NAUGHTY製作解説


● 制作を始める前に
本機は柔らかいEPPを素材としているため、カッター、ハサミ、サンドペーパー等の一般的な工具に加え、
正確に、かつ丈夫に機体を完成させるため下記の工作補助材を使用します。制作を始める前に用意して下さい。

・ヒノキ角棒    :厚さ3〜5o、幅8〜10o程度、長さ900o  4本
・目玉クリップ   :口の開きが20o以上の大型の物、6個以上
・L字形アルミ型材:断面のサイズが20×40、30×30程度の物、長さ900o以上 (2本あると便利) 
・割り箸等     :長さ25p程度、曲がりの無い角棒なら何でも可、4本以上
・縫い針と木綿糸 :補強に使用します。糸は白、黒2色あると良いでしょう。
・シールの台紙  :バッテリークレードルの製作に使用します。ビデオのラベル程度の面積


!!!注意!!!
各部の接着にスコッチ3M強力接着剤プラスチック用(以下3Mとします)を多用しますが、
溶剤を含んでいますので接着剤の説明書を良くお読みになり、特に換気には充分注意して御使用下さい。

上は取説の冒頭に使ったテキストです。用意して頂く物は特に高価では無い物が多いんですが、
L字形アルミ型材は1本2000円程度します。
しかし、これはプランク構造の主翼を作る上では必需品です。
お持ちで無い場合は買って頂くなり、持っている方に拝借するなり、
家にある物で何か他の使い勝手の良い物を探すなりして下さい。

それと3Mの接着剤の溶剤は本当に強力な物の様です。重ねて換気には充分ご注意を!


1.飛行までに必要な物
2.主翼の製作
3.動翼、及び水平安定板の工作
  ・動翼先端のテーパ加工
  ・PP製パーツ(ホーン)製作
4.胴体の組立 
5.機体全体の組立 
  ・バッテリークレードルの製作
  ・マウントのカーボン補強 
6.メカ積み、リンケージ
2004 11 6 New!



・各ぺージのテキスト中、青い色にしてあるのは
 取説に収録しているテキストです。
・各ページの写真や図をクリックすると大きな写真、図が開きます。
 ブラウザの機能を使って元のページに戻って下さい。



●キット付属のカーボンシートについて
キットに入っているカーボンは長さ70pの1枚物のシートです。
シートを幅4oに裂いて7本取れる寸法になっていますが、あまり余分がありません。
下手な切り方をすると不足してしまいますので、こちらを参考にして切って下さい。
カーボンの切り方見取り表 (エクセルのファイルです)
*余りは修理の時に使えます。大事に取っておくとヒジョ〜に重宝します(^^;)

●モーターマウントの型紙
墜落してモーターマウントを破損してしまった場合のために
モーターマウントの型紙をUPしておきます。
PDFファイルになっていますので、プリンターでプリントアウトした物を
そのまま利用出来るはずです。
モーターマウント型紙


NAUGHTYはEPP機ですが、
今までのEPP機のネガティブなイメージ、すなわち
「舵の入りが曖昧で操縦性が今一つ」
「無風のインドアでは良く飛んでも風の吹くアウトドアでは...」
そんなイメージを覆す性能を持つ機体に仕上がっています。
これは従来のEPP機より機体強度を格段にUPさせて実現した性能ですが、
強度UPには機体構造だけでなく、
製作工程でも独特のノウハウを多用する必要がありました。
そのためキットの取説もカトちゃんが書いています。
本来、図のみではなく写真も多用した取説としたかったのですが...
カラー印刷、写真100枚以上の取説をキットに付けるのは
コストを考えると絶対にムリ、です!(^^;)
そこで、取説の方は
「工作に自信の有る方、EPP機を1機でも作った事の有る方」
を基準に作成し、バルサキットを製作した経験があるくらいの技術を持った方ならば
現物を片手に丁寧に読んで頂けば理解出来る程度の内容に留めてあります。
そこで本来、一番書きたかった製作上の細かいノウハウなど
取説に書き足りなかった部分はHPでご紹介する事にしました。
写真を多用してテキストもテンコ盛りで解説していますので
こちらを見て頂ければ...

多分、

   どなた、でも...
(?)

NAUGHTYの製作が可能になるんじゃないかなァ〜...と思います。
(チト、自信無かったりして...(^^;) )

なお、「NAUGHTY製作解説」のページに関しては
写真、図、テキスト、
その他全ての無断使用、直リンクを硬く禁じます。



これがNAUGHTYの取説1ページ目に収録してある全体図です。
CADで設計したからこそ、この様な図も用意出来ました。
製作を始める前にこの図をよ〜く見て、
全体の構造を頭に入れておいて下さい。
2004 11 11追記
上の全体図を更新しました。クリックすると新しい図が開きます。
更新内容はW5が番号飛びしていたのを改め、W5,W6の位置関係が解るように追記しています。
なお、製品版取説の方も2nd ロットから図を上の図に改め誤字等を訂正したものになります。


製作解説ページには写真と取説に使った図を入れています。
写真も図もクリックすると大きくなりますが、
図の方はtiff形式のファイルとしています。
PCの設定によってはクリックしても大きい図が開かない場合がありますので
その場合は一度ファイルを保存してウインドウズのアクセサリに入っている
イメージングを使って開いて下さい。


なお、取説中の図を拡大コピーしても正しい型紙にはなりません。
(平板状の物を曲げたりして立体にすると投影形状が変わります)
NAUGHTYの各部品はCADを駆使してそこまで計算して作っています。
(ちなみにカトちゃんは本業がCADを使った設計なのです。
NAUGHTYは「本業のレベル」でこだわった仕事をしちゃったワケですね...)
その作図精度があればこそ、設計データを100%生かせる製造方法として
レーザーカットを採用して頂けたワケです。
「マニアがマニアに配布する」という趣旨での販売ですが
ここまでマニアックにこだわったキットは世界中でも希でしょうねェ...(^^;)
カトちゃんのワガママに最後まで付き合って下さった
コニー田中氏には本当に感謝!