NAUGHTY製作解説
動翼先端のテーパ加工


用意する物
・φ3.5oのピアノ線、長さ50p以上 1本
・φ1.4〜1.6oのピアノ線、長さ50p以上 1本
・長さ60p以上の物差し
・新品のカッターの刃、山ほど!(10本以上要るかと...(^^;) )
・マスキングテープ、PPテープ等
・失敗した時のために厚さ5oの45倍発泡EPPが必要、デス!


まず、削る寸法ですが、幅15o、片側厚さ1.5oほど削ります。
物差しを動翼先端からどれだけ離して置けば良いのかは
ご自分で作図なり計算なりして検討して下さい!
この段階でくじけるぐらいでしたら、まず成功はムリかと思いま
すのでカトちゃん、敢えて厳しく突き放します!
まず、先に削る面は比較的簡単。先端に3.5oのピアノ線を
当てて、ズレない様に動翼もピアノ線も物差しもテープで固定して
から作業にかかります。金差しを使う場合、目盛りの無い面を
当て面に使わないと目盛りの溝に引っかかるだけで簡単に失敗
します!
刃物が面を削るのに一番適した角度は22度くらい、一旦刃先が
EPPに入ってきれいに刃が進み始めたら、その刃先の角度が
変わらない様に指先を刃の背に当てて、指先とカッターの刃で
カンナを作るつもりで刃の角度を安定させ、ホンの少し刃を引き
ながら少しずつ削って行きます!
片手で写真を撮ってるので左手、映ってませんが、EPPが浮き
上がらない様に左手で刃の先1pくらいの所を押さえながら作業
します。
コレ、エレベータを削った切りカスです。
このレベルで切れないと、動翼先端がうねったりして出来上がっ
たらそれだけで充分、性能悪くなります!
出来が悪いと操縦性が良くなるどころか...
メチャクチャにリスクが高いんです。

ここまで読んで、やるかどうか迷ってる方は部品を削る前に
端材を使って試してみて下さい。
コツがつかめれば出来ますが、このコツってやつだけは...(-_-;)
どう書けば良いのかカトちゃん、ワカリマセンm(_ _)m
魚を三枚におろせて、オサシミが引ける人なら出来ると思います。
片面削ったら、反対側にかかります。
1.5o削ったワケですから1.5oのピアノ線を削った先端の下に
敷いて、押さえが効くようにしておきます。
(1.5oはなかなか売っていないので、1.4o、または1.6oで
代用しても良いと思います。
後は先に削った側と同じ要領です。
3.5oのピアノ線と物差しに刃を当てて削って行きますが
先端が薄くなって強度が落ちてヘナヘナになってる分、
難易度は倍以上になってます!
カトちゃんも2機作って5枚中3枚、失敗しました(T_T)(T_T)(T_T)
3型もよ〜てぃも、意地で完成させたみたいなモンです...
これが削り上がりの状態デス!
苦労が滲んでおります(T_T)ノ
どなたか、この加工を簡単に成功させる方法があったら
アドバイス、下さい!!!m(_ _)m

あ、それと
PPテープを貼って圧着させる時は、オモリにする本を開いて
本の中に挟み込んで、テーパー部分もしっかり圧着させて下さい。



この加工、完成して動翼をテーパ仕上げにした方、

どうぞ、


「NAUGHTY THE MIGHTY!」

を名乗って下さい!


 
ちなみにコレ、マンガ
「鉄腕バーディ (BIRDY THE MIGHTY)」
のパクリです...
ファン、なもので...
m(_ _)m