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インターネットサービスの種類と契約の仕組み

 まずは簡単に、インターネットサービスの種類と契約の仕組みをご説明します。これを理解しておけば、スムーズに手続きがすすめられ、「けっきょく自分はどこの何を契約したの?」ということも無くなります。

 余談ですが、インターネットは目で見て確かめられるサービスではないのと、回線とプロバイダが別々といった、少し複雑な契約もあるため、プロバイダでのテレオペ時代には、「何か契約したと思うが、自分はいったい、何を使っているのか?」といった問い合わせもよくありました。

 また、「毎月お宅の会社から料金が引かれているが、これは何?」とか、「インターネットはNTTと契約しているのに、お宅から請求書が届く。どういうこと?」なんて問い合わせも。

 これは、お客様の理解不足、勘違いの場合もあれば、本当に不要なインターネット契約をしてしまっていたり、以前の契約を解約しておらず、二重で料金を支払ってしまっていた、なんていう場合もあるのです。

 そういったことを防ぐためにも、まずは簡単に、インターネット接続と契約の仕組みを見てみましょう。

 インターネット(ホームページを見たり、電子メールをやり取りする)を始めるには、プロバイダと契約すればいいのよね・・・。と、多くのみなさんは、インターネットといえばプロバイダとの契約を思い浮かべるのではないでしょうか。

 確かに、プロバイダが、世界中のネットワークとの橋渡し役になるので、インターネットに接続するためには、プロバイダとの契約は必要です。

 でも、プロバイダと契約しただけでは、インターネットはつながりません。自宅(またはインターネットを使う場所)から、契約プロバイダまでを結ぶための「回線」も用意(契約)する必要があるのです。

 または逆に、「回線」の部分だけ契約すれば、プロバイダに加入しなくても、インターネットに接続できるというサービスもあります。

 そして、最近では、この回線とプロバイダがセットになったサービスも増え、回線を意識しなくても、インターネットが開通して、使えるようになることも多いです。

 ですが、普及が広まっているNTTのフレッツ光サービスなどは、回線とプロバイダが別々の契約になるため、注意が必要です。

 ここで、インターネットサービス別に、ざっくりと、サービス内容および、回線とプロバイダとの関連をご説明したいと思います。この構造を簡単に理解しておけば、インターネットサービス契約時にもスムーズに話が進められ、無用なトラブルに陥ってしまうこともないでしょう。

 下記のサービス別に説明をしていますが、時代の流れとしては、1990年代にはダイアルアップ、ISDNが、2000年代からはADSLが主流となり、現在は光サービスが主役になりつつあります。

 一方、ライフスタイルによって、モバイル通信や、ケーブルテレビを選択する方がいたり、中には、スマートフォンや携帯電話だけで十分、パソコンでのインターネットは要らないという方もいるのが現状です。

賃貸住宅目線でアドバイス

 インターネットのサービスによっては、近くの電柱から回線を部屋の中に引き込むという工事をしなくてはならず、大家さんから工事許可をいただけない場合があります。ここでは、どの接続方式が工事不要なのか等もご紹介していますので、事前に確認してみましょう。

インターネットサービスの種類と契約の仕組み−もくじ

● ダイアルアップ接続

● ADSL接続

● 光サービスでの接続

● インターネットマンションでの接続

● ケーブルテレビのインターネット接続

● モバイルでの接続

● 公衆無線LANルでの接続

● 無線LAN接続って?