中学受験専門 国語プロ家庭教師(東京23区・千葉北西部)

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■中学受験 学習用資料

音読みと訓読みの区別がつきにくい漢字

・ 漢字は中国の文字ですが、日本に伝えられて、そのまま使われているのではありません。例えば、「山(サン)」、「川(セン)」のような中国読み(音読み)のほかに、「山(やま)」、「川(かわ)」というような日本読み(訓読み)があります。
・一般に、「山(やま)」、「川(かわ)」等のように「読み方により意味がわかる」場合は「訓読み」、「山(サン)」や「川(セン)」等のように「読み方だけではその意味が特定できない」場合は「音読み」として区別します。「サン」という読み方をする漢字には「三、算、産、参、散…」と多数あり、それだけではどの意味を差すか特定できないので、「サン」という読み方は音読みとなります。
・赤字のものは基本としてしっかりと覚えておこう。

①発音を聞くと意味がわかるので訓読みと思いやすいが、実は音読み、という漢字の例。 絵(エ)・駅(エキ)・肉(ニク)・服(フク)・客(キャク)・本(ホン)・陸(リク)・鉄(テツ)・図(ズ)・席(セキ)・線(セン)・愛(アイ)・胃(イ)・円(エン)・王(オウ)・金(キン)・銀(ギン)・図(ズ)・茶(チャ)・兵(ヘイ)・役(ヤク)・など

※ 例えば、「肉が好き」のように文で出題されると、「食べる肉のことだ」と文脈から意味が特定される。「読んでみて意味のわかる読み方は訓読み」という区別の仕方にしたがって、生徒は「ニク」という読み方を訓読みであると捉え違いをしてしまう。
②発音だけでは意味がよくわからないので音読みと思いやすいが、実は訓読み、という漢字の例。   野(の)・場(ば)・日(ひ)・間(ま)・馬(ま)・音(ね)・家(や)・屋(や)・身(み)・相(あい)・粉(こ)・路(じ)・千(ち)・血(ち)・菜(な)・荷(に)・根(ね)・辺(べ)・真(ま)・実(み)・世(よ)・代(よ)・夜(よ)など


国字(和字) :日本で作られた漢字
・峠(とうげ)・働く(はたら-く)・辻(つじ)・畑(はたけ)・笹(ささ)