2005年12月　 滋賀県坂田郡山東町　伊吹山のふもとにある 三島池の90％が結氷しました

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60年ぶりの大雪に見舞われ 三万六千平方メートルもある池の90％が結氷しました 石灯篭の手前の水深の深い場所だけが わずかに池として残っています

わずかに残った池ではカモ達が 野犬や猫や狸などの外敵から身を守るため 「カモだまり｣と呼ばれる行動をとっていました 氷と水の境目にカモが並び、氷上を渡ってくる外敵に備えているのです どのカモがどうやって指揮しているのでしょう すごいですねえ

2週間後、気になって三島池へ行ってみました 残された池の右半分も結氷して、池がとても小さくなり 池全体を埋める形でカモが寄り添っていました 20円で売っていた食パンの耳はなく 変わりに土手に玄米が置いてありました カモたちはそこにえさがあることを知っているらしく 集団で行こうとするのですが(人間に対しても)用心深くて 食べに行くことが出来ませんでした 池と土手とが氷で閉ざされてしまった為、歩いて行かなくてはならないのです そうこうするうちに伊吹山に夕日が当たり始めました ・・・4時半、カモは動かなくなりました・・・おやすみなさい・・・
明朝、早くに、たくさん食べてね！

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