」などの言葉も「接続語」として働く。よって、「接続詞は接続語になる」という捉え方は正しいが、「接続語とは接続詞のことである」という捉え方は正確ではない。
※【第2項】内「接続語と接続詞は一致するか」、【第3項】内「接続語一覧表に掲載された接続語とは」を参照のこと。
(2)文の成分としての「接続語」になる言葉
①「だから」や「しかし」などの「接続詞」は「文の成分」としての「接続語」として働く。
②「~ので」や「~のに」などの「接続助詞」を含む「一文節」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
※例:【勉強したので接続語)】+頭が(主語)+疲れた(述語)。
③「~ので」や「~のに」などの「接続助詞」を含む「連文節」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
※例:【8時間も・ずっと・勉強したので接続語)】+頭が(主語)+疲れた(述語)。
※「連文節」の場合は「接続部」という呼び方をして「一文節」の場合の「接続語」という呼び方と区別することがあるが、例文を見てわかるように、「文の成分」である「接続語」として働く点では両者共通している。
一部の副詞
・「たとえば」や「つまり」などの「接続機能をもつ一部の副詞」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
連語
・「その結果として」や「なぜかと言うと」など、「接続機能をもつ連語」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
【第1項】【第2項】【第3項】を参照のこと。
(3)「接続一覧表」について
①一般に小・中学生用の参考書やテキストに掲載されている「接続語一覧表」には、「品詞としての接続詞」を中心に、「たとえば・つまり」などの「接続機能をもつ一部の副詞」をも含め、それら一群の自立語が用法ごとに分類されている。しかし、「接続語」とは「文中での文節の役割」、つまり「文の成分」としての用語であるため、掲載上の事情を除けば、「接続助詞(を含む一文節や連文節)」、「接続機能をもつ連語」など、「自立語ではない接続語」が「接続語一覧表」に加えられても本来矛盾しない。
②よって、「接続語一覧表」における「接続語」とは、「文の成分としての接続語」とほぼ同一のものと見てよい。
※「ほぼ同一」というのは、「接続助詞」の場合は特定の例文を「一文節」、または「連文節」でそれらをそのまま一般化して「接続語一覧表」に掲載するわけにいかないため、「ので・のに」などの接続助詞のみを分離して「接続語」として扱う必要が出てくるためである。実際、「接続助詞」単独で「接続語」として扱う説がある。
③また、「接続語一覧表」における「接続語」には、「品詞としての接続詞」以外にも「たとえば・つまり」等の「接続機能をもつ一部の副詞」が含まれていることが一般であるため、この場合、「接続一覧表」とはせず、「接続一覧表」とするのが正しい表現である。
※【第3項】を参照のこと。


【第1項】「文の成分」としての「接続語
・「佐藤さん、君はコーヒーを飲みますか、それとも、紅茶にしますか。」という文を、「意味がわかり、読み方も不自然にならない範囲で文をできるだけ短く区切る」という基準で区切ってみると、「佐藤さん、君は、コーヒーを、飲みますか、それとも、紅茶に、しますか。」となる。このように、文を声に出して読んだり話したりするときに、「言葉としての意味をこわさず、発音も不自然にならない範囲で、できるだけ短く区切ったときのひとまとまり」を「文節」という。よって、例文の場合は七つの文節によって構成されていることになる。

・次に、その「一つひとつの文節」が「文の中でどのような役割を担っているか」を考えるとき、この「文における文節の役割」を「文の成分」と呼び、それぞれが「主」、「述」、「修飾」、「接続」、「独立」の五つの成分のいずれかに分類される。

〈例〉次の文を構成するそれぞれの「文節」を、「文中での役割」、つまり「文の成分」に分類してみます。
・佐藤さん、君はコーヒーを飲みますか、それとも、紅茶にしますか。
・佐藤さん(独立語)、君は(主語)・コーヒーを(修飾語)・飲みますか(述語)、それとも(接続語)、紅茶に(修飾語)、しますか(述語)。

・例文の場合、「文の成分」としては、「主・述・修飾・接続・独立」の五種に分類できる。このように、「接続語」というと、文法的には本来、この「文の成分としての接続語」を指し、この分類では「接続詞」という呼び方をすることはない。他の「成分」と同様に「」を付けて呼び方をそろえている。

少し詳しく 
文節とは
・文を声に出して読んだり話したりするときに、「言葉としての意味をこわさず、発音も不自然にならない範囲で、できるだけ短く区切ったときのひとまとまり」。

〈例〉明日は/どうやら/雨が/降るようだ。(四文節)
※「ようだ」の前では文節に切れない。単純に「『ネ』が挟める所が文節の切れ目」とする判別法だけに頼らないこと。「一文節一自立語の原則」にしたがうと、例文の場合、自立語は「明日・どうやら・雨・降る」の四つのみであり、「ようだ」は付属語である。よって、例文は「四文節四自立語」による構成となる。

文節の切り方について
・一般に「ネ・サ・ヨ」などが挟める場所が文節の切れ目であると指導されるが、これはあくまで補助的手段に過ぎず、判断の精度をより上げるには、さらに自立語、付属語、補助動詞、補助形容詞、複合語、形式名詞等について学ぶ必要がある。ただ、本項では「文節の切り方」については詳しく触れないでおく。

自立語とは
・自立語とは、「私、見る、美しい、静かだ、とても、その、もしもし、だから」など、「それだけではっきりとした意味を持ち、文節の先頭に置いて用いることが可能な単語」のことで、品詞で言えば「名詞、動詞、形容詞、形容動詞、副詞、連体詞、感動詞、接続詞」の八種を指す。自立語は、それだけをいくつか並べることで、会話などある程度の意思疎通が可能な言葉だと考えてよい。また、一文節中に自立語は一つしか含まれないことから、これを「一文節一自立語の原則」と呼ぶ。

付属語とは
・付属語とは、「が、は、らしい、ようだ、そうだ」など、「自立語の下に付いて用いられなければ意味や働きがわからず、文節を形成することもできない単語」のことで、品詞で言えば「助詞、助動詞」の二種がこれに当たる。付属語は、それだけをいくつ並べても会話などの意思疎通が成立しない言葉だと考えてよい。

・また、自立語の場合には「一文節一自立語の原則」があるが、付属語は一文節中に全く無い場合、一つ付属する場合、二つ以上付属する場合など、さまざまである。たとえば、「明日は雨が降るらしいのだよね。」を文節に切ると、「明日は+雨が+降るらしいのだよね」の三つの文節に切れ、さらにそこから付属語だけを抽出してみると、「は・が・らしい・の・だ・よ・ね」の七つがあり、第一、第二文節中にはそれぞれ一つずつしか付属語が用いられていないが、第三文節の「降るらしいのだよね」には、一文節中に五つもの付属語が連結して用いられている。尚、例文の場合、自立語は「明日・雨・降る」の三語で、「一文節一自立語の原則」により自立語の数と文節の数とは一致し、「三文節三自立語」による構成とわかる。

独立語とは
・「呼びかけ・感動・応答・提示」を表す文節をいい、主語・述語・修飾語・接続語のどれにもならず、比較的独立性の高い文節をいう。通常、独立語は文頭に置かれ、独立語の後には「読点(、)」が打たれる。例文の場合、「佐藤さん」という「名詞」が他者への「呼びかけ」を表す「独立語」となって働いている。


【第2項】品詞としての「接続詞
・【第1項】では、例文を「佐藤さん、君は、コーヒーを、飲みますか、それとも、紅茶に、しますか。」と、七つの文節に区切ることができたが、今度は「それ以上細かく分解すると、もはや言葉としての意味や働きが失われてしまうというところまで区切る」という基準でさらに細かく分解してみると、「佐藤さん、君、は、コーヒー、を、飲み、ます、か、それとも、紅茶、に、し、ます、か。」となる。このように、「言葉としての最小単位」にまで分解したとき、それぞれの言葉を「単語」と呼び、例文の場合、単語数は十四となる。

・次に、一つひとつの「単語」は、それが「どのような性質や働きをもっているか」によって、「名・動・形容・形容動・副・連体・接続・感動・助・助動」の十種類の「品詞」のいずれかに分類される。

〈例〉次の文の各単語を「品詞」に分類してみます。
・佐藤さん、君はコーヒーを飲みますか、それとも、紅茶にしますか。
・佐藤さん(名)、君(名)・は(助)・コーヒー(名)・を(助)・飲み(動)・ます(助動)・か(助)、それとも接続詞)、紅茶(名)・に(助)・し(動)・ます(助動)・か(助)。

・例文の場合、「品詞」としては、「名詞」が四つ、「動詞」が二つ、「接続詞」が一つ、「助詞」が五つ、「助動詞」が二つの、計十四単語によって構成されている。このように、文法的に「品詞として分類するとき」に、接続だけを「接続」と呼ぶことはない。他の品詞と同様に「」を付けて呼び方をそろえている。

※代名詞を名詞から分離して立てる説があり、その説にしたがうと品詞の数は全部で十一になる。

少し詳しく 
単語とは
・「単語」とは「言葉としての最小単位」であり、それ以上細かく分解すると言葉としての意味や働きを失って、「わ」や「た」のような単なる音を表す文字になってしまう。たとえば、「私は」という言葉は「私」と「は」という二つの「単語」に分解することができるが、この「は」は発音だけを表すただの平仮名の「は」ではなく、使われ方によってさまざまな働きをする「助詞」としての「」である。助詞の「は」の働きがどのくらいあるか、国語辞典で確かめてみよう。

品詞とは
・次に、「言葉としての最小単位」である「単語」を、その性質や働きによって分類すると、「名・動・形容・形容動・副・連体接続詞・感動・助・助動」の十種になり、これを「語の種類」という意味で「品詞」と呼ぶ。「品詞」は、「それだけではっきりとした意味を持ち、文節の先頭に置いて用いることが可能な単語」である「自立語」か、もしくは、「それ単独では文節を形成することができず、常に自立語に付いて用いられ、それではじめて言葉としての意味や働きがわかる単語」である「付属語」のいずれかに分類される。十種ある品詞の中で、「名詞、動詞、形容詞、形容動詞、副詞、連体詞、感動詞、接続詞」の八種が「自立語」であり、「助詞、助動詞」の二種が「付属語」である。

・十種ある品詞の中で、「語句と語句、文と文、段落と段落など、前後を接続してその関係を示したり、あるいは、前後を接続して文脈や論理を構成する働きをもつ単語」のグループが「接続詞」であり、しかも「接続詞」は必ず「自立語」である。

文節と単語の区別
・「文節」の場合が「話したり書いたりするうえで不自然でなく、意味が通る範囲で文をできるだけ短く区切った一区切り」であるのに対し、「単語」の場合は、「文節」をさらに細かく分解し、「それ以上細かく分解すると、もはや言葉としての意味や働きが失われてしまうというところまで区切った場合の『言葉の最小単位」であるから、両者を混同せず、しっかりと区別しておこう。別な言い方をすれば、「一つの文節は一つの単語で構成されるか、もしくは二つ以上の単語が結合することで構成される」ということだ。


接続語接続詞は一致するか
・ところで、【第1項】に示した「文の成分としての接続語」が【第2項】に示した「品詞としての接続詞」と一致するかどうかの問題について考察してみよう。上記二つの例文は単純な文であるため、「それとも」という言葉一つを取り上げれば、これは「接続語」であるとともに「接続詞」でもあり、両者は完全に一致すると、そのように思える。そこで次の例文を見てみよう。

〈例〉勉強したので、頭が疲れた。

この文を構成する各単語を、まず上記【第2項】の「品詞」として分類すると、次のようになる。

・勉強し【動詞】+た【助動詞】+ので【助詞】+頭【名詞】+が【助詞】+疲れ【動詞】+た【助動詞】 。

・例文の場合、「単語」の数は計七つ、「品詞」の種類としては「動詞・名詞・助詞・助動詞」の計四種となり、「接続詞」は含まれていない。ところが、同じ文を上記【第1項】に示した「文の成分」として分類すると、次のようになる。

・【勉強したので接続語)】+【頭が(主語)】+【疲れた(述語)】。

・「文の成分」として見ると、第一文節が「接続語」、第二文節が「主語」、第三文節が「述語」となり、ここに「接続語」という言葉が現れる。第一文節は、「勉強する」という自立語と「た」や「ので」といった二つの付属語によって構成されているが、特に「ので」は「前後を接続し、文脈や論理を構成する機能」をもつ助詞であり(これを『接続助詞』という)、これにより、「文の成分」としては第一文節が「接続語」として働いていると見るわけである。

・以上により、これまでの説明内容に限った場合、【第1項】に示した「文の成分」としての「接続語」になるのは、【第2項】に示した自立語である「接続詞」だけではなく、それに加え、「付属語である接続助詞を含んだ一文節」もあるということになり、このことから、「接続詞」と「接続語」は必ずしも完全に一致するわけではなく文法的には別種のものであり、両者は区別して呼び分ける必要があるということになる。

少し詳しく 
接続助詞
・上記【第2項】に示した「接続詞」という「品詞」は、その一語だけで文節そのものを形成することができる「自立語」であると先述した。それに対し、例文における第一文節中の末尾にある「ので」は「前後を接続する機能」をもってはいるが、「勉強する」という「自立語」に付属して用いられその一語単独で文節を形成しているわけではない。このような単語は「付属語」と呼ばれる。「付属語」は性質や働きによってさらに「助詞」と「助動詞」の二種に分類されるが、例文中の「ので」は品詞としては接続詞」ではなく、「助詞」である。「助詞」はさらに四種に分類されるが、その中でこの「ので」は「接続機能をもった助詞」、つまり、「接続助詞」と呼ばれる。

接続語と修飾語の区別
・文節ごとの「文の成分」を判断する際、「接続語」と「修飾語」の働きが似ていて紛らわしく思われるが、区別するための一つの基準としては、「~から・~ので・~ため・~ば」などの「順接の働きをする付属語=接続助詞」や、「~けれど・~が・~のに・~ても」などの「逆接の働きをする付属語=接続助詞」が含まれている文節は「接続語」と判断し、用いられていない場合は「修飾語」と判断するとよい。ただ、判断の精度をより向上させるには、いっそうの分析練習が必要となる。

接続助詞を含んだ「連文節」について
・「接続助詞を含んだ一文節」とは別に、「接続助詞を含んだ連文節」について補足する。

〈例〉
・8時間ずっと勉強したので、頭が疲れた。

この文の構造を文節単位で見てみると、つぎのようになる。

・【8時間も+ずっと+勉強したので接続語)】+【頭が(主語)】+【疲れた(述語)】。

・この例文では、「8時間も+ずっと+勉強したので」の部分は三つの文節が連結してひとまとまりになった「連文節」であり、その末尾に「ので」という「接続助詞」があるため、この「連文節」は、【第1項】に示したものと同様に「接続語」として捉えられる。

連文節とは
二つ以上の文節が連結して一つにまとまって一つの成文として働く場合をいう。そして、それが文の中で「主・述・修飾・接続・独立」のいずれかの成分となる。ただ、呼び方については、「一文節の場合」は「主・述・修飾・接続・独立」とし、「連文節」の場合は「主・述・修飾・接続・独立」というように両者を区別して呼び分けている文法学者と、特に両者を呼び分けず、いずれも「主語・述語・修飾語・接続語・独立語」で統一している文法学者もいる。呼び方が変わっても、「接続語」としての文節の働きとしては両者同一であるという点をおさえておけばよい。

〈例〉
・【勉強したので接続語)】+【頭が(主語)】+【疲れた(述語)】。
・【8時間も+ずっと+勉強したので接続部)】+【頭が(主語)】+【疲れた(述語)】。



【第3項】読解上の「接続語
・ところで、「国語の読解」を学習する際に、テキストや参考書には「接続語の働きをおさえよう」、「指示語の働きをおさえよう」といった項目が必ずある。「前後の接続関係」や「指示語の指し示す内容」をおさえながら読むことが、文章を正確に読解するうえで非常に重要だからだ。このうち、「接続語」の単元においては、文脈や論理、段落構成などを正確に把握するうえで「接続語」の働きをおさえることの重要性が示され、それとともに各種「接続語」を分類、整理した「接続語一覧表」、もしくはそれに類する一覧も必ず掲載されている。そして、この単元で学ぶ「接続語」は、あくまで「読解上の習得事項」としての扱いであるため、通常、特に文法には踏み込んでいない。そのため、あらためてこの「接続語一覧表」を見てみると、そこに分類、列挙された、「だから、しかし、そして、また、あるいは、つまり、ところで」などのような「接続語」は、全て「一単語単独で一文節を形成することができる接続語」、つまり、「自立語の接続語」であるのが一般だ。

・では、「接続語一覧表」に列挙された「接続語」とは、【第1項】に示した「品詞」としての「接続詞」に限定されているのだろうか。当ページに掲載した「接続語一覧表」に「説明」という分類項があるが、その中の「たとえば」を国語辞典で一度調べてみてほしい。「たとえば」は品詞としては「接続詞」ではなく、実は「副詞」である。「言わば」や「つまり」、「要するに」もまた、「品詞としては副詞」である(国語辞典で確認してみよう)。「副詞」の文法的な内容にはここでは触れないでおくが、一点、「副詞は修飾語として働く言葉」であり、「接続詞は修飾語として働く言葉ではない」という点だけは両者を明確に区別する一つの基準として持っていてほしい。いずれにせよ、両者は本来、性質や働きを全く異にする単語どうしである。

・では、こうした一部の「副詞」がなぜ「接続語一覧表」に含まれているのか。それは、「一部の副詞」「接続詞」と同様に「前後の論理的接続関係を担う機能を有している」からである。「前後を接続し、一定の文脈を構成する副詞」であると言い換えてもよい。

〈例〉
A:私の趣味は読書です。
たとえば】、
B:冒険小説が好きです。

・「たとえば」を外した場合には「『私』の好きな書物のジャンルは特に冒険小説だ」という限定的な意味合いが強まり、「たとえば」を挟んだ場合には「『私』が好きな複数のジャンルのうちの一例が冒険小説だ」という意味となって、それぞれの文脈が異なる。そこで、Bのように例示としての説明を明確にする文脈や論理を構成する場合に、「副詞」の「たとえば」が「接続語」として使われるわけだ。


接続語一覧表」に掲載された「接続語」とは
・「読解上の習得事項」として学ぶ「接続語」には「接続詞」だけでなく、「一部の副詞」が含まれていることがわかった。これにより、「接続一覧表」とは呼ばず、「接続一覧表」と呼ぶ理由も納得できるわけだ。
※「たとえば・言わば・つまり・要するに」等の「副詞」を除外した「一覧表」であれば、それは「接続詞」のみに限定された「接続詞一覧表」である可能性もある。お手持ちの書籍に掲載された「一覧表」はいずれの分類に沿っているか、ご自身で確かめてみてください。

・さて、「前後を接続し、文脈や論理を構成する言葉」を「接続語」と定義するなら、これまでに本項で説明した「接続詞」や「一部の副詞」などのような「自立語の接続語」だけでなく、それに加え、「付属語である接続助詞を含む一文節」、「付属語である接続助詞を含む連文節」もまた「接続語一覧表」に含めても間違いではないはずだ。事実、中学生向けのある参考書には、「接続語一覧表」の脇に、「接続語には、文法でいう接続詞のほかに、接続助詞や副詞、いくつかの単語が合わさってできた言葉も含まれる」と注釈が付いている。「いくつかの単語が合わさってできた言葉」というのは、「その結果として、そうだとするならば、それはともかくとして、とは言うものの、その反面、なぜかと言うと」など、複数の単語が合成されて一つの接続語として用いられる「連語の接続語」を指す。

・「接続語」の機能や使い方の基本を学び、文章読解や問題解決における精度向上に生かすためには、「だから、しかし、たとえば、つまり」などの代表的な「自立語の接続語」を機能ごとに分類し、わかりやすく提示することが重要になる。また、教材やテスト等の「接続語補充問題」においても同様に、選択肢には「だから、しかし、たとえば、つまり」など、代表的な「自立語の接続語」を提示して、生徒の文脈把握力を試すための方途の一つとしている。「接続語一覧表」に列挙された「接続語」は、そのような事情による一部の代表例である。

・以上から、特に小・中学生向けの参考書やテキスト等に「読解上の習得事項」として掲載されている「接続語一覧表」は、【第1項】に示した「文の成分としての接続語」と「ほぼ一致する」と考えられるのだが、実際に掲載されているのは、特に「自立語の接続語」の中でも代表的なものに限られる、ということだ。
※「ほぼ一致する」というのは、「接続助詞」の場合は任意の例文を「一文節」、または「連文節」でそのまま採り上げ、それを一般化して「接続語一覧表」に掲載することができないからだ。そのため、「ので・のに」などの接続助詞を文節から分離して、それ単独で「接続語」として扱う必要も出てくる。実際、「接続助詞」単独でこれを「接続語」として扱う説もある。


まとめ
・これまでに説明した内容を整理すると、次のようになる。

(1)呼び分けについて
①「文における文節ごとの役割」、つまり、「文の成分」には、「主・述・修飾・接続・独立」の五種があり、「接続語」というのは、この「文の成分としての呼び名」であるため、他の成分と同様に「」を用いて「接続語」としている。
※【第1項】を参照のこと。 ②「性質や働きによって分類した単語の種類」、つまり「品詞」には、「名・動・形容・形容動・副・連体・接続・感動・助・助動」の十種があり、「接続詞」というのは、この「品詞としての呼び名」であるため、他の品詞と同様に「」を用いて「接続詞」としている。
※【第2項】を参照のこと。 ③「品詞」としての「接続詞」は「文の成分」としての「接続語」になるが、「接続語」として働く言葉は「接続詞」だけではない。他に、「たとえば・つまり」などの「一部の副詞」や、「接続助詞を含む一文節」、「接続助詞を含む連文節」、「接続機能をもつ連語」などの言葉も「接続語」として働く。よって、「接続詞は接続語になる」という捉え方は正しいが、「接続語とは接続詞のことである」という捉え方は正確ではない。
※【第2項】内「接続語と接続詞は一致するか」、【第3項】内「接続語一覧表に掲載された接続語とは」を参照のこと。

(2)文の成分としての「接続語」になる言葉
①「だから」や「しかし」などの「接続詞」は「文の成分」としての「接続語」として働く。
②「~ので」や「~のに」などの「接続助詞」を含む「一文節」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
※例:【勉強したので接続語)】+頭が(主語)+疲れた(述語)。
③「~ので」や「~のに」などの「接続助詞」を含む「連文節」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
※例:【8時間も・ずっと・勉強したので接続語)】+頭が(主語)+疲れた(述語)。
※「連文節」の場合は「接続部」という呼び方をして「一文節」の場合の「接続語」という呼び方と区別することがあるが、例文を見てわかるように、「文の成分」である「接続語」として働く点では両者共通している。
一部の副詞
・「たとえば」や「つまり」などの「接続機能をもつ一部の副詞」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
連語
・「その結果として」や「なぜかと言うと」など、「接続機能をもつ連語」は、「文の成分」としての「接続語」として働く。
【第1項】【第2項】【第3項】を参照のこと。
(3)「接続一覧表」について
①一般に小・中学生用の参考書やテキストに掲載されている「接続語一覧表」には、「品詞としての接続詞」を中心に、「たとえば・つまり」などの「接続機能をもつ一部の副詞」をも含め、それら一群の自立語が用法ごとに分類されている。しかし、「接続語」とは「文中での文節の役割」、つまり「文の成分」としての用語であるため、掲載上の事情を除けば、「接続助詞(を含む一文節や連文節)」、「接続機能をもつ連語」など、「自立語ではない接続語」が「接続語一覧表」に加えられても本来矛盾しない。
②よって、「接続語一覧表」における「接続語」とは、「文の成分としての接続語」とほぼ同一のものと見てよい。
※「ほぼ同一」というのは、「接続助詞」の場合は特定の例文を「一文節」、または「連文節」でそれらをそのまま一般化して「接続語一覧表」に掲載するわけにいかないため、「ので・のに」などの接続助詞のみを分離して「接続語」として扱う必要が出てくるためである。実際、「接続助詞」単独で「接続語」として扱う説がある。
③また、「接続語一覧表」における「接続語」には、「品詞としての接続詞」以外にも「たとえば・つまり」等の「接続機能をもつ一部の副詞」が含まれていることが一般であるため、この場合、「接続一覧表」とはせず、「接続一覧表」とするのが正しい表現である。
※【第3項】を参照のこと。

・以上のように、「接続語」に含まれる言葉というのはかなり範囲が広く、種類が多い。ただ、巷間(こうかん:世間)においては、文章や会話などで特に文法を念頭に置かず、広い意味の「つなぎ言葉」として「接続語」と「接続詞」の二語を特に区別して使用してはいない。普段両者を区別せずに使用していると、逆に文法的な区別がわかりにくくなるということでもある。



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