親睦旅行2012 (六甲山と花鳥園)             2012.4

 今年度の総会も終わり、2012年度の合唱団がスタートした。この旅行はかって1泊旅行もしたようですが、このところしばらくは日帰り旅行になっているようで、初めてとか、久しぶりに六甲山に行く者もいるようです。
 淡路SAで姫路からの2名が乗車して25名で、六甲高山植物園に着いたのが10:40頃でした。800mを越える高さにあるということで、車外に出ると、少しひんやりしている。
 入園してすぐ我々を迎えてくれたのが、湿原の春先に咲くミズバショウです。純白の仏炎苞(葉の変形したもの)とそれに包まれるように中心にうす黄緑色の花穂があり、薄緑の葉をともに黒い湿地のなかから顔を出して群生している。♪夏が来れば思い出すーーー♪のうたが思い出されて、ここで可憐なミズバショウが見られるとは思ってもいなかったので驚いた。
 つぎに、薄紅色のカタクリの花があちらこちらで群がって下向きにうつむいたような感じで咲いている。これもはじめてカメラに収めた。その他ロックガーデンもあり、いろいろな花を見て廻った。数ヶ月するともっともっと花が見られるだろうと思いながら園内を1時間ほど歩いていた。
 「六甲枝垂れ」という展望台から檜の枝のフレーム越しに海の方を展望した。建物入り口にある「棚田を模した水面の展望所」で記念撮影。
 六甲山ホテルで遠くの海を展望しながらランチをとる。ワインも追加注文して豪華なフランス料理?を堪能した。デザートの酸味のあるアイスクリームが口の中をさわやかにしてくれる。
 オルゴールミュージアムではアンティーク・オルゴール等の自動演奏のミニコンサートを聴いたり、手回しのオルガンを実際にまわして演奏することにも挑戦してワルツの曲?を楽しんだ。回し方が早かったり遅かったりすると曲の感じが失われてしまうので、等速でまわすのがなかなか難しかった。厚紙に穴を開けたものが読み込まれていって音が出ているのが不思議でしたが、暖かい響きで、懐かしい音に聞こえました。アナログの音の揺らぎがいいのかも。途中で交代したOさんが、愉快に演奏して、周りで聴いている人の笑いを誘った。
 「神戸花鳥園」では入園したすぐのところに、フクロウが迎えてくれ、置物のごとく、じっと止まってこちらを向いている、いろいろな顔のフクロウは愛嬌があった。ほかに、インコやサイチョウや水鳥などを間近で見ることが出来た。天井からぶら下がる新鮮な花の鮮やかさには目を見張るものがあった。大きなバラの花のようなベゴニヤやスイレン池の花をバックに団員みんなで記念写真を撮ったり取られたりしながらゆったりとした時間を過ごすことが出来た。日常ではないパラダイスで遊ぶような至福の時を演出してくれました。これだけたくさんの花を、花殻なく見せることは大変だろうなあと管理の苦労を思ったりもした。
 今にも降り出しそうな雨にも遭うことなく、のんびりと観光ができ、また、皆といろいろな話が出来、楽しい一日でした。余談ですが、入園料などがシルバー料金で、割引の恩恵にあずかりました。

 暑い日が続いていますが、涼しいところで、おいしいそばを食べに行く計画が出来た。Uさんが行ったことがあって、「それはおいしかった!」ということでそれでは行こうということになった。
 その「時屋」は愛媛県西条市から車で国道194号を南に走り、1700mくらいの寒風山と伊予富士の間を寒風山トンネルで越えた高知県側に位置する。800mくらいの山の緑の木々と、谷からの川風を求めて涼むのもよし。
 しかし、大雨や、スケジュールの都合で延び延びになっていった。しびれが切れたのか、Hさんは、ご夫婦で思いついた日に、決行して、そばを食べてきたという。「下見してきたのですか。」、「仲がいいですねえ」 と冷やかされながらも、「おいしかった!!」と。
 当日、車3台で行く予定が、2人が集合時刻に来られず、車2台に乗り換えて出発した。現職の時、新居浜市で勤務したことのあるKさんが運転したので、私は助手席に座ることになった。
 途中、新居浜ICで高速を下り、「マイントピア別子」へ寄った。「マイントピア別子」と彫った緑色の変成岩と「カノコユリ」に迎えられて建物に入る。「坑道など見学すると50分くらいはかかる」と言われ、休憩するのみとなった。ハプニングは、アンケートに呼び止められたこと。「どちらから、年齢は、何名で、目的は、予算は、愛媛県は何回目・・・」など多くの項目を答えた。おかげで、愛媛県産の「ポンジュース」を1本頂きました。なにか徳をした気分。「出発するよ。」と、アンケートをせかされ、後から慌てて車に戻る。アンケートは役に立ったかなあ?
 長〜い寒風山トンネルを抜けるとそこは高知県。国道194号から看板を頼りに茂る木立jの中を数kmほど西に入ると、駐車場があって数台の車が止まっている。車をとめて、楓などの木立の茂る小径を谷の方に下ると、のれんが見えた。高度もあり、木立の日陰でもあり、そして数十m下の谷底には変成岩の川床に澄んだ水がながれ、涼しさを醸し出す。
 一枚板の卓の真ん中には可憐な薄紫色の野菊?が細長い透明なガラスの花器に生けられて、涼しそうで気持ちが和む。心地よい冷たい風が通り抜けていく。「紅葉の頃に来ると、いっそう美しいだろうなあ。」 と谷底の冷たそうな清水と木立の緑を眺めながら、建物の佇まいを楽しむ。
 注文をしてしばらく待っていると、そば粉で練った団子のような「そばがき」が運ばれてきた。初物である。一口一口、味を確かめながら口に運ぶ。素朴な味で、昔食べた乾燥したサツマイモの粉で作った団子を思い出させた。
 つぎに、「盛りそば」。今まで食べたそばよりは細く、そうめんのようにつながっている。(祖谷で食べた太めの祖谷そばが、ぶつ切れだったのを思い出させた) つけ汁の中に薬味の、ネギとおろし大根を入れ、お皿からつまんで浸したそばを口に入れると、ふわ〜と、そばの香りが口の中に広がっていくのがわかる。思わず、「ウワッ!おいしい!!」
 最後に、そば湯を飲んで、時屋を後にした。みんなの意見一致、「おいしかったね。」
 山奥の別世界のような涼しさから、「四国の命」の早明浦ダムを見学して山を下るとだんだんと暑さがが戻ってきた。大豊ICから高知道に入り高松道の、豊浜SAで小休止。応対してくれたのは高校生で、職場体験で、ウエイトレスの実習をしているようでした。

 今年の演奏会に向けて取り組んでいる千原英喜氏作曲の混声合唱組曲「あなたにあいたくて生まれてきた詩」 の演奏が、大阪の「いずみホール」で大阪混声合唱団の演奏会であることを「ハーモニー160号」で知った。「是非聴きたい」と言うことで、有志8名で聴きに行くことになった。早速チケットの、手配を仰せられた私は、お問い合わせ先に電話をしました。
 応対して頂いたのは、大阪混声合唱団の団長さんで、温かく対応して頂き、8枚のチケットを郵送していただきました。千原先生の曲は毎年演奏会で歌って、「千原ワールド」に、どっぷりとつかっておられることもなどもお話下さいました。
 7月8日、車2台に分乗して、慣れない阪神高速を走り、大阪城公園近くの「いずみホール」に着いたのは予定どおり開場1時間くらい前でした。どこかで昼食を取ろうと隣の「ホテルニューオータニ」のレストランに行ったが、あいにく、長い列が出るほど混雑していたのであきらめ、結局、コンビニの弁当を買って、その庭先ですますことになってしまった。
 チケットと指定席のチケットをを交換して入場。まず、ニュウイヤーコンサートで見る会場の様な装飾の施された豪華な会場とパイプオルガンに目を奪われた。
 演奏会では、ステージの構成と振り付け、入場のスマートさ、曲によってはリズミカルなスウィングや振り付け、パートのまとまった声など、素晴らしい演奏で感動しました。その感動をお互いに話し合って、私たちのステージを思いめぐらすと、・・・・・・・・・・。
 終わって、会場の係の方に、「素晴らしいホールですね。写真を取らせてください」 とお願いすると、OKして先ほど出たばかりの扉を開いて頂き、訪れた思い出に写真をパチリ。
 午後の演奏会だったので、20時前には高松まで帰ることが出来た。途中淡路SAのレストランでゆったりと休憩し、少し夕食には早かったが、昼食が十分でなかったので食事も取った。
 また一つ、すばらしい大阪混声合唱団(daikon)と出会えたことを大切にしたいと思っている。
  

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2012第15回記念コンサート              2012.10

 今年の総仕上げと言うべき、コンサートが盛会に終わりました。大阪などご遠方からご来場下さった皆様、お忙しい中、ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

 練習する曲や時間は,、ほとんどこのコンサートに向けて計画されている。集中練習、いつもの練習会場から離れて、ホールでのステージ練習、ユニフォームの準備、そして、ステージでの立ち位置や入退場練習、予行演習と言うべきゲネプロ、当日午前中の修正練習など過密と思えるようなスケジュールを経てコンサートに向かう。
 当日、楽譜を入れた手提げとユニフォームを入れたバッグを提げて、もう4回目にもなる同じコースで9:30集合の会場(アルファあなぶきホール)へ向かう。JR高松駅から会場まで、そんなに距離はないのだが、天気がよく、汗が出てきた。玉藻城の堀を眺めながら堀に沿ってゆっくりと歩いていると、魚の群れが泳ぎ、銀の鱗が光って見える。そんなとき、いままでに釣ったものより大きな「ワタリガニ」が歩いているのが見えてまた驚いた。
 午前中の練習では、ライトを浴びるためか、だんだんと暑くなって汗がながれ、めがねがずり落ちてしまう。練習後、弁当の昼食になり、楽屋に上がって開演までリラックス。(だんだん慣れて、緊張とリラックスする時をうまく使い分けられるようになってきた)
 開演前、ステージの袖から見えた客席は、満席に近い状態で、気持ちが引き締まって来る。
 オープニングは、”宇宙戦艦ヤマト” で「タカマツブラススタイル」金管楽器との共演で、午前中の練習が初めての音あわせであったが、よく歌えた。今までの録画映像を見ての反省から、今回は、下向きに楽譜の方を出来るだけ見ないで、顔を前に向けて歌うように意識した。
 第1部 近代日本名歌抄 信長貴冨氏編曲の6曲は練習の音取りに大変苦労した。”宵待草”の歌い始めの音がなかなかとれなかった。また、難しかった ”影を慕いて” は感情が入って思いの外たっぷりと歌えた。
 第2部 ソロの部分があって、ついついソリストの声に聞き惚れてしまう懐かしいロシア民謡とイタリア民謡。ソリストのボリュームたっぷりの甘い声に、メロディーに会場の皆さんも感激し、堪能されたことでしょう。
 第3部 千原英喜氏作曲の”あなたにあいたくて生まれてきた詩”より5曲。少しゆっくりと、たっぷりと、気持ちよく歌えた。4曲目の ”丁度よい” は、自分の歩んできた人生を振り返って悩む者に一つの考え方を指し示すような、シルバーエイジに丁度よいと思える、心に残る歌であった。
 そしてアンコールにはサプライズが用意されていた。 
 それは、朗読の入った合唱曲で、 ”宮沢賢治の最後の手紙” です。今年のNHK合唱コンクールで、高校の部の課題曲を作曲された千原英喜氏が、会場からステージに上がられて、曲のイメージの解説をしていただきました。そして、「・・・、高松が好きなんでね、・・・」と言われる作曲者本人の弾くピアノ伴奏で共演できたことです。また、楽譜にはなかったピアノソロの部分が一部即興で挿入されて、(ミュージックウェイバージョン?)が披露されたことです。
 作曲者のすばらしいピアノ伴奏で歌えるなんて!!! 
 合唱団員にとって、一生の思い出になるステージとなりました。(先生のピアノ演奏は、今年の2月に、兵庫県立芸術文化センターで行われたソプラノの千原睦子氏の伴奏者で共演されるのをお聴きしたことはありました。)
 恒例の来場者参加の ”大地讃頌” には昨年よりステージに上がって頂いた方は少ないようでしたが、十分なボリュームで歌えました。
 演奏会を終えて、来場者をお送りするために急いで会場出口に急ぐ。
 お会いできた何人かの知人から「よかったよ!」、「金管楽器の演奏やソロや作曲者のピアノが聴けたりして楽しい演奏会でしたよ。」といわれたり、思いもよらなかった方から「よろしくお伝え下さい」などのコメントをもらったりしてホットしている。
 反省会も終わり、JR高松駅から座席の向かい合っている懐かしい列車で、「ミニミニ列車の旅」をして帰宅したのは20時頃でしたが、充実した1日でした。
 さっそく持ち帰った会場での録音CDを聴いて、今日の演奏会を振り返りながら楽しんだ。指揮者のお話も自然で、楽しい会話になっていると思った。

コーヒーブレイク

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トロッコ列車

安藤勉テノール独唱会を聴きに行く             2012.11

 先日、わが団のテノールの1人として賛助いただいている安藤さんが4回目の独唱会を開催すると言うことで、明石市立西部市民会館へ団員や家族を含めて十数名で聴きに行った。 (数名は会場で合流) この演奏会については、神戸新聞明石版(11月9日 金)26面に、「年輪重ねなお輝いて」の見出しで練習に励む安藤さんの写真と共に紹介されていた。 
 私は定期便の高速バスとJRを利用して会場へ向かった。高松中央ICBから舞子まで神戸行きの高速バスで2時間、隣のTさん、Oさんと日常生活のことや、合唱のことなど、思いつくままにしゃべっていた。強風と雨に閉口しながらエスカレーターで2階まで降りて昼食を取った後、JR魚住駅まで沿線の様子を見ながら旅を楽しんだ。
 紅葉した桜の葉を踏みながら会場に向かう。会場近くに喫茶店を見つけ、おいしいコクのあるコーヒーを飲みながら時間を待つ。
 ホールは 500人くらい入れる規模で、もう半分くらいの席が埋まっていた。
 ステージにはピアノと大きな生け花と、大きな水彩画が置かれていて華やいだ雰囲気を醸し出していた。
 曲の間合いの安藤さんのお話によると、退職されて、66歳から本格的な歌の練習と絵画の勉強を始めたのだそうです。そして、その大きな絵は展覧会で入賞をした絵だそうです。歌を初めて18年で今回が4回目。お年も84歳なっておられるのですが、師事されている先生からは「まだ発展途中です」と言われたとか。発声には、腹部の筋力を使うだけでなく下半身にも力を意識して入れるとのことで、頭部、胸部に響きを持って行くとのことです。また、常日頃から体力トレーニングに励んでおられるようです。 
 日本の童謡や叙情歌やイタリアの歌曲などを原語で全曲暗譜で披露され、間合いでは曲の解説をされるという、一人で二役をこなしておられ、そのお話も楽しく聴いていました。安藤さんが、お話をするとき、マイクを通さずに話し始めることが何回かあり、ピアニストが、そっとお渡ししたり、ご自分でピアノの上から取ったりして話し始めることがありましたが、それで会場が緊張からほぐされて、和やかな雰囲気の中で演奏者を温かく見守っている演奏会であったと感じました。会場には同年代の方が多く聴きに来られてるかなという感じですが、安藤さんの歌声に元気を頂いておられるようでした。
 舞子の高速バスの停留場にはバスを待つ人の行列が50人を越えるほどになっていました。
それは、淡路や徳島方面に帰る人の様で、高速バスも次々と到着して、その列は何台かのバスに吸い込まれて、いなくなりました。常には考えもしなかったのですが今回、多くの人たちが日常茶飯事に高速バスを利用していることを、実感しました。高松行きの高速は雨風の中20分遅れで出発しましたが、着く頃には少し、遅れを取り戻していたようでした。
 

案内板              車道からのアプローチ    のれん

大阪混声合唱団演奏会を聴きに                 2012.7

・道に会う人

笑顔に会釈せり


龍馬脱藩の道をたずねて                 2012.3

 団員8人、車2台に分乗して高松中央ICを出発し、高松道、高知道、須崎道路を通って、「道の駅かわうその里須崎」に到着。国道197号で「道の駅ゆすはら」へ向かう。途中ピンク色の満開の彼岸桜や、尾根にそびえる風力発電の風車群を眺めた。天気は快晴で山はまだ落葉樹の葉はなく、♪春は名のみのーーー♪と歌いたくなるような、快い山の町の景色を楽しみながらのドライブとなりました。
 「道の駅ゆすはら」で、茅葺きの水車小屋と旅人をもてなすための「茶堂」を見たり、シイタケなど地元の産物を購入してから、Sさんが予約していた隣接する「雲の上のホテルのレストラン」で昼食を取ることになった。3月に改装したばかりとあって、木の床やテーブルや椅子が真新しく、木の暖かみがあり、窓全面がガラス張りで視界が開け、造られた水面と木々の緑が快く目に映る。香ばしく、おいしいあめごの塩焼きなど懐石料理を堪能して、一息入れてから檮原町役場を目指す。
 歴史資料館で龍馬の資料を見学して出たところで、たまたま、「どちらからおいでですか?」と声をかけてくれた人から「雲の上の町ゆすはら」のパンフレットを数冊頂き、脱藩の道の企画や、町おこしの様子を聴くことが出来た。なんと!!その方は脱藩の道のガイドで、パンフレットの表紙に武家姿で掲載されている有名人だった。ご案内ありがとうございました。また、時々合う人から「こんにちは」と声をかけられたり、道をたずねると、快く教えていただき、スムーズに目的地まで迷わず移動できた。見知らぬ旅人をお茶で接待したという茶堂が残っていることからもわかるように、心暖かい町だなあと感じるとともに、四国八十八カ所参りのお遍路さんを暖かく接待で迎える心と相通ずるものがあるのかなあと思った。
 6志士のひとりである旧掛橋和泉邸、旅人をもてなす藁葺きの化粧坂の茶堂をたずねた。この道を龍馬が歩いたと思いながら大河ドラマの「龍馬伝」を思い出していた。
 「維新の門」の龍馬を含め8人の銅像は、今にも動き出しそうなくらい迫力が感じられ、緑の山と青空を背景に浮き上がって前に動き出しそうなくらいだった。ここで記念写真をパチリ。
 国道から三嶋神社に通ずる檮原川に架かった神幸橋を通って脱藩の道を少したどった。杉
や檜や竹の茂る小径でした。きれいな水の檮原川には、時々、銀色の光をキラリと反射させて十数cmくらいの「ハヤ?」の群れがいた。
 まだまだ見学してみたいと思いながらも、国道197号を引き返し、中土佐町の大正市場で魚や土佐文旦を買って帰路についた。心温まるいい旅の一日でした。
UP

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天龍寺にて          二尊院にて  

紅葉いろいろ

格子のむこうの紅葉と保津川

松籟庵の豆腐料理

安藤さんの50号の水彩画

 「カナダのハロウインの飾り」

 カナダへ行かれたときに印象に残った、サトウカエデの林、木から出る樹液を受ける容器、樹液を濃縮する小屋などを描いています


京都嵐山の紅葉と豆腐料理                 2012.11

 今年の紅葉を、京都嵐山で見られたことは大変な感激でした。 それは、K大の合唱団の同級生の懇親会を京都で開いたからですが、幹事のKさんの計らいで早くから宿泊や豆腐料理を味わうことも含めて決まっていた。遠くは沖縄、東京を含め海外を除き、ほぼ全員9名の同級生が飛行機、新幹線、高速バスを使って、集まった。
 私は高速バスを利用して、京都駅の中央口の前に着いた。昼食を取るために、レストランのある11階へエスカレーターを利用して上がっていった。振り返ると転げ落ちそうなくらい急な傾斜で、少し緊張していた。物珍しさもあり、いろいろレストランをのぞいたのですが、どこも混雑している上に、時間のかかりそうなメニューのように思えて、嵐山に向かう列車の出発まであまり時間のないので、10階におり、「モンゴル風塩ラーメン」を食べ、プラットホームに向かった。
 ホームには次々と懐かしい顔が集まり、何年来の再会を喜び合った。近況を話したりしながら列車で、嵐山へ向かった。列車は外国からの観光客らしき人たちの姿もあり、混雑していた。
 ホテルに荷物を預け、幹事さんの案内で嵐山のお寺や紅葉を楽しむ散策に出かけた。
 天龍寺、竹林の道、二尊院、常寂光寺、落柿舎、清涼寺と廻りながら記念写真と紅葉をしっかりとカメラで撮影していった。人が動いている割には、静かな落ち着いた雰囲気が漂っていた。歩いている道には、タクシーや自家用車や観光客を乗せた人力車が行き交い、タクシーが立ち往生しているのを見ることもしばしばあった。
 ホテルでの懇親会では各人のお話や男声の4パートが集まったので、学生時代によく歌った合唱曲や学生歌、定番であった「遙かな友に」などを合唱して楽しんだ。
 2日目は、保津川下りをみんなで楽しんだ後、昼食を幹事のKさんが書画で関わりのある「松籟庵」で豆腐料理を頂いた。この建物は近衛文麿公の別邸であったというもので、嵐山公園の丘から保津川の方に木立の中を下った所に位置している。(保津川下りの着舟場の近く)
 ゆっくりとした時間の流れに、豆腐料理を堪能し、ふと気が付くと、帰りのバスや新幹線の予約の時刻が迫っていたので、記念写真を皆で撮ってもらって別れた。
 京都駅に着いた頃には、雨が降ったり止んだりしていた。あっという間の楽しい懇親会でした。

絵の入ったプログラム



もりそば                テーブルのお花     木々に囲まれたお店

時屋」のそばを食べにいこう                   2012.8


いずみホール               ホール2階               淡路SAにて

短歌のご紹介                           2012.6

龍馬脱藩の道をたずねたときに創られた短歌5首 投稿を頂きましたのでご紹介致します。詠み人は短歌の道を究められている我が団の指揮者の佐々木辰子さんです。

檮原


たかむろ

・脱藩の道に沿いゆく流れ疾し

遠き日龍馬の駆けりしごとく


しろがねの針のごとなる魚の影

檮原川は光に満てり




中に静まる
茶堂
に座し

風と水との対話ききをり


脱藩の志士八名の銅像は

今か
動かむ
勢ひもてり

こころ

龍馬を助けし精神は今も


 六甲枝垂れ                      オルゴールミュージアム               フクロウ

ミズバショウとリュウキンカ      カタクリ                 セイヨウオキナグサ     キクザキイチゲ 

六甲高山植物園にて

(神戸花鳥園にて)

化粧坂の茶堂           旧掛橋和泉邸前        

維新の門                              神幸橋と三嶋神社

三嶋神社付近