中学受験専門 国語プロ家庭教師(東京23区・千葉北西部)

Tel:047-451-9336受付:午前10時~午後2時

■お知らせ

各塾の新型コロナウイルス感染拡大防止への対応(対面集団授業/首都圏)
全国の小中高 3月2日から臨時休校要請(2月27日)
サピックス:3月2日(月)~7日(土)まで休講。→3月13日(金)まで休講期間を延長。→3月28日(土)・29日(日)臨時休講。→4月7日(火)より4月末まで休講。→5月6日まで休講延長。→5月31日まで休講延長
早稲田アカデミー:3月2日(月)~8(日)まで休講。→3月15日(日)まで休講期間を延長。→3月29日(日)臨時休講。→4月4日(土)・5日(日)振替授業中止。4月の土・日曜は全社休業。→4月8日(水)以降、当面休講。→近日中に対面授業をオンライン授業と並行して再開の見通し
日能研:3月2日(月)~15日(日)まで休講。→4月7日(火)~23日(木)まで休講。→4月30日木)まで休講延長。→5月7日まで休講延長。→5月21日まで休講延長。→5月31日まで休講延長
市進学院:2月28日(金)~3月12日(木)まで休講。→3月28日(土)・29日(日)都内・神奈川・埼玉は臨時休講。29日(日)千葉県は授業実施。→4月4日(土)・5日(日)臨時休講。→一都三県の教室、当面休講。→5月30日まで休講延長。→段階的に対面授業を再開の見込み(オンライン授業併設)。
四谷大塚:3月2日以降も通常通り授業実施。→4月8日(水)以降、当面休講
希学園:3月2日以降も通常通り授業実施。→4月7日(火)~13日(月)まで休講。→20日(月)まで休講を延長。→5月6日(水)まで休講延長。→5月31日まで休講延長。→近日中に対面授業再開の見込み
※4月6日(月)までの各塾の対応の違いには、感染症に対する認識の度合いや受け止め方の深刻度の違いが表れています。

ウェブ会議サービス「ZOOM(ズーム)」について
※早稲田アカデミー、市進、日能研、サピックス、四谷大塚等でウェブ会議サービス「ZOOM(ズーム)」を使用。
FBI(アメリカ連邦捜査局) 「ズーム」の安全上の問題を指摘(4月6日)
ズーム」データを中国北京のサーバーに送信(4月10日)
各国で「ズーム」使用回避の動き(4月12日)

新型コロナ関連情報
マスクは「子どもには厳禁」と医師(2月27日)
新型コロナ、肺にウイルス到達すれば命に関わる恐れ(3月10日)
新型コロナウイルスとインフルエンザ別の物(3月13日)
予防は徹底していたのに」小規模クラスターから拡散(3月14日)
見えない感染者」は1万人!(3月16日)
残念すぎる手洗い」3つの落とし穴(3月18日)
マスクや手袋では防げない」(3月18日)
【図解】新型コロナウイルスの生存期間(3月20日)
洗わない手で目を触らないで(4月2日)
・休校措置の延長を決定する自治体増加(4月4日~6日)
小学生の女の子”が新型コロナに感染(4月5日)
7都府県で緊急事態宣言を発令(4月7日)
エレベーターでも感染か(4月9日)
新型コロナ1年で収束せず(4月19日)
繰り返し感染する可能性(4月20日)
新型コロナ「軽症」で男性死亡(4月22日)
新型コロナウイルス、太陽光で急速に不活性化(4月24日)
女子学生が退院後再び陽性に(4月26日)
新型コロナの危険な合併症か、血栓の報告相次ぐ(4月29日)
WHO、新型コロナ「消滅しない可能性」 終息に長い道のり(5月14日)
CIA:中国はWHOに圧力をかけて世界中のマスクや防護服を買い漁った?(5月14日)

新型コロナウイルスの感染予防に関し、厚生労働省に問い合わせをしました
質問
①マスクは感染予防にも一定の効果はあるが、マスクを装着している一般の人たちの様子を見ると、マスク本体と鼻の脇にできる隙間が大きく、飛沫によりウイルスが特に鼻腔内に侵入する危険性を想定している人がほとんどいないように思える。鼻腔の消毒に関する情報を得たいが、行政側にもネット上にも一切無い。
②マスクを外した際に、ウイルスの付着した指が鼻の穴付近に触れ、風邪や花粉症によってすすった鼻水と一緒に鼻腔内にウイルスが侵入することで感染する危険があるのではないか。
③当方では2月下旬より花粉症に用いる鼻腔用のスプレーボトルにうがい薬(ポビドンヨード)を水で希釈した液を詰め替え、折々鼻腔内の消毒も行っているが、この処置は意味が無いのかどうか。
鼻腔への消毒・殺菌にも感染予防として一定の効果があると判断された場合、国民にその点を告知すれば多少なりとも感染者を減らすことに繋がるのではないか。

回答
・鼻については、確かに以前、医療関係者から「国会議員が質問したり答弁したりする際にマスクを外したり、鼻水をすすったりしている様子を見るが、感染予防的に相応しくない」という指摘を受けたことがある。しかし、鼻腔内の消毒については経産省のサイトにも情報が無く、貴重な意見として早急に上申する。
※上申しただけで検討まで行われているかどうかは不明。

その他
・手に触れた自分の持ち物、車のハンドル、シフトレバー、購入した商品パッケージ、缶・瓶類への消毒、また、鼻腔へのスプレー消毒も忘れずに。飛沫感染については風の強さ、風向きにも注意し、自己防衛を徹底しましょう。
・ビニール袋にハンカチを入れ、次亜塩素酸ナトリウム希釈水に浸し、物への消毒に使用できます。台所用塩素系漂白剤を利用して次亜塩素酸ナトリウム希釈水を作る方法については花王のサイト等をご参照ください。
買い占め、買いだめは控えましょう。困っている人にも物が行き渡るよう、分かち合う気持ちを実践に移しましょう。
・オイルショックの際のトイレットペーパー騒動(1973年・昭和48年)による教訓があるにもかかわらず、東日本大震災(2011年・平成23年)の際には、買い占め・買いだめに走る人たちと、他者へ配慮し自制した人たちの二種に大きく分かれました。今般の状況についても、冷静に状況を見極めながら、多少の「損」は覚悟のうえで、一人一人がより適切な行動を判断、選択すべきです。
※参考:首都圏の外出自粛要請で問われる「買い占め」、行動してしまう人とは?(2020年3月26日)


■以下資料をPDF化しました。印刷し、資料や教材としてお役立てください。
国語資料
時間配分の仕方高速トレース法
国語教材
選択肢の判別法55種記述力の練成技術抜き出し問題での正解の推定字数読点の打ち方
接続語一覧表「就」の正しい字形詩の種類と技法季語一覧表枕詞一覧表付表の語(熟字訓)一覧表月の古名いろは歌


■■■緊急告知■■■
■『入試問題研究所』の村松代表が昨年8月に急逝されました。入試問題研究所は村松先生が単独で運営されていたため、現在、先方へは問い合わせ等の各種対応ができない状況となっています。

■中学受験専門 国語 プロ家庭教師(個人・直接契約・個別指導)

中学受験を専門に、国語のプロ家庭教師として活動しています。
家庭教師とご家庭との直接契約(個人契約)によるご指導です。家庭教師派遣センターを媒介しないため、ご費用は割安となります。

募集概要


小学6年生のみ募集
※中学受験の国語は、お子様が塾における中学受験指導を一定期間(1年以上)受けられていたことを前提とした場合、入試までに半年の指導期間があれば対応力練成が間に合います。(例年ですと6学年の7月中までに指導が開始されるのが望ましいとお勧めしてきましたが、新型コロナによる受験学習への支障、また、12月(推薦入試)1月、2月に通常どおり入試が実施される見込みも立たないことから、なるべく5月中に指導を開始されることをお勧めいたします。)
千葉県習志野市を起点として都内は環状8号線付近千葉県北西部に出張可能(一部地域を除く)。
体験授業については「お問い合わせ」ページをご覧ください。
※指導条件に関する詳細は「生徒募集要項」をご覧ください。

 ■お電話でのお問い合わせ:047-451-9336

※お電話が繋がりやすい時間帯は午前10時~午後2時です。(小学校の休校期間中は午前中から授業が入っている日が多いため、ご用件を留守電に残しておいていただくようお願いいたします)
※小学校の季節休暇中、および12月半ば以降は指導のため午前中から不在にしている場合が多く、ご不便をお掛けする場合がございます。後ほど当方より折り返しお電話を差し上げますので、留守録にメッセージを残しておいてくださいますようお願いいたします。

 ■メールでのお問い合わせ:メールフォームはこちら

※2009年より同一人物によるイタズラでの問い合わせメールが続いているため、なるべくお電話にて直接お問い合わせください


ご挨拶


 指導担当の細川です。

 国語は「生き方の学問」であり、また、中学受験は子どもたち一人ひとりが「生きる姿勢を学び、生きる力を養う場」であると考えています。将来にわたって子どもたちが、豊かな人間性を育み、また、広い視野と深い洞察力を備え、自らが直面する問題について、その知力と能力とを総合・結集し全力で解決できる人間となってもらえるよう、国語学習を通して「生きる力」の土台を築いてゆくことを主眼に子どもたちを指導しています。

 どうぞ宜しくお願いいたします。



家庭教師は3人比較しましょう

国語指導については、学生だけでなくプロを含め、少なくとも9割に相当する家庭教師は「生徒自らの力によって問題解決する能力を育成する」という理念に基づくものではなく、「生徒に対し解説を一方的に行って進めてゆく塾の集団授業と同一の指導スタイル」が採られています。また、「読解を前提としない小手先テクニック」や「感覚処理法」など、「その場限りの間に合わせとしての形式的処理法の一方的伝授」が行われるのみの、国語の本質的な能力育成に主眼が置かれない指導法も一般的です。

 ただ、そのような「非本質型、一方向型の解説授業」であっても、子どもにある程度実力や主体的獲得力が備わっている場合には、そうした指導法が実際にお子様の学習方法にマッチし、先生との信頼関係とも相まって、子どもの意欲や学習効率、国語力がいっそう向上するというケースも現実にありますから、指導スタイルの異なる複数の家庭教師(なるべく3人)による体験授業をお受けになり、その指導方針や指導内容、指導スタイル、先生とお子様との相性等を総合的に勘案し、お子様にとって最もふさわしいと思われる先生を選んであげてください

指導の特長


難関校合格のための「本質的学力」と「絶対的対応力」を練成します。
厳密な読解に基づく「実戦的解答力」と「精度の高い記述力」を練成します。
口頭論証や記述訓練による「アウトプット」を通して、「潜在力」や「表現力」を育成します。
聞き手や読み手に対する「伝える力」を育成します。
子どもの「問題解決力」と「主体的獲得姿勢」を育成します。


本質的学力と絶対的対応力
 子どもの「本質的な学力」、および「入試本番における絶対的対応力」の練成を主眼に指導を行っています。講師の解説を受けて子どもがその時その場だけわかったつもりになってしまうだけのような単発的指導の単純な連続ではなく、逆算的視点から、その時その子に最も必要な教材を選択し、「学んだことをしっかりと獲得」させながら、それを「入試本番へと確実に繋げてゆく」取り組みを行います。さらにまた、自らの力で「一つ一つの問題を解決し乗り越えた」という「自信と確信」を積み重ねさせ、「入試本番での絶対的対応力の発揮」として結実させます。実力テストでの成績が良くても本番で転覆してしまうというような最悪の事態を招かぬよう、そして、中学受験の学習で身につけたことが、その後、中学、高校、大学、ひいては社会人となってからも、人間としての知力や教養、感性、そして、「生きる力」の素地となってゆくべく目論み、指導を行います。

視点の付与
・子どもたちは、大人が当然のように備えている「物事を捉えるための様々な視点」や「検討力」が未発達です。文章読解や解法の学習を通して「一面的・近視眼的な判断」から脱却させ、「深く総合的な判断」ができるよう、「新たな視点の付与と検討力の育成」を行っています。

※子どもたちに提示できる「視点」の例として「選択問題の選び方(55種)」のページをご参照ください。

指導内容

読解訓練
 文章を厳密、かつ精確に読解するだけでなく、内容を「多面的・巨視的」に把握するための技術的訓練を行います。「設問の要求を正確に把握」したうえで、その要求に沿って迅速に情報収集を行い、それらを整理・総合し、論理的な把握による解決へと導きます。さらに、読解には論理・分析力だけでなく「対象への共感」や「感性」、「推理・推定力」といった種々の要素も必要とされることから、大人の視点からの補助的指導により、不完全な要素の補完を行います。

口頭論証
 設問の要求に沿い、読解、および解法を子ども自身が口頭で論証します。「情報収集→整理・総合→論理構築→表現」というプロセスに則り、論理的な思考力を高め、実戦的な解法の定着を図ります。また、「自分の考えたこと」をしっかりと、かつ論理的に相手に「伝える力」の育成を行いながら、それを記述の精度や表現力の向上にも反映させています。

記述訓練
 一、二語程度しかない短い主部(主語)の書き出しによる冗長な説明、語句の機械的な連結、同意語句の重複、不明瞭な趣意といった、およそ子どもの記述にありがちな不完全要素を徹底的に排除し、「決定した趣意に正確に沿った、説得力のある、精度の高い記述力」を練成します。

高速トレース法
高速トレース法:PDFのダウンロード(全1ページ)

 左脳は言語や論理、分析、判断等の機能を受け持ち、右脳はイメージや感覚、全体的な情報処理、全体把握等の機能を受け持っています。国語の読解問題においては、左脳の機能である「論理・分析」だけで問題を処理できるわけではなく、右脳による「イメージや感覚」、「論理構造の立体イメージ」、「全体の情報処理」、「全体把握」等の能力や機能を同時に駆使して問題解決に当たる必要があります。

 そこで、授業においては、「言語によって論理的に分析し、口述する訓練」と併せ、それとは別に、学んだことについて、以下のような形でのトレース訓練を行います。

頭の中だけで、
言語化は最小限にとどめ、
右左脳いずれをもフルに活動させる。
「 獲得する」意識とともに、
「高い再現性」と、
聞き手に対し「しっかりと伝える」ことを強く意識する。
⑦潜在力を発揮するため、時間を計ってよい意味で心理的に自分を追い込み、
高速で、あるいは瞬時に、
正確、確実に
なぞる=「トレースする」

 読解内容、設問の要求、正しい解法、記述構成や表現、その他知識事項に至るまで、子どもが学習した内容について「習ってそれで終わり」、「わかったつもり」で済ますのではなく、実戦における脳の機能的シミュレーションを兼ね、即時の問題解決力の発揮につなげていきます。

※「高速トレース(trace)」という名に、「高速での追跡・再把握・獲得・応用・高再現性」といった意味と狙いを込めてあります。
※読解や解法の学習における論理的分析により、一方で「思考の回転力」を低下させる恐れがあるため、「高速トレース作業」によって「思考の回転力」を回復、高速化させることをも目的としています。
※ある程度訓練を積むと、文章題2題分を30秒程度でトレースできるようになりますから、指導や学習に導入 される方はこれを一つの基準としてください。
※ 「トレース 」は 「復習 」の単なる言い換えではありません。確実に 「トレース 」できたかどうか、あるいは、学習による理解、獲得が完全かどうかは、トレース作業後に解法や記述内容等を口頭により再現させてみれば確かめることができます。高い再現性が認められない場合は学習内容が十分とは言えません。子どもの理解、獲得が十分かどうかを確認し、また、この方法による 「本来の復習 」を習慣づけるため、ご家庭での 「再現学習」の導入をお勧めします。
※「トレース作業」の継続的訓練により、再現力や獲得力、言語力や表現力の向上だけでなく、子供独自の視点での分析力や発想力の開発、育成にもつながっていきます。

速読訓練(トレースリーディング)
 何の視点も手立ても与えずに本文を「ただ速く読むだけの練習 」を強いても、実際には内容把握の伴わない機械的作業に終始するだけで、本来的な速読力は身につきません。そこで、「高速トレース 」の最終仕上げとして、これを応用した右左脳をフルに活動させる手法での「速読訓練 」を導入しています。トレース作業により十分に理解、獲得された内容を踏まえ、続いて、写真を撮るようにして、本文各所を複眼的視点で瞬時瞬時に情報を脳に取り込んでゆきます。

※生徒の一人が「フラッシュリーディング」という名称はどうかと提案してくれましたが、調べてみると既にこの名称が存在するようですので、改めて当方で「トレースリーディング」という名前を付けることにしました。

記述内容の口述による再現
 集団指導や添削指導では、指導者側の自己満足の域を出ることはなく、記述解答の仕上がりは常に不完全です。そこで、個人指導によって完全に仕上がった記述答案について、しっかりとトレース作業を行わせたのち、それに加えて「記述解答の口頭での再現学習」を行います。再現される記述解答はまる暗記によるのではなく、本文を参照しながら、設問の要求どおりの解答を即時に構成させることで、試験本番と同様の「即時の記述対応力」を練成することを目的とします。



わかったつもり」と「教えたつもり
 有効な手立てや視点を提示することなく、ただ「もっともっと速く読みなさい」、「もっともっと深く考えなさい」と、指導における本来の目標を子どもに丸投げするだけでは実質的な読解力も速読力も備わりません。さらに、集団指導に携わっていた時代の当方自身の反省と教訓を踏まえ、子どもが「わかったつもり」になっただけで次々と学習メニューを流していくことの無いよう、また、指導する側にとっても「教えたつもり」になってそれで済ませてしまわないよう、子どもの理解度や獲得度をその都度よく把握し、それをその後の向上や結果にまでしっかりと反映させていくことに重点を置いて指導に取り組むことが大事だと考えています。


時間短縮のための訓練

 これまで当方が担当してきた生徒たちの話によると、「本文を通読していては問題を解く時間が無くなって当然だ。先に設問文を読み、それから本文の問われている箇所の前後を確認して解けば時間内に全て解決する」と指導している家庭教師や塾講師の方々が相当多くいらっしゃいます。あらためて言うまでもありませんが、作問者はそのように本文の内容を把握せずとも単純に解決するような「サービス問題」を主軸として常に作問しているわけではありませんし、このような安直な形式的手法で読解問題が解決するのなら国語の不得意な生徒や国語で悩む生徒は既に存在しないはずですが、現実にはそうなっていません。

 人間には訓練により技術や能力を向上させる力が本来備わっており、指導経験上、的確な方法と継続的な訓練によれば通読時間を短縮させ、制限時間内での問題の全面解決が可能である断言します。にもかかわらず、はじめからそうした人間に備わった当然の能力を前提としない形式的処理にばかり注力する本末転倒の手法に頼っていれば、本質的な読解力や思考力、記述力を身に付けることなく、さらに、迅速かつ的確な問題解決を行う能力を身に付けることなく入試本番を迎えるリスクをいっそう高めてしまうことでしょう。

本質的学習について

 国語の得意な子は、一つの文章の内容を「多面的・立体的・巨視的」にとらえる視点と検討力を備えており、自らが得た多くの情報を総合的に把握し、それをもとに的確な判断や情報処理を素早く行うことができます。それに対し、国語が得意でない子の場合、そのような能力が未発達であり、文章の内容を「一面的・平面的・近視眼的」にしかとらえることができません。ただ文面に直接表現されている事柄のみが自らが得た情報のほとんど全てであり、そのような一面的、断片的な情報のみを判断の根拠としてしまいがちです。そのため、思考内容が不明確であったり、状況によって判断に「揺れ」が起きたり、あるいは、感覚的な判断に依存したり、駆使しきれない小手先のテクニックに走ったりして、いつまでも本来の読解力が備わらず、問題処理力も身につかないといった状況から抜け出せないでいます。「本文を通読していては時間が無くなって当然だ。設問文で問われている箇所の前後数行で判断せよ」、「選択肢の説明文は前半を棒線で消し、後半、もしくは文末に書かれてある内容によって決定せよ」などといった「小手先テクニック」や「その場限りの後付けテクニック」による指導、あるいは、逆算的視点の無い、無政策で形式的な単発的授業の単純な連続といったものが、子どもたちの本質的な国語力の育成においてどれだけ大きな阻害要因となっているかをあらためて認識する必要があります。

 精神面や情緒面での発達の度合い、意欲、共感性、読書量、語彙力、記憶力、思考力、想像力等のさまざまな要素もまた読解力に深く関与しており、それが現状において有利・不利の差を生んでいるとしても、現段階での実力や成績が中学入試本番での結果を決定づけているわけではありません。子どもの本質的な学力の育成には普段の本質的な学習の積み重ねが必要であり、中学受験に限らず、その後の子どもたちの人生においても大きな意味を持ってくるという点は認識しておいてよいでしょう。

絶対的対応力

 塾の課題処理や当座のテスト対策は、「学習の習慣づけ」、「当座の目標に向けての着実な取り組み」という意味では、子どもにとって大切な学習と言えます。しかしながら、「最終ゴールがまったく見えておらず、見通しも無いままどこへ向かっているのかが自分自身に認識されないままに突き進んでいる」といった状況にあっては、逆算的視点に欠けた単なる弥縫策(びほうさく:一時逃れに取り繕い、その場の間に合わせとする方策)に陥ってしまいかねません。

 また、中学入試においては、模試の成績や志望する中学校の入試過去問題の出来が一定水準を超えていながら、入試本番であえなく転覆してしまうという事例は、現実には少なくありません。そこで、志望する中学校の入試本番において、「いかなる問題に当たっても解決できる力の育成」、「得点的に余裕で水準を突破する」ための「絶対的な対応力の育成」という視点での指導が重要になってきます。

 「絶対的な対応力」は、カリキュラムに沿って塾の教材を無難に消化するだけ、あるいは、志望する中学校の入試過去問題を無難に消化してゆくだけでは備わりません。模試の成績を維持するためだけの対策を延々と継続しているだけでも備わりません。子どもたちの「対応力」は、学習状況や精神的成長に伴って日々変化します。そこで、入試本番での対応力不足による転覆を招かぬよう、常に最終ゴールを見据えたうえで、逆算的視点に基づき、子どもの習熟度や対応力の変化を把握し、見通しを立て、その時点その時点で最も必要な教材を判断、選択し、対応力を最大限に引き上げていく指導に重点を置いて取り組んでいます。

「根拠記述ノート(復習ノート)」と「添削指導」

根拠記述ノート(復習ノート)」について
 当方が集団指導を行っていた時代のある時期(1990年代後半)、「生徒がどの程度授業内容を理解したかを確認する」、「復習の習慣づけ」、「分析力の育成」、「論理構成の練習」、「表現力の育成」、「記述説明力の育成」といった点を主眼とし、授業で扱った教材(問題)について、「その答えがなぜそうなるのか」という「解答の根拠・解法」を一問一問ノートに記述させる「根拠記述ノート」の作成と提出を生徒に義務づけていたことがありました。一方向的になりがちな集団指導の弱点をわずかでも補完する狙い、また、子どもの学習の完結、読解学習と分析学習とによる相乗効果といった意味合いにおいても、これは有効な学習法の一つと言えます。ただ、分量、仕上げ具合、進捗具合等によっても変わりますが、この作業一回につき、子どもは概ね1~2時間を充てている場合が多いようで、そのため、6学年の秋以降に加わってくる日曜日の特訓授業や、志望校の入試過去問題の演習、復習といった新たな学習メニューにより、「ノート提出そのものが目的化し、形式的作業に陥る」だけにとどまらず、「各教科間の学習のバランス」が取れなくなる危険が生じてきます。

 経験上、秋以降は、時期や生徒個々の状況により「4教科間の学習バランス」や「学習メニューの配分」等を勘案しつつ、「うまく調整を入れながら」受験学習に取り組む必要性が高まりますが、にもかかわらず、いくら有効な学習法であっても、時期や状況を度外視して特定の学習メニューに必要以上に時間を割くような「偏り」が生じることで、却ってそれが「受験そのものの失敗を招く一因」となるような本末転倒を招いてしまいかねません。

 集団指導に携わる先生と、生徒一人ひとりを個別に指導する先生との間には、往々にして指導感覚や指導方法にズレや乖離があるため、現在集団指導においてこのような一律な指導を受けられている場合には、方向性も定まらぬままに知らず知らず「本末転倒の取り組み」に陥ってしまってはいないか、「学習態勢や学習メニューの見直し」をも含め、「調整」という観点で、課題メニューについて一度よく検討されてみることをお勧めいたします。


入試過去問題の「添削指導」について
 これも集団指導に携わっていた時代の当方自身の反省を踏まえた経験として断言できますが、生徒が志望校の入試過去問題を演習した後に、ノート提出により担当の先生から「添削指導」を受けても、特に記述解答については「納得のいく水準での仕上がり」を期待するのはほぼ不可能です。例年、受験間際の12月以降に指導の依頼を受ける生徒がいますが、例えば塾のトップクラスに在籍し、御三家中学を狙う生徒の記述答案であってさえ、その時期にしては中途半端な出来や不十分な水準に驚かされることがしばしばあります。

 集団指導を担う先生としては、時間的制約、体力的負担が大きい中にあってさえ、できる限り生徒たちの力になりたいという熱意の現れでもありますが、残念ながら、結果的には先生の自己満足の域を出ていないというのが実情です。添削指導を受ける以上は、先生と生徒との間での「ノートの形式的なやりとり」、あるいは、生徒にとっては「ノート提出そのものが目的化」してしまうといったことにならないよう、例えば重要な問題に限定してでも、担当の先生のもとへ直接質問に出向き、互いの意思疎通によって両者が納得いく水準にまで答案を仕上げ、そこで獲得されたものを一つひとつ積み上げながら、入試本番での高い対応力へと繋げていけるような、実質的効果のある取り組み方が必要です。塾の先生は生徒達からの質問を待ってくれています。遠慮せず、塾の先生を徹底的に利用してください

お子様が早稲田アカデミーに通われている保護者様へ

早稲田アカデミー、あるいは理系の先生が運営されている地域塾等に通っている生徒さんやその保護者様から例年同じ相談を受けるのですが、当該塾では「制限時間内に問題を解き終えるためには本文を通読していては間に合わなくて当然だ。先に設問文に目を通し、問われている箇所の前後数行を読んで解答を決めなさい」と指導されるとのことです。さらにまた、秋の保護者会や面談等で、国語科の主導的立場にある方や教室責任者からさえ、「この時期になって国語の成績が伸びなければもう伸びることはない。国語は捨てて算数に注力させるように」と一律に指示されるとのことです。

 入試本番に向けて、読解や記述の訓練、時間短縮のための訓練、精度向上のための訓練等を通して「国語はできて当たり前」という水準にまで学力を引き上げておかねばならないにもかかわらず、訓練を秋の段階で放棄させ、国語力に関して多くの不安要素を抱えたまま入試本番に突入させてしまうのはあまりに危険です。訓練期間については個人差があり、それまでにどれだけの土台が構築されているかにもよりますが、経験上、適切な訓練を積むことで子どもの「対応力向上」や「精度向上」、「問題解決の時間短縮」は可能であると断言します

 特に小学6年生の場合、年間を通してその変化を見ると、ものごとを「大人の視点」で客観的、かつ多角的に捉える力が大きく育ってくるのがまさに秋以降です。この時期から徐々に指導する側の私の手を離れてゆき、特に1月に入ると、子どもたちの思考力、総合力の向上、記述力や記述表現力の向上や完成度の高さに、当方自身が逆に驚かされるような変化もしばしば経験します。子どもたちの精神面での当たり前の変化、成長が、各種訓練との相乗作用によって読解力や問題処理力においても大きく反映してくるため、秋の時点での成績が受験結果の全てを決定しているわけではなく、むしろ秋からこそが子どもたちにとって本質的な実力を向上、強化させるうえで決定的に重要な期間となるとも断言します

 サピックス、四谷大塚、日能研等の学習塾では、非常勤講師(アルバイト)等ごく一部の先生が「本文は通読するな・秋から国語は伸びない・国語を捨てよ」と個人的に指示してしまうケースはありますが、中学受験国語の指導を専門とし、特に上位クラスを担当する講師がそのような指示を出すことは有り得ません。お子様が通われている塾でそのような指示を受けた場合には、即座にそれを信用し受け入れてしまうのではなく、まずは中学受験を専門とする学習塾のプロ講師やプロ家庭教師はどのように国語を指導しているか情報を集め、冷静、客観的に検討したうえでそうした指示への対処をされるとよいでしょう。

 以上についてご家庭側で問題や悩みを抱えていらっしゃる場合には、中学受験専門のプロ家庭教師、もしくは中学受験を専門とする学習塾や家庭教師派遣センター等に一度、直接相談されてみることをお勧めいたします。ただ、中学受験に携わるプロ家庭教師の中にも「本文の通読禁止」や「国語放棄」を指示される先生、あるいは「普遍性の無い単発テクニックの伝授」や「答え合わせをするだけ・先生が解説を読み上げるだけ」といった非本質型の授業を行っている先生が多数いらっしゃいますので、その点は予めお含み置きください。

 「子どもたちへの新たな視点の付与」という意味では小手先テクニックもまた全面否定されるものではありませんし、本文を通読せずとも問われている箇所の前後数行を確認するだけで解決できる水準の問題が出題されるケースが実際に無いわけではありません。しかし、一面的で限定的な対処法を一つ身に付けるだけでは対応力不足により入試本番で転覆する危険性を著しく高めてしまうと言えましょう。精神面での成長の度合い、土台の構築度、テクニックを駆使できる素地等、「生徒個々の状況」に応じ、さまざまな要素を総合的に勘案したうえで、特に小学生は「その子にとって最もふさわしい学習法」を選ぶ必要があります。

提携家庭教師のご案内


個人的に交流があり、誠実で信頼のおける実力派プロ家庭教師のご案内です。是非ご相談くださいませ!
中学受験専門 国語/社会 プロ家庭教師:西村 卓也先生(国語・社会)
のびのび学習 久保田塾:久保田 實先生(算数・理科・国語)
大学受験・高校受験・中学受験:福田 貴日先生(指導教科についてはご相談ください)